JPS5824268B2 - プリント配線用金属箔張り体およびその製造方法 - Google Patents

プリント配線用金属箔張り体およびその製造方法

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JPS5824268B2
JPS5824268B2 JP53047016A JP4701678A JPS5824268B2 JP S5824268 B2 JPS5824268 B2 JP S5824268B2 JP 53047016 A JP53047016 A JP 53047016A JP 4701678 A JP4701678 A JP 4701678A JP S5824268 B2 JPS5824268 B2 JP S5824268B2
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resin composition
metal foil
core material
printed wiring
parts
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JP53047016A
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岡元準市
小島邦雄
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/036Multilayers with layers of different types
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/386Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by the use of an organic polymeric bonding layer, e.g. adhesive

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般電気特性、金属箔引きはがし強度、耐熱
性に優れ、かつ可撓性を有することにもできるプリント
配線用金属箔張り体とおよびその製造方法に関するもの
である。
従来、プリント配線用金属箔張り体としては、その金属
箔は、はとんどが銅箔で、紙−フェノール樹脂基板、紙
・エポキシ樹脂基板、ガラス・エポキシ樹脂基板と銅箔
を貼り合せたりリジッド体ポリイミドフィルムやポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルムと銅箔を貼り
合せたフレキシブル(可撓性)体がある。
リジッド体の製法は、芯材となる紙あるいはガラスクロ
スに、フェノール樹脂容液またはエポキシ樹脂溶液を含
浸し、乾燥または半硬化後、その数枚を積重ねて、接着
剤を片面に塗布した銅箔の」接着剤面とを合せて、加圧
しながら加熱した後冷却するもので、その1サイクルは
2〜3時間を要し、バッチ製造しか行なえないため生産
性がよくない。
生産量を増すためには、大設備が必要となる。
また、熱や湿気に対する膨張−収縮が大きくノ寸法安定
性に欠けていたり、高価であるなどの欠点を持っている
フレキシブル体の製法は、ポリイミドフィルムやPET
フィルムと、接着剤を片面に塗布した銅箔の接着剤面と
を合せてリジッド体と同様バッチ。
方式による加圧、加熱接着し冷却するもので、生産性が
悪く、設備も大がかりになる欠点がある。
この方法の欠点をカバーするために、接着剤を塗布した
銅箔とポリイミドフィルムやPETフィルムとを連続ラ
ミネートして長尺連続製造する方法−がとられるように
なったが、まだ接着剤に問題を残し、数m7分以下の低
スピードでラミネートしても銅箔引きはがし強度は、0
.8kg/cm以下であり、プリント配線化には十分な
値でない。
またPETフィルムの場合は、半田耐熱性に代表される
;耐熱性不足しているために、ポリイミドフィルムが主
に用いられている。
ところが、ポリイミドフィルムは高価であるため、その
応用範囲が限定されたり、高価な点を少しでも緩和する
目的で薄いものが使われるために腰の弱い印刷配線板と
なり、;各電子部品の取り付けに困難を与えている。
そのためにリジッド体と組合せて使用される場合が多く
、リジッド体へ0)接着にも苦労している。
また金属箔とポリイミドフィルムとの接着剤も両者に対
して良接着性を維持させなければならないたへ接着材料
が限定され、ポリイミドの持つ、高電気特性、高耐熱性
を有効に発揮していないのが現状で、数多くの欠点を持
っている。
本発明は、上述のような従来の欠点を改善したもので、
