JP2835735B2 - シヤフトレススーパペンチ - Google Patents

シヤフトレススーパペンチ

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JP2835735B2
JP2835735B2 JP1025295A JP2529589A JP2835735B2 JP 2835735 B2 JP2835735 B2 JP 2835735B2 JP 1025295 A JP1025295 A JP 1025295A JP 2529589 A JP2529589 A JP 2529589A JP 2835735 B2 JP2835735 B2 JP 2835735B2
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center
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稔 和田
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  • Scissors And Nippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電線等の切断に用いるペンチの改良に関
する。
従来技術 電線の切断に用いるペンチのカッタは、カッタアーム
の軸受周辺に接して設けられているものであつた。しか
し、この通常のペンチでは、一定以上の太さの電線にな
ると、その切断力が不足するので、最近では、軸受前部
の厚みをうすくして、カッタ刃元をより軸心に接近させ
て、その切断力を通常の1.5倍程度に高めた偏心ペンチ
を用い、 また、特に太い電線、または、ケーブル等の切断に
は、専用の大型ケーブルカッタを用いる。
問題点 てこの原理の応用そのものである、この工具におい
て、その切断力を直接増加させるには、把手を長くする
と共に、カッタ刃元を極力支点に接近させる必要のある
ことは自明である。しかし、把手を一定以上に長くする
と、作業が不便となり カッタを支点に接近させる方が有利であるが、この手
段もその軸受と軸心によつて制約され、従つて、前記偏
心ペンチにおいても、その制限内での効果を求めるもの
でしかなかつた。
問題点を解決するための手段 この発明は、この従来の不可避的な構造である遠心位
置のカッタと求心位置の回転軸とを逆転させることによ
つて、この困難な課題を解決して、 その切断力の効果を直接最大限に向上させようとする
ものである。
次に、この発明の実施例を図面において説明すると、
中央2で折り返してU字状横断面の並列構造にした右方
把手1の上部左寄り位置に、回転中心Oを設定し、この
回転中心Oを通る垂直中心線Y−Yを基準にして、その
垂直線Y−Yの右側をこの回転中心Oを頂点に120度角
で切除して扇形に開放し、垂直線Y−Yの左側に、その
上部垂直線Y−Oに平行する縦側面3を持つ突出片4を
並列させ、この突出片4より左回りに、回転中心Oを頂
点に把手1の上部左方にわたるカッタアーム5を並列形
成する。そうして、このカッタアーム5に示すその回転
中心Oよりの区分線C−Oより上部の並列する突出片4
内に、カッタ母材6を挿入固着する。次に、この区分線
C−Oと扇形開放個所の下方の斜辺A−Oとの回転中心
Oを頂点とする120度内のカッタアーム5の相対位置の
両内面に、適応半径の凸状の回転保持環9を設ける。
また、回転中心Oを頂点にして、垂直線Y−Yの左側
区分線A−OからC−O間の60度範囲のカッタ母材6の
下半分に、適応半径の外周8を持つ回転補助片7を設
け、その縦側面は突出片4に平行して露出させ、上部垂
直線Y−Oに沿わせると共に、回転中心Oを基点にした
右向きカッタ10を設ける。次に同様にして、左方把手11
の上部の右寄り位置に、回転中心Oを設定しこの回転中
心Oを通る垂直線Y−Yを基準にして、その垂直線Y−
Yの左側をこの回転中心Oを頂点に120度切除して扇形
に開放し、垂直線Y−Yの右側に その上部垂直線Y−Oに沿う縦断面を持つ突出片12を
設け、この突出片12より右回りに、回転中心Oを頂点に
把手11の上部右辺にわたるカッタアーム13を形成する。
そうして、このカッタアーム13の扇形の開放個所の下方
に示す区分線B−Oより、下部中心線O−Yに至る60度
の適応半径の内周14までを切除して、扇形の回転空間15
を設ける。そこから、この下部の垂直線O−Yから左回
りに、120度内の両面の相対位置に、回転中心Oより適
応半径の凹状の回転保持環16を設けると共に、上記突出
片12の上部垂直線Y−Oに沿う縦側面に、 この回転中心Oを基点にした刃渡りの左向きカッタ17
を設ける。そうして、次に、この左方把手11のカッタア
ーム13の部分を前記した並列する右方把手1のカッタア
ーム5内に、両者の回転中心Oを合致させて挿入する。
この時、挿入された左方把手11の両面に設けた凹状保持
