JPS5822600B2 - スイヨウセイポリアミン ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

スイヨウセイポリアミン ノ セイゾウホウホウ

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JPS5822600B2
JPS5822600B2 JP47112618A JP11261872A JPS5822600B2 JP S5822600 B2 JPS5822600 B2 JP S5822600B2 JP 47112618 A JP47112618 A JP 47112618A JP 11261872 A JP11261872 A JP 11261872A JP S5822600 B2 JPS5822600 B2 JP S5822600B2
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mol
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 (a)1000以上の平均分子量を有し、且つ(b)
塩基性窒素原子に結合している式〔式中 zは−C0OHまたは一803H基を意味シソして Rは1〜7個のC原子を有したアルキレン残基で場合に
よってはカルボンアミド基で置換されているかおよび/
または中断されているものを表わす〕 で表わされる少なくとも1個の基を含有している 水溶性ポリアミンであって、但しポリアミンに一般式 (式中、R1は水素またはメチル基を意味する。
)で表わされるα・β−不不飽和力水ボニル化合物付加
反応させたのちにエピノ・ロヒドリンを作用させて得ら
れる生成物を除く、上記水溶性ポリアミンを、紙の製造
において繊維、填料および顔料の保持性を高める為の助
剤として用いる方法に関する。
本発明に従い水溶性ポリアミンを製造する為には、平均
分子量が10000より少ない低分子ポリアミンでもま
た平均分子量が10000より大きい高分子ポリアミン
でも用いることができる。
低分子量ポリアミンの例を挙げると、脂環状およびアル
ー脂肪族ポリアミン例えば1・4−ジアミノ−シクロヘ
キサン、■−アミノーメチルー5−アミノート3・3−
トリメチル−シクロヘキサン、■・3−ビス−アミノメ
チルベンゼン、およびベンジル−ビス−(3−アミノプ
ロピル)−アミン、更には、 (A) 一般式 〔式中、R1およびへは相互に無関係に水素または01
〜C4のアルキル基で場合によっては水酸−、ニトリル
−またはカルボンアミド基で置換されているもののいず
れかを意味し、 mは少なくとも1、殊に1〜4の数を意味しそして nは少なくとも2、殊に2〜4の数を意味する〕 で表わされるポリアミンであり、その代表的なものとし
ては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、テトラ
メチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレン
へキサミン、N −N’−ジメチルエチレンジアミン、
N−β−オキシエチル−エチレンジアミン、N−β−シ
アンエチル−エチレン−ジアミンおよびN−β−カルバ
ミドエチル−エチレンジアミンがある。
また(B) 一般式 %式%) () 〔式中、Yは酸素、硫黄または少なくとも2価の脂肪族
−1脂環族−、アル−脂肪族−または芳香族化合物で水
酸基および/または硫化水素基を有している基を示し、 R3は水素またはメチル基を意味し、 Xは少なくとも1殊に1〜3の整数を意味し、Zは少な
くとも2殊に2〜4の整数を意味する〕 で表わされるポリアミンで、これに相当するポリアミン
としては、ビス−〔3−アミノーグロビル〕−エーテル
、ビス−〔3−アミノプロピルクースルファイド、エチ
レングリコール−ビス−〔3−アミノ−プロピルエーテ
ル〕、ジチオエチレングリコール−ビス−〔3−アミノ
グロピルーエーテル〕、ネオペンチレンークリコールー
ビスー〔3−アミノ−プロピル−エーテル〕、ヘキサヒ
ドロ−P−キシリレン−グリコール−ビス−〔3−アミ
ノ−プロピルエーテル〕およびヒドロキノン−ビス−〔
3−アミノ−プロピルエーテル〕がある。
(C) 一般式 〔式中、R4は場合によってはアミノ−または水酸基で
置換されているC1〜C18のアルキル基を意味し、 R5およびR6は互に関係なく水素またはメチル基を意
