JPS5822659B2 - 自動変速機の油圧調整装置 - Google Patents

自動変速機の油圧調整装置

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JPS5822659B2
JPS5822659B2 JP54118184A JP11818479A JPS5822659B2 JP S5822659 B2 JPS5822659 B2 JP S5822659B2 JP 54118184 A JP54118184 A JP 54118184A JP 11818479 A JP11818479 A JP 11818479A JP S5822659 B2 JPS5822659 B2 JP S5822659B2
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JP
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oil
pressure
valve
torque converter
oil passage
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JP54118184A
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間瀬木忍
榊原史郎
渡辺和昭
峰元勇
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0021Generation or control of line pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動変速機の油圧制御装置にかかわり、特にオ
イルポンプで吐出された圧油をトルクコンバーク及び各
部潤滑箇所へ導くための油圧調整装置に関するものであ
る。
オイルポンプにより吐出された圧油は、第1調圧弁によ
り車速とエンジン出力とに応じてライン圧に調圧され各
油圧サーボに供給される。
また第・1調圧弁の余剰油は、第2調圧弁により車速と
エンジン出力に応じて調圧され、トルクコンバータ及び
各部潤滑箇所へ供給される。
トルクコンバータへ供給された圧油はトルクコンバータ
内を循環し、トルクコンバータ帰還油路を通り第2調圧
弁[を介してクーラー及び油溜へ排出される。
この第2調圧弁はエンジン停止時トルクコンバータの圧
油をクーラー及び油溜りへ排出しないように、トルクコ
ンバータの帰還油路を閉ざしている。
このような調圧弁を具えた自動変速機を容量アップされ
た自動車に塔載する場合、容量アップに伴ない高く設定
されるライン圧のため、第2調圧弁へ導かれる余剰油の
油量が減少し、第2調圧弁は十分にその機能を果たさな
くなる。
特に自動車の低速走行時においては、第2調圧弁はその
調圧・機能を果たさずに余剰油をそのままトルクコンバ
ータ及び各部潤滑箇所へ導き、トルクコンバータの帰還
油路を閉ざしてしまう。
該油路が閉ざされるとトルクコンバータ内での油の循環
がなくなり、トルクコンバータ油が過熱し、各部の漏れ
が増しオイルポンプの吐出量が減り、油圧制御装置内の
油圧が低下して不具合を生じたり、油の劣化を招いたり
する。
かかる油の加熱防止は、オイルポンプを容量アップする
ことで解決されるが、オイルポンプの容量アップはエン
ジン出力の低下をもたらすとともに、部品変更によるコ
ストアップをもたらし、自動変速機塔載上好ましくない
本発明の目的は、オイルポンプを変更することなく低車
速時のトルクコンバータの油の循環を保ち、油の過熱を
防止した油圧調整装置を提供することにあり、第1調圧
弁の余剰油を制御する第2調圧弁におけるトルクコンバ
ータ帰還油路とクーラー油路との連絡を常時オリフィス
を介して連通ずるように構成したものである。
以下に本発明を図面の実施例により説明する。
本発明の油圧調整装置は第1図に例示する前進3段後進
1段の自動変速機を自動制御する第2図に示す油圧制御
装置に組込まれて使用される。
? 自動変速機は、トルクコンバータ200、歯車変速
機構201からなり、トルクコンバータ200はポンプ
羽根車2、タービン羽根車3、およびステータ4を有し
、動力はエンジン駆動軸1からトルクコンバータを介し
て出力中間軸5に伝達され歯車変速機構201を経て出
力軸6へ伝達される。
ステータ4は一方向クラッチ7を介して固定軸に取付け
られている。
9はオイルポンプ、27は出力軸6に固着されたガバナ
弁である。
歯車変速機構201は、摩擦係合要素であるクラッチC
1,C2、ブレーキB1.B2.B3、および一方向ク
ラッチF1.F2と、サンギヤ15,16、ピニオン1
7,18、リングギヤ19,20からなる遊星歯車20
2とど構成され、これらブレーキ、クラッチの作動の組
合せで第1表の如き前進3段後進1段の変速が達成され
る。
油圧制御装置は、油溜28、油圧調整装置を構成するオ
イルポンプ9、第1調圧弁100および第2調圧弁10
1、その他手段選速弁102.1−2シフト弁103.
