JPS6228375Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228375Y2 JPS6228375Y2 JP1978118875U JP11887578U JPS6228375Y2 JP S6228375 Y2 JPS6228375 Y2 JP S6228375Y2 JP 1978118875 U JP1978118875 U JP 1978118875U JP 11887578 U JP11887578 U JP 11887578U JP S6228375 Y2 JPS6228375 Y2 JP S6228375Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller support
- support rods
- blade
- rotary tool
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプロペラ翼面を加工する機械において
容易に確実に加工中のプロペラの振動を防止する
装置に関するものである。
容易に確実に加工中のプロペラの振動を防止する
装置に関するものである。
通常、模型プロペラの翼面を加工するには、数
値制御によるプロペラ加工機械に装着された回転
する球形カツタによつて行なわれる。これを第１
図および第２図に示す。回転する球形カツタ０２
は、第２図において２点鎖線で示すように翼０１
の背面０３と正面０４とを連続に一周して切削す
ることが望ましく、且つまた高精度に仕上げるこ
とができる。しかしながら、この球形カツタ０２
による加工にあたつては、翼０１の全面を球形カ
ツタ０２が旋回しながら行うためにボス０５を固
定点とする片持梁状の翼０１の先端部を切削する
場合、振動が発生し易く、加工面への切込みが不
安定で、仕上げ面が悪い。
値制御によるプロペラ加工機械に装着された回転
する球形カツタによつて行なわれる。これを第１
図および第２図に示す。回転する球形カツタ０２
は、第２図において２点鎖線で示すように翼０１
の背面０３と正面０４とを連続に一周して切削す
ることが望ましく、且つまた高精度に仕上げるこ
とができる。しかしながら、この球形カツタ０２
による加工にあたつては、翼０１の全面を球形カ
ツタ０２が旋回しながら行うためにボス０５を固
定点とする片持梁状の翼０１の先端部を切削する
場合、振動が発生し易く、加工面への切込みが不
安定で、仕上げ面が悪い。
本考案は上記した従来装置における欠点を排除
するために提案するもので、その要旨とするとこ
ろは、加工ヘツドから伸びる回転軸先端に具えた
回転工具によつて翼面を切削するプロペラ翼面加
工機械において、前記加工ヘツドその基部がに枢
支されるとともに前記回転軸の両側に並行して突
設された一対のローラ支持棒と、該ローラ支持棒
の先端にそれぞれ前記回転工具と相対して回転自
在に設けられたローラと、前記ローラ支持棒を前
記回転軸に近接する方向に付勢する手段とを備
え、前記回転工具による加工中被加工物を前記回
転工具と前記一対のローラのうち一方のローラと
によつて挾持するようにしたことである。
するために提案するもので、その要旨とするとこ
ろは、加工ヘツドから伸びる回転軸先端に具えた
回転工具によつて翼面を切削するプロペラ翼面加
工機械において、前記加工ヘツドその基部がに枢
支されるとともに前記回転軸の両側に並行して突
設された一対のローラ支持棒と、該ローラ支持棒
の先端にそれぞれ前記回転工具と相対して回転自
在に設けられたローラと、前記ローラ支持棒を前
記回転軸に近接する方向に付勢する手段とを備
え、前記回転工具による加工中被加工物を前記回
転工具と前記一対のローラのうち一方のローラと
によつて挾持するようにしたことである。
以下、本考案による実施例を第３図〜第５図に
示す図面によつて説明する。第３図は実施例を示
す斜視図、第４図は翼表面の加工状態を示す断面
図、第５図は翼裏面の加工状態を示す断面図であ
る。１は被加工物であるプロペラの翼、２は加工
用の球形カツタ、３は翼１の背面部、４は翼１の
正面部、５はプロペラのボス部、６は球形カツタ
２を先端に装着するとともに加工ヘツド１０のス
リーブ７内に嵌装され、図示しない駆動源によつ
て回転駆動される。８，８′はローラ支持棒９，
９′の一端に回転自在に支持されたローラであ
る。ローラ支持棒９，９′の他端は回転軸６に並
行して前記加工ヘツド１０に枢支され、回転軸６
に対して接近または離反する方向に揺動自在であ
る。１１，１１′はローラ支持棒９，９′を回転軸
６から離反する方向に付勢するばね。１２，１
２′はローラ支持棒９，９′と回転軸６との間に設
けられた電磁石で、図示しない制御装置によつて
制御される。電磁石１２，１２′が励磁されると
ローラ支持棒９，９′は回転軸６に接近する。１
３，１３′はローラ支持棒９，９′の中間に設けら
れた接手で、ローラ支持棒９，９′の中間から先
が揺動方向とは直角の方向に屈曲可能となる。
示す図面によつて説明する。第３図は実施例を示
す斜視図、第４図は翼表面の加工状態を示す断面
図、第５図は翼裏面の加工状態を示す断面図であ
る。１は被加工物であるプロペラの翼、２は加工
用の球形カツタ、３は翼１の背面部、４は翼１の
正面部、５はプロペラのボス部、６は球形カツタ
２を先端に装着するとともに加工ヘツド１０のス
リーブ７内に嵌装され、図示しない駆動源によつ
て回転駆動される。８，８′はローラ支持棒９，
９′の一端に回転自在に支持されたローラであ
る。ローラ支持棒９，９′の他端は回転軸６に並
行して前記加工ヘツド１０に枢支され、回転軸６
に対して接近または離反する方向に揺動自在であ
る。１１，１１′はローラ支持棒９，９′を回転軸
６から離反する方向に付勢するばね。１２，１
２′はローラ支持棒９，９′と回転軸６との間に設
けられた電磁石で、図示しない制御装置によつて
制御される。電磁石１２，１２′が励磁されると
ローラ支持棒９，９′は回転軸６に接近する。１
３，１３′はローラ支持棒９，９′の中間に設けら
れた接手で、ローラ支持棒９，９′の中間から先