味しそして p+qは1〜20殊に2〜5の数である〕で表わされる
ポリアミンで、その例としてはエチレン−ビス−(3−
アミノプロピル)−アミン、2−オキシエチル−ビス−
(3−アミノ−プロピル)−アミン、n−ブチル−ビス
−(3−アミノ−プロビル)−アミン、トリス−(3−
アミノプロビル)〜アミンおよび殊にメチル−ビス−(
3−アミノプロピル)−アミンが挙げられる。
更に、(D) 周知のアミン基含有ポリアミン殊に以
下のものより成る反応生成物、 (a) アミドを形成し得る少な(とも2個のアミノ
基および少なくとも1個の他の第1級、第2級または第
3級アミン基とを含有している脂環族−、アル−脂肪族
−または複素環族−殊に脂肪族ポリアミド。
即ち、これらのポリアミドは場合によっては第1級また
は第2級アミン基を有する脂肪族、脂環族−、アル−脂
肪族または複素環族ジアミンとの混合状態で存在し得る
その際そのジアミンの量は、アミドを形成し得る少なく
とも2個のアミノ基以上にポリアミン中に含まれる他の
第1級、第2級または第3級アミン基の1モル当り20
mo1%まで存在するように調整するのが好都合である
(b) 脂肪族または芳香族ジ−カルボン酸、殊に4
〜10個の炭素原子を有する飽和脂肪族−ジカルボン酸
あるいはその誘導体例えば無水物、エステル、半一エス
テルまたはアミドおよび場合によっては (c)少な(とも3個の炭素原子を含有しているアミノ
カルボン酸またはそのラクタム、特にそのε−カグロラ
クタム。
これらの反応生成物は”ポリアミドアミン”または”ポ
リアミノ−アミン”または”ポリアミド−ポリアミン”
または”ポリアミノポリアミドとして文献には記載され
ている。
(E)1・2−ポリアルキレンポリアミン側鎖が1・2
−アルキレンイミンとの反応によりグラフトされている
アミノ基含有ポリアミン(このポリアミンは、例えばド
イツ公開公報第1802435号明細書に記載されてい
る)。
43〜700のアミン当量を有し且つ水素原子塩基性窒
素原子100個の少なくとも5個に結合していて、本発
明に従う反応生成物の基盤と成り得る水溶性高分子ポリ
アミンの例としては、以下のものが挙げられる。
即ちエチレンイミンの公知の重合生成物および前記低分
子ポリアミン殊にアミド基含有ポリアミンとアミン基に
対して多官能性である化合物との既に公知の反応生成物
がある。
この反応生成物は、例えばドイツ特許第665791号
、872269号、897015号および100615
5号明細書、ドイツ公告筒1−211922号明細書、
ベルギー特許第730544号および736162号明
細書、英国特許第775721号明細書および米国特許
第2969302号および第3329657号明細書に
挙げられている。
低分子ポリアミンでも高分子ポリアミンでも水溶性ポリ
アミンと−COOHまたは−5O3Hを導入する化合物
との反応は、一般に10〜60%濃度のポリアミン水溶
液に−COOHまたは−5O3Hを導入する化合物を添
加することにより行なわれ、次いでその得られる反応混
合物を40〜100℃、pH7,0以上殊に8〜10に
おいて2〜20時間反応させる。
このpH値は、水性アルカリを加えることにより所望の
値に調整する。
−COOHまたは一8O3Hを導入する化合物としては
、一般式 〔式中、2は−C0OHまたは−5O3H基を意味しそ
して Rは1〜7個のC−原子を有した、場合によっては置換
および/またはカーボンアミド基で中断されているアル
キレン基、殊に場合によってはメチル−またはカルボニ
ル基で置換されているかおよび/またはカーボンアミド
基で中断されているC1〜C5のアルキレン基を表わす
〕 で表わされる基を含有している如き、アミンを形成しな
がら20〜100℃の水性媒体中でアミン基と反応する
あらゆる化合物が適している。
この様な−COOHまたは−503H基(以下、これら
を酸基と略す場合も有る)を導入する化合物は、殊ニフ
ロパンースルトンまたはブタン−スルトン等の如きアル
カン−スルトン、アクリル−、メタアクリル−、マレイ
ン−またはイタコン酸等の如き不飽和α・β−モノカル
ボン−またはジカルボン酸、酸基を有したこれらα・β
−不飽和酸の誘導体、例えば2−アクリルアミド−2・
2−ジメチルエタンスルホン酸、2−クロル−プロピオ
ン酸および殊にクロル酢酸の如き1−または2−ハロゲ
ン化脂肪酸がある。
これらの酸は塩の形テモ用いることができる。
ポリアミンの量に対する一COOHまたは一8o3H基