2−3シフト弁104、スロットル弁105、キックダ
ウン弁106、カットバック弁107、ガバナ弁27、
インターミイデイエイトコースシフト弁108、インタ
ーミイデイエイトモジュレータ弁109、ローコースト
シフト弁110、ローモジュレーク弁111、カバナモ
ジュレータ弁112、クラッチC1用アキュムレータ1
13、クラッチC2用アキュムレータ114、ブレーキ
B2用アキュムレータ115、チェック弁116、プレ
ッシャリリーフ弁117、クーラーバイパス弁118、
切換弁120、クラッチC1の油圧サーボ121、クラ
ッチC2の油圧サーボ122、ブレーキB1の油圧サー
ボ123、ブレーキB2の油圧サーボ124、ブレーキ
B3の油圧サーボ125、およびこれら弁や油圧サーボ
を連絡する油路からなる。
油路31のライン圧は、第1調圧弁100の他に手動選
速弁102、キックダウン弁106、スロットル弁10
5、アキュムレータ113,114゜115に供給され
る。
スロットル弁105で調圧された油圧(スロットル圧)
は油路36を経て第2調圧弁101へ、さらに油路37
を経て第1調圧弁100へ導かれ、また、油路38を経
て2−3シフト弁104へ、油路39を経て1−2シフ
ト弁103へ導かれる。
油路31によりキックダウン弁106に導かれたライン
圧は油路68,67を経て、2−3シフト弁104に供
給され、また油路69を経て切換弁120に供給され、
同切換弁120は油路70゜72により1−2シフト弁
103に連通している。
手動選速弁102は各種の駆動条件を選択するために使
用されるもので、第1調圧弁100で調圧された油圧(
ライン圧)を油路40,4L61を経て摩擦クラッチC
1の油圧サーボ121に、油路40,41.62を経て
アキュムレータ113に、油路40,42.55を経て
ガバナ弁27に、油路40,42.56を経て1−2シ
フト弁103に供給し、油路43を経て2−3シフト弁
104に供給し、油路44を経て第1調圧弁100に、
油路44.45.47を経て2−3シフト弁104に、
油路44,45.49を経て1−2シフト弁103に供
給し、油路50を経てローモジュレータ弁111に供給
する。
なお、油路31に設けられたプレッシャリリーフ弁11
7はオイルポンプ9で生じる最高油圧を規制する弁、油
路35に設けられたクーラーバイ。
パス弁118はクーラへの供給油圧を低圧に規制する弁
である。
また、ガバナ弁27により回転速度に応じた油圧(ガバ
ナ圧)に調圧された油は油路52を経てガバナモジュレ
ータ弁112に、油路51を経て。
1−2シフト弁103に、油路51,54を経て2−3
シフト弁104に供給される。
油路56より1−2シフト弁103に供給されたライン
圧は油路57.58を経て摩擦ブレーキB2の油圧サー
ボ124に、油路57,59を経て。
アキュムレータ115に供給され、また、油路60を経
て2−3シフト弁104に供給される。
油路49より1−2シフト弁103に供給されたライン
圧は油路64を経て摩擦ブレーキB3の油圧サーボ12
5に供給される。
油路47より2−3シフト弁104に供給されたライン
圧は油路65によりアキュムレータ114および摩擦ク
ラッチC2の油圧サーボ122に連通されている。
油路52よりガバナモジュレータ弁112に供給された
ガバナ圧は調圧されて、油路73.74を経てカットバ
ック弁107に導かれる。
油路50よりローモジュレータ弁111ζこ供給された
ライン圧は同モジュレータ弁111により調圧された後
油路75を経てローコーストシフト弁110に導かれる
油路43よりインターミイデイエイトコースシフト弁1
08に供給されるライン圧は油路76を経てインターミ
イデイエイトモジュレータ弁109に供給され、同モジ
ュレータ弁109により調圧された後油路77を経て1
−2シフト弁103に導かれ、その後油路78を経て摩
擦ブレーキB1の油圧サーボ123に供給される。
手動選速弁102は運転席でのレバー等のシフト操作に
よって弁体79が滑動し、レバー選速位置に応じて油路
31内のライン圧を第2表に示す通りに各油路に分配す
