JPS6340184B2 - - Google Patents

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JPS6340184B2
JPS6340184B2 JP55053046A JP5304680A JPS6340184B2 JP S6340184 B2 JPS6340184 B2 JP S6340184B2 JP 55053046 A JP55053046 A JP 55053046A JP 5304680 A JP5304680 A JP 5304680A JP S6340184 B2 JPS6340184 B2 JP S6340184B2
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JP
Japan
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nitrotoluene
sulfonic acid
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reaction
water
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JP55053046A
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Gorutoshumitsuto Erunsuto
Shunegu Peetaa
Ururitsuhi Buranku Haintsu
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication date
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Publication of JPS6340184B2 publication Critical patent/JPS6340184B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶融した4−ニトロトルエンを三酸化
イオウガスと反応させることによる4−ニトロト
ルエン−2−スルホン酸の製造法に関する。
溶融したp−ニトロトルエンを多くて50体積%
の三酸化イオウガス及び不活性ガスの混合物と90
〜150℃の温度において反応させることによつて
p−ニトロトルエン−2−スルホン酸を製造する
ことは公知である(ドイツ特許出願公開第
2419455号)。
この操作において、反応混合物は三酸化イオウ
の添加の終る頃、黒色のタール状の懸濁液として
得られる。そしてp−ニトロトルエン−2−スル
ホン酸無水物の水による加水分解の後、p−ニト
ロトルエン−2−スルホン酸の水溶液が懸濁液か
ら生成し、溶解した着色化合物および溶解した未
反応のp−ニトロトルエンを分離するため、水に
不溶の副成物を分離する前または分離した後に、
この水溶液を活性炭で処理する。
ドイツ特許出願公開第2419455号に記載された
操作は、不活性ガスによつて希釈した三酸化イオ
ウを用いて行うという欠点を有する。ゆえに、不
活性ガスをあらかじめ精製するため、例えば不活
性ガスを乾燥するため、あるいはあとで例えば不
活性ガスの流れに随伴した揮発性のp−ニトロト
ルエンおよび/または三酸化イオウを分離するた
めにかなりの技術的な努力が必要である。さら
に、この操作において、不活性ガスの流れを反応
容器から導くために特別な装置が必要である。こ
のかなりの技術的な努力にもかかわらず、わずか
に約95%のp−ニトロトルエン−2−スルホン酸
の収率しか達成されず、生成物はタール状の不純
物を含んでいる。
さらに、ドイツ特許出願公開第2353918号およ
びドイツ特許出願公開第2354097号は芳香族炭化
水素をSO3ガスで処理することによる芳香族スル
ホン酸の製造において、反応が熱移動媒体として
の、連続的に維持された大過剰の芳香族炭化水素
のもとで、還流条件下で起こる方法を明らかにし
ている。ドイツ特許出願公開第2354097号に従つ
て、芳香族物質およびそれから生成したスルホン
酸を溶解する不活性化合物を熱移動媒体として用
いる。圧力によつて調節することができる反応温
度は20〜100℃の間であり、還流温度に対応する。
p−ニトロトルエン(沸点:105℃/9mmHg)