基体材料となる新規な樹脂組成物を見出したことと、コ
ーティング法および芯材との組合せにより、電気絶縁性
を中心とする電気特性、半田耐熱性で代表される耐熱性
、金属箔引きはがし強度に優れ、かつ可撓性を持たせる
ことができて、金属箔面に直接基体を設けるもので、安
価にできることを可能にしたプリント配線用金属箔張り
体と、その製造法を与えるものである。
つまり、金属箔面に樹脂組成物をコーティングし、未硬
化の状態で芯材を置き重ねた後、硬化してプリント配線
用金属箔張り体とするせのである。
本発明におけるプリント配線用金箔張り体とするための
樹脂組成物とは、不飽和ポリエステル樹脂100重量部
に対して、ビニルフェノール樹脂、水酸(OH)基末端
ジエン系ポリマー、OH基末端ポリオレフィン、から選
択される1種またはそれ以上を3重量部以上混合した系
と、インシアネート化合物とからなるものと、ポリエス
テルタイプポリウレタン用ポリオールとポリエーテルタ
イプポリウレタン用ポリオールの単独または混合物10
0重量部に対して、ビニルフェノール樹脂、OH基末端
ジエン系ポリマー、OH基末端ポリオレフィン、不飽和
ポリエステル樹脂から選択される1種またはそれ以上を
3重量部以上混合した系と、インシアネート化合物とか
らなるものである。
具体的な組成としては次のものが考えられる。
■ 不飽和ポリエステル樹脂とビニルフェノール樹脂、
OH基末端ジエン系ポリマーおよびイソシアネート化合
物系。
■ 不飽和ポリエステル樹脂、OH基末端ジエン系ポリ
マーおよびインシアネート化合物系。
■ 不飽和ポリエステル樹脂、OH基末端ジエン系ポリ
マー、OH基末端ポリオレフィン、インシアネート化合
物系。
■ 不飽和ポリエステル樹脂、ビニルフェノール樹脂、
OH基末端ポリオレフィンとイソシアネート化合部系。
■ ポリエーテルタイプポリウレタン用ポリオール、不
飽和ポリエステルとインシアネート化合−物系。
■ ポリエーテルタイプポリウレタン用ポリオール、ビ
ニルフェノール樹脂、OH基末端ジエン系ポリマーとイ
ソシアネート化合物系。
■ ポリエーテルタイプおよびポリエステルタイイブポ
リウレタン用ポリオールの混合体、OH基末端ジエン系
ポリマーとイソシアネート化合物系。
なおこれらの系は、OH基とイソシアネート(NCO)
基が反応してウレタン結合を作って硬化していくもので
ある。
だからウレタンの一般的な改質材であるOH含有化合物
例えば、芳香族アミン系ポリオールやグリコール類を含
んでもよい3それから、樹脂組成物の粘度調節や、可塑
性付与のために、アクリル酸エステルやシュウ酸ジブチ
ルを含んでもよい。
また硬化を速める目的で、ナフテン酸亜鉛のような金属
石けん、第1錫オクトエートやジブチル錫ジラウレート
、トリエチレンジアミンなどを促進剤として混入してい
てもよい1不飽和ポリエステル樹脂あるいはポリエーテ
ルおよびポリエステルタイプポリウレタン用ポリオール
に対して、OH基含有ポリマーを3重量部以上としたの
は、3重量部未満であれば必要とする全特性をだすこと
が困難なためである。
なおここでの不飽和ポリエステル樹脂は、たとえば無水
マレイン酸、フマル酸のような不飽和多塩基酸と、無水
フマル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸の
ような飽和酸と、エチレングリコール、フロピレンクリ
コール、1.6ヘキサンジオールのようなグリコールと
から合成される不飽和アルキドをスチレンなどのビニル
モノマーに溶解したようなものである。
この場合エステルキト分子や他の分子などを付加させエ
ーテル結合よい。
スチレンなどのビニルモノマーは架橋分子となる。
ビニルフェノール樹脂としては、これにBrを付加させ
たBr化ビニルフェノール樹脂も含むものである。
OH基末端ジエン系ポリマーとしては、OH基末端ポリ
ブタジェン、OH基末端ブタジェン−スチレン共重合体
、OH基末端ブタジェン・アクリロントリル共重合体が
ある。
インシアネート化合物としては、トルエンジイソシアネ
ート(TDI’)、ジフェニールメタンジイソシアネー
ト(MDI)、インホロンジイソシアネート(IPDl
)、トリメチロールプ0/々ンとTDIのプレポリマ一
体、ポリメチレンポリフェニールイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HDl)、ブロックされ
たIPDIアダクト体、カルボジイミドとMDIのシク
ロアダクト体とMDIの混合体などがある。
次に本発明におけるプリント配線用金属箔張り体の製造
方法について説明する。
本発明は上述した樹脂組成物と、芯材とを組合せること
が基本で、次のような製造方法である。