る。
第2表において○印は各選速位置にお いてライン圧がその油路に導かれること を示し、−印はその油路ラインにライン 圧の導かれないことを示す。
選速位置の各符号P、R,N、D、2 、Lの内容は次
の通りである。
P:駐車時に図示しないパーキングロックパウルがフロ
ントリングギヤ19の外周にかみ合い出力軸6を歯止式
に固定する。
R:後進 N:中立。
手動選速弁からはとこえも油圧を伝えず、機関の動力は
出力軸6に伝えられない。
D:前進。
本実施例では3段変速機であり、第1速、第2速、第3
速間を自動的に変速する。
2:第1速および第2速間を自動変速する。
L二第1速固定位置とする。
上述の手動選速弁選択位置の夫々によって第1表に示す
摩擦要素の作動を円滑に行なうための各弁の構成は次の
通りである。
第1調圧弁100は各要素に送られる油圧(ライン圧)
を自動的にそのときの車速とエンジン出力(スロットル
弁開度)とに適合した圧力に調圧する。
第2調圧弁101はトルクコンバータ200の油圧、潤
滑油圧およびクーラ圧をそのときの車速とスロットル弁
開度とに適合した圧力に調圧する。
ガバナ弁27は出力軸6の回転数に対応した油圧を提供
する。
スロットル弁105は、アクセルペダルの踏み加減、す
なわちエンジンの出力に対応するスロットル圧を得る働
きをする。
そして、このスロットルバルブ開度に対応した油圧は第
1調圧弁100および第2調圧弁101に作用してライ
ン圧を調圧し、また、1−2シフト弁103および2−
3シフト弁104に作用してガバナ圧に対抗する力とな
る。
■−2シフト弁103は、ガバナ圧とスロットル圧に応
じて、第1速と第2速の切り替えを自動的に制御してい
る。
油路51より供給されるガバナ圧が高く油路39より供
給されるスロットル圧が低い場合には、ガバナ圧により
弁体80は押し上げられ、油路56と57が連通して、
ライン圧が油路57゜58を経て摩擦ブレーキB2の油
圧サーボ124に供給され、ブレーキB2は結合されて
第2速になる。
ガバナ圧が低くスロットル圧が高い場合Qこは、スロッ
トル圧によって弁体80は押し下げられて油路56と5
7とは遮断され第1速となる。
キックダウン弁106はアクセルペダルを全開付近まで
踏み込むと弁体81が上方へ大きく移動して油路31と
68とは連通して油圧を油路67を介して2−3シフト
弁104に作用させ、また油路69、切換弁120およ
び油路70を介して1−2シフト弁103に作用させる
ローモジュレータ弁111は、Lレンジのときライン圧
が油路50を通って同ローモジュレータ弁111に作用
すると低圧力の油圧に調圧し、この調圧された油圧は油
路75を通ってローコーストシフト弁110に作用し、
同ローコーストシフト弁110は下方に移動して、油路
75と64とは連通し、この低油圧は摩擦ブレーキB3
の油圧サーボ125に作用して第1速に保持する。
ローコーストシフト弁110は、Rレンジのときライン
圧が油路49を経て同シフト弁110に作用すると、上
記ローモジュレータ弁111からの低油圧に抗して、弁
体82が上方に移動し、油路49と油路64を連通せし
めて、ライン圧を摩擦ブレーキB3の油圧サーボ125
に導き、後進速に固定する。
ガバナモジュレータ弁112は油路52からのガバナ圧
を一定に調圧し、油路73.74を経てカットバック弁
107に作用させている。
カットバック弁107は油路74からの油圧とスロット
ル圧によって作用し、スロットル弁105に作用させる
カットバック油圧の調圧を行なう。
このカットバック油圧をスロットル弁105に作用させ
ることにより、スロットル圧を低下させ、オイルポンプ
9による不必要な動力損失を防止している。
アキュムレータ113,114および115は油路62
,66および油路58に連通する油路59に各々介装さ
れ、摩擦クラッチC1,C2および摩擦ブレーキB2作
用時のショックを緩和する。
アキュムレータピストン83’、84’および85′の
作用と背圧側には面積差があり、作用側が大きくなって
いる。
また、背圧側には油路31により常にライン圧が作用し