のスルホン化の場合における物理的な係数は、無
溶剤プロセスが上に示した操作によつて工業的な
規模でかなりの努力をはらつてのみ行うことがで
きることを意味する。溶剤の提案された使用でさ
え、もしもSO3に対して充分に安定な有機溶剤が
問題の温度範囲において入手できようとも、付加
的な技術的な努力を意味する。
4−ニトロトルエンを三酸化イオウガスと高温
において反応させることによる4−ニトロトルエ
ン−2−スルホン酸の製造において、溶融した4
−ニトロトルエンを三酸化イオウガスと約60〜約
150℃の範囲の温度において、4−ニトロトルエ
ンの蒸気圧より高い圧力下で、SO3:4−ニトロ
トルエンのモル比0.1:1〜1.5:1で反応させ、
過剰に用いない反応成分の少なくとも約70%の転
化が達成された後、スルホン化混合物を水で処理
することを特徴とする方法がここに見いだされ
た。
それによつて得られた反応混合物はさらに精製
することができる。
本発明による方法において、過剰に用いない反
応成分の少なくとも約70%の転化後、スルホン化
混合物は、混合物中に存在するスルホン酸無水物
の約80〜100℃における約30〜60分の加水分解後
に、その後の処理に適する濃度、例えば約20〜70
重量%の4−ニトロトルエン−2−スルホン酸溶
液が生成し、吸着または抽出によつて精製するこ
とができるような量の水で処理する。溶液は、も
しも適当ならばわずかに可溶のスルホンを別し
た後、すべての割合で水と混合しない有機溶剤で
抽出するのが好ましい。抽出に対して用いた溶剤
の残量を分離した後、次のデータから見られるよ
うに、品質のすぐれた4−ニトロトルエン−2−
スルホン酸の純粋な約40%溶液を得る。
すべての有機不純物の合計 1ppm 40%溶液の色番号 4〜6 (ガードナー(Gardner)色彩標準:ドイツ特
許出願公開第2419455号参照) 過剰に用いない反応成分の少なくとも約70%の
転化が達成された後、反応混合物に加える水は、
あらかじめ精製したか、あるいは好ましくは精製
していない、スルホン化混合物からの4−ニトロ
トルエンスルホン酸とあわせて、約20〜70重量%
の4−ニトロトルエンスルホン酸濃度が確立され
るような量で溶解した4−ニトロトルエンスルホ
ン酸をすでに含んでいる、アルカリ金属水酸化物
水溶液および/または酸性、中性もしくはアルカ
リ性水溶液の形でもまた用いることができる。
4−ニトロトルエン−2−スルホン酸の収率は
理論値の約98〜99.5%(反応した4−ニトロトル
エンに対して)である。
本技術の現状から、不活性ガス希釈、還流条
件、溶剤もしくは希釈剤の使用またはスルホン化
すべき大過剰の芳香族炭化水素のような特別な方
策の適用によつてのみ、4−ニトロトルエンを三
酸化イオウと反応させ、満足すべき品質の生成物
を好収率で与えうることができると考えられるの
で、上の結果は一層驚くべきことである。
上に記載したように、約60〜150℃の範囲の反
応温度がスルホン化に適し、80〜130℃とくに90
〜125℃の反応温度が有利である。とくに好まし
い温度範囲は100〜120℃である。
本発明の方法はわずかに加圧下、減圧下または
常圧下で行うことができる。
本発明による方法は4−ニトロトルエンの蒸気
圧より高い圧力下、好ましくは常圧下で行うのが
有利である。
もしも三酸化イオウをガスの形で反応混合物に
通すならば、ある程度の加圧が必要であるかもし
れず、その場合、三酸化イオウの凝縮が起こらな
いように注意せねばならない。
本発明の方法はSO3ガスを溶融した4−ニトロ
トルエンと約0.1:1〜1.5:1、好ましくは0.7:
1〜1.3:1、とくに好ましくは0.9:1〜1.2:1
のモル比で約80〜130℃の温度範囲においてはげ
しく混合し、選んだ反応温度は混合操作の間冷却
によつて維持することによつて行うことができ
る。混合操作の何分か後、もつとも長くて約10時
間後、理論値の少なくとも70%の、過剰に用いな
い反応成分の転化が反応条件下で達成された。過
剰に用いない成分の転化率は約85%が好ましく、
とくに好ましくは理論値の90%以上である。
目的の転化率が達成されたとき、例えば用いた
4−ニトロトルエン1モルあたり100−500mlの水
を反応混合物に加え、混合物は一般に約80〜100
℃の高温において約60分までの間かきまぜる。約
20〜70%の、淡黄色から赤味がかつた4−ニトロ
