JPS5824782B2 - デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ - Google Patents

デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ

Info

Publication number
JPS5824782B2
JPS5824782B2 JP50157316A JP15731675A JPS5824782B2 JP S5824782 B2 JPS5824782 B2 JP S5824782B2 JP 50157316 A JP50157316 A JP 50157316A JP 15731675 A JP15731675 A JP 15731675A JP S5824782 B2 JPS5824782 B2 JP S5824782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
photosensitive
compound
manufactured
intermediate layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50157316A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5282238A (en
Inventor
永安浩一
小木曽正一
樽見紀慶
田村明彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP50157316A priority Critical patent/JPS5824782B2/ja
Publication of JPS5282238A publication Critical patent/JPS5282238A/ja
Publication of JPS5824782B2 publication Critical patent/JPS5824782B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真用感光層の耐湿性及び耐久性を向上し
得る中間層を設けた電子写真用感光材料に関するもので
あり、特に硫化カドミウム系無機光導電体をバインダー
樹脂中に分散して作られるバインダー型電子写真用感光
層(以下感光層と称する)の電子写真性能を向上しうる
中間層を設けた電子写真用感光材料に関するものである
元来、電子写真用感光材料の中間層は電子写真性能に大
きな影響を与えるものであり、例えば感光層の帯電電位
、暗減衰、残留電位、感度、階調性、画質及び反復転写
型の電子写真複写機に用いたときの耐久性などに関係す
ることが犬であり、又耐摩耗性、耐コロナ性、接着性及
び耐湿性などの物理的特性にも関係するところが犬であ
り、又適度の導電性を有することが必要である。
従来前記電子写真性能及び物性を向上するため、例えば
カゼイン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセ
ルローズ、エチルセルローズ、酢酸ビニル又はこれらに
適度の導電性及び接着性を附与するためンリカ粉末、ク
レーなどの固形物質を分散したもの、第4級アンモニウ
ム塩基を有する高分子化合物などを用いた中間層が用い
られている。
ところが、前記様々の特性を実用上満足しつる中間層を
有する電子写真用感光材料、特に硫化カドミウム系光導
電体を用いるバインダー型電子写真用感光材料は見出さ
れていないのが現状である。
本発明の目的は機械的、電気的、熱的特性及び接着性、
耐湿性がすぐれており、かつ電子写真性能のすぐれた中
間層を有する電子写真用感光材料を提供することにある
又特に反復転写型電子写真複写機に用いたとき耐久性大
なる電子写真用感光材料を提供することにある。
前記の目的は電子写真用感光層と支持体との間にイソシ
アネート基を有する化合物と水酸基及び/又はアミノ基
及び第4級アンモニウム塩基を有する化合物とを含有す
る中間層を設けた電子写真用感光材料を用いることによ
り達成される。
即ち、本発明に係る中間層に用いられる化合物はイソシ
アネート基を有する化合物を水酸基及び/又はアミノ基
及び第4級アンモニウム塩基を有する化合物と反応せし