(1)金属箔面に、公知のコーティング法によって、樹
脂組成物をコーティングする工程。
(2)コーティングされた樹脂組成物が未硬化の状態で
、芯材を置き重ねる工程。
ここで芯材に樹脂組成物が自然に含浸される。
(3)樹脂組成物を硬化する工程。
上記の三つの工程によって製造するものである。
なお樹脂組成物の粘度が小さくて、必要とする樹脂組成
物の厚みを1回塗りで達成できない場合や、厚めの基体
にしたい場合には、金属箔面に樹脂組成物をコーティン
グした後、半硬化または硬化する工程と、その上から再
度樹脂組成物をコーティングし未硬化状態で芯材を置き
重ねた後硬化する方法。
あるいは、金属箔面に樹脂組成物をコーティングし、未
硬化状態で芯材を置き重ね、未硬化または硬化して再度
樹脂組成物をコーティングした後硬化する方法であって
もよい。
また、基板の厚みを犬にしてリジッド体としたい場合に
は、金属箔面に樹脂組成物をコーティングし、芯材を置
き重ねた後、その上に、芯材に樹脂組成物を含浸させた
未硬化状態のものを、必要とする厚み分だけ置き重ねた
後硬化する方法もとれる。
このように、本発明のプリント配線用金属箔張り体は、
接着剤層がそのまま基板となり得ることや、加圧法を必
要としないでコーティング法が利用できるため菱尺連続
製造が可能となることから製造コストが軽減できるもの
である。
なお、本発明における金属箔とは、電解銅箔、圧延銅箔
、アルミニウム箔、リン青銅箔、ステンレス箔などがよ
い。
一般にプリント配線用に使用される金属箔としては電解
銅箔が主であるが本発明の場合他のものであっても何ら
問題はない。
また、本発明における芯材は、ガラスクロス、ガラス不
織布、全芳香族ポリアミド織布、天然繊維織布、テトロ
ンメツシュ、ナイロンメツシュ、各種紙などがある。
コーティング方法は、ナイフコーター(ナイフオーバー
ロールコータ−、フローテインクナイフコークー、ナイ
フベルトコーター、ノズルナイフ、1m1−夕4)、ロ
ールドクターコーター、エヤーナイフコーター、スムー
ジングバーコーター、ロールコータ−(ダイレクトロー
ルコータ−、リバースロールコータ−)などが利用でき
るが、本発明の場合最小の設備費でよいナイフオーバー
ロールコータ−で十分である。
このようにして得たプリント配線用金属箔張り体は、公
知のエツチング法により印刷配線化して特性を調べたと
ころ以下のような結果となった。
くし型電極による表面絶縁抵抗は、常態値(常温常湿)
が1012Ω以上を、耐湿後(40℃95係RH96時
間放置後)の値が1010Ω以上を示した。
体積抵抗は、常態値が1013Ω以上を、耐湿後が10
12Ω以上を示し、誘電圧接は常態値が0.04以下耐
湿後が0.05以下を示し、誘電率は常態値が5.0以
下、耐湿後が5.3以下を示した。
金属箔引きはがし強度は1.2kg/cm以上を示した
260℃半田浴への浸漬による半田耐熱性でも120秒
の浸漬に耐え、基板が燃焼したり、大きく変色したり、
分解したり、もろくなったり、極端な変形が生じたりす
ることはなく、十分な耐熱性を示し、いずれも優れてい
る。
また、基板の厚みを300μ以下にすれば、可撓性は2
mm径の円筒への巻き付けに耐えるし、J I S 、
P−8115に準じた耐折試験機を用いた方法での耐
折性、つまり折り曲げ面の曲率半径1 mm、折り曲げ
角度は片側135°で往復270°を1回とし速度17
5回/分、荷重100 y/mm、試験片の寸法中15
mm長さ110mmの条件で耐折性5回以上を示し、可
撓性プリント配線板としても十分使用できるものである
このように本発明のプリント配線用金属箔張り体は、金
属箔面に基体を直接設けるもので、プリント配線化後の
特性として、電気特性、耐熱性、金属箔引きはがし強度
に優れ、かつ可撓性を持たせることも可能なものである
以下本発明の詳細な説明する。
実施例 1 次の工程にそってプリント配線用鋼箔張り体の試作を行
なった。
(1)35μ厚130mmX250mmの電解銅箔片面
(福田金属箔粉工業株式会社製CF−T5の表面が荒れ
た側)に、第1表上方側に示す10種類の樹脂組成物を
、個々に公知のナイフコーティング法によって、ブレー
ドギャップ9ミルにてコーティングした。
(2)樹脂組成物が未硬化の状態で芯材となるガラスク
ロス(株式会社有沢製作所製EPC−050)を置き重
ねた。
ここではガラスクロスに樹脂組成物は自然に含浸された
状態となった。
(3)次に180℃で35分間硬化させた。
このようにして得たプリント配線用銅箔張り体の厚みは
、130〜180μであった。
次に下記のような工程順で、任意銅箔部分をエツチング
除去した。
(1)銅箔面上に、第1図における黒色部1,2゜3.