(以下、これらを酸基と略す場合も有る)を導入する化
合物の量の割合は、導入される酸基がポリアミン中に含
まれる塩基性アミンの当量当り0.05〜0.9、殊に
0.05〜0.6、特に0.15〜0.6当量に成るよ
うに選ぶことが有利である。
酸基を含有している低分子ポリアミンは、酸基を含有し
ていない低分子ポリアミンと同じ方法でアミン基に対し
て多官能性である化合物と反応させることができ、そし
て約1000以上殊に5000以上の分子量を有する本
発明に従うポリアミンが得られる。
本発明に従いポリアミンを製造する為のアミ7基に対し
て多官能性である適当な化合物としては、pH6以上殊
に8以上の水溶液中において塩基性ポリアミド中に含ま
れるアミン基と完全に反応することのできる多官能性化
合物が特に適している。
アミン基に対して多官能性である化合物の例を挙げると
、二官能性化合物即ち、α・ω−アルカン−ジハロイド
例えば1・2−ジ−クロルエタン、■・2−ジブロムメ
タン、1・2−ジクロルプロパン、■・3−ジクロルプ
ロパンおよび1・6−ジクロルヘキサン等:ω・ω′−
ジハロゲンエーテル、例えば2・2′−ジクロル−ジエ
チル−エーテル、ビス−(β−クロルーイングロピル)
−エーテルおよびビス−(4−クロル−ブチル−エーテ
ル)等;ハロゲンヒドリンおよびエビハロゲンヒドリン
、例えばエピクロルヒドリン、1・3−ジクロルプロパ
ノ−ルー(2)、ビス−(3−クロル−2−オキシプロ
ピル)−エーテルおよび1・4−シクロルー2・3−エ
ポキシ−ブタン等;ヒスーエポキシ化合物、例えば1・
2・3・4−ジェポキシブタン、ジグリシジル−エーテ
ル、エタンート2−ビスーグリシジル−エーテルおよび
ブタン−1・4−ビス−グリシジル−エーテル:ω−ハ
ロゲン−カルボン酸ハロイド、例エバクロルアセチルー
クロライド、2−クロル−プロピオニル−クロライド、
3−クロルプロピオニル−クロライドおよび3−ブロム
プロピオニル−ブロマイド等:ヒニル化合物、例えばジ
ビニル−ニー7−ル、シーヒニルスル7オンおよびメチ
レン−ビスーアクリルアミド等;4−クロルメチル−1
・3−ジオキソラノンー(2)および2−クロルエチル
−クロル蟻酸エステルおよびクロル蟻酸エステル、ポリ
アルキレンオキサイドの3−クロル−2−オキシプロピ
ル−エーテルおよびグリシジルエーテル、例えばポリエ
チレン−オキサイド等、並びに1〜50モルのエチレン
オキサイドおよび/またはプロピレンオキサイドの如き
アルキレンオキサイドと、少な(とも2個の活性水素原
子を含有している1モルの化合物例えばN−N’−)’
Jアクリロイルーへキサヒドロ−トリアジンかまたはジ
ヒドリツクーまたはポリヒドリックポリオールとの反応
生成物が挙げられる。
酸基含有低分子ポリアミン量に対する多官能性化合物量
の割合は、低分子ポリアミンの分子量を数倍に増加する
のに必要とされる最少限度の量をあまり超過しない様に
適当に選択する。
アミン基に対して所望の高分子量の反応生成物を得る為
にまたは所望の粘度を有するその溶液を得る為に用いな
ければならない多官能性である化合物の最少限度量は、
その基礎となる低分子ポリアミンの分子量に主に依存し
、その場合場合に予備実験により容易に確定される。
本発明に従う酸基含有ポリアミンの酸基含有低分子ポリ
アミンからの製造は、自体公知の方法で行なうことがで
きる。
即ち、酸基含有低分子ポリアミンと、アミ7基に対して
多官能性である化合物とより成る混合物をpH6以上、
0〜95℃の温度のもとで、反応混合物の試料が10%
溶液の状態で25℃で少なくとも1OcPの粘度を示す
まで攪拌することにより製造するのが好ましい。
水性反応混合物中の各成分の全濃度は10〜50重量%
にするべきである。
しかしながら、アミノ基に対して多官能性である化合物
は、ポリアミン水溶液に回分的に徐々に加えることもで
きる。
反応を高濃度において行なう場合には、反応溶液中の反
応生成物の含有量−10〜30重量%であるのが好まし
い−は、次いで水を留去することにより所望の最終的値
に調節する。
場合によっては所望の粘度を達成した後に反応を停止さ
せる為に、反応溶液のpH−値をpH6殊に4〜5に酸
例えば塩酸、硫酸、リン酸または酢酸を加えることによ
って調節することが必要である。
これは、酸基含有低分子ポリアミンの分子量を数倍にす
るのに必要とされる多官能性化合物の最小量が著しく超
過した場合に特に適している。