め架橋反応により網状構造体を形成せしめたものを用い
るため、従来用いられている電子写真用感光材料の中間
体のもつ特性の外に耐湿性及び機械的、電気的、熱的特
性のすぐれた中間体を有する電子写真用感光材料をうろ
ことができる。
又特に反復転写型電子写真複写機に用いたとき多数枚の
繰り返えし複写に耐えつるすぐれた性能を発揮しうる電
子写真用感光材料を提供することができる。
本発明に係る電子写真用感光材料に用いられる支持体と
しては、例えばアルミニウムもしくはステンレスなどの
金属板又は金属ドラム、これらの金属板又は金属ドラム
上にさらに導電性塗料を塗布したもの、ポリエチレン、
ポリアセテート、ポリエステルなどのフィルム上にアル
ミニウムなどの金属を蒸着又はラミネートしたもの、さ
らにはアルミニウムもしくは銀などの粉末を含有する塗
料を塗布して得られる導電性支持体が用いられる。
本発明においては好ましくは、ステンレスシート上に導
電性塗料を塗布したもの又はポリエステルフィルムに導
電性塗料を塗布したものが用いられる。
本発明に係る電子写真用感光材料に用いられる感光層は
、通常電子写真用に用いられる無機光導電体、例えば酸
化亜鉛、酸化チタン、酸化鉛、セレン、硫化カドミウム
、硫セレン化カドミウム、硫化亜鉛又はセレン化カドミ
ウムなどを例えばアクリル樹脂、アルキッド樹脂、シリ
コン樹脂、メラミン樹脂もしくはエポキシ樹脂などの熱
硬化型樹脂又はスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリ酢酸
ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリビニルブチラールもしく
はシリコン樹脂などの熱可塑性樹脂などの合成樹脂を、
例えばベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン又はテトラハ
イドロフランなどの有機溶剤に溶解して得られる溶液中
に混合分散して感光液を作成し、これを前記導電性支持
体上に本発明に係る中間層を介して乾燥後の膜厚が5〜
100μ好ましくは15〜50μ塗布加工して形成され
るものである。
本発明に係る中間層はインシアネート基を有する化合物
に対して、第4級アンモニウム塩基及び水酸基及び/又
はアミン基を有する化合物を反応せしめて得られる網状
構造の化合物4を主成分として含有するものである。
前記本発明に係るインシアネート基を有する化合物は公
知の市販品を用いればよく、好ましく用いられるものと
しては、例えば (1)ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネート 市販品としてはミリオネートMT(日本ポリウレタン社
製) (2) (1)の重合体であるポリイソシアネート市
販品としてはミリオネートMR(日本ポリウレタン社製
) (3)トルイジンイソシアネートとトリメチロールプロ
パンとの反応生成物 市販品としては、コロネートしく日本ポリウレタン社製
) (4)トリレンジイソシアネート との混合体 市販品としてはデスモジュールT(日本ポリウレタン社
製)及びハイレンTM(デュポン社製)(5)3.3’
−ジメチル−ジフェニル−4,4′−ジイソシアネート 市販品としてはハイレンM(デュポン社製)(6)3,
3’−ジメチル−ジフェニルメタン−4゜4′−ジイソ
シアネート 市販品としてはハイレンDMM(デュポン社製)(7)
メタフェニレンジイソシアネート 市販品としてはナフコネート(ナショナルアニリン社製
) (8)トリフェニルメタン−トリイソシアネート市販品
としてはデスモジコールR(日本ポリウレタン社製) (9)2.4−トリレン−ジイソシアネート市販品とし
てはデスモジュールT(日本ポリウレタン社製) (10)へキサメチレンジイソシアネートNC0(CH
2)60ON 市販品としては、デスモジュールH(日本ポリウレタン
社製) αυ ナフチレン−1,5−ジイソシアネート市販品と
しては、デスモジュール15(日本ポリウレタン社製) U) 1−インシアネート−6−N、N−ジカルボキ
シへキサメチレン−インシアネート−nヘキサン (13) 市阪品としては、デスモジュールN(日本
ポリウレタン社製) (13) その他バーノックD−750(犬日本イン
キ社製)等を挙げることができる。