4でそれぞれに示すようなパターン状にスクリーン印刷
法によって、アルカリ可溶エツチングレジストインキ(
メッシュ工業株式会社市販のNAZ−DAR226LA
CK)を印刷した後90℃、5分間で硬化させた。
(2)次に撹拌されている公知のエツチング液(株式会
社吉谷商会市販の塩化第2鉄塩酸溶液)の55°Cに7
分間浸漬して、エツチングレジストインキの印刷されて
いない銅箔部をエツチング除去した。
(3)水酸化ナトリウム3%水溶液に浸漬して、エツチ
ングレジストインキを溶解除去し、水洗、乾燥した。
このような操作によって第1図における黒色部1.2,
3.4でそれぞれ示す部分に銅箔を残した。
残された銅箔の部分を使って次のテストを行なった。
黒色部1で示す部分を利用して、印加電圧10ボルトに
てプリント配線板としての表面電気絶縁抵抗値と誘電正
接を測定した。
黒色部2で示す部分を利用して体積抵抗と、誘電率を測
定した。
黒色部3で示す銅箔の部分を利用して、はく離試験を行
い基体と銅箔間の引きはがし強度を測定した。
黒色部4で示す銅箔の部分には公知のフラックスを塗布
した後、その面を260℃の半田浴中に浸漬して、基体
と銅箔間における、ふくれの発生や、銅箔のめくれ、基
体の収縮・膨張・変形−変色等の何れもが発生しない時
間を測定し、半田耐熱性とした。
また、第1図における白色部5,6はそれぞれ銅箔をエ
ツチング除去した基体だけの一部分を示し、これらの部
分を利用して次のテストを行った。
白色部4で示す基体の部分を利用しては、前述のJIS
、P−8115に準じ。
た方法で耐折性を測定し、切断するに必要な折り曲げ回
数で耐折性とした。
また白色部5で示す基体の部分を利用しては、次のよう
な方法で基体としての可撓性をテストした。
2mm径の円筒にその基体の部分を巻き付けても、クレ
ージング、ヒビ割れの生じないものを可撓性良好とした
以上に説明したような本実施例でのテスト結果を樹脂組
成物に対応させて第1表中央より下方に示した。
なお第1表の原料欄における不飽和ポリエステル樹脂は
、愛国産業株式会社市販の不飽和ポリエステル樹脂CP
P−0600である。
B、r化ビニルフェノール樹脂は、丸善石油株式会社製
レジンMBである。
OH基末端ジエン系ポリマーでのOTBはOR基末端ポ
リブタジェンで出光石油化学株式会社製Po1y−bd
R−45HTであり、0TSBはOH基末端ブタジェ
ン・スチレン共重合体で出光石油化学株式会社製Po1
y−bdC8−’15である。
またOH基末端ポリオレフィンは、分子量数千のOH基
末端飽和炭化水素重合体で、三菱化成株式会社製MCI
ポリマーである。
イソシアネート化合物のaは、HDIをベースとした住
友バイエルウレタン株式会社市販De smo −du
rN −75であり、bはポリメチレンポリフェニール
イソシアネートで化成アップジョン株式会社市販PAP
1であり、CはブロックされたI PDIアダクト体で
シ・ホルスタイン商会市販のBloc−kedlPD
adducts B1065である。
また、本実施例での試作サンプルは、トリクレン、アセ
トン、酢酸ブチルの各溶剤に20分間浸漬しても基板が
おかされることはなく、銅箔がはく離してくるようなこ
ともなかった。
実権例 2 実施例1と同一の銅箔と芯材を利用し、第2表上方側に
示す種類の樹脂組成物を使って、実権例1と同方法で1
20〜170μのプリント配線用銅箔張り体を得た。
次に実施例1と同方法で任意銅箔部分をエツチング除去
し、第1図に示した黒色部1,2,3゜4で示される銅
箔を残した部分と、5,6で示される銅箔を除去した基
体だけの部分を利用して、実施例1と同じテストを行っ
た。
その結果を第2表の下方側に示した。
なお試作したプリント配線板は、トリクレン、アセント
、酢酸ブチルに20分間浸漬しても基板はおかされず銅
箔がはく離するようなことはなかった。
※第2表の
原料欄におけるウレタン用ポリオールdは、ポリエーテ
ルタイプポリウレタン用ポリオールで住友バイエルウレ
タン株式会社市販Des−□。
phen1600U、eはポリエステルタイプポリウレ
タン用ポリオールで住友バイエルウレタン株式会社市販
Sumiphen T Mである。
不飽和ポリエステル樹脂は、愛国産業株式会社市販CR
P−0600である。
OTBとBr化ビニルフェノール樹脂は、実施例1と同
じものを利用した。