トルエン−2−スルホン酸の粗溶液を得る。その
なかに未反応の4−ニトロトルエンが溶解するか
乳化しており、少量の結晶性スルホンが懸濁して
いてもよい。4−ニトロトルエン−2−スルホン
酸の収率は理論値の98%(反応した4−ニトロ
トルエンに対して)である。
4−ニトロトルエン−2−スルホン酸は、もし
も適当ならば過および/または相分離後、4−
ニトロトルエン−2−スルホン酸の粗水溶液から
濃縮および/または冷却によつて、ならびに/あ
るいは(H3O)+イオンの適当な濃度を確立する
ことによつて結晶として沈殿させることができ、
結晶を単難する。
純粋な溶液はもし適当ならば未溶解のスルホン
の別後、もし適当ならば過剰の4−ニトロトル
エンの分離後、そしてもし適当ならば高温におい
て懸濁液もしくは溶液の適当な溶剤による抽出に
よつて4−ニトロトルエン−2−スルホン酸の粗
溶液から製造するのが好ましい。
抽出に対する可能な溶剤はすべての割合におい
て水と混合しない有機溶剤、例えば塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素およびジクロロエ
タンのような炭素原子数1〜5、好ましくは炭素
原子数1〜3の塩素化脂肪族炭化水素、および/
または例えばクロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン、ベンゼン、トルエン、o−、m−もしくはp
−キシレン、エチルベンゼン、クメン、テトラリ
ン、クロロナフタレンおよびメチルナフタレンの
ような炭素原子数6〜18、好ましくは炭素原子数
6〜12の芳香族炭化水素である。
塩化メチレンおよび/またはアルキルベンゼ
ン、とくにトルエンが抽出用溶剤として用いるの
に好ましい。
粗溶液の有機溶剤による抽出は有機溶剤対粗溶
液の重量比約1:25〜約2:1、好ましくは1:
10〜1:20の比で一回もしくは数回にわけて行
う。
最後の抽出の後、水相に溶解している有機溶剤
の残量はもし必要ならば初期蒸留によつて除く。
目的の高純度を有する約20〜70%の4−ニトロ
トルエン−2−スルホン酸水溶液は通常この方法
で製造する。4−ニトロトルエン−2−スルホン
酸溶液中の遊離の硫酸の濃度は一般に10モル%以
下であり、約3〜7モル%(4−ニトロトルエン
−2−スルホン酸に対して)が好ましい。
抽出は不連続的にまたは連続的に行うことがで
きる。
例えば本発明による方法は4−ニトロトルエン
1モルあたり0.7〜1.3モルのSO3を用い、過剰に
用いない反応成分の少なくとも約85%の転化が達
成されたとき、水を加えることによつて反応を中
断させることによつて行うことができる。水溶液
から相分離によつて適宜分離し、そして/または
例えば抽出によつて回収した未反応の4−ニトロ
トルエンはふたたびスルホン化に用いることがで
きる。
本発明の方法の別の具体例において、用いた4
−ニトロトルエンに対してSO3は20%まで、好ま
しくは15%までの過剰を用い、4−ニトロトルエ
ンのほとんど定量的な転化が達成されたとき、反
応混合物を水で処理する。4−ニトロトルエンの
残量は、もし適当ならば副成物として生成した
5,5′−ジニトロ−2,2′−ジトリルスルホンを
別した後、例えば抽出によつて分離する。
本発明の方法の好ましい具体例において、SO3
と4−ニトロトルエンは0.9:1〜1.2:1のモル
比で用い、過剰に用いない成分が90%以上まで反
応したとき、水を加えることによつて反応を中断
させる。スルホン化混合物の加水分解後、未反応
の4−ニトロトルエンはもし適当ならば反応中に
生成した5,5′−ジニトロ−2,2′−ジトリルス
ルホンを分離した後、反応にリサイクルすること
ができる。スルホンは例えば過、または4−ニ
トロトルエンの蒸留によつて分離することができ
る。
本発明の方法は不連続的にまたは連続的に行う
ことができる。例えばかきまぜケトルを不連続操
作の場合に用いることができる。
連続操作の場合に、反応は例えばかきまぜケト
ルのカスケード、反応管、薄膜反応器またはルー
プ反応器中でもし必要ならば仕上反応器を用いて
行うことができる。
反応は不活性ガス下で行うことができるが、こ
れは本発明の方法に対して必須ではない。
本発明によつて、SO3ガスは未希釈の形で、そ
して例えば常圧下で用い、反応させるのが好まし
い。工業用SO3のSO2による汚染は本発明の方法