しかしながら、低分子ポリアミンと−COOHまたは一
8O3H基を導入する化合物および多官能性化合物との
反応は1段階反応で行なうこともでき、その際両方の化
合物は同時にでも交互にでも加えることができる。
更に、多くの場合水溶性高分子ポリアミンと−COOH
または−803H基を導入する化合物との反応により得
られる酸基含有高分子ポリアミンは、酸基を含有し且つ
より高分子量である水溶性ポリアミンを得る為に、鎖伸
長剤、即ちアミン基に対して多官能性である化合物と再
度反応させることが合目的でもある。
本発明に従うポリアミンは、平均最少分子量が1ooo
好ましくは5000であることで特徴付けられる。
その分子量の上限は、水溶性で有るという性質により限
定される。
その分子量の上限を数値的に示すことは不可能である。
何故なら、このものはベースとなるポリアミンおよび、
その中に含まれる水溶性を与える基の数に著しく依存し
ているからである。
本発明に従うポリアミンを繊維、填料および顔料の保持
性を高める為の助剤として用いる場合には、本発明に従
うポリアミンを希薄水溶液の状態でフローボックスの前
の紙原料懸濁物に自体公知の方法で加える。
その際の導入場所は、原料懸濁物中の助剤の良好な分布
が保証されているが過剰な接触時間を避けられる様に選
択する。
所望の保持性の役割および/または脱水促進的役割を達
成するのに必要であるポリアミン量は予備実験により難
なく決定することができる。
一般的には、紙の乾燥型量分に対して0.005〜05
重量%のポリアミンを用いることを推奨する。
更に製紙機械のフローボックスの前に本発明に従うポリ
アミンを加えることは、製紙機械廃水の口過、浮遊また
は沈降による処理に有効である。
即ち、本発明に従うポリアミンの凝固効果が製紙機械廃
水からパルプ成分を分離することを非常に容易にしてい
る。
酸基を有さない生成物と比較して本発明に従う酸基含有
ポリアミンは、光学的白色化剤−紙が高い白色度を持つ
−にほとんど影響を与えないという長所を有しているし
、更に驚くべきことにあらゆる場合において高い保持力
を与えるという長所を有している。
もし酸基を含有するこのポリアミンを、酸基を含有しな
いポリアミンを用いる場合に等しく高い填料、繊維およ
び顔料の保持性が達成される様な量で用いた場合には、
その高い白色度は殊に明らかになる。
紙を製造する際の一般的なカチオン系または非イオン系
添加剤例えば耐湿剤、天然または合成溶剤および水溶性
染料との高い相容性がこのポリアミンをあらゆる場合に
使用することを可能にしている。
本発明に従ういくつかのポリアミンおよび紙の製造にお
いて繊維、填料および顔料の保持性を増す為のその利用
例を、以下の実施例で述べる。
各実施例中、アミン当量はポリアミンの固体分に関する
ものであり、単なる当量なる記載はその実施例に於て用
いた水溶液に関するものである。
ポリアミン1 (a) 1.05molのジエチレントリアミン、1
.0molのアジピン酸と0.5molε−カグロラク
タムとから製造したポリアミド−ポリアミン(粘度:2
5℃で24 cP 、当量ニア58、アミン当量:22
.7、平均分子量5000)の30%水溶液i ooo
yに、攪拌下に室温にて38.351のクロル酢酸ナト
リウム(0,25mol /当量)を加える。
この塩を溶解した後に、溶液を60℃に加熱しそして更
に10時間の間この温度のもとで後攪拌する。
その際反応において分離する塩酸は50%濃度のKOH
(必要量:22.52)を添加して中性化する。
その溶液を139.15mlの水を添加することにより
25%濃度に調節する。
0.5モルのε−カグロラクタムの代りに2.0モルあ
るいは3.0モルのε−カグロラクタムを用いた場合、
500または630モル当量(固体分に関して)のポリ
アミンが得られる。
(b)100OPの上記25%濃度ポリアミドーアミン
溶液、262m1の水と6.41のエピクロルヒドリン
(0,063mol/アミン当量)との混合物を、もは
や溶液の粘度が増加しないまで(約9時間)70℃のも
とで攪拌する。
ポリアミンのそうして得られる20%濃度溶液は8.0
のpH値と25°Cで573 cPの粘度とを有する。
ポリアミン2 (a) 酸基含有低分子ポリアミンを、76.7’i
lのクロル酢酸ナトリウム(0,5mol /当量)を
用いることおよび45.09の50%濃度KOHを反応
混合物の中和に用いること並びに78.3mlの水を希