フェニルジイソプロパツールアミンは化成アップジョン
株式会社市販のl5ONOL−100である。
イソシアネート化合物のCは実施例1と同じで、fは住
友バイエルウレタン株式会社市販De smo d −
unL−75である。
実施例 3 実施例1と同一の鍋箔七芯材を利用し、次の1程にそっ
てプリント配線用銅箔張り体の試作を行なった。
(1)銅箔片面に、第1表上方側に示す樹脂組成物A8
を、公知のナイフコーティング法によってブレードギャ
ップ5ミルにてコーティングした。
(2)樹脂組成物が未硬化の状態で芯材を置き重ねた。
(3)ガラスクロスの上から、再度1の工程でコーティ
ングした同一の樹脂組成物を、ブレードギャップ5ミル
にてコーティング積層した。
ノ(4)次に180℃で35分間硬化させた。
このようにして得たプリント配線用銅箔張り体の厚みは
、約170μであった。
次に実施例1と同方法で、任意銅箔部分をエツチング除
去し、第1図に示した黒色部1,2,3゜4で示される
銅箔を残した部分と、5,6で示される銅箔を除去した
基体だけの部分を利用して、実施例1と同じテストを行
った。
その結果第1表に示した樹脂組成物A8と同一であった
実施例 4 ※2(′
実施例1と同一の銅箔と、樹脂組成A8を利用し、第3
表に示した芯材5種類を使って、それぞれに実施例1と
同方法でプリント配線化し、第1図に示した黒色部L2
,3.4で示される銅箔を残した部分と、5,6で示さ
れる銅箔を除去した基体だけの部分を利用して実施例1
と同じテストを行った。
その結果を第3表の下方側に示した。なお試作したプリ
ント配線板は、トリクレン、アセトン、酢酸ブチルに2
0分間浸漬したが基板はおかされず銅箔がはく離してく
るようなことはなかった。
第1表の芯材欄におけるのは、ガラスクロスで株式会社
有沢製作所製FPC−100を、■は同じくガラスクロ
スで株式会社有沢製作所製り一30Bであり、■は全芳
香族ポリアミド繊維クロスで帝国繊維株式会社製ノーメ
ックスNX−3094であり、■は全芳香族ポリアミド
繊維クロスでデュポン−ファー・イースト日本支社市販
のKEVLAR布である。
■はガラス繊維不織布で日本バイリーン株式会社製BP
−6012である。
実施例 5 厚み50μのリン青銅箔に、実施例1と同一の芯材と樹
脂組成物屋3を使って、実施例1と同方法によってプリ
ント配線化し、第1図に示した黒色部3で示される銅箔
を残した部分を利用して、リン青銅箔の引きはがし強度
を測定したところ、1、2〜1.4 kg 7cmを示
した。
実施例 6 実施例1と同一の銅箔と、樹脂組成物A8を使って、次
の工程にそってプリント配線用銅箔張り体を試作した。
(1)銅箔片面に樹脂組成物を公知のナイフコーティン
グ法によってブレードギャップ5ミルにてコーティング
した。
(2)樹脂組成物が未硬化の状態でガラスクロス芯材(
株式会社有沢製作所製RPC−070’)を置き重ねた
(3)次にガラスクロス芯材(株式会社有沢製作所製E
PC−100)に、樹脂組成物をあらかじめ含浸させた
ものを置き重ねた。
(4,) (3)の工程をさらに2回くり返した。
(5)180℃で40分硬化させた。
このようにして得たプリント配線用銅箔張り体の厚みは
、約650μであり、リジッド体となつ。
た。
次に実姉例1と同方法で任意銅箔部分をエツチング除去
し、第1図に示した黒色部1,2,3゜4で示される銅
箔を残した部分を作り、電気特性、銅箔引きはがし強度
、半田耐熱性を測定したところ、実権flJ1の樹脂組
成物A8の場合と同じ値を示した。
実施例 7 実施例1と同一の長尺銅箔、長尺芯材と、実施例1の樹
脂組成A8を使って、次の方法で可撓性。
プリント配線用銅箔張り体を長尺連続製造した。
その製造装置を第2図に示した。
第2図において、7は銅箔、8が樹脂組成物、9が芯材
を示す。
15は銅の酸化を小さくするためのテフロンシート(中
興化成工業株式会社製E−545o)10,11はナイ
フ−オーバー・ロールコータ−におけるパツキングロー
ルとナイフブレードである。
12は芯材置き重ねロールである。
13は硬化棟である。14は製造した銅箔張り体の巻き
取り都である。
パツキングロール上にある銅箔とナイフブレードとのギ
ャップを8ミルに設定し、コーティングスピード15m
/分でコーティングし、160〜185℃の硬化棟に3
5分間以上さらして、長尺連続プリント配線用銅張り体
