JPS5824937B2 - 電子線レジストの現像法 - Google Patents

電子線レジストの現像法

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JPS5824937B2
JPS5824937B2 JP13907177A JP13907177A JPS5824937B2 JP S5824937 B2 JPS5824937 B2 JP S5824937B2 JP 13907177 A JP13907177 A JP 13907177A JP 13907177 A JP13907177 A JP 13907177A JP S5824937 B2 JPS5824937 B2 JP S5824937B2
Authority
JP
Japan
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electron beam
beam resist
gas
developing
torr
Prior art date
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Expired
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JP13907177A
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English (en)
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JPS5471989A (en
Inventor
小宮啓義
板倉秀明
豊田裕康
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CHO ERU ESU AI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
CHO ERU ESU AI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子線レジストを低温ガスプラズマで現像する
方法に関し、さらに詳しくはポリアルキルメタクリレー
トおよび/またはその誘導体またはそれらの共重合体か
らなるポジ型の電子線レジストの現像法に関し、さらに
望ましくは、ポリメチルメタクリレート(poly m
ethyl methac−rylate ;以下P■
払ソ略す)および/またはその誘導体またはそれらの共
重合体であって通常ポジ型の性質を有する電子線レジス
トをアミン系化合物のガスを用いて、低温でガスプラズ
マ現像する方法に関する。
従来、電子線レジストの現像は被現像試料を現像液(主
に有機溶剤)に浸漬するか、または、これをスプレ法で
被現像試料表面に噴霧するいわゆるウェット・ケミカル
な方法がとられている。
例えばポジ型の電子線レジストとしてよく知られている
PMMAの現像は、メチルエチルケトン:イソプロビル
アルコール−7:3あるいはメチルイソブチルケトン:
イソプロビルアルコール−1:3等の混合有機溶剤が使
用されている。
しかし、このようなウェット・ケミカルによる現像法は
、主に、現像処理枚数に依存する現像液組成の変化や疲
労または現像液温度の変化による現像特性の変動等によ
り、再現性よくかつ精度よく微細パターンを現像するに
は問題があった。
さらに、化学薬品の使用は試料表面を汚染する恐れがあ
り、廃液処理・公害防止問題等とともに常に対策を考慮
しておく必要がある。
本発明では、このような従来のウェット・ケミカルによ
る現像法の欠点を除去し、処理された被現像試料表面も
非常に清浄で、大量に精度よく、かつ、容易に現像でき
る方法を提供するものである。
すなわち、本発明による低温ガスプラズマでの電子線レ
ジストの現像法は、被現像試料を一定の圧力に制御され
た清浄なガス雰囲気中に保持し、2つの電極間に高周波
電圧を印加して形成された高周波誘導のガスプラズマ中
に存在する活性な原子または分子と高分子である電子線
レジストとの化学反応を利用してガス状化合物にかえ、
現像・除去していくため、試料表面の汚染や廃液処理等
の問題はなく、さらに、再現性よく一度に大量かつ精度
よく現像できる利点をもっている。
以下、実施例により詳細に説明するが、本発明はその要
旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。
実施例 1 数平均分子量(Mn)が約50万のPMMAをキシレン
に溶解し、10%溶液を調製・電子線レジスト液とした
熱硝酸、希フッ酸液で表面処理し、清浄にした3“φシ
リコンウェハ上にスピナを用いて塗布、厚さ5000人
のPMMA膜を作成後150℃で30分間プリベーキン
グした。
次いで、電子ビーム露光装置内にセットし、60x10
0μm形状にlXl0’〜8x 10 ’C/criの
照射量で電子ビームを照射してプラズマ現像用試料とし
た。
最大出力500W、直径254 m7’m、長さ457
r11/fT1の円筒形プラズマ反応管を有するガスプ
ラズマ実験装置を用いて以下の工程にて現像を行った。
すなわち、試料をプラズマ反応管内にセットし、管内圧
力を0.1 toRR以下にした後、ジエチルアミンガ
スを導入して1 toRRに調整した。
周波数13.56 MHzで高周波電圧を印加し、出力
300Wでプラズマ反応管内に5分間低温ガスプラズマ
を発生させた。
一度、管内圧力を0.1tORR以下にしてから大気圧
に戻し、試料を取り出して顕微鏡検査をしたところ、溶
剤現像法とは逆に明瞭なPMMA画像が残し画像として
観察された。
実施例 2 実施例1と同じ方法で試料を作成し、ガスプラズマ反応
管内にセットした。
管内圧力を0.11ORR以下にした後エチレンジアミ
ンガスを導入して0.5toRRに調整、出力200W
で高周波電圧を印加して7分間低温のガスプラズマを発
生させた。
試料を顕微鏡検査したところ、実施例1と同じ効果が得