釈に用いることとを除いて1 (a)のポリアミンの場
合に記載した如く製造する。
(b) 酸基含有低分子ポリアミン2(a)とエピク
ロルヒドリンとの反応を、6,82のエピクロルヒドリ
ン(0,067mol /アミンー当量)と264m1
の水とを用いることを除いて1(b)のポリアミンの場
合に記載されている如〈実施する。
そうして得られた20%濃度ポリアミン溶液は8.0の
pH−値と25℃で566 cPの粘度とを有している
ポリアミン3 (a) 酸基含有低分子ポリアミンを、115.05
?のクロル酢酸ナトリウム(0,75mol/当量)を
用いることおよび67.5Pの50%濃度KOHを反応
混合物の中和に用いること並びに17.45m1の水で
希釈することを除いて1(a)のポリアミンの場合に記
載した如く製造する。
(b) 酸基含有低分子ポリアミン3(a)とエピク
ロルヒドリンとの反応を、7.11のエピクロルヒドリ
ン(0,070mol /アミノ当量)と266m1の
水とを用いることを除いてポリアミン1(b)の場合に
記載した如〈実施する。
そうして得られる20%濃度ポリアミン溶液は8.0の
pH−値と25℃で587 cPの粘度とを有している
比較用生成物■ ■(b)、2(b)および3(b)のポリアミンに比較
していかなる酸基も含有して無い比較用生成物Iは、1
(a)のポリアミン(粘度:25℃で24 cP 、当
量ニア58)を製造するのに用いた30%濃度のポリア
ミド−ポリアミン水溶液からエピクロルヒドリンで鎖伸
長することにより1(b)、2(b)または3(b)の
ポリアミンと類似したものとして得られる。
酸基を含有しない鎖伸長したポリアミド−ポリアミンの
20%濃度水溶液は、25℃で472cPの粘度を有し
ている。
この比較用生成物は、ベルギー特許第736162号明
細書に従う生成物である。
ポリアミン4 (a) 1.025 molのジエチレントリアミン
と1.0molのアジピン酸とより得られるポリアミド
−ポリアミンの100CIの50%濃度水溶液(粘度:
25℃で420 cP 、当量:374、アミン当量:
18.7、平均分子量:5000)に、攪拌下に室温に
て1091のクロル酢酸ナトリウム(0,35mol/
当量)を添加する。
この塩が溶解した後で、溶液を80℃に加熱し、この温
度のもとで更に2時間の後攪拌をする。
その際、pH−値を11.0に維持する為に十分に50
%濃度であるKOHを添加する(必要量:110P)。
この溶液を31m1の水を加えることにより40%濃度
に調節する。
(b)100OPのこの40%濃度ポリアミドーポリア
ミン溶液を700m1の水に加え、そしてその後で室温
のもとで攪拌しながら19.8Pのエピクロルヒドリン
(0,1モル/当量)を徐々に加える。
次いで温度を60℃に上げそして更にこの溶液をこの温
度のもとで粘度が約450cPに上るまで(約5時間)
攪拌する。
その後でこの溶液を2362の水と1042の濃℃・H
CI とを加えそして冷却する。
20%濃度のそうして得られる反応生成物溶液は4.5
のpH−値と25℃で420 cPの粘度とを有する。
ポリアミン5 4(a)のポリアミンの場合に記載されている40%濃
度のポリアミド−アミン1oooy、700m1の水お
よび322の1・2−ジクロルエタン(0,15mol
/当量)との混合物を、反応溶液の粘度が85℃で約4
20 cPに増加するまで(約10分後)環流式冷却器
を有した反応容器中で80〜85°Cの温度で攪拌する
その後に溶液に、128vの濃塩酸と1822の水とを
加え、冷却する。
そうして得られるポリアミンの20%濃度溶液は45の
pH値と25℃で380 cPの粘度とを有している。
比較用生成物■ ポリアミン4(b)および5と比較していかなる酸基も
含有して無い比較用生成物■を、ポリアミン4(a)ノ
製造に用いられるポリアミド−ポリアミンの50%水溶
液(粘度:25℃で420 cP、当量:374)から
エピクロルヒドリンで鎖伸長することによりポリアミン
4(b)に似たものとして得る。
酸基を含有しない鎖伸長したポリアミド−アミンの20
%濃度水溶液は、25℃で410cPの粘度を有する。
この比較用生成物は、ドイツ特許公告第1495058
号明細書(米国特許第3329657号)に従う生成物
である。
ポリアミン6 (a) 1.05molのジエチレン−トリアミン、
1.0molのアジピン酸および0.5molのε−カ
