JPS5823388B2 - 2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸の製法 - Google Patents

2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸の製法

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JPS5823388B2
JPS5823388B2 JP55179737A JP17973780A JPS5823388B2 JP S5823388 B2 JPS5823388 B2 JP S5823388B2 JP 55179737 A JP55179737 A JP 55179737A JP 17973780 A JP17973780 A JP 17973780A JP S5823388 B2 JPS5823388 B2 JP S5823388B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸〔トビ
アス(Tobias )酸、以後TSと略称することが
ある〕を製造する改良法に関する。
この改良されたTSの製法は、2−アミンナフタリン含
量が極めて低い生成物を得ることを可能にし、そして空
間一時間−収率が高い点を特徴とする。
本発明のTSの製法は2−ヒドロキシナフタリン〔以後
HNと略称することがある〕から出発しそして次の主反
応工程から成る。
(a) 反応に不活性な有機溶媒中でクロルスルホン
酸により、2一ロドロキシナフタリンを2−ヒドロキシ
ナフタリン−1−スルホン酸〔以後オキシドピアス酸ま
たはOTSと略称することがある〕にスルホン化スる。
(b) 遊離される塩酸およびなお反応媒質中に存在
する過剰のクロルスルホン酸を中和し、および生成した
2−ヒドロキシナフタリン−1−スルホン酸をアンモニ
アにより相当するアンモニウム塩に変換する。
(C) ブヒヤラー(Bucherer )反応によ
り、2−ヒドロキシ−基を2−アミノ−基に変換する。
(d) 続いて、希硫酸により、生成TSを沈でんさ
せる。
ブヒヤラー反応は2−ヒドロキシ−1−ナフタリンスル
ホン酸のアルカリ金属塩のアミン化によるTS製造にお
いて工業的に通常利用されている。
この反応では少数の副生物が生成する。
この副生物の1つは2−アミンナフタリン〔以後ANと
略称することがある〕であり、これは発がん性化合物で
ある。
職業安全衛生管理局(O8HA:0ccupation
alSafety and Health Admin
istration)の出した規制によれば、AN含有
物質の取扱はその含有量が0.1重量%以下のときにの
み許される(The Federal Registe
r 39,420.Part■、第3756〜3797
頁(1974)および「The Control of
Industrial BladderTumour
s j 5cottおよびWit li ams 、
Br i t 。
J、 Industrial Medicine 14
.第150〜163頁(1957):参照〕。
従ってトビアス酸の工業的製造においてはこの条件を満
足するような倉入すな後処理をしなければならなかった
が、あるいは製造を中止しなければならなかった。
驚くべきことには、中間工程でアルカリ金属塩を生成す
る代りにもつと溶は易いアンモニウム塩を生成するよう
に全反応を行うことによって、必要とされる限度よりは
るかに低いほんの非常にとるに足らぬ量の2−ナフチル
アミンしか含まないトビアス酸が得られることが今や見
出されたのである。
オキシートピアス酸のアンモニウム塩は、より溶解度が
高いため、アルカリ金属塩で行うよりも高い濃度でバッ
チを処理することができ、それによって既述のようによ
り良好な空間一時間収率が得られ、そして更に利点のご
く一部を挙げれば必要な投資のよりよい利用、エネルギ
ーおよび生態学的手段のもつと良好な利用が挙げられる
クロルスルホン酸で2−ヒドロキシナフタリンをスルホ
ン化することによるオキシートピアス酸の製造は公知で
ある。
ここで特に注意をひくのは米国特許第1,716,08
2号およびF 1erz −DavidおよびBlan
gey、 「Fundamental Process
esof Dye Chemistryj (Inte
rsciencePublishers Inc社、N
ewYork、1949 。
第199〜200頁)である。
米国特許第1,716,082号の方法はオキシートピ
アス酸塩(アミン化によってトビアス酸に変えることが
できる)を作るのであるが、しかしその塩の収率は理論
の85〜90%に過ぎず、そして反応時間も4〜6時間
であり、従って空間一時間収率は低いものになる。
トビアス酸の製法は米国特許第2,058,911号に
