JPS582274Y2 - 網たわし - Google Patents

網たわし

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Publication number
JPS582274Y2
JPS582274Y2 JP1979010900U JP1090079U JPS582274Y2 JP S582274 Y2 JPS582274 Y2 JP S582274Y2 JP 1979010900 U JP1979010900 U JP 1979010900U JP 1090079 U JP1090079 U JP 1090079U JP S582274 Y2 JPS582274 Y2 JP S582274Y2
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JP
Japan
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core material
knitted
surface layer
scrubber
donut
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979010900U
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English (en)
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JPS55110157U (ja
Inventor
純一 梶谷
Original Assignee
株式会社梶谷産業
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社梶谷産業 filed Critical 株式会社梶谷産業
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は網たわしの改良に関する。
周知の合成樹脂製もしくは植物繊維製のたわしに比し、
細くてかたい鋼線の如き金属平線を用いたたわしは、そ
の材質が金属で硬質であるうえに各金属平線の縁辺が尖
っているために摩擦力にすぐれており、特に上記金属平
線をコイル状に連続カールさせたものでは該カール構成
によって金属平線が被洗物に弾力的に接することから洗
浄力が極めて大きい利点がある。
その反面、この金属たわしは上記カール構成数に内部に
空間が多く、全体として柔かすぎ、手で把持して摺り洗
いするに不適であると共に、使用頻度が増すにつれ簡単
に型部れしてたわし形状を保形できないことが難点とさ
れている。
本考案は上記難点を一挙に解決したもので、更に詳しく
は、本考案出願人が過去において実公昭50−1973
4号として案出するに至ったドーナツ状網たわし構造の
改良に関するものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明すると、第
3図に示すように、廉価な材料、例えば塩化ビニルを使
用してドーナツ状の芯材1を用意する。
この芯材1は本実施・例では塩化ビニル繊維をメリヤス
編して筒状網を構成したのち、これを複数回巻回したも
のを用いる。
尚、芯材1を構成するメリヤス編筒状網には上記塩化ビ
ニル繊維以外の他の適当な合成繊維を使用することがで
きる。
更に一方では第4図のように同しく塩化ビニル等の合成
樹脂芯線条2を用いて、これにカール巻きされたコイル
状の2本の金属平線3を互に逆方向に交互に螺旋状に纒
巻して複合線条4を構成し、この複合線条4を用いてメ
リヤス編による筒状#i!15を製作する。
そして所要長に切った筒状網5内に上記の芯材1を嵌め
、該芯材1に筒状網5をその一端から渦巻状に巻回して
ドーナツ状のたわし本体6を製作する。
次にドーナツ形状の中心部に第1図および第2図の如く
硬質又は軟質の熱可塑性合成樹脂より戒る扁平楕円板7
を圧嵌し、且つ該楕円板7の周縁部8を編巻回部9に熱
溶着させて一体化し、これによって楕円板7にて補強さ
れた網たわしを構成する。
10は楕円板7に開設させた水抜き孔である。
以上説明したように本考案によれば、カール巻きされた
コイル状金属平線を合或樹脂製芯線条に複数本纏巻させ
、これで得られた複合線条をメリヤス編みして表層用メ
リヤス編筒状網を形成しているから、個々の金属平線が
合成樹脂芯線条によって確実に支持されるに至り、網た
わしを被洗物に押しつけた時の被洗物と金属平線とのな
じみ性が良いと共に、金属平線の弾性押しつけ姿勢が芯
線条によって維持され、しかして一層有効な洗浄力を発
揮せしめることができる。
また、上記複合線条からなる表層用メリヤス編筒状網と
、合成繊維からなる芯材用メリヤス編筒状網とでそれぞ
れたわし本体の表層部及び芯材が構成されていて、芯材
と表層部とがそれぞれ別個のメリヤス編筒状網にて構成
されるから、特に摺り洗い効果が発揮される表層部にの
み強靭で摩耗性の良好な金属平線を使用すれば、直接洗
浄に寄与しない芯材には廉価な材料を使用しても網たわ
しとしての機能に不都合はなく、また弾性芯材に対する
表層用メリヤス編筒状網の巻回数を2重又は3重と云う
ように少なくしても、この網巻回部の径は当該網たわし
を弾力的に被洗物に押し当てるに充分な径にできると共
に、芯材の弾性を利用して表層の筒状網により強力な洗
浄効果を発揮せしめることができ、かくて廉価な芯材の
使用が可能であることと、比較的高価である表層用メリ
ヤス編筒状網の使用量を少なくできることから網たわし
のコストを大幅に低減できる。
更に本考案によれば、合成樹脂芯線条に2本の金属平線
が夫々の巻方向を互いに逆にして交互に螺旋状を呈する
ように纒巻されて複合線条が構成されているため、1本
の金属平線のみが芯線条に螺旋巻きされておればその螺
旋が型崩れや変形を生じたり螺旋が芯線条の全長に亙っ
て均一に形成されえないところを、斯る双方の逆巻き螺
旋状(コイル状)金属平線により各螺旋状金属平線が相
補的に支持される状態となって螺旋の型崩れや変形を生