プロラクタムとから製造したポリアミド−ポリアミンの
100CIの30%濃度水溶液(粘度:25℃で24
cP、当量ニア58、アミン当量:227、平均分子量
:50000)に、210ノの水と7,4りのエピクロ
ルヒドリン(0,061m01/アミン当量)とを攪拌
下に室温にて添加する。
その後でその混合物を粘度がもはや増加しなくなるまで
(約7時間)70℃に加熱する。
そうして得られる反応生成物の25%濃度溶液は25℃
で約900 cPの粘度を有する。
(b) この25%濃度のポリアミド−ポリアミン溶
液に、38.3!Illのクロル酢酸ナトリウム(0,
25mol/当量)を70℃で添加し、その混合物をク
ロル酢酸ナトリウムが量的に変換されるまでこの温度と
約9.0のpH−値にて攪拌する。
pH値を9に維持する為に31S’の50%濃度水酸化
カリウム溶液を加えることが必要である。
この酸基含有ポリアミド−アミンの溶液を、235グの
水を加えて20%濃度に調節する。
このもの〜粘度は25℃で432 cPである。
ポリアミン7 6(a)のポリアミンの場合に記載した25%濃度のポ
リアミド−ポリアミンの1217.4?を229m1の
水および75グの2−アクリルアミド−2・2−ジメチ
ルエタンースルフオナート(0,25mol/当量)と
混合し、その混合物を60℃で10時間攪拌する。
そうして得られる20%濃度水溶液は25°Cで465
cPの粘度を有している。
ポリアミド8 6(a)のポリアミドの場合に記載した25%濃度のポ
リアミド−ポリアミン溶液の1217.4Pを273m
1の水および31Pのナトリウム−アクリレート(0,
25mol/当量)と混合し、その混合物を50℃で1
2時間攪拌する。
そうして得られる20%濃度水溶液は25℃で459
cPの粘度を有している。
ポリアミド9 6(a)のポリアミドの場合に記載した25%濃度のポ
リアミド−ポリアミン溶液の1217.4S’を、21
グのイタコン酸(0,125mol )、361050
%濃度水酸化カリウム溶液および247m1の水と一緒
に65℃で10時間攪拌する。
そうして得られる20%濃度水溶液は25℃で471c
Pの粘度を有している。
ポリアミン10 6(a)のポリアミンの場合に記載した25%濃度のポ
リアミド−ポリアミン溶液の1217.4S’を、17
5m1の水および1291033%濃度のナトリウム−
ビニルスルフォネート溶液(0,25mol /当量)
と一緒に混合し、そしてその混合物を75℃で4時間攪
拌する。
そうして得られる20%濃度溶液は25℃で502 c
Pの粘度を有している。
ポリアミン11 6(a)のポリアミンの場合に記載した25%濃度+7
)1217.4fのポリアミド−ポリアミン溶液に20
0m1の水を加え、その後で40.2fのプロパンスル
トン(o、25mol/当量)を攪拌しながら室温にお
いて徐々に加える。
次いで温度を60℃まで上げそしてその混合物をこの温
度において更に12時間の後攪拌する。
その際にpH値が8.5〜9.0以下に下らない様に5
0%濃度のKOHを加える(311必要とされる)。
このポリアミド−ポリアミンの濃度を、33グの水を加
えて20%濃度に調節する。
粘度は25℃で487 cPになる。
ポリアミド12 6(a)のポリアミドの場合に記載した25%濃度の1
217.4Pのポリアミド−ポリアミン溶液を、38グ
のマレイン酸(0,25mol )、72グの50%濃
度水酸化カリウム溶液および1.94m1の水と一緒に
65℃のもとで10時間攪拌する。
そうして得られる20%濃度溶液は25°Cで503c
Pの粘度を有している。
ポリアミド13 1molのテトラエチレン−ペンタミンと1.3mol
の1・2−ジクロルエタンとより製造される25°Cで
1320cPの粘度と9.0のpH−値とを有するポリ
エチレンポリアミン(アミン当量:57、平均分子量:
20000〜100000)の3001の30%濃度
溶液を、36グのアクリル酸(0,25mol /当量
)、18グの50%濃度水酸化カリウムおよび96m1
の水と一緒に混合し、次いでその溶液を60℃で12時
間攪拌する。
そうして得られる20%濃度溶液は、25℃で402
cPの粘度を有する。
ポリアミン14 1 molのテトラエチレンペンタミンと1.3mol
の1・2−ジクロルエタンとより製造したポリエチレン
ポリアミン(アミン当量:57、平均分子量20000
〜100000)の3001の30%濃度水溶液(25