も記載されているが、その方法はアミノ化反応において
得られた生成物の溶液から、モノクロルベンゼンまたは
ジクロルベンゼンのような水と不混和性の有機溶媒で抽
出することによって2−アミンナフタリンを除去し、そ
して生成しそして精製されたトビアス酸す) IJウム
塩の水溶液を、約45℃でコンゴーレッドで酸性になる
まで(pH3)酸性化することにあり、ピグメント染料
を得るための中間体として適するトビアス酸を提供する
この方法はきわめて複雑でそしてそれが収率上の損失に
つながる。
2−ナフチルアミン含量の低いトビアス酸の製造はドイ
ツ特許公開第2,831,956号、第2,831,9
65号、第2,831,966号、第2,831,99
2号、第2,831,993号、第2,831,994
号および第2,831,995号の課題にもなっている
これらの方法においては、2−ナフチルアミン(これは
オキシートピアス酸塩またはトビアス酸塩の分解によっ
て生成するとしている)の生成を阻止することによって
低い含量の2−ナフチルアミンをもつトビアス酸を作る
問題を解決する試みがなされている。
この場合もまた全工程がトビアス酸の溶解度の少いアル
カリ金属塩を作ることに関係しているので、特に大規模
生産において重要な空間一時間収率に関して全面的に満
足できる溶液を見出だすことができるのかどうかはまだ
わかっていない。
従って本発明は、公知の方法の不利な点をもたない2−
アミノ−1−ナフタリンスルホン猷の製造に対して新規
な方法を提供することをその目的とする。
この目的は次のような2−アミノ−1−ナフタリンスル
ホン酸(トビアス酸)の改良製造法によって完成される
すなわち、水に不混和性の有機溶媒中の2−ヒドロキシ
ナフタリン懸濁液トクロルスルホン酸とを、無水条件下
および約0〜10℃の温度範囲で反応させて2−ヒドロ
キシ−1−ナフタリンスルホン酸(オキシートピアス酸
)を得、反応混合物から真空下脱着によりH(J’を除
去し、アンモニア水溶液と水とを加えることによって反
応混合物を、有機相と水性相とから成る2相混合物に変
え、こうして得られるアンモニア性水性相を分離し、そ
れを水と不混和性の有機溶媒で抽出して2−ナフトール
を除去し、水性相中に残る有機溶媒を真空下で放散し、
抽出処理した水性相を加圧下でアンモニアおよびSO2
供与剤で処理し、加熱し、こうして得られるI・ピアス
酸のアンモニウム塩を含む水性反応混合物からNH3を
放散し、生成物の溶液を水に不混合性の有機溶媒で抽出
し、抽出処理したトビアス酸水性懸濁液を高めた温度で
酸性化し、懸濁液から脱着によりS02を除去し、約3
0℃に冷やし、ろ過により生成物を集め、そして所望に
より乾燥することから成る2−アミノ−1−ナフタリン
スルホン酸(トビアス酸)の製法であって、 (a) クロルスルホン酸に対して不活性で水に不混
和性の有機溶媒中の2−ヒドロキシ−ナフタリンの20
〜30%懸濁液と同じその溶媒で希釈されていることの
あるり力レスルホン酸との態別の流れを、約0°C〜1
0℃の温度で、クロルスルホン酸対2−ヒドロキシ−ナ
フタリンのモル比が約0.9ないし約1.05対1であ
る無水反応混合物が生じるような濃度および添加速度で
適当な反応容器中へ同時にしかも連続的に導入し、そし
て反応混合物をこの反応容器中に約10〜150分間放
置し、 (b)100〜400 ミIJバールの圧力下および0
〜60℃の温度範囲の脱着により、前記反応混合物から
HClを除去し、 (C) 残存する反応混合物を40〜80℃で10〜
60分間、25〜35%アンモニア水溶液で処理し、前
には酸性であった溶液のpH値を少くとも6にし、そし
て明らかに2つの液相が生成するのに充分な量の水、有
利には先に加えたアンモニア溶液と少くとも同量の水を
さらに加え、次に (d) 有機溶媒相を分離し、そして得られた水性相
を水と不混和性の有機溶媒で抽出することにより2−ヒ
ドロキシ−ナフタリン−残留物を除去してから、溶媒残
留物を200〜400ミリバールの減圧下および60〜
80℃の温度範囲で放散し、 (e) 生成するオキシートピアス酸のアンモニウム
塩をあらかじめ濃縮しないで、NH3および濃厚な(N
H4)2SOsまたはNH4H8O3溶液によってpH
値が9〜12になるまで120〜150°Cの温度範囲
および10〜20バールの圧力下で4〜12時間処理し
、そして(1)そのまま引続いてまたは(ii)2o〜
40%アルカリ水溶液を50〜80℃の温度範囲で添加
することによってトビ了ス酸のアンモニウム塩をアルカ
リ塩に変えてアンモニアを回収してから、NH3を放散
し、そして芳香族炭化水素による抽出によって2−ナフ
チルアミンを除去し、 (f) 得られた反応混合物に30〜70℃の温度範
囲で充分な40〜60%希硫酸を加えてpH値を1.2
〜1.75に調整し、こうして得られる懸濁液から0.
