JPS5822696Y2 - デンキカミソリバ - Google Patents

デンキカミソリバ

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Publication number
JPS5822696Y2
JPS5822696Y2 JP1974092060U JP9206074U JPS5822696Y2 JP S5822696 Y2 JPS5822696 Y2 JP S5822696Y2 JP 1974092060 U JP1974092060 U JP 1974092060U JP 9206074 U JP9206074 U JP 9206074U JP S5822696 Y2 JPS5822696 Y2 JP S5822696Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cutter
cutter
insertion hole
protrusion
insertion piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974092060U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5119988U (ja
Inventor
哲夫 浜島
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1974092060U priority Critical patent/JPS5822696Y2/ja
Publication of JPS5119988U publication Critical patent/JPS5119988U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外刃の内面に摺接する内刃を、回転駆動される
内刃フレームに取付けた電気かみそり刃、殊に内刃フレ
ームに設けた内刃挿入孔に内刃の挿入片部を挿入するこ
とで内刃フレームに内刃を取付けた電気かみそり刃に関
するものであって、その目的とするところは内刃回転時
における回転遠心力により内刃と外刃との相対位置が変
化して切れ味が劣化することをなくした電気かみそり刃
を提供するにある。
従来外刃7内面に摺接する内刃5を回転せしめるように
した電気かみそりにおいては、第4図に示すように内刃
5の挿入片部6を内刃フレーム1に設けた内刃挿入孔2
に位置決めして取付け、挿入片部6の下端面を押上げば
ね8により押上げて外刃7に押し当て、内刃5を摺動回
転させていたが、内刃5が複数個設けられているため、
個々の内刃5は外刃に密着するように上下動し得る構造
になっていた。
従ってかかる従来例にあっては、内刃5の挿入片部6と
内刃5の内刃挿入孔2との間には、内刃5の上下動を可
能にするためのギャップGが設けられているため、内刃
5の静止時と低速回転時、高速回転時の間で内刃5の位
置が遠心力により変化し、例えば高速回転時において第
5図のように内刃5が角度αだけ傾き、内刃5の外側部
と外刃7との間に隙間Sを生じて切れ味が悪化する欠点
があった他、内刃5や内刃フレーム1等の部品のばらつ
きにより、内刃5及び゛外刃7の加工の際における共摺
時に、内刃5が回転中心側先端から外刃7に当り、内刃
5は当然回転中心部程周速が遅くなっているため、作業
性が悪くて、内刃5と外刃7との密着状態の管理が困難
であり、特に外刃7外周部における刃厚のばらつきも大
きくなり、使用感が悪化するとともに短かく剃ることが
できない欠点があった。
本考案は上述の点に鑑みて提供せるものであって、以下
本考案を説明すると、本考案は内刃フレームに上下の軸
方向に貫通形成した内刃挿入孔の外周側の内面上部に上
部突部を、内刃フレームの中心側の内面下部に下部突部
を設けて、上部突部の先端面と下部突部の先端面との各
回転軸方向延長面間の寸法を内刃の挿入片部の巾寸法以
下とし、内刃挿入孔の中心側の内面上端と下部突部の先
端面上端とを通る直線と、内刃挿入孔の外周側の内面下
端と上部突部の先端とを通る直線との間の寸法を内刃の
挿入片部の巾寸法よりも大としたものであって、この構
成によって内刃の挿入片部が垂直乃至上部が内刃フレー
ムの中心側に傾むくようにしたものである。
次に本考案を第1図〜第3図に示す実施例図により詳述
する。
1は内刃フレームであって成型体により形成され、一点
鎖線Cで示す軸を回転中心として回転する。
内刃フレーム1には内刃5の挿入片部6を挿入するため
の内刃挿入孔2が内刃フレーム1を上下の軸方向に貫通
するように、また径方向に長い長孔となるように形成さ
れており、該内刃挿入孔2の外周側の内面上端と中心側
(内周側)の内面下端とには夫々上部突部3と下部突部
4とが形成されている。
しかしてこの上部突部3の先端面の軸方向における延長
面と下部突部4の先端面との間の寸法をB□とし、内刃
挿入孔2の中心側の内面上端から下部突部4の先端面上
