JPS58224654A - めん類の製造方法 - Google Patents

めん類の製造方法

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Publication number
JPS58224654A
JPS58224654A JP57107437A JP10743782A JPS58224654A JP S58224654 A JPS58224654 A JP S58224654A JP 57107437 A JP57107437 A JP 57107437A JP 10743782 A JP10743782 A JP 10743782A JP S58224654 A JPS58224654 A JP S58224654A
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JP
Japan
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noodles
water
microfibrillated cellulose
wheat flour
cellulose
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Application number
JP57107437A
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English (en)
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JPS6217502B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Mizuguchi
水口 和彦
Isamu Fujioka
勇 藤岡
Hiromi Kobayashi
宏臣 小林
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Corp
Daicel Chemical Industries Ltd
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Application filed by Daicel Corp, Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Corp
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Publication of JPS58224654A publication Critical patent/JPS58224654A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食感の改良されためん類の製造法に関するも
のである。
めん類とは、うどん、そうめん、きしめん及び中華めん
なと、小麦粉を主原料として製めんしたものであって、
生めん、ゆでめん、干めん、揚げめん、インスタントめ
んなどを含むものである。
めん類は゛、小麦粉を主原料とし、副原料として食塩、
水、その他を加えて混合加工して製するものであるが、
その食品としての品質は、”こし11のあること、すな
わち歯ごたえがあり、歯ぎれが良いことと、舌ざわりが
滑らがであることである。このため、りん酸、CMC1
天然ガム類などを添加したり、配合比を調節したりして
いるが、まだ満足すべき効果を収めていない。即ち、こ
れらの方法によって+1こしI+の点は改良されるとし
ても、茹で上りのべとつき、茹で上りに要する時間の増
加、口当りなど他の要因を劣化させるものが殆んどであ
る。
最近、精製したセルロース原料を水中で高圧下に粘状叩
解することにより、繊維を切断せずにこれを開裂してマ
イクロフィブリル化させ、極めて大きな保水性を有する
ものとして取得する方法が開発された。この方法は特開
昭56−100801号明細書に記述されており、この
方法で得られたマイクロフィブリル化セルロース(以下
MFCと略記する)は、同明細書中で1′微小繊維状セ
ルロースI+として定義されている。
発明者等は、このMFC(マイクロフィブリル化セルロ
ース)を小麦粉混練工程において添加することにより、
+1こし1′の改良されためん類が得られることをみと
め、本発明を達成した。
MFCは水との結合性が太き(、水中に微分散しやすく
、それ自体を口に入れてもザラツキ感の全くないもので
あり、それ自体は無味、無臭、無色のものである。
従来、食品に添加してその物理性能を改良する粉末状セ
ルロースとしては、セルロース原料から非結晶領域を除
去することにより得られる+1微結晶セルロース11が
知られている(例えば、特公昭4、4−6202 )。
M、FCはこの微結晶セルロースと比較した場合、水と
の結合性、分散安定性などの物性が大きく異なる。例え
ば、MFCは1%濃度で安定な糊状水分散液を形成する
が、微結晶セルロースの場合は10q6以上の高濃度で
なければ安定な分散液(ペースト)を形成しない。
本発明の実施については、常法によるめん類の製造に際
し、小麦粉、水、その他の原料と共に、MFCの水分散
液を混和すれば良く、その添加量は小麦粉に対しMFC
固型分換算で001〜10重量%が適申であるが、場合
により適宜増減することもできる。
また、他の蛋白質、糖類、塩類、アルカリなどを併用す
ることは妨げとはならない。
本発明のMFCを添加しためん類は、これを使用しない
標準処方のものに比し+1こし11が強く、すぐれた食
感を示したほか、茹でたときの溶出、煮くずれがないの
に茹で上りが早く、特にインスタント揚げめんでは、湯
もどりの早いものが得られるなど、種々のすぐれた効果
を有するものである。