が揺動方向とは直角の方向に屈曲可能となる。
次に上記した構成からなる実施例の作用を説明
すると、球形カツタ２が翼１の背面３を削る場合
は第４図に示すように、電磁石１２を励磁し、翼
１の正面４側に一方のローラ８を当接させて翼１
の振動を止める。この間他方のローラ８′は、遊
んでいる。
すると、球形カツタ２が翼１の背面３を削る場合
は第４図に示すように、電磁石１２を励磁し、翼
１の正面４側に一方のローラ８を当接させて翼１
の振動を止める。この間他方のローラ８′は、遊
んでいる。
次にカツター２が、翼１の正面４を削る時には
前記背面３の切削とは逆に他方の電磁石１２′を
励磁し、第５図に示すように他方のローラ８′を
翼１の表面３に当接させる。なお、球形カツタ２
が翼１の表面３から正面４に移るときあるいは正
面４から表面３に移るときには球形カツタ２が翼
１のいわゆる前縁および後縁に近ずくと図示しな
い制御装置によつて電磁石１２，１２′をそれぞ
れ消磁させる。また翼根部の切削においてローラ
８，８′が他の翼と干渉するときには干渉するロ
ーラ側のローラ支持棒９，９′を継手１３，１
３′部で屈曲させておけばよい。
前記背面３の切削とは逆に他方の電磁石１２′を
励磁し、第５図に示すように他方のローラ８′を
翼１の表面３に当接させる。なお、球形カツタ２
が翼１の表面３から正面４に移るときあるいは正
面４から表面３に移るときには球形カツタ２が翼
１のいわゆる前縁および後縁に近ずくと図示しな
い制御装置によつて電磁石１２，１２′をそれぞ
れ消磁させる。また翼根部の切削においてローラ
８，８′が他の翼と干渉するときには干渉するロ
ーラ側のローラ支持棒９，９′を継手１３，１
３′部で屈曲させておけばよい。
以上、実施例において説明したように本考案の
装置は、翼面を切削加工するにおいて翼の振動を
防止するためには翼面の加工精度を向上させる効
果を有し、特に翼の先端部を加工する場合におい
て大きな効果を発揮するものである。
装置は、翼面を切削加工するにおいて翼の振動を
防止するためには翼面の加工精度を向上させる効
果を有し、特に翼の先端部を加工する場合におい
て大きな効果を発揮するものである。
第１図は従来装置による加工状態を示す正面
図、第２図は第１図において翼に対して直角の断
面を示す図、第３図は本考案の実施例を示す斜視
図、第４図および第５図は本考案の実施例におけ
る加工状態を示す翼に対して直角の断面図であ
る。 １……翼、２……球形カツタ、６……回転軸、
７……スリーブ、８，８′……ローラ、９，９′…
…ローラ支持棒、１０……加工ヘツド、１１，１
１′……ばね、１２，１２′……電磁石、１３，１
３′……継手。
図、第２図は第１図において翼に対して直角の断
面を示す図、第３図は本考案の実施例を示す斜視
図、第４図および第５図は本考案の実施例におけ
る加工状態を示す翼に対して直角の断面図であ
る。 １……翼、２……球形カツタ、６……回転軸、
７……スリーブ、８，８′……ローラ、９，９′…
…ローラ支持棒、１０……加工ヘツド、１１，１
１′……ばね、１２，１２′……電磁石、１３，１
３′……継手。
Claims (1)
- 加工ヘツドから伸びる回転軸先端に具えた回転
工具によつて翼面を切削するプロペラ翼面加工機
械において、前記加工ヘツドにその基部が枢支さ
れるとともに前記回転軸の両側に並行して突設さ
れた一対のローラ支持棒と、該ローラ支持棒の先
端にそれぞれ前記回転工具と相対して回転自在に
設けられたローラと、前記ローラ支持棒を前記回
転軸に近接する方向に付勢する手段とを備え、前
記回転工具による加工中被加工物を前記回転工具
と前記一対のローラのうち一方のローラとによつ
て挾持するようにしたことを特徴とする被加工物
の振動防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978118875U JPS6228375Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978118875U JPS6228375Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5537167U JPS5537167U (ja) | 1980-03-10 |
| JPS6228375Y2 true JPS6228375Y2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=29073633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978118875U Expired JPS6228375Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228375Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228088A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-02 | Hitachi Ltd | Pipe profiling edge preparation device |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP1978118875U patent/JPS6228375Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228088A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-02 | Hitachi Ltd | Pipe profiling edge preparation device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5537167U (ja) | 1980-03-10 |
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