JPS5823Y2 - ヒ−トポンプ暖房装置 - Google Patents
ヒ−トポンプ暖房装置Info
- Publication number
- JPS5823Y2 JPS5823Y2 JP15491078U JP15491078U JPS5823Y2 JP S5823 Y2 JPS5823 Y2 JP S5823Y2 JP 15491078 U JP15491078 U JP 15491078U JP 15491078 U JP15491078 U JP 15491078U JP S5823 Y2 JPS5823 Y2 JP S5823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat pump
- indoor
- air
- pump heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Humidification (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ヒートポンプ暖房装置の改良に関するもの
である。
である。
従来この種の装置として第１図に示すものがあった。
図において、１は冷媒を圧送するコンプレッサ、２は冷
媒管路で、暖房運転時に冷媒は管路２内を矢印の方向に
流れている。
媒管路で、暖房運転時に冷媒は管路２内を矢印の方向に
流れている。
３は気化器を兼ねた室外熱交換器、４は外気の送風ファ
ン、５は凝縮器を兼わた室内側の熱交換器、６は室内空
気の送風ファンである。
ン、５は凝縮器を兼わた室内側の熱交換器、６は室内空
気の送風ファンである。
次に動作について説明する。
コンプレッサ１によって圧送された冷媒は室内側熱交換
器５に送られ、室内送風機６によって送風される室内空
気に熱を与えて凝縮する。
器５に送られ、室内送風機６によって送風される室内空
気に熱を与えて凝縮する。
この凝縮した冷媒は室外熱交換器３に送られて気化し、
外気ファン４によって送風される外気と熱交換し加熱さ
れる。
外気ファン４によって送風される外気と熱交換し加熱さ
れる。
このように構成された従来のヒートポンプ暖房装置では
、室外熱交換器３の表面温度が低下して氷点以下になる
と、外気中の水分が霜となって伝熱面に付着し、熱交換
機能を限外する。
、室外熱交換器３の表面温度が低下して氷点以下になる
と、外気中の水分が霜となって伝熱面に付着し、熱交換
機能を限外する。
この霜をとるためには一時的に冷房サイクルに切換え、
室外熱交換器３に高温冷媒を流して加熱して霜を融解さ
せて除去する除霜運転を行う必要があるため、暖房運転
が断続的となり、暖房効率が低下する。
室外熱交換器３に高温冷媒を流して加熱して霜を融解さ
せて除去する除霜運転を行う必要があるため、暖房運転
が断続的となり、暖房効率が低下する。
また、除霜運転のための着霜検出装置、冷・暖房自動切
換装置などを必要とし、装置の構成が複雑になるなどの
欠点があった。
換装置などを必要とし、装置の構成が複雑になるなどの
欠点があった。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、吸湿剤を有し、回転駆動される除
湿板を備え、室外熱交換器に流入する外気を上記除湿板
で除湿することによって霜の付着を防止するとともに、
水分を吸着した除湿板の部分に、室内側熱交換器を通過
した室内空気を通すことにより除湿板の乾燥・再生と、
加熱された室内空気に加湿を行なわせるようにしたもの
である。
めになされたもので、吸湿剤を有し、回転駆動される除
湿板を備え、室外熱交換器に流入する外気を上記除湿板
で除湿することによって霜の付着を防止するとともに、
水分を吸着した除湿板の部分に、室内側熱交換器を通過
した室内空気を通すことにより除湿板の乾燥・再生と、
加熱された室内空気に加湿を行なわせるようにしたもの
である。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第２図において、１１は、吸湿剤を保持する通気性の高
い部材で構成された吸湿板で、モーター１２により遅い
速度で回転駆動される。
い部材で構成された吸湿板で、モーター１２により遅い
速度で回転駆動される。
１３は、熱交換器５を通った室内空気を加熱するヒータ
ー、１４．１５は、室内空気の出口、１６は、除湿板１
１を流れる空気量を調節するためのダンパである。
ー、１４．１５は、室内空気の出口、１６は、除湿板１
１を流れる空気量を調節するためのダンパである。
次に動作について説明する。
ヒートポンプの暖房運転は従来のものと変らないが、室
外熱交換器３に流入する外気は除湿板１１で脱湿される
ため、室外熱交換器３の表面温度が氷点以下になっても
、着霜することはない。
外熱交換器３に流入する外気は除湿板１１で脱湿される
ため、室外熱交換器３の表面温度が氷点以下になっても
、着霜することはない。
一方除湿板１１に吸着された水分は、除湿板１１がモー
ター１２によって回転されるに伴って室内熱交換器５側
に移動し、熱交換器５で加熱され更にヒーター１３で加
熱された室内空気によって乾燥される。
ター１２によって回転されるに伴って室内熱交換器５側
に移動し、熱交換器５で加熱され更にヒーター１３で加
熱された室内空気によって乾燥される。
この間室内空気は加湿されるので、室内空気は加熱と加
湿とが行なわれることになる。
湿とが行なわれることになる。
このように、室外熱交換器３の着霜が防止でき、除湿板
１１も逐次再生できるので暖房装置の連続運転が可能で
あり、装置の稼動効率を高めうるのみならず、除霜運転
のための諸装置が不要となるので装置の低価格化及び故
障の低減が図れるなどの利点がある。
１１も逐次再生できるので暖房装置の連続運転が可能で