1〜0.9バールの真空下および30〜70°Cの温度
範囲における脱着によりまたは常圧下での不活性ガスに
よる追い出しによりS02を除去し、そして約30℃に
冷却してから、純粋なトビアス酸をろ過によって単離し
、そして所望によりそれを乾燥することから成ることを
特徴とする、 2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸(トビアス酸)
の製造である。
生態学的な理由から、得られたl・ピアス酸アンモニウ
ム塩は、硫酸で沈でんする前にアルカリで処理すること
が有利である。
反応中に使われたアンモニアの大部分はそれによって回
収できそして従って再循環用に使うことができる。
次のオキシートピアス酸のナトリウム塩およびアンモニ
ウム塩の溶解度の表は、本発明方法によって得られるさ
らに良好な空間一時間収率の可能性の明らかな証拠を提
供している。
水中でナトリウム塩およびアンモニウム塩の形にあるオ
キシ−トビ了ス酸の温度によって変る溶解度 本発明方法において反応媒質として適しており、クロル
スルホン酸に対して不活性な、水不混和性有機溶媒は、
塩素化された炭化水素例えば0−ジクロルベンゼン、モ
ノクロルベンゼン、しかし好ましいものはジクロルエタ
ンである。
反応に使う抽出剤として適当なものは芳香族炭化水素例
えばトルエン、キシlノンまたはエチルベンゼンならび
に上記したものと同じ溶媒である。
特記すべきものとして抜き出すべきこの新規な方法の特
別の利点は、溶液になっている原料物質から反応を出発
しなくてもよく、懸濁液から出発してよいことである。
この反応は2−ヒドロキシナフタリンの約25%懸濁液
から始めることができるので、それ故約60%だけより
多くの量を反応に使うことが可能である。
続く工程において反応時間が短いので、そしてアンモニ
ウム塩はより良好な溶解度をもつので、この新規方法は
先行技術の方法番こ比べて約100%優れた空間一時間
収率を得ることを可能にする。
純粋のまたは再循環のクロルスルホン酸は本発明の方法
に対しては約50重量%の濃度で使われ、そして2−ヒ
ドロキシナフタリンが懸濁している同じ溶媒で希釈され
る。
もつと低濃度のものは空間一時間収率における損失のた
めに適当ではない。
もつと高濃度のものは個々の場合に使うことができる。
反応媒質としての不活性有機溶媒中で、例えばナフタリ
ン、アントラセンまたはベンゼンのような芳香族炭化水
素をスルホン化またはクロルスルホン酸でスルホクロル
化する間に生成する塩化水素ガスを利用することによっ
て得られるクロルスルホン酸を使うことが有利である。
このような塩化水素ガスは、反応条件下で優勢になって
いる使った有機溶媒の蒸気圧次第で多かれ少かれこの溶
媒をある量含んでいるので、通常はかなりの時間と労力
を消費してそれを分解しなければならない。
この不純な塩化水素ガスを再使用できるようにするには
、それを溶媒から解放しなければならない。
これには耐腐食装置で複雑な操作を必要とする。
溶媒含有塩化水素ガスを60℃以下の温度で反応媒質と
してのクロルスルホン酸中で三酸化いおうと化学量論的
量でまたは塩化水素ガスを少し過剰にして反応させると
クロルスルホン酸を得る。
塩化水素ガス中に含まれる不活性溶媒は全工程にわたっ
て存在するので、得られたクロルスルホン酸は溶媒を含
んでいる。
しかしそれは同じまたは同じような溶媒媒質中で行うス
ルホン化およびクロルスルホン化反応に使用できる有用
な化学薬品である。
使用されるその他の試薬は、アンモニアまたはアンモニ
アおよび二酸化いおうを与える化合物例えば25〜35
%アンモニア水溶液または亜硫酸水素アンモニウム水溶
液である。
この新しい方法は連続式に行われるのが好ましG)。
個々の工程は回分式に行われても、全体の方法中に適当
に配置した積重ね容器を緩衝器として含めることによっ
て1つの連続反応経路が達成される。
詳細に述べると、本発明方法は例えば次のように行うこ
とができる。
添付のフローシート参照。反応成分すなわちクロルスル
ホン酸に不活性な有機溶媒中の2−ヒドロキシナフタリ
ンの20〜30%懸濁液と上記の同じ有機溶媒で希釈す
るととができるクロルスルホン酸とを、態別に貯蔵容器
中に装入する。
次にこの反応成分を2つの貯蔵容器から、かきまぜ機付