°Cで1320cPの粘度とpH9,0とを有する)に
、1051のクロル酢酸ナトリウム(0,25mol
/当量)を添加し、その溶液を75℃で8時間攪拌し、
その最初の1時間の後で45%濃度の651の水酸化ナ
トリウムを加える。
この20%濃度溶液の粘度は25℃で475 cPであ
る。
比較用生成物■ ポリアミン13および14に比較していかなる酸基も有
していない比較用生成物■は、1 molのテトラエチ
レンペンタミンおよび1.3molの1・2−ジクロル
エタンとから成り、30%濃度の水溶液を20%の含有
率に希釈したことを除いてポリアミン13および14の
製造において用いた出発用ポリエチレン−ポリアミンに
相当する。
この20%濃度の溶液は25℃で330 cPの粘度を
有している。
ポリエチレン−ポリアミンはドイツ特許第897105
号に従い製造する。
ポリアミン15 1.0molのジエチレンポリアミンおよび1.65m
olのエピクロルヒドリンとから製造されるポリエチレ
ンポリアミン(アミン当量:65.1、平均分子量:
20000〜100000)の25℃で625 cPの
粘度と8.5のpH値を有した300グの25%濃度水
溶液に、332のクロル酢酸ナトリウム(0,25mo
l /当量)を加え、そしてその溶液を60℃で全部で
15時間攪拌する。
その際50%濃度の水酸化カリウムを添加することによ
ってpH−値を反応中に8.5以下に下らないように注
意する(必要量:19f)。
ポリエチレンポリアミンの溶液を、23T/llの水を
加えて20%濃度に調節する。
このもの入粘度は25℃で382 cPである。
比較用生成物■ ポリアミン15に比較していかなる酸基も含有して無い
比較用生成物■は、25%濃度の水溶液を20%の含有
率に希釈することを除いてポリアミン15の製造で用い
た1、0molのジエチレントリアミンと1.65mo
lのエピクロルヒドリンとより成るポリアルキレン−ポ
リアミンに相当する。
この20%濃度溶液の粘度は25℃で312cPである
この生成物は米国特許第2969302号に従って製造
する。
ポリアミン16 エチレンイミンの重合により得られるポリエチレンイミ
ン(アミン当量:43、平均分子量:1oooo以上)
の3009の30%濃度水溶液(粘度:25℃で925
cP )に、31fのクロル酢酸ナトリウム(0,1
25mol /当量)を添加する。
そしてその溶液を60℃で全体で15時間攪拌する。
その際、50%濃度の水酸化カリウム溶液を加えること
により、反応中にpH−値が8.5以下に下らないよう
に注意する(この目的で必要とされる量は15グである
)。
ポリエチレンイミンの溶液を、104m1の水を加える
ことにより20%濃度に調節する。
このもの又粘度は25℃で342 cPである。
比較用生成物V ポリアミン16に比較しいかなるカルボキシル基も含有
してない比較用生成物Vは、30%濃度の水溶液を20
%の含有率に希釈することを除いてポリアミン16の製
造において用いた出発用ポリエチレンイミンに相当する
この20%濃度溶液の粘度は25℃で287cPである
この生成物はドイツ特許第872269号に従って製造
される。
ポリアミン17 1302033%濃度のナトリウム−ビニルスルフォネ
ート水溶液(0,33m1)を、290m1の水に14
51のビス−(3〜アミノプロピル)−メチルアミン(
分子量:145、アミン当量:64.8)を溶解した溶
液に加える。
そしてその混合物を10時間の間70℃に加熱する。
室温に冷却した後で80.5fのエピクロルヒドリン(
0,87m01)をこの溶液に1時間に渡って攪拌しな
がら添加する。
次いでこの反応混合物の温度を1時間半に渡って40℃
に上げる。
そしてこの混合物を粘度が約70 cPに上昇するまで
(約23A時間)この温度で更に攪拌する。
その後でこの反応混合物に145m1の水を加え粘度を
約40 cPに下げる。
その混合物を粘度が約100 cPに上昇するまで(1
45mlの水を加えてから測って約3%時間)加温する
次いで更に113rnlの水をこの溶液に加える。
この方法で製られた溶液は25%濃度であり且つ25℃
で155 cPの粘度を有している。
比較用生成物■ ポリアミン17に比較していかなるスルホン酸基も有し
ていない比較用生成物■は、ナトリウム−ビニルスルホ
ネートを一緒に用いないことを除いてポリアミン17と
同様に製造する。
即ち、ドイツ特許公告第1211922号明細書に従い