次に本発明に係る水酸基及び/又はアミノ基及び第4級
アンモニウム塩基を有する化合物は水酸基及び/又はア
ミン基を有する化合物と第4級アンモニウム塩基を有す
る化合物とを反応せしめて形成される。
本発明に係る水酸基及び/又はアミン基を有する化合物
としては例えば、 等を挙げることができる。
本発明に係る第4級アンモニウム塩基を有する化合物と
しては、例えば 等を挙げることができる。
次に本発明に係る水酸基及び/又はアミン基及び第4級
アンモニウム塩基を有する代表的化合物を下記に示す。
但しn1t n2及びn3は各単量体の重合モル係を表
わす。
発明に係る水酸基及び/又はアミノ基及び第4級アンモ
ニウム塩基を有する化合物の市販品としては、 (13C)ニレコンドB−146(綜研化学社製)(1
4C)ニレコンドB−134D() 〃 (15C)ニレコンドB−144L() 〃 等がある。
前記本発明に係る水酸基及び/又はアミ7基及びび第4
級アンモニウム塩基を有する化合物の代表的合成例を下
記に示す。
合成例 1 (例示化合物(1c)の合成) 4−ビニルベンジル−トリメチルアンモニウムクロライ
ド6、4 g、アクリルアミド0.7 & zよびメチ
ルメタクリタート6.0.9をメタノール30m1に溶
かし、次いでアセトン30m1とAIBN(α。
d−アゾビスイソブチロニトリル)0.2.!li’を
加え耐圧瓶中50℃で24時間反応させた。
放冷後エーテル300m1中にゆっくり注入し固化させ
た後、減圧下で乾燥し、微黄褐色の固形物12.29を
得た。
1%水溶液の30℃における比粘度は4.31であった
合成例 2 (例示化合物(6c)の合成) トリメチル−β−メタクリロイロキシエチルアンモニウ
ムクロライド31.2.9.N−メチロールアクリルア
ミド0,3g、テトラフロロプロピルアクリレート55
.4gおよびAIBNl、Oをメタノール300m1に
溶かし、メチルエチルケトン100m1を加え、コンデ
ンサーを備え付けた1000rnlの四ツロフラスコに
移し60℃で7時間攪拌反応させた。
放冷後31のエーテル中に注入し固化させた後、減圧下
で乾燥し白色の固形物77.2 gを得た。
1係水溶液の30℃における比粘度は5.42であった
合成例 3 (例示化合物(llc)の合成) グリシジルメタクリレ−)142g、ピリジン塩酸塩1
15.5.!9、ベンジルアルコール260g及びハイ
ドロキノン0.19を室温で攪拌下に8時間反応せしめ
て均一な溶液を作成した。
その後この溶液を12時間室温に放置し、さらにエーテ
ルを加えて得られる結晶沈澱を集めアセトンで洗滌後メ
チルアルコールより再結晶し、下記構造の単量体を18
5I得た。
次に上記単量体と0−オキシスチレンを5=5の共重合
モル比で共重合せしめて目的の化合物を得た。
本発明に供る中間層はその電子写真性能を奏するために
は体積固有抵抗が104〜1011Ωぼの範囲にあるこ
とが好ましい。
従って中間層に用いられる前記本発明に係る化合物はこ
のような性能を奏するに必要な量の第4級アンモニウム
塩基を含むことが好ましい。
又前記水酸基及び/又はアミン基及び第4級アンモニウ
ム塩基をもつ化合物とインシアネート基をもつ化合物と
を混合して用いるときイソシアネート基をもつ化合物の
方を当量関係以上に混合して用いるのが望ましい。
又前記混合物はアセトン・メチルエチルケトン、ジメチ
ルフォルムアシド、テトラハイドロフラン等の溶剤を用
いるか又はこれらにメチルアルコール、エチルアルコー
ルなどの溶剤を加えた混合溶剤に溶解し、これを支持体
上に塗布加工して中間層を形成すればよい。
次に本発明を実施例により具体的に説明するがこれによ
り本発明の実施の態様が限定されるものではない。
実施例 1 下記処方の中間下引液を0.2 rnytt厚のアンミ
ニラム板上に乾燥後の膜厚が5μになるよう塗布乾燥し
、その後5日間放置して充分熟成を行い中間下別層を形
成した。
〔中間下引液〕
例示化合物(5c) 100重量部例示化合
物3) 7.5重量部をメチルエチ
ルケトン:メチルアルコールが9:1の混合溶剤に溶解
して樽られる10係の溶液。
次にこの中間層の上に下記処方の感光液を乾燥後の膜厚
が25μになるようワイヤーバーを用いる塗布方法によ
り塗布乾燥し、さらに130℃で30分間熱処理を行い
感光板を作成しこれを試料Aとした。