あり、装置の稼動効率を高めうるのみならず、除霜運転
のための諸装置が不要となるので装置の低価格化及び故
障の低減が図れるなどの利点がある。
なお、吸湿板１１の再生に用いたヒーター１３の熱量も
室内の暖房に寄与し、吸着された外気中の水分も室内空
気への加湿に利用できるなど、縮合して経済性の優れた
ヒートポンプ暖房装置とすることができる。
室内の暖房に寄与し、吸着された外気中の水分も室内空
気への加湿に利用できるなど、縮合して経済性の優れた
ヒートポンプ暖房装置とすることができる。
なお、上記実施例では、ヒーター１３に電気ヒーターを
用いたものを示したが、他の加熱源でもよいことはいう
までもない。
用いたものを示したが、他の加熱源でもよいことはいう
までもない。
また、このヒーターは、外気が低湿度のときは停止させ
てもよく、このための湿度検出器、およびこの湿度信号
によって制御されるヒーター１３の点滅、および除湿板
１１の運転、停止装置を設けることもできる。
てもよく、このための湿度検出器、およびこの湿度信号
によって制御されるヒーター１３の点滅、および除湿板
１１の運転、停止装置を設けることもできる。
以上のように、この考案は、ヒートポンプ暖房装置にお
いて吸湿剤を保持し、駆動装置により遅い速度で回転駆
動される通気性のよい部材で構成された除湿板を備え、
室外熱交換器に流入する外気を上記除湿板で除湿し、こ
の除湿板に吸着された水分を室内熱交換器を通った室内
空気によって乾燥させるように構成したので、除霜運転
の必要がなく構成が簡単であり、稼動効率が高く１．か
つ室内空気への加湿も同時に行なえるヒートポンプ暖房
装置とすることができる。
いて吸湿剤を保持し、駆動装置により遅い速度で回転駆
動される通気性のよい部材で構成された除湿板を備え、
室外熱交換器に流入する外気を上記除湿板で除湿し、こ
の除湿板に吸着された水分を室内熱交換器を通った室内
空気によって乾燥させるように構成したので、除霜運転
の必要がなく構成が簡単であり、稼動効率が高く１．か
つ室内空気への加湿も同時に行なえるヒートポンプ暖房
装置とすることができる。
第１図は従来のヒートポンプ暖房装置の構成を示す断面
図、第２図はこの考案の一実施例の断面図である。 図において、１はコンプレッサ、３は室外熱交換器、４
は外気送風ファン、５は室内熱交換器、６は室内空気送
風ファン、１１は吸湿板、１２はモーター、１３はヒー
ター、１４．１５は空気出口、１６はダンパである。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、又は相当部分を
示す。
図、第２図はこの考案の一実施例の断面図である。 図において、１はコンプレッサ、３は室外熱交換器、４
は外気送風ファン、５は室内熱交換器、６は室内空気送
風ファン、１１は吸湿板、１２はモーター、１３はヒー
ター、１４．１５は空気出口、１６はダンパである。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、又は相当部分を
示す。
Claims (2)
- （１）冷媒を圧送するコンプレッサと、凝縮器を兼ねた
室内空気で冷却される室内熱交換器と、蒸発器を兼ねた
室外空気で加熱される室外熱交換器とを有するヒートポ
ンプ暖房装置において、再生可能な吸湿剤を通気性の良
い部材で保持し、駆動装置により回転駆動される吸湿板
を備え、上記室外空気をこの吸湿板の一半の面域を通過
させたのち上記室外熱交換器に流入させ、上記室内熱交
換器を通過した室内空気を上記除湿板の他方の面域を通
過させる構成としたことを特徴とするヒートポンプ暖房
装置。 - （２）除湿板を通過させる風量を調節するダンパを備え
た実用新案登録請求の範囲第１項記載のヒートポンプ暖
房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15491078U JPS5823Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | ヒ−トポンプ暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15491078U JPS5823Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | ヒ−トポンプ暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5569638U JPS5569638U (ja) | 1980-05-13 |
| JPS5823Y2 true JPS5823Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=29143451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15491078U Expired JPS5823Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | ヒ−トポンプ暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4677658B2 (ja) * | 2000-09-12 | 2011-04-27 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP15491078U patent/JPS5823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5569638U (ja) | 1980-05-13 |
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