端を通る直線と、上部突部3の先端面下端から外周側の
内面下端を通す直線との間の寸法をB3とし、さらに内
刃5の挿入片部6の巾寸法をB2としたとき、B1≦B
2< B3の寸法関係を有するようにし、内刃挿入孔2
に内刃5の挿入片部6が垂直又は内刃5の上部が内刃フ
レーム1の中心側に傾むくように挿入装着されるように
したものである。
内刃フレーム1を高速で回転させた際には遠心力によっ
て内刃5の挿入片部6が下部突部4と上部突部3とに当
接した状態となる上に、静止時においてもこの内刃5を
押上げて外刃7に押し当てる押上げばね8のばね力の存
在から上下両突部3,4が挿入片部6に当接している状
態となる。
上述のように本考案は、内刃フレームの内刃挿入孔の外
周側の内面上端と中心側の内面下端とに設けた上部突部
及び下部突部により、内刃の挿入片部が垂直若しくは上
部が中心側に傾むくようにしたものであり、内刃と外刃
との密接を調整加工する共摺加工時において、第1図の
ように最初内刃の外周部から外刃面に当り、周速が早く
て且つ内刃1回転時における摺動距離が長くなるために
短時間に内刃が外刃に密着し、また回転する内刃の方が
早く磨滅するために外刃の刃厚のばらつきも少なくなる
利点を有し、また内刃が静止しあるいは回転している状
態に関係なく、内刃の挿入片部が上部及び下部突部に接
触しているため、共摺時と同じ位置にあり、内外刃の密
着度は共摺後の状態に等しくなって切味等の性能が良好
であり、遠心力による影響がない利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の概略断面図、第2図は同上の内
刃フレームの一部省略断面図、第3図は同上の内刃の正
面図、第4図は従来例の概略断面図、第5図は同上の内
刃回転時の概略断面図であり、1は内刃フレーム、2は
内刃挿入孔、3は上部突部、4は下部突部、5は内刃、
6は挿入片部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転駆動される内刃フレームに上下の回転軸方向に貫通
    する内刃挿入孔を設け、外刃の内面に摺接する内刃の挿
    入片部を上記内刃挿入孔に挿入して内刃フレームに内刃
    を取付けた電気かみそり刃であって、内刃挿入孔は内刃
    フレームの外周側の内面上部に上部突部を有するととも
    に内刃フレームの中心側の内面下部に下部突部を有し、
    上部突部の先端面と下部突部の先端面との各回転軸方向
    延長面間の寸法が、内刃の挿入片部の巾寸法以下とされ
    、内刃挿入孔の中心側の内面上端と下部突部の先端とを
    通る直線と、内刃挿入孔の外周側の内面下端と上部突部
    の先端とを通る直線との間の寸法が内刃の挿入片部の巾
    寸法よりも大とされている電気かみそり刃。
JP1974092060U 1974-07-31 1974-07-31 デンキカミソリバ Expired JPS5822696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974092060U JPS5822696Y2 (ja) 1974-07-31 1974-07-31 デンキカミソリバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974092060U JPS5822696Y2 (ja) 1974-07-31 1974-07-31 デンキカミソリバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5119988U JPS5119988U (ja) 1976-02-13
JPS5822696Y2 true JPS5822696Y2 (ja) 1983-05-14

Family

ID=28282059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974092060U Expired JPS5822696Y2 (ja) 1974-07-31 1974-07-31 デンキカミソリバ

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JP (1) JPS5822696Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323546Y1 (ja) * 1967-01-09 1968-10-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4323546Y1 (ja) * 1967-01-09 1968-10-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5119988U (ja) 1976-02-13

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