容器カスケード(I)の中へ同調供給する。
反応は発熱反応でありそして反応温度は0〜10℃に保
たねばならないので、添加速度は装置の規模に合わせそ
して冷却手段の効率に合わせて行う。
前記温度範囲より高い温度においては例えばスルホン化
の間に発生する塩化水素ガスと生成物または抽出物との
反応によって生成される望ましくない副生成物が形成さ
れるので、その形成を防ぐために高い温度範囲は避けな
ければならない。
クロルスルホン酸対2−ヒドロキシナフタリンのモル比
が0.90ないし1.05対1であるように、反応成分
の添加を同調させなければならない。
スルホン化反応は2−ヒドロキシナフタリンに関してク
ロルスルホン酸の化学量論的量よりも少く使って行うこ
とが好ましい。
このカスケード中での滞留時間は上述の条件によるが、
平均して約70分である。
発生する塩化水素は排出されそして吸収されあるいは先
に述べたようにクロルスルホン酸の新しい製造用に再循
環される。
反応媒質中の溶液中になお残存している塩化水素ガスは
圧力100〜400ミリバール、0〜60℃の温度範囲
で脱着される。
しかし好ましい温度範囲は5〜15℃である。
次にスルホン化混合物を25〜35%アンモニア水溶液
といっしょに中和および反応容器(II)の中へ供給す
る。
その添加速度はpH値が6〜6.5になるように制御す
る。
この工程の温度範囲は40〜80℃であるが好ましい範
囲は60〜75℃である。
同時に反応塊に水を加えるが、その水の量は2つの液相
すなわち水性の生成物相と反応媒質として作用する有機
溶媒相との2相を形成するに充分な量である。
しかしその水の量は先ず第1に残りの工程を行うのに望
まれる濃度に依存する。
経済的な理由から生成物塊の濃度はできるだけ高く保た
れる。
すなわちオキシートピアス酸の溶解度限度(表1参照)
のすぐ下の濃度に保つのである。
この中和工程を前記温度範囲40〜80°Cで行う理由
はここにある。
すなわちオキシドピアス酸アンモニウム塩の溶解度は温
度に依存しており、温度上昇にともなって上昇するから
である。
容器(n)の中における滞留時間は10〜60分である
この2相混合物を次に分離容器(I[I)に通し、そし
て容器(■)におけると同じ温度で有機溶媒相を水性相
から分離する。
水性相は最初に述べたのと同じ溶媒を使って、向流抽出
塔(IV)において、残存する未反応の2−ヒドロキシ
ナフタリンを除去する。
この操作の温度は40〜80℃の範囲にある。
前記の抽出後、水性相に残っている溶媒は放散器(■中
で200〜400ミリバール、60〜80℃で留去され
る。
この水性相は中間体としてオキシートピアス酸のアンモ
ニウム塩を含む。
約70℃の温度で、溶解した塩の濃度は50〜55%の
範囲である。
こうして高濃度処理法を行えば空間一時間収率および生
成物の品質に関して非常に良好な結果に達する。
オキシートピアス酸のNH,塩の溶液は次に反応塔倒中
へ通される。
同時に液体アンモニアおよび40〜55%NH4H80
3溶液を反応器(至)中へ供給するがその量はオキシー
トピアス酸塩に対し50%過剰までのモル量を供給する
温度を130〜150℃に上げ、同時に圧力は10〜2
0バールに上げる。
これらの反応条件はブヒヤラー反応に特有な条件の中か
ら選んだものである〔例えばN、 L、 Drake、
Org、 Reactions 1 、105(194
7)参照〕。
このような条件下で反応器内における滞留時間は4〜1
2時間、平均して8〜10時間である。
次に圧力を下げそしてこの方法で遊離されるべき全アン
モニアが逃れ去るに足るNaOH溶液を反応塊に加える
残ったアンモニアを塔■で放散する。
生成したトビアス酸のナトリウム塩を次に水で濃度20
〜30%に希釈し、そしてなお残っている少量の2−ア
ミノナフタリンを除去するために向流抽出塔(VI[[
)中でトルエンまたは同様な芳香族炭化水素を使い約6
0〜80℃の温度範囲で抽出を行う。
こうして得られるトビアス酸のナトリウム塩は2−アミ
ンナフタリン含量30ppm以下である。
次にpHを制御したトビアス酸の沈でんは、容器(力の
中で、40〜60%硫酸および反応混合物を30〜70
℃好ましくは45〜55℃の温度範囲で同時に導入しな
がら行われる。
酸性化の開始時点においては高めた温度に依持してトビ