〔感光液処方〕
平均粒径1μの硫化カドミウム微結晶 10.0.9熱
硬化性アクリル樹脂ダイヤナール HR−116(三菱レーヨン社製固形分50係)6.0
gメラミン樹脂二カラツクMS−001 (玉料ケミカル社製固形分60%) 1.0gの混
合液を超音波分散器により混合分散して得られる分散液
又別に前記中間層の中間下引液の処方において例示化合
物(5c)の代りにポリビニルアルコールを用いた他は
試料と同様にして感光板を作成し、これを比較試料Bと
した。
又別に中間下引層を除いた他は試料Aと同様にして感光
板を作成し、これを比較試料Cとした。
これらの試料及び比較試料を磁気ブラシ現像装置を有す
る反覆転写式電子写真複写機に装着して、帯電圧−6K
V、室温30℃及び室内相対湿度80係雰囲気中で、毎
分20枚の速さでそれぞれ連続複写テストを行ったとこ
ろ試料感光板soo。
枚複写の時点においても画質及び階調性のすぐれた複写
画像を形成することができたが、比較試料を用いたとき
は3000枚の複写においてコロナ帯電による絶縁破壊
によると見られる白点が多数発生し、画像の荒れ及びコ
ントラストの低下が著しく複写の継続が不可能となった
実施例 2 下記処方の感光液を、最終工程で剥離されるもので仮支
持体として用いられる175μ厚のポリエステルフィル
ム上に乾燥後の膜厚が20μになるよう塗布加工して下
層感光層を形成した。
〔感光液処方〕
平均粒径1μの高感度硫化カドミウム 微結晶 10.09熱硬化
アクリル樹脂HR−116 (三菱レーヨン社製固形分50%) 6.0.?ブ
チルメラミン樹脂J−s20(犬日 本インキ社製固形分60係) o、s g
エポキシ樹脂エピコート#828(シ ェル石油化学社製) 0.8.9
FC−4300,08g 酢酸ブチル 71111の混
合物を超音波分散器により分散して得られる分散液。
さらに下層感光層の上に、FC−430を除いこ他は前
記感光液処方と同様にして作成した感光液や乾燥後の膜
厚が下層感光層を含めて30μになるより塗布加工し、
さらにこれを140℃で1時間熱処理を行い中間感光体
を作成した。
次にこの中間感光体上に下記処方の中間下引液を乾燥後
の膜厚が5μになるよう塗布乾燥して中間層を形成し、
これを100℃で1時間熱処理を行った。
〔中間下引液〕
例示化合物(12c) 100重量部例示化
合物(3) 9.5重量部の混合
物をメチルエチルケトンにより希釈して得られる5係溶
液。
次にこの中間層の上に下記処方の導電剤分散液を塗布加
工し、さらに130係で1時間乾燥熱処理を行って導電
層を形成した。
〔導電性分散液〕
導電性カーボンH8−500 (旭カーボン社製) 7.0.9熱硬
化アクリル樹脂HR−116 (三菱レーヨン社製) 4.0.9ト
ルエン 150mlの混合物
をボールミルで充分分散して得られる分散液。
次に前記導電層上に、150μ厚のポリエステル50μ
厚のポリエチレンフィルムをラミネートして得られる複
合フィルムをラミネートして本支持体を形成した。
次に前記100μ厚の仮支持体用ポリエステルフィルム
を剥離し、平滑な感光層表面を有する感光体を作成し試
料りとした。
又別に中間層に用いられている例示化合物(12c)及
び例示化合物(3)の代りにカゼインを用いた他は試料
りと同様にして感光板を作成し、これを比較試料Eとし
た。
又別に中間層を除いた他は試料りと同様にして感光板を
作成し、これを比較試料Fとした。
これらの試料及び比較試料を用いて実施例1と同様にし
てテストを行ったところ試料りは30000枚において
も、比較試料E及び比較試料Fはい℃れも8000枚目
において画質の荒れ及び画像濃度低下が著しかった。
実施例 3 100μ厚のステンレスシート上に実施例29導電剤分
散液を乾燥後の膜厚が約15μになるようワイヤーバー
を用いる塗布方法により塗布乾燥し、さらに150℃で
20分間熱処理を行い導電層を形成した。
さらにこの上に実施例2の中間下引液を乾燥後の膜厚が
5μになるよう塗布乾燥しさらに130℃で30分間熱
処理を行って中間層を形成した。
次にこの上に下記処方の感光液を乾燥後の膜厚が25μ
になるよう塗布乾燥し、さらに120℃で1時間熱処理
を行って感光板を作成し、これを試料Gとした。
〔感光液処方〕
酸化亜鉛サゼツクス4000 (堺化学社製) 1000.!
