JPS5823998Y2 - ポンプの羽根車の着脱構造 - Google Patents

ポンプの羽根車の着脱構造

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JPS5823998Y2
JPS5823998Y2 JP1978064111U JP6411178U JPS5823998Y2 JP S5823998 Y2 JPS5823998 Y2 JP S5823998Y2 JP 1978064111 U JP1978064111 U JP 1978064111U JP 6411178 U JP6411178 U JP 6411178U JP S5823998 Y2 JPS5823998 Y2 JP S5823998Y2
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JP
Japan
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impeller
female thread
rotating shaft
shaft end
pump impeller
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978064111U
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English (en)
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JPS54165301U (ja
Inventor
芳之 板谷
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はポンプの羽根車の着脱構造の改良に関するも
のである。
従来＝般に知られている揚水ポンプにおいては、羽根車
は銅合金、上記羽根車が装着される回転軸はステンレス
鋼で形成されるが、長期間使用している間に羽根車と回
転軸との材料の相異による電位差で互いの嵌合部に腐蝕
を生じて固着し、保守点検の際に分解が困難となること
がしばしがあった。
このため分解時に羽根車に異常な力を加えること等が原
因で軸受を損傷するなどの欠点があった。
この考案はこのような欠点を解消しようとしてなされた
もので、第１図、第２図に従ってこの考案の一実施例に
ついて説明する。
図において、１はシールボックス、２はこのシールボッ
クス１の内周面に装着されたメカニカルシール、３は図
示しない電動機の回転軸、３ａはこの回転軸３の小径軸
端部、３ｂは段部、３Ｃは上記小径軸端部３ａの軸線方
向に刻設された雌ねじ、４はケーシングで、上記シール
ボックス１に水密に結合されている。
５は羽根車で、ボス部５ａが上記回転軸の小径軸端部３
ａに嵌合されると共にボス部５ａの先端に鍔部５ｃが形
成され、上記シールボックス１及び上記ケーシング４に
収納されている。
５ｂは上記鍔部５ｃに刻設された雌ねじで、上記小径軸
端部３ａの雌ねじ３ｃよりも大径且つ略々同芯状に刻設
されている。
６は上記能ねじ３ｃに螺着されたボルトで、座金７を介
して上記羽根車５を上記回転軸３に結合している。
８は羽根車５分解用のボルトである。
このように構成されたものにおいて、先づ、回転軸３に
羽根車５を結合する場合について説明する。
ケーシング４をシールボックス１に結合しない状態で、
回転軸３の小径軸端部３ａに羽根車５のボス部５ａの端
部が回転軸３の段部３ｂに当接させ、座金７を介してボ
ルト６を雌ねじ３ｃに螺着結合すればよい。
次に回転軸３より羽根車５を離脱する場合にはシールボ
ックス１よりケーシング４を取り外し、ボルト６を取り
外す。
次いでボルト８を雌ねじ５ｂＫ螺合してボルト８の端面
を回転軸３の端面に当接した状態でボルト８を回動する
と羽根車５のボス部５ａは回転軸３より離脱することに
なる。
なお、雌ねじ５ｂの径をシールボックス１とケーシング
４の結合ボルト径に合致しておけば分解用ボルト８を別
途準備する必要はなくシールボツクス１とケーシング４
の結合ボルトを分解用に流用することができる。
また羽根車５を樹脂で製作する場合、ボス部５ａのみ金
属をインサートしておけば樹脂部分には全く荷重が加わ
ることがなく分解時に羽根車５が損傷することがないこ
とは勿論である。
この考案は以上説明したように、回転軸の軸端部に軸線
方向の羽根車結合用の雌ねじを設けると共に、羽根車の
ボス部には上記軸端部に対向する鍔部を形成し、この鍔
部には上記雌ねじと同芯状で且つ上記雌ねじの直径より
も大径に形成された雌ねじを備えたので、回転軸と羽根
車との結合は勿論、分解が極めて容易になり、分解時に
生じようとする軸受や羽根車等の損傷事故を防止できる
ばかりでなく、分解用の雌ねじの直径をケーシング締付
用ボルト等の直径に合致させることも可能となり、分解
用のボルトとケーシング締付用ボルト等と兼用させるこ
とができるという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第１図、第２図はこの考案の一実施例を示すもので、第
１図は全体の構成を示す断面図、第２図は分解時の状態
を示す断面図である。 図中、１はシールボックス、２はメカニカルシール、３
は回転軸、３ａは小径軸端部、３ｃは雌ねじ、４はケー
シング、５は羽根車、５ａはボス部、５ｂは雌ねじ、５
Ｃは鍔部、６，８はボルトである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸端部に軸線方向の雌ねじを有する回転軸、この回転軸
    の上記軸端部にボス部が嵌合されると共に、上記能ねじ
    に螺合される締結部材により上記ボス部が上記軸端部に
    結合される羽根車を備えたものにおいて、上記羽根車の
    ボス部には上記軸端部に対向する鍔部を形成し；この鍔
    部には上記能ねじと同芯状で且つ上記能ねじの直径より
    も大径に形成ねれた雌ねじを備えたことを特徴とするポ
    ンプの羽根車の着脱構造。
JP1978064111U 1978-05-12 1978-05-12 ポンプの羽根車の着脱構造 Expired JPS5823998Y2 (ja)

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JPS58161773A (ja) * 1982-03-16 1983-09-26 Chobe Taguchi 鋼材の防せい法
JP2018132025A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 株式会社荏原製作所 ポンプ装置及びポンプ装置のメンテナンス方法

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JPS4222138Y1 (ja) * 1964-09-21 1967-12-18

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JPS52138402U (ja) * 1976-04-14 1977-10-20

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JPS4222138Y1 (ja) * 1964-09-21 1967-12-18

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