アス酸ナトリウム塩のほとんどが溶液中に留まるように
する必要がある。
添加する酸の量はpH値1.2〜1.75好ましくは1
.5〜1.75が得られるような量である。
この操作は20〜40分間続く。この操作の経過中で遊
離するSO2は直ちに容器からあるいは脱着塔(X)か
ら排出するかまたは不活性ガスで追い出すことができ、
そして亜硫酸水素アンモニウム製造工程に再循環するこ
ともできる。
生成したトビアス酸はろ過によってフィルタープレス上
に集められ、水で中性になるまで洗浄しそして真空で乾
燥する。
本発明方法によって得られるトビアス酸の収率は2−ヒ
ドロキシナフタリンを基にして93〜98%である。
この新規方法によって得られるトビアス酸は染料製造用
の価値ある中間体である。
それは特にジアゾ染料の製造においてジアゾ成分または
カップリング成分として使用される。
本発明の新規方法は次の実施例に記載するように実施す
ることができる。
そこに使う種々の反応成分の濃度次第で、方法を変更す
る可能性が存在することはもちろん理解されるであろう
例1 1.2−ジクロルエタン中に含まれるβ−ナフトールの
結晶性の流れ易い22.6%懸濁液を15609/時(
2,44モル/時)の速度でり動しスルホン酸279
g1時(2,39モル/時)と同調させながらかきまぜ
容器カスケード中に装入する。
その反応温度を0〜5°Cに保ち、そして滞留時間を約
75分とする。
スルホン化の間に発生する塩化水素に吸収されそして反
応塊中になお溶解しているそれは0〜5℃、真空で脱着
によって除去される。
かきまぜ容器中では次いで速度145 g1時(2,5
5モル/時)、pH6〜6.5そして70〜75℃で3
0%アンモニア溶液をスルホン化塊に連続的に加える。
反応塊は同時に添加速度234 g/時の水で希釈され
、そして22分の滞留後、加熱された分離器にポンプで
送り込まれ、そこで70〜75℃で有機溶媒相は水性の
生成物相から分離される。
水性相(オキシートピアス酸のアンモニウム塩溶液)は
多段式の加熱された向流抽出塔において、同じ温度で1
00097時の速度でβ−ナフトールを除去される。
オキシートピアス酸のアンモニウム塩溶液中になお残存
する1、2−ジクロルエタンは約390 ミIJバール
、70〜75℃で蒸留によって除去される。
β−ナフトールを含有する1゜2−ジクロルエタン相は
水で抽出されそして水を除いた後再循環される。
収率は、ジクロルエタンを含まず、β−ナフトール含量
約30 ppmのオキシートピアス酸アンモニウム塩の
51.4%溶液1100g/時である。
オキシートピアス酸の収率は、反応のこの相までにおい
て、使ったβ−ナフトールに基づいて理論の98.3%
である。
オキシートピアス酸アンモニウム塩(51,4%)11
00 g1時、100%アンモニア165g/時および
54%亜硫酸水素アンモニウム231V時を、かきまぜ
機を備え、小室に区分された反応塔中へ送り込む。
反応器中の温度は140°Cに保つ。
滞留時間を8.5時間としそして圧力を15バールに調
整する。
これらの条件下でオキシートピアス酸はほとんど完全に
(〉98%)反応してトビアス酸となる。
反応混合物が反応器を通った後、圧力を大気圧に下げる
次いでアンモニウム塩をナトリウム塩に変えるために反
応混合物を20%NaOH溶液(481/時)と混合す
る。
次に蒸留塔中でアンモニアを放散しそして反応に再循環
する。
反応塔の底から流出する生成物の溶液は、11当りトビ
アス酸ナトリウム塩250gの濃度になるように水で希
釈し、そして向流抽出塔中70〜758Cでトルエンで
抽出する。
この方法において2−ナフチルアミンはトビアス酸に対
して約10 ppmというも早有意ではない僅少の残留
濃度にまで生成物溶液から除去される。
次に遊離のトビアス酸はこの溶液から50%硫酸(約5
4゜f!/時)の添加によって沈でんさせ、その間温度
を50〜55℃にそしてpH値を1.5と1.75の間
に保つ。
この操作中に遊離するSO□は脱着されそして工程に再
循環される。
生成物をろ過によって集め、冷水で洗浄しそして70〜
75℃で真空乾燥する。
単離されたトビアス酸の収率はオキシートピアス酸に基
づいて理論の95%である。