ij熱硬化アクリル樹脂HR−116 (三菱レーヨン社製固形分50%) 30.0.@
ブチル化メラミン樹脂J−820 (大日本インキ社製固形分60%) 8.0.9
シリコン樹脂KR−211(信越化学 社製固形分70チ)io、og ローズベンガルのメチルアルコール 2チ液 301rllトル
エン 70m1の混合物をボ
ールミルで8時間分散して得られる分散液。
又別に中間層にカゼインを用いた他は試料Gと同様にし
て感光板を作成し、これを比較試料Hとした。
又別に中間層を除いた他は試料Gと同様にして感光板を
作成し、これを比較試料■とした。
これらの試料及び比較試料を実施例1と同様にしてテス
トしたところ試料Gは2000枚目においてもすぐれた
画質のものが得られたが、比較試料Hは800枚目にお
いて画質の荒れ及びコントラストの低下が著しく、比較
試料■は200枚目において濃度低下及び画質の荒れが
著しかった。
実施例 4 実施例3の支持体上に下記処方の中間下引液をワイヤー
バーを用いる塗布方法により乾燥後の膜厚が5μになる
よう塗布乾燥し、さらに110℃で1時間熱処理を行っ
て中間層を形成した。
〔中間下引液〕
2−ヒドロキシ−3−トリメチルアミノプロピルメタク
リレートクロライド、商品名ブレンマーQ(日本油脂社
製)とアクリル酸−nブチルとの共重合モル比が4:6
の共重合体をメチルエチルケトン8:メチルアルコール
2の混合溶剤に溶解して得られる10チ溶液
100重量部例示化合物(5)2重量部 の混合液。
次にこの上に下記処分の感光液を乾燥後の膜厚が25μ
になるようワイヤバーを用いる塗布方法により塗布乾燥
し、さらに150℃で30分間熱処理を行い感光板を作
成し、これを試料Jとした。
〔感光液処方〕
平均粒径1μの高感度硫化カドミウム 微結晶 10.O,!i’
アルキド樹脂EZ−3650(犬日本 インキ社製固形分50% 6.0.9ブ
チル化メラミン樹脂()−820(大 日本インキ社製固形分60%) 2.09F
C−430,07,!9 酢酸ブチル 7mlの混合
液を超音波分散器により分散して得られる分散液。
又別に中間層内の例示化合物(4)を除いた他は試料J
と同様にして比較試料Kを作成した。
これらの試料及び比較試料を30℃、相対湿度80%で
実施例1と同様にしてテストを行ったところ試料Jは1
5000枚目においてもすぐれた画質の複写画像が得ら
れたが、比較試料には5oooo枚目において画質の荒
れ及びコントラストの低下が著しかった。
実施例 5 下記処方の中間下引液を0.21ftm厚の表面性のよ
いアルミニウム板上にワイヤバーを用いる塗布方法によ
り乾燥後の膜厚が5μになるよう乾布乾燥し、さらに1
00℃で1時間熱処理を行い中間層を形成した。
〔中間下引液〕
例示化合物(13c) 100重量部例示化
合物(12) 9.5重量部の混合
物の10係ジメチルフオルムアミド溶液。
この上に下記処方の感光液を乾燥後の膜厚が25μにな
るようワイヤバーを用いる塗布方法により塗布乾燥し、
さらに150℃で30分間熱処理して感光板を作成し、
これを試料りとした。
〔感光液処方〕
平均粒径1μの硫化カドミウム 微結晶 10.0.?水溶
性焼付型アルキド樹脂、ウォー ターゾルS−126(犬日本インキ 社製固形分50チ 60g水溶性メ
ラミン樹脂、ウォーターゾー ルS−695(大日本インキ社製固形 分66チ) 1.ogエチルア
ルコール 2rfLl水
5mlの混合物を超
音波分散器により分散した分散液。
又別に感光板の中間下引液の処方において、例示水化合
物αのを除いた他は試料と同様にして感光板を作成し比
較試料Mとした。
又別に中間層を除いた他は試料りと同様にして感光板を
作成し、比較試料Nとした。
これらの試料及び比較試料を30℃、相対湿度80℃で
実施例1と同様にしてテストを行ったところ、試料りは
20000枚目附近においてもすぐれた画質の画像が得
られたが、比較試料Mは1oooo枚目附近において、
比較試料Nは50000枚目附近において著しい画像濃
度の低下がみられた。
実施例 6 例示化合物(llc)と例示化合物(3)とを含有する
下記処処方の中間下引液を実施例3の支持体上に乾燥後
の膜厚が5μになるよう乾燥し、さらに100℃で2時
間熱処理を行って中間層を形成しJた。
〔中間下引液〕
例示化合物(llc)をメチルエチルケトン:メチルア
ルコールの比が8:2の混合溶剤に溶解して得られる1
0係溶液 100重量部づ例示化合物3)
2.5重量部の混合物から得られる溶液
次に前記中間層上に下記処方の感光液を乾燥後の膜厚が
20μになるようワイヤバーを用いる塗布方法により塗
布乾燥し、さらに150℃で1時間熱処理を行い感光板
を作成し試料Oとした。
〔感光液処方〕
粒径1μの硫化カドミウム微結晶 10.0.9熱
硬化アクリル樹脂、ダイヤナール HR−575(三菱レーヨン社収製固 形分50%> 6.09ブチ
ル化メラミン樹脂、G−820 (犬日本インキ社製固形分60%) 1.0gン