ぜず、芯線条の全長に亙って均一に螺旋が形成されるこ
とになる。
この効果は複合線条がメリヤス編みされるとき一段と顕
著である。
すなわち、一般にメリヤス編みにおいては1本の糸によ
って多数の編目(ループ)が形成されるわけであるから
、複合線条が上記の如く芯線条に2本の金属平線を互い
に逆方向に交互に螺旋状を呈するよう纒巻されたもので
あれば複合線条の多様な屈曲変形による編目形成時に各
金属平線の螺旋が型崩れを起こしたり局部的に変形を生
じたりすることがなくて、筒状網の全体に亙って金属平
線の螺旋形状が均一となった良好なメリヤス編筒状網が
形成され、それによってたわし本体の表層郡全体に均−
且つ有効な洗浄力を発揮させることができる。
更に、また、ドーナツ状芯材は合成繊維からなるメリヤ
ス編筒状網を渦巻状に巻回するだけでよいからその製作
が非常に簡単となり、しかも表層部と同様なメリヤス編
筒状網の渦巻き状体であるため、表層部が上記のように
コイル状金属平線を含む複合線条からなるものであった
としても、同じメリヤス編筒状網の性質により、表層部
と芯材とはほぼ同様な伸縮性、弾力性更に吸水性、通水
性を有することになり、従って使用に際し、たわしを握
ったとき表層部と芯材とがほぼ均一な変形をなして違和
感を与えることがなくて使い心地が良く、また表層部と
芯材との間に水が滞留したりゴミが詰まったりすること
がない。
更に本考案によれば、網たわし中心に存する合成樹脂円
板のため、鉄網たわしが補強され且つたわし中心の支持
力が確実に働いて外力に良好に対抗し、長期使用するも
型崩れや変形が生ぜず、頻る強固且つ堅牢となって耐久
力が出る。
故に、この網たわしにカール巻きされたコイル状金属平
線を用いれば、この金属平線の抜群の洗浄力が上記合成
樹脂円板による保形力により更に生かされて一層高い洗
浄力を有する網たわしを構成できる。
しかも、網たわしの中心を存する円板で該たわしが支持
されるから、たわし使用に際して全体を手で強く握るも
変形がなく、従って網たわしを強く被洗物に押しつけて
摺り洗いできるから、上記カール巻きされたコイル状金
属平線の洗浄力が更に高められる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は網たわ
しの平面図、第2図はその縦断側面図、第3図は芯材の
外観斜視図、第4図は複合線条の拡大図である。 1・・・・・・弾性ドーナツ状芯材、2・・・・・・合
成樹脂芯線条、3・・・・・・金属平線、4・・・・・
・複合線条、5・・・・・・筒状網、6・・・・・・た
わし本体、7・・・・・・合成樹脂円板(扁平楕円板)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂芯線条に2本のコイル状金属平線を夫々の巻方
    向が互いに逆で交互に螺旋状を呈するように纒巻して構
    成した複合線条からなる表層用メリヤス編筒状網に、合
    成繊維からなる芯材用メリヤス編筒状網をそれ自体渦巻
    状に巻回して形成したドーナツ状弾性芯材を嵌めて、該
    表層用メリヤス編筒状網をドーナツ状弾性芯材の回りに
    渦巻状に巻回することでたわし本体を構成し、このたわ
    し本体のドーナツ状中空部に合成樹脂製円板を嵌合する
    と共に、この円板の周縁部をたわし本体の編巻回部に一
    体溶着してなることを特徴とする網たわし。
JP1979010900U 1979-01-30 1979-01-30 網たわし Expired JPS582274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979010900U JPS582274Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 網たわし

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JP1979010900U JPS582274Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 網たわし

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Publication Number Publication Date
JPS55110157U JPS55110157U (ja) 1980-08-02
JPS582274Y2 true JPS582274Y2 (ja) 1983-01-14

Family

ID=28824337

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JP1979010900U Expired JPS582274Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 網たわし

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228291Y2 (ja) * 1980-12-01 1987-07-20

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019734U (ja) * 1973-06-18 1975-03-06
JPH061608U (ja) * 1992-06-16 1994-01-14 廣司 冨岡 コンクリート打設用シュート支持器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53163951U (ja) * 1977-05-31 1978-12-22

Patent Citations (2)

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JPS55110157U (ja) 1980-08-02

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