2−ナフチルアミンの濃度は30ppmより少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法による2−アミン−1−ナフタリン
スルホン酸(トビアス酸)製造の1連の工程を示した系
統図である。 なお図中の略号の説明は次のとおりである。 HN・・・・・・2−ヒドロキシナフタリン、AN・・
・・・・2−アミノナフタリン、OTS・・・・・・オ
キシートピアス酸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水に不混和性の有機溶媒中の2−ヒドロキシナフタ
    リン懸濁液とクロルスルホン酸とを、無水条件下および
    約O〜10℃の温度範囲で反応させて2−ヒドロキシ−
    1−ナフタリンスルホン酸(オキシートピアス酸)を得
    、反応混合物から真空下脱着によりHClを除去し、ア
    ンモニア水溶液と水とを加えることによって反応混合物
    を、有機相と水性相とからなる2相混合物に変え、こう
    して得られるアンモニア性水性相を分離し、それを水に
    不混和性の有機溶媒で抽出して2−ナフトールを除去し
    、水性相中に残る有機溶媒を真空下で放散し、抽出処理
    した水性相を加圧下でアンモニアおよびSO2供与剤で
    処理し、加熱し、こうして得られるトビアス酸のアンモ
    ニア水塩を含む水性反応混合物からNH3を放散し、生
    成物の溶液を水に不混和性の有機溶媒で抽出し、抽出処
    理したトビアス酸水性懸濁液を高めた温度で酸性化し、
    懸濁液から脱着によりS02を除去し、約30℃に冷や
    し、ろ過により生成物を集め、そして所望により乾燥す
    ることから成る2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸
    (トビアス酸)の製造であって、(a) クロルスル
    ホン酸に対して不活性で水に不混和性の有機溶媒中の2
    −ヒドロキシ−ナフタリンの20〜30%懸濁液と同じ
    その溶媒で希釈されていることのあるクロルスルホン酸
    との態別の流れを、約O〜10℃の温度で、クロルスル
    ホン酸対2−ヒドロキシ−ナフタリンのモル比が約0.
    9ないし約1,05対1である無水反応混合物が生じる
    ように前記各流れの濃度および添加速度を調整して、適
    当な反応容器中へ同時にしかも連続的に導入し、そして
    反応混合物をこの反応容器中に約10〜150分間放置
    し、(b)100〜400 :: IJバールの圧力下
    および0〜60°Cの温度範囲の脱着により、前記反応
    混合物からHCnを除去し、 (C) 残存する反応混合物を40〜80℃で10〜
    60分間、25〜35%アンモニア水溶液で処理し、前
    には酸性であった溶液のpH値を少くとも6にし、そし
    て明らかに2つの液相が生成するのに充分な量の水、有
    利には先に加えたアンモニア溶液と少くとも同量の水を
    さらに加え、次に (d) 有機溶媒相を分離し、そして得られた水性相
    を水に不混和性の有機溶媒で抽出することにより2−ヒ
    ドロキシ−ナフタリン−残留物を除去してから、溶媒残
    留物を200〜400ミリバールの減圧下および60〜
    80℃の温度範囲で放散し、 (e) 生成するオキシートピアス酸のアンモニウム
    塩をあらかじめ濃縮しないで、NH3および濃厚な(N
    H4) 2 SOsまたはNH4H803溶液によって
    pH値が9〜12になるまで120〜150°Cの温度
    範囲および10〜20バールの圧力下で4〜12時間処
    理し、そして(1)そのまま引続いてまたは(ii)2
    0〜40%アルカリ水溶液を50〜80℃の温度範囲で
    添加することによってトビアス酸のアンモニウム塩をア
    ルカリ塩に変えてアンモニアを回収してから、NH3を
    放散し、そして芳香族炭化水素による抽出によって2−
    ナフチルアミンを除去し、 (f) 得られた反応混合物に30〜70℃の温度範
    囲で充分な40〜60%希硫酸を加えてpH値を1.2
    .〜1.75に調整し、こうして得られる懸濁液から0