ており、ピストン83′。
84′および85′は図示下方に押し下げられている。
作用側へ油路62,66または59を通ってライン圧が
作用すると、ピストン83’、 84’zたは85′は
ゆっくり図示上方へ押し上げらイ1て係合時のショック
を緩和している。
2−3シフトバルブ104は第2速と第3速との切り替
えを行ない、油路54より供給されるガバナ圧、油路3
8より供給され上記ガバナ圧に対抗するスロットル圧お
よびスプリング83によって弁体84が制御される。
ガバナ圧が高い場合には、弁体84はスロットル圧とス
プリング83に逆って上方に移動し、油路61と65と
が連通し、ライン圧が油路66を通って摩擦クラッチC
2の油圧サーボ122に供給され、第3速となる。
また、このとき、インターミイデイエイトコースシフト
弁108の部分では、油路76と油路43との連通を遮
断して、油路76を排油口85に連通させ、摩擦ブレー
キB1の油圧サーボ123に作用していたライン圧を逃
がす働きをしている。
ガバナ圧が低い場合ζこは、弁体84かスロットル圧お
よびスプリング83によって下方に押し戻され、摩擦ブ
レーキB1の油圧サーボ123への油圧回路は遮断され
、第2速となる。
しかし、キックタウンの場合は、油圧が油路67より弁
体84に下方に押圧するように作用するためζこ、前述
の場合よりも高い車速で第2速へダウンシフトされる。
自動変速機の制御装置やトルクコンバータに車速等に応
じた油圧を供給する従来の油圧調整装置は、第3図に例
示する如くオイルポンプ9、第1調圧弁100および第
2調圧弁101からなり、油溜28からオイルポンプ9
で油(作動油)を吸い上げ第1調圧弁100の油室13
1と連絡したIJ IJ−フ弁117付油路31に供給
し、ばね130が背設されると共にランドに油路31な
どの油圧が加わるスプール133の移動に応じて油室1
31゜と余剰油排出用油路32に連絡した油室132と
を連通せしめる環状連通路面積を増減せしめて油路31
の油圧を調整し、該油路31から油圧制御装置の各所へ
ライン圧として供給する。
油路32に排出された余剰油は核油路32と連絡した第
2゜調圧弁101の油室141において、はね140が
背設されると共にランドに油路32などの油圧が加わる
第2調圧弁のスプール143の移動に応じ油室141と
排油路85に連絡した油室142とを連通せしめる環状
連通路面積を増減せしめて。
油圧調整され、油路33からトルクコンバータ200お
よび自動変速機の潤滑必要部へ供給される。
第2調圧弁で調圧された第1調圧弁の余剰油の一部は、
油路33力)らトルクコンバーク200へ、供給され、
該トルクコンバータ200から帰還油路63を経て第2
調圧弁の油室142に入り、該油室142と連絡した排
油路35を経て直接またはオイルクーラー(図示せず)
を介して油溜28へ帰還する。
このとき第2調圧弁のスプール142・はランド145
により油路63と油室142との連通面積を調整し、帰
還油路63を経て排油路35へ流れるトルクコンバータ
200からの帰還油量を一定量からゼロまで調整する。
この第1および第2調圧弁100および101、オイル
ポンプ9、第2調圧弁に設けられたトルクコンバータ2
00からの帰還油量の調整機構からなる油圧調整装置は
、油路31からライン圧で制御回路各部に供給される油
量が多いと、環状間隙Aを介して油室132から油路3
2に排出される余剰油量は少なくなり、油路32の油圧
も低下するので、第2調圧弁101のスプール143は
はね140の作用で図示上方に移動し油室141から油
室142へ洩れ排油路35から油溜28に流れる油量を
減少せしめると共に帰還油路63と油室142との連通
面積をスプール143のランド145が狭めてトルクコ
ンバータ200への供給油量を減らし、油路33の油圧
を保ち油路34から自動変速機の潤滑必要部への潤滑油
の油圧および油量を保つよう作用する。
さらに低車速時のように余剰油量が減少するとスプール
143のランド145は油路63と油室142との連通
口を塞ぎトルクコンバータ200からの帰還油量を著し