に不利な影響を及ぼさない。例えば50%までの不
活性ガスによるSO3ガスのある程度の希釈は可能
であるが、生成物の品質およびプロセスに対する
操作に関してまつたく利点を与えず、付加的な費
用を伴う。
SO3ガスは反応混合物の上に通すか、あるいは
好ましくは反応混合物の中に通すことができる。
好ましい具体例において、本発明の方法は連続
的に例えば未希釈のSO3ガスを溶融した4−ニト
ロトルエンと同時に反応混合物中の供給系を通じ
て反応器内に通し、反応混合物を例えばかきまぜ
ケトルのカスケードのような滞留系に移すことに
よつて行う。熱いスルホン化混合物は主反応器か
ら、またはもしも適当ならば滞留系から加水分解
装置、例えばかきまぜ装置の中に流れ、それに目
的の濃度の4−ニトロトルエン−2−スルホン酸
溶液の加水分解と製造に必要な量の水を同時に連
続的に供給する。
粗加水分解溶液または混合物はもし適当ならば
オーバーフローを通して例えば別のかきまぜケト
ルのような滞留系に通し、そこからもし適当なら
ば未溶解の4−ニトロトルエンと5,5′−ジニト
ロ−2,2′−ジトリルスルホンを分離した後抽出
装置に供給する。
別の具体例において、スルホンは抽出の前に
過によつて分離することができる。抽出は例えば
トルエンを向流で約30〜70℃において粗溶液対ト
ルエンの重量比約10:1〜約20:1で供給するこ
とによつて行う。
有機相を分離した後、有機溶剤は再蒸留し、ふ
たたび抽出装置に供給することができる。もし適
当ならば分離および/または抽出した4−ニトロ
トルエンは再蒸留し、主反応器にリサイクルする
ことができる。スルホンは蒸留の底生成物から結
晶形で得ることができ、別の用途に向けることが
できる。
本発明の方法によつて製造した4−ニトロトル
エン−2−スルホン酸溶液は非常に純粋な結晶性
4−ニトロトルエン−2−スルホン酸の製造に用
いることができる。
さらに、4−ニトロトルエン−2−スルホン酸
は4,4′−ジニトロスチルベン−2,2′−ジスル
ホン酸の製造に用いることができ、そこでは例え
ば4−ニトロトルエン−2−スルホン酸の約30〜
50%水溶液を酸化剤、例えば大気中の酸素と反応
させる。4,4′−ジニトロスチルベン−2,2′−
ジスルホン酸はさらに還元によつて4,4′−ジア
ミノスチルベン−2,2′−ジスルホン酸(ベリヒ
テ(Ber.)、30巻、3100頁参照)を与えることが
でき、蛍光増白剤の製造に対する重要な中間生成
物である(A.ドーラーズ(Dorlars)、C.−W.シ
ユエルハンマー(Schellhammer)およびJ.シユ
レーダー(Schroeder)、アンゲバンテ・ヘミー
(Angew.Chem.)、87巻、693頁(1975年))。
4,4′−ジニトロスチルベン−2,2′−ジスル
ホン酸を与えるこの化合物の反応において、とく
に高い品質が4−ニトロトルエン−2−スルホン
酸の水溶液に要求される(ドイツ特許出願公開第
2419455号参照)。上記のように、本発明の方法に
よつて要求された品質を達成するのにまつたく問
題はない。
下の実施例は本発明の方法をより詳細に説明す
ることを目的とし、それをこれらの実施例に限定
するものではない。
実施例 1 三酸化イオウガス75.6g(0.94モル)を100℃
にあたためたp−ニトロトルエン137g(1モル)
の溶融物に40分間かけて通す。溶融物は導入の間
冷却によつて100℃に保ち、導入を開始して約30
分後に結晶が分離する。溶融物は同じ温度で1時
間かきまぜる。水中での加水分解(30分、90℃)
による試料の分析は反応混合物(212.6g)が次
の化合物を含むことを示す。p−ニトロトルエン
−2−スルホン酸91.3%、p−ニトロトルエン
6.5%および硫酸2.1%。すなわち三酸化イオウの
94.6%が反応してp−ニトロトルエンスルホン酸
を与えた。
実施例 2 SO3ガス296g/時および液状4−ニトロトル
エン533.3g/時を同時に連続的に供給管を通し
て、内部温度を110℃に保つた0.3lかきまぜ装置
内に計量する。充分に混合した、易動性のスルホ
ン化組成物はオーバーフローを通つて、温度を
110℃に調節した2lのかきまぜ装置内に流す。ス
ルホン化組成物はこの滞留容器からオーバーフロ
ーを通つて3lのかきまぜフラスコ内に流れ、その
中に水約1450g/時を同時に供給する。温度は95
℃に調節する。4−ニトロトルエン−2−スルホ