以下に実施例によって本発明を説明する。
参考例 精製サルファイドバルブ(α−セルロース分92〜97
係、重合度1050〜107’O)に水を加え2重量%
スラリーとし、Monton−Goulin社ホモジナ
イザーを用い、特開昭56−100801号明細書に開
示された方法に準じ、約500 kg/ ctの高圧下
に下記スラリーを40回循環通過させ、25重量係のM
FC分散液を得た。得られたMFCの1000G重力下
での水保持力は、原料・パルプの約7倍であった。
実施例には、本参考例で製造した25係分散液の形でM
FCを使用に供した。
実施例1 次の処方を用いて、うどんを製造した。
小麦粉(薄刃粉)    267g  267.9  
267g水        107g   100g 
  L07g食     塩      IJ9   
10g   10gMFC2,5係水分散液     
      7fi     7g上記処方の組成物を
捏和混合し、圧延してめん帯とし、切出しロールによっ
てめん線とした。
組成物の混線状態は、Bがや\硬目になるが作業性は最
も良く、A、Cは略々同程度と認められた。
めんを常陸により3分間茹でた後、食味試験したところ
、B、CはAに比べて11こし+1があり、食感(口当
り)がすぐれていた。また砧で上りに要する時間、各試
料間では差が認められなかった。
実施例2 下記の方法でインスタント揚げめんを作製した。実施例
1で得ためん線を10cTLの長さに切り、3分間茹で
た後、16’0−170℃の油で3分間フライした。
得られた揚げめんをビーカーに入れ、熱湯を注いで3分
間放置観察した。その結果、湯もどりの早さはC>B>
Aの順に早いことが認められた。湯もどしした麺の食味
試験では10名のパネラ−はずべてC,BがAよりも1
1こし1+があると認めた。
実施例3 下記の処方で中華風めんを作成した。
小麦粉(薄刃粉)  117g  117g  117
g  117g〃 (中力粉)   150g  15
0.9  150!j  1509炭酸ナトリウム  
  0.5,9   1.0g、0.5J7   1.
0g食   塩       10g   10g  
 10I   10g水        107g  
 107g   107g  1079MFC2,5チ
分散液   −7g    79実施例1と同様に製麺
し、得られた中華風めんを3分間茹でて食味試験した。
F、Gはり、Eに比べて11どしIIがあり、・口あた
りがよいことを認めた。茹で上りに要する時間について
は、各試料間に差が認められなかった。
特許出願人 ダイセル化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. めん類製造にあたり、混練工程において、マイクロフィ
    ブリル化セルロースを添加することを特徴とする、めん
    類の製造方法。
JP57107437A 1982-06-21 1982-06-21 めん類の製造方法 Granted JPS58224654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57107437A JPS58224654A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 めん類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP57107437A JPS58224654A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 めん類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58224654A true JPS58224654A (ja) 1983-12-27
JPS6217502B2 JPS6217502B2 (ja) 1987-04-17

Family

ID=14459119

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JP (1) JPS58224654A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507546A (ja) * 2007-12-28 2011-03-10 インスティテュート・バイオテクノロジー・プルゼミスル・ロルノ−スポジヴチェゴ 即席めん
JP2016027795A (ja) * 2014-07-10 2016-02-25 国立大学法人鳥取大学 バイオナノファイバーにより穀物粉生地強度を高める技術
JP2020120617A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 兵庫県手延素麺協同組合 冷凍麺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507546A (ja) * 2007-12-28 2011-03-10 インスティテュート・バイオテクノロジー・プルゼミスル・ロルノ−スポジヴチェゴ 即席めん
JP2016027795A (ja) * 2014-07-10 2016-02-25 国立大学法人鳥取大学 バイオナノファイバーにより穀物粉生地強度を高める技術
JP2020120617A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 兵庫県手延素麺協同組合 冷凍麺

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JPS6217502B2 (ja) 1987-04-17

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