く減少せしめるかまたは油の帰還を停止させ、トルクコ
ンバータ200内からの油の帰還はほとんどもしくは全
くなくなる。
このようなトルクコンバータからの油の帰還の減少また
は停止はトルクコンバータ内での油の過熱の原因となる
第4図は本発明の油圧調整装置部分の部分拡大図を示し
、10は本発明の主旨であるトルクコンバータ200か
らの帰還油路63と排油路35とを連絡する油路、10
Aは該油路に取付けられた流量制御用のオリフィスであ
る。
このように小孔10およびオリフィス10Aを設けるこ
とで、第2調圧弁のスプール143のランド145で油
路63の油室142との連通路が塞がれたときにおいて
も、トルクコンバータ200から帰還する油は第4図の
矢印の如く小孔10およびオリフィス10Aを通って排
油路35へ流れ、排油路35からクーラーバイパス弁1
18を経て直接油溜28に捩るかまたはオイルクーラー
を通りそこで冷却されてから油溜28へ捩る。
これによりトルクコンバータ200には常に循環が保た
れトルクコンバータ内で油が過熱することを防止するに
必要な最小限量の冷却された新油が油路33から供給さ
れつづける。
第5図は本発明の他の実施例を示す。
本実施例では第2調圧弁101のスプール143に帰還
油路63と排油路35とを連絡する小孔11を設けてト
ルクコンバータ200から帰還する油の流れを常に確保
しており、上記実施例の小孔10と同じ効果を得ている
斜上の如く本発明にかかる自動変速機の油圧調整装置は
、トルクコンバータからの帰還油量を少なくとも必要最
小限確保する油路を設けているので、トルクコンバータ
内での油の過熱が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧制御装置が適用される自動変速機
の一例を示す模式図、第2図は本発明の油圧調整装置の
一例を示す回路図、第3図は従来の油圧調整装置を示す
回路図、第4図は第2図に示した回路図の第2調圧弁付
近の拡大図、第5図は本発明の他の実施例を示す第2調
圧弁付近の拡大図である。 図中、9・・・・・・オイルポンプ、10.11・・・
・・・5小;孔、35・・・・・・排油路、100・・
・・・・第1調圧弁、101・・・・・・第2調圧弁、
200・・・・・・トルクコンバータ、63・・・・・
・トルクコンバータからの帰還油路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オイルポンプの吐出油圧を調圧して油圧制御回路に
    ライン圧を供給する第1調圧弁と、その余剰油を調圧し
    てトルクコンバータと潤滑必要部とへ油圧を供給する第
    2調圧弁とを備えると共に、第2調圧弁に余剰油の油圧
    に応じてトルクコンバータから油溜に帰還する油量を調
    整する機構を設はトルクコンバークへの供給油量を増減
    せしめる油圧調整装置において、トルクコンバータから
    の帰還油路と油溜とを連絡する油路を設け、トルクコン
    バータに必要最小限の油の循環が常に確保されるように
    したことを特徴とする自動変速機の油圧調整装置。 2 トルクコンバータからの帰還油路と油溜とを連絡す
    る油路が、トルクコンバータからの帰還油路と油溜に連
    絡した排油路とを連絡するように設けられた小孔である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変速
    機の油圧調整装置。 3 トルクコンバータからの帰還油路と油溜とを連絡す
    る油路か、トルクコンバータからの帰還油路を開閉する
    第2調圧弁のスプールに設けられた小孔であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変速機の油圧
    調整装置。
JP54118184A 1979-09-13 1979-09-13 自動変速機の油圧調整装置 Expired JPS5822659B2 (ja)

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