を得た。
次に実施例1と同方法で、任意鋼箔部分をエツチング除
去し、第1図に示した黒色部1,2,3゜4で示される
銅箔を残した部分と、5,6で示される銅箔を除去した
基体だけの部分を利用して、実施例1と同じテス1へを
行った。
その結果、実施例1の樹脂組成物漸8の特性と同じ結果
を得た。
以上の実症例において説明したように、本発明のプリン
ト配線用金属箔張り体およびその製造方法によると新規
な樹脂組成物と、芯材との組合せによる製造法を見だし
たことによって、電気絶縁性を中心とした電気特性、半
田耐熱性で代表される耐熱性、金属箔引きはがし強度に
すぐれ、かつ基体の厚みを300μ以下にすれば可撓性
を持たせることができ、コーティング法により金属に基
体を直接設けることができるものである。
その結果特に可撓性プリント配線用金属箔張り体の長尺
連続製造が可能なために安価になった上で、上述したよ
うな優れた特性を発揮することができる。
また本発明での樹脂組成物は溶剤を含まないようにでき
ることも作業性の向上に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプリント配線用金属箔張り体およびそ
の製造方法においてプリント配線用金属箔張り体の特性
を測定するための試験片における金属箔部分と基体部分
とをそれぞれ示す平面図、第2図は同プリント配線用金
属箔張り体を長尺連続製造するための装置の平面図であ
る。 7・・・・・・銅箔、8・・・・・・樹脂組成物、−9
・・・・・・芯材、15・・・・・・テフロンシート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 樹脂組成物が含浸された芯材と、この芯材上に設け
    られた金属箔よりなり、前記樹脂組成物として不飽和ポ
    リエステル樹脂100重量部に対して、ビニルフェノー
    ル樹脂、水酸基末端ジエン系ポリマー、水酸基末端ポリ
    オレフィンから選択される1種またはそれ以上を3重量
    部以上混合した系と、インシアネート化合物からなる組
    成物を硬化させたものを用いたことを特徴とするプリン
    ト配線用金属箔張り体。 2 不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して、ビ
    ニルフェノール樹脂、水酸基末端ジエン系ポリマー、水
    酸基末端ポリオレフィンから選択される1種またはそれ
    以上を3重量部以」二混合した系と、イソシアネート化
    合物からなる樹脂組成物を、金属箔上にコーティングし
    た後、この金属箔のコーテイング面に芯材を置き重ねて
    前記樹脂組成物を前記芯材に自然含浸させ、しかる後、
    前記樹脂組成物を硬化させることを特徴とするプリント
    配線用金属箔張り体の製造方法。 3 樹脂組成物が含浸された芯材と、この芯材上に設け
    られた金属箔よりなり、前記樹脂組成物としてポリエス
    テルタイプポリウレタン用ポリオールとポリエーテルタ
    イプポリウレタン用ポリオールの単独または混合物10
    0重量部に対して、ビニルフェノール樹脂、水酸基末端
    ジエン系ポリマー、水酸基末端ポリオレフィン、不飽和
    ポリエステル樹脂から選択される1種またはそれ以上を
    3重量部以上混合した系と、イソシアネート化合物から
    なる組成物を硬化させたものを用いたことを特徴とする
    プリント配線用金属箔張り体。 4 ポリエステルタイプポリウレタン用ポリオールとポ
    リエーテルタイプポリウレタン用ポリオールの単独また
    は混合物100重量部に対して、ビニルフェノール樹脂
    、水酸基末端ジエン系ポリマー、水酸基末端ポリオレフ
    ィン、不飽和ポリエステル樹脂から選択される1種また
    はそれ以上を3重量部以上混合した系と、イソシアネー
    ト化合物からなる樹脂組成物を、金属箔上にコーティン
    グした後、この金属箔のコーテイング面に芯材を置き重
    ねて前記樹脂組成物を前記芯材に自然含浸させ、しかる
    後、前記樹脂組成物を硬化させることを特徴とするプリ
    ント配線用金属箔張り体の製造方法。
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