ン酸の粗溶液はオーバーフローを通つて、そして
過後貯蔵タンクに通す。
抽出(各回トルエン150mlで5回)と残留トル
エンを除くための初期蒸留は次の組成を有する4
−ニトロトルエン−2−スルホン酸(ガードナー
色彩標準、色番号6)の純粋溶液約2220g/時を
与える。4−ニトロトルエン−2−スルホン酸
758.7gおよびH2SO4 22.8g。すべての有機不純
物の合計は5mgである。
実施例 3 SO3ガス325g/時および4−ニトロトルエン
533g/時を120℃で実施例2に記載したものと同
じ装置に供給する。滞留容器も同様に120℃に保
つ。加水分解は95℃でH2O約1560ml/時を用い
て行う。スルホンを別し(6.7g/時)、粗溶液
を60℃で抽出し(各回トルエン約200mlで5回)、
残つたトルエンを留去した後、次の組成を有する
4−ニトロトルエン−2−スルホン酸の純粋溶液
2360g/時を得る。4−ニトロトルエン−2−ス
ルホン酸816.2gおよびH2SO4 27.5g。すべての
有機不純物の合計は5mgである。色番号6(ガ
ードナー色彩標準)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 4−ニトロトルエンを三酸化イオウガスと高
    温において反応させることによる4−ニトロトル
    エン−2−スルホン酸の製造において、溶融した
    4−ニトロトルエンを三酸化イオウガスと60〜
    150℃の範囲の温度において、4−ニトロトルエ
    ンの蒸気圧より高い圧力下で、三酸化イオウ対4
    −ニトロトルエンのモル比0.1:1〜1.5:1で反
    応させ、過剰に用いない反応成分の少なくとも70
    %の転化率を達成した後、スルホン化混合物を水
    で処理することを特徴とする方法。 2 水で処理したスルホン化混合物を精製プロセ
    スにかけることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 反応混合物を、すべての割合で水と混合しな
    い有機溶剤による抽出によつて精製することを特
    徴とする、特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 1〜5個の炭素原子を有する塩素化脂肪族炭
    化水素を有機溶剤として用いることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 6〜18個の炭素原子を有する芳香族炭化水素
    を有機溶剤として用いることを特徴とする、特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 6 塩化メチレンおよび/またはトルエンを有機
    溶剤として用いることを特徴とする、特許請求の
    範囲第3項記載の方法。 7 未反応の4−ニトロトルエンをスルホン化段
    階にリサイクルすることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1〜6項の何れかに記載の方法。 8 用いた4−ニトロトルエンに対してSO3を20
    %までの過剰で用いることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1〜7項の何れかに記載の方法。 9 プロセスを連続的に行うことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1〜8項の何れかに記載の方
    法。
JP5304680A 1979-04-26 1980-04-23 Manufacture of 44nitrotoluenee22sulfonic acid Granted JPS55145661A (en)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55145661A JPS55145661A (en) 1980-11-13
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US (1) US4382039A (ja)
EP (1) EP0018541B2 (ja)
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