    .1〜0.9バールの真空下および30〜70℃の温度
    範囲における脱着によりまたは常圧下での不活性ガスに
    よる追い出しによりSO2を除去し、そして約30°C
    に冷却してから、純粋なトビアス酸をろ過によって単離
    し、そして所望によりそれを乾燥することから成ること
    を特徴とする、 2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸(トビアス酸)
    の製法。 2 工程(a)において、クロルスホン酸の流れとして
    は、2−ヒドロキシナフタリン懸濁液と同じ溶媒で希釈
    されているものを使うものとし、工程(b)において、
    脱着の温度範囲は5〜15℃とし、工程(c)において
    、アンモニア水溶液による処理の温度範囲は60〜75
    ℃とし、そしてアンモニア添加後にさらに加える水の量
    は先に加えたアンモニア溶液と少くとも同量とし、工程
    (d)において、水性相の抽出用溶媒としては、工程(
    a)で使ったのと同じ溶媒を使うものとし、工程e)に
    おいて、NH3の放散は予めアンモニアを回収してから
    行うものとする、前項1に記載の方法。 3 クロルスルホン酸に対して不活性で水に不混和性の
    有機溶媒として、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼ
    ン、ジクロルエタン、ジクロルメタンまたは四塩化エタ
    ンを使う前項1に記載の方法。 4 抽出用溶媒として芳香族炭化水素例えばトルエン、
    キシレンまたはエチルベンゼンを使う前項1に記載の方
    法。 5 工程(a)において、スルホン化を、2−ヒドロキ
    シナフタリンに対して化学量論的量よりも少いクロルス
    ルホン酸で行う前項1に記載の方法。 6 工程(a)において、懸濁液の流れとしては1゜2
    −ジクロルエタン中の2−ヒドロキシ−ナフタリン23
    %懸濁液の流れを使うものとし、クロルスルホン酸の流
    れとしては同じ溶媒で希釈したクロルスルホン酸の流れ
    を使うものとし、温度範囲は0〜5°Cとし、上記各流
    れの濃度および添加速度はクロルスルホン酸対2−ヒド
    ロキシ−ナフタリンのモル比が約0.95対1.00で
    ある無水反応混合物が生じるようなものとし、反応容器
    としてはかきまぜ容器カスケードを使うものとし、そし
    て反応容器内における反応混合物の放置時間は約70分
    間とし、工程(b)において、脱着の温度範囲は5〜1
    0℃とし、工程(C)において、アンモニア水溶液によ
    る処理の温度範囲は60〜75℃とし、そしてアンモニ
    ア添加後にさらに加える水の量は先に加えたアンモニア
    溶液と少くとも同量とし、工程(d)において、水性相
    の抽出用溶媒としては1゜2−ジクロルエタンを使うも
    のとし、工程(e)において、オキシートピアス酸−ア
    ンモニウム塩の処理条件は、液体NH3および濃NH,
    H8O3溶液を使いpH値が9〜11になるまで8〜1
    0時間行うものとし、NH3の放散は予めアンモニアを
    回収してから行うものとし、そして2−ナフチルアミン
    を除去するための抽出用溶媒としてはトルエンを使うも
    のとし、工程(f)において、反応混合物のpH調整は
    、pH値が1.5〜1.75になるのに充分な量の40
    〜60%希硫酸に45〜55℃の温度範囲で反応混合物
    を一度に加えることによって行うものとし、こうして得
    られる懸濁液から脱着によってS02を除去する場合に
    はその条件は0.1〜0.5バールの真空下および45
    〜55℃の温度範囲であるものとし、そして純粋なトビ
    アス酸をろ過によって単離した後で水洗しそして乾燥す
    るものとする、前項1に記載の方法。
JP55179737A 1979-12-20 1980-12-20 2−アミノ−1−ナフタリンスルホン酸の製法 Expired JPS5823388B2 (ja)

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