(例1)製造される。
この25%濃度水溶液は25℃で145 cPの粘度を
有している。
例1 長網抄紙機(梳工式(Kammerer Typ )
)に前置された混合用容器中に30000重量部の水と
、 100重量部の漂白した針葉樹製亜硫酸パルプ、20重
量部のカオリン 0.2重量部の市販の白色化剤 1重量部の市販の50%濃度のロジン・サイズおよび 3重量部のA12 (SO4)3X 18H20゛てと
を混合する。
容器のその内容物をフローボックスを経て長網抄紙機を
、80り7m2の量で紙が製造されるような速度で通過
させる。
15重量部の水とポリアミン1(b)の場合に記載され
ている如く製造されたポリアミンの0.15重量部の2
0%濃度水溶液とより成る水溶液をギヤボックスにおい
て計量ポンプにより製紙機械に連続的に加える。
助剤の添加により細かい繊維および填料の優れた保持性
が得られる。
更に白色化剤の作用が、既に知られている市販のカチオ
ン系保持剤を用いた場合よりもそこなわれることがない
ポリアミン1(b)の20%濃度の水溶液を、前述のポ
リアミン2(b)、3(b)、4(b)、5(b)、6
(b)および7〜12020%濃度の水溶液の同量と取
り変えた場合にも、細かい繊維および顔料の同じ値の保
持力が達成される。
その紙もすぐれた白色度を同様に持つ。
以下の表1〜3は、本発明に従う酸基含有ポリアミン1
(b)、2(b)、3(b)、6(b)および7〜12
または4bと5が酸基を含有しない相当する化合物(ベ
ルギー特許第736162号に従5I、米国特許第33
29657号に従うn)に比較してもたらした技術的進
歩性を示している。
保持力の目安として、表では廃水中の残留物および紙の
灰分含量を挙げてり、−る。
白色度は、式%式%) 〔RXlRyおよびR7,はここでは標準カラー値X、
yおよびZの測定した保持力である。
〕によりC,ツアイス(C,Zeiss)社のエルレホ
ー機具(E 1repho )で計算する。
白色標準としては酸化マグネシウム粉末を用いる。
234− 例2 40重量部の漂白した亜硫酸パルプ、 30 〃 漂白したわらパルプ、 30 〃 漂白した硫酸ナトリウムパルプ、12
〃 カオリン 2重量部のデンプン 1.5重量部の市販の補強ロジン・サイズ、0.2〃
市販の白色化剤、および 3重量部のA12(SO4)3X、18 H2Oとより
成る紙用原料の200kgの0.5%濃度の水性懸濁液
を、ポリアミン13の場合に記載されている如く製造さ
れた20%濃度の1.52の水溶液を含有する150?
の水を連続的に計量添加しなから80 ? / m’の
量で紙が製造される様に実験室用製紙機に送り込む。
添加した反応生成物により細い繊維およびカオリンの優
れた保持性が達成さ:れる。
ポリアミン13020%濃度水溶液の代りに同量の前記
ポリアミン14〜17の20%濃度水溶液を用いた場合
も、細かい繊維および顔料の優れた保持性が達成される
次の第4表は、本発明に従う酸基含有ポリアミンの技術
的進歩性を酸基を含有して無い相当する比較用生成物■
〜■(■はドイツ特許第 897015号により、■は米国特許第 2969302号により、■はドイツ特許第87226
9号により、■はドイツ特許第1211922号による
)と比較して示している。
保持力の目安として、表では廃水中の残留物および紙の
灰分含量を挙げている。
白色度は実施例1に示した様に決めている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 1ooo以上の平均分子量を有し、且
    つ(b) 塩基性窒素原子に結合している式〔式中 Zは一〇〇OHまたは一8O3H基を意味しそして Rは1〜7個のC原子を有したアルキレン残基で場合に
    よってはカルボンアミド基で置換されているかおよび/
    または中断されているものを表わす〕 で表わされる少なくとも1個の基を含有している 水溶性ポリアミンであって、但しポリアミンに一般式 (式中、R1は水素またはメチル基を意味する。 )で表わされるα・β−不飽和力ルボニル化合物を付加
    反応させたのちにエピハロヒドリンを作用させて得られ
    る生成物を除く、上記水溶性ポリアミンを、紙の製造に
    おいて繊維、填料および顔料の保持性を高める為の助剤
    として用いる方法。
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