環16に、右方把手1のカッタアーム5の両内面に設けた
凸状の回転保持環9の右半分が収まる。また、右方把手
1の突出片4内に設けた右向きカッタ10と、左方把手11
の突出片12に設けた左向きカッタ17は同一面で相対接触
する。第6図。次に、両把手1と11を互に左右に60度開
くと、同時に両突出片4と12は開いてそれらの両カッタ
10と17は60度全開する。この時、右方把手1のカッタア
ーム5内にあるカッタ母材6の下半分の回転補助片7
は、左方把手11のカッタアーム13に設けた空間15に回転
して移動するので、両カッタアーム5と13の回転はより
円滑になる、そこで、この回転中心Oに最接近させて両
者間に、例えば、22mm平方の心線直径が6mmの電線18を
挟むと、この電線18の中心よりこのスーパペンチの回転
中心Oまでの作用距離は6mmとなる。これに対して、こ
のスーパペンチと同等な従来の通常の7インチのペンチ
の刃元に、この電線を挟んだ場合、その電線の中心から
軸心の支点までの作用距離は15mmとなり、従つて、この
同等な従来の7インチのペンチに比較して、このスーパ
ペンチの作用距離は1/2.5に短縮されるので、この太い
電線も2.5倍の力で容易に切断することができる。
このように、この発明になるスーパペンチは、従来考
慮されることのなかつた必須の構成要素である軸受と軸
心を分散排除して、カッタ刃元をその支点まで到達させ
る画期的手段により、てこの原理の一次作用のみで、こ
のような高度の切断効果を達成させることができる。な
お、この効果は他の切断用具、諸機械等にも応用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明になるシヤフトレス スーパペンチ
の右方把手1の正面透視図。第2図は、左方把手11の正
面図。第3図の上部は、第1図E−Eの横断面図、その
下部はA−Aの横断面図 また、第4図の上部は、第2図F−Fほ横断面図、その
下部はO−Dの横断面図。また、第5図は、このスーパ
ペンチの切断開始を、第6図はその完了状態を示す。 1……左方把手、11……右方把手 4……突出片、12……突出片 5……カッタアーム、13……カッタアーム 6……カッタ母材、15……回転空間 7……回転補助片、16……凹状回転保持環 8……外周、14……内周 9……凸状回転保持環、17……カッタ 10……カッタ、18……電線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】右方把手(1)の上部カッタアーム(5)
    において、その回転中心Oより上部に設けた突出片
    (4)の縦側面より右回りに、適応角度の右側下方の傾
    斜面までを、この回転中心Oを頂点にして扇形状に開放
    し、この右側傾斜面より右回りに、回転中心Oより一定
    半径の適応角度をとる外周回転保持手段を設けると共
    に、上記突出片(4)の縦側面に回転中心Oを基点にし
    た刃渡りのカッタ(10)を設け、左方把手(11)の上部
    カッタアーム(13)において、その回転中心Oより上部
    に設けた突出片(12)の縦側面より左回りに、適応角度
    の左側下方の傾斜面までを、この回転中心Oを頂点にし
    て扇形状に開放し、この左側傾斜面より左回りに、 右方把手(1)の上部カッタアーム(5)に設けた外周
    回転保持手段に納まる回転中心Oより一定半径の外周回
    転保持手段を設けると共に、突出片(12)の縦側面に回
    転中心Oを基点にした刃渡りのカッタ(17)を設けたこ
    とを特徴とするシャフトレススーパペンチ。
  2. 【請求項2】右方把手(1)の上部カツタアーム(5)
    の外周回転保持手段として、その右側の傾斜面より右回
    り120度範囲に、回転中心Oより一定半径の凸状回転保
    持環(9)と、その左端より右回り60度範囲に一定半径
    の外周(8)を持つ回転補助片(7)を設け 左方把手(11)の上部カッタアーム(13)の外周回転保
    持手段として、その左側の傾斜面より左回り60度範囲
    に、右方把手(1)の上部カッタアーム(5)の回転補
    助片(7)が回転して移動する回転空間(15)と、その
    右端より左回りの120度の範囲に、上記の凸状回転保持
    環(9)に納まる凹状回転保持環(16)を設けた請求項
    1記載のシャフトレス スーパペンチ。
JP1025295A 1989-02-02 1989-02-02 シヤフトレススーパペンチ Expired - Lifetime JP2835735B2 (ja)

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JPH02203889A JPH02203889A (ja) 1990-08-13
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