られていた。
実施例 3 Mn = 10万のPMMAをキシレンに溶解し、10
%溶液を調製して電子線レジスト液とした。
以下実施例1と同じ方法で試料を作成し、ガスプラズマ
反応管内にセット、管内圧力を0.11ORR以下にし
た後t−ブチルアミンガスを導入して0.5toRRに
調整した。
出力200Wで高周波電圧を印加し、6分間低温のガス
プラズマを発生させて現像処理を行った。
その結果を顕微鏡で検査したところ実施例1と同様、明
瞭なPMMA画像が観察された。
実施例 4 実施例3と同じ方法で試料を作成し、多数の小孔を有す
るアルミ製円筒が設置しであるガスプラズマ反応管内に
セットした。
管内圧力を0.1tORR以下にした後エチレンジアミ
ンガスを導入して0.5toRRにし、さらに、窒素ガ
スを0.2 tORR導入して管内合計圧力を0.71
ORHに調整した。
出力200Wで高周波電圧を印加し、ガスプラズマ反応
管内壁とアルミ製円筒管外壁間にプラズマを発生させた
17分間現像処理した後、プラズマ発生、エチレンジア
ミンガス、窒素ガス供給を停止し、一度管内圧力を0.
1tORR以下にしてから大気圧に戻して試料を取り出
した。
結果を顕微鏡検査したところ、実施例1と同じように、
明瞭なPMMA画像が得られた。
実施例 5 実施例3と同じ方法で試料を作成し、ガスプラズマ反応
管内にセット、管内圧力を0.11ORR以下にした後
アニリンガスを導入して0.4toRRに調整した。
以下実施例2と同じ方法で現像処理をおこない、顕微鏡
検査したところ、電子ビームを照射した部分にPMMA
画像が観察された。
実施例 6 実施例3と同じ方法で作成した試料をアルゴンガスをキ
ャリアにしてアニリンガスをガスプラズマ反応管内に導
入し、管内圧力を0.71ORHに調整した。
以下実施例5と同じ方法にて現像処理を行ったところ同
様な結果を得た。
以上詳述したように、本発明によればアミン系化合物の
ガスを用いてガスプラズマを発化させ、その中でポジ型
の電子線レジストを処理することにより明瞭な画像が得
られることは明らかである。
尚、アミン系化合物のうち、室温または100℃程度に
加温することにより適当なガス圧が得られるものは、前
記実施例から容易に判るように、ポジ型電子線レジスト
のガスプラズマ現像における現像様となる。
アミン系化合物ガスのガスプラズマ反応管内におけるガ
ス圧において、0.1toRR以下と低い場合には現像
効率が非常に悪くなり、逆に2 toRR以上と高い場
合には、現像効率をあげるためには高周波印加出力をあ
げなければならず、被現像物基板の温度上昇が問題とな
って現像精度などが悪くなる。
実施例ではPMMAを用いた結果しか記述しなかったが
、本発明はポリエチルメタクリレートやポリアルキルメ
タクリレートその他のポリアルキルメタクリレートおよ
び/またはそれらを主成分とする共重合体からなるポジ
型の電子線レジストに対しても有効である。
また、被現像物がX線レジストであっても、そのポリマ
機構が本発明記載の要旨内であれば、エネルギー照射線
源の波長の相違だけで、照射によるポリマ構造変化等に
は大きな違いはないので、自から本発明によるガスプラ
ズマ現像法が適用されることは明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板、ガラス基板またはこれら基板上の金属
    または金属酸化物薄膜上に、ポリアルキルメタクリレー
    トおよびその誘導体またはそれらの共重合体であって、
    通常ポジ型の性質を有する電子線レジストを塗布し、電
    子ビームを用いて所定のパターン形状を照射した後、こ
    れを少なくとも0、1 toRRの圧力のアミン系化合
    物のガス雰囲気中に浸し、低温のガスプラズマを発生さ
    昼て現象することを特徴とする電子線レジストの現像法
    。 2 ガス雰囲気は、窒素ガスまたは不活性ガスを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子線レジ
    ストの現像法。 3 不活性ガスは、アルゴンまたはヘリウムであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電子線レジス
    トの現像法。 4 ガス雰囲気の圧力は、0.3〜2 toRRである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項記載の
    電子線レジストの現像法。 ′5 被現像試料は、多数の小孔を有するアルミまた
    はSUS製の円筒内あるいは平板下に保持され、さらに
    、ガスプラズマ反応槽内に挿入されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第4項記載の電子線レジストの
    現像法。
JP13907177A 1977-11-18 1977-11-18 電子線レジストの現像法 Expired JPS5824937B2 (ja)

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JPS5471989A JPS5471989A (en) 1979-06-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57157241A (en) * 1981-03-25 1982-09-28 Oki Electric Ind Co Ltd Formation of resist material and its pattern
JPS5891632A (ja) * 1981-11-27 1983-05-31 Oki Electric Ind Co Ltd 微細パタ−ン形成方法
JPH0438662U (ja) * 1990-07-31 1992-03-31

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