トルエン 7mlの
混合物を超音波分散器により分散して得られる分散液。
又別に前記感光板の中間下引液処方において、例示化合
物(3)を除いた他は試料Oと同様にして感光板を作成
しこれを比較試料Pとした。
又別に中間層を除いた他は試料Oと同様にして感光板を
作成しこれを比較試料Qとした。
これらの試料及び比較試料を30℃で相対湿度80係に
おいて実施例1と同様にしてテストを行ったところ、試
料0は10000枚目においてもすぐれた画像をうるこ
とができたが、比較試料Pは8000枚において、比較
試料Qは4000枚目において画像濃度の低下を生じ、
特に比較試料Qにおいては感光層の帯電による絶縁破壊
が原因と思われる白い斑点が多数発生した。
実施例 7 実施例3の支持体上に下記処方の中間下引液を乾燥後の
膜厚が5μになるよう塗布乾燥し、さらに5日間常温下
に放置して充分熟成を行って中間層を形成した。
〔中間下引液処方〕
例示化合物(12c)をメチルエチルケトンとメチルア
ルコールを7=3の割合で混 合して得られる混合溶剤に10係になる よう溶解して得られる溶液 100重量部例示化
合物α3)(ポリイソシアネート樹脂、バーノックD−
750不揮発分75 係 4重量部この中間
層上に実施例2における処方の感光液をワイヤバーを用
いる塗布方法により乾燥後の膜厚が30μになるよう乾
布乾燥し、さらに150℃で30分間熱処理を行い感光
板を作成して、これを試料Rとした。
さらに中間層の例示化合物(12c)の代りに例示化合
物(ICXは例示化合物(6C)を用いた他は試料Rと
同様にして試料S及び試料Tを作成した。
又別に前記中間層下引液の処方において例示化合物α3
)を除いた他は試料Rと同様にして感光板を作成し、こ
れを比較試料Uとした。
又別に中間層を除いた他は試料Rと同様にして感光板を
作成し、これを比較試料■とした。
これらの試料及び比較試料を実施例(1)の方法でテス
トした結果試料はいづれも10000枚以上のすぐれた
複写画像を連続して作ることができたか、比較試料は8
000枚又は5000枚附近より濃度低下が犬であり、
特に比較試料Jは白点が多数発生した。
又前記試料及び比較試料をトナーを含有しないキャリヤ
ーのみを用いる磁気ブラシ現像装置及び帯電装置を有す
るドラム型耐久テスト機に装着して毎分20回転で動作
させ、帯電圧−6KV、300相討湿度80係の雰囲気
中で5000回の高温高湿テストを行った後の初期電圧
を測定した。
このようにして得られた値を第1表に示した。
第1表より本発明に係る試料は比較試料に比してて50
00回の高温高湿テスト前後における電圧の変化が極め
て少ないことがわかる。
従って又反復転写して複写画像を形成したとき多数回の
複写ができると共に画像濃度低下も少ないことがわかる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 イソシアネート基を有する化合物と水酸基及び/又
    はアミン基及び第4級アンモニウム塩基を有する化合物
    とを含有する中間層を電子写真用感光層と支持体とのあ
    いだに設けた電子写真用感光材料。
JP50157316A 1975-12-27 1975-12-27 デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ Expired JPS5824782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50157316A JPS5824782B2 (ja) 1975-12-27 1975-12-27 デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50157316A JPS5824782B2 (ja) 1975-12-27 1975-12-27 デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5282238A JPS5282238A (en) 1977-07-09
JPS5824782B2 true JPS5824782B2 (ja) 1983-05-23

Family

ID=15647012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50157316A Expired JPS5824782B2 (ja) 1975-12-27 1975-12-27 デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5824782B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005054957A1 (ja) 2003-12-01 2005-06-16 Ricoh Company, Ltd. 電子写真感光体、画像形成方法、画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ
US7507511B2 (en) 2005-01-14 2009-03-24 Ricoh Company Ltd. Electrophotographic photoreceptor, and image forming apparatus and process cartridge therefor using the electrophotographic photoreceptor
JP4793913B2 (ja) 2005-03-04 2011-10-12 株式会社リコー 画像形成装置
EP1712956A3 (en) 2005-04-13 2007-05-30 Ricoh Company, Ltd. Image bearing member, and image forming apparatus and process cartridge using the same
JP4570045B2 (ja) 2005-08-18 2010-10-27 株式会社リコー 電子写真感光体、電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ
JP5402279B2 (ja) 2008-06-27 2014-01-29 株式会社リコー 電子写真感光体、その製造方法、及びそれを使用した画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5282238A (en) 1977-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3745005A (en) Electrophotographic elements having barrier layers
US4260671A (en) Polycarbonate overcoats and binders for photoconductive layers and elements
US4256822A (en) Electrophotographic plate containing quaternary ammonium salt polymer interlayer
JPS5824782B2 (ja) デンシシヤシンヨウカンコウザイリヨウ
US4618553A (en) Electrophotographic recording material comprises backing layer containing long-chain alkanoic acid metal salt
JPS6187157A (ja) 電子写真感光体
US5728498A (en) Electrophotographic imaging member having an improved charge transport layer
JPH04353860A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
US4283474A (en) Oleophilic resin encapsulates photoconductive zinc oxide particles dispersed in vinyl chloride and vinyl acetate resin binder for electrophotosensitive recording layer
JPH0337176B2 (ja)
JP2020020919A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPS5850542A (ja) 電子写真感光体
JP2017215463A (ja) 電子写真感光体の製造方法
EP0491315B1 (en) Inverse multiactive electrophotographic element
JP2015210446A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、および電子写真装置
JPS6348562A (ja) 電子写真感光体
JP2000330313A (ja) 電子写真感光体及びその製造方法
US5212031A (en) Photoelectrographic method of imaging with an element comprising a moisture insensitive binder
JPS60113245A (ja) 電子写真感光体
JPS60216354A (ja) 電子写真用感光体
JPH03160459A (ja) 電子写真感光体
JPH04191861A (ja) 電子写真感光体
JPS62229251A (ja) 電子写真感光体
JPS58152253A (ja) 電子写真感光体
JPS62192750A (ja) 電子写真感光体