JPS5822463Y2 - 配管貫通部機構 - Google Patents

配管貫通部機構

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Publication number
JPS5822463Y2
JPS5822463Y2 JP1979124993U JP12499379U JPS5822463Y2 JP S5822463 Y2 JPS5822463 Y2 JP S5822463Y2 JP 1979124993 U JP1979124993 U JP 1979124993U JP 12499379 U JP12499379 U JP 12499379U JP S5822463 Y2 JPS5822463 Y2 JP S5822463Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
barrier
wall
sound
piping
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979124993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5642583U (ja
Inventor
敏次 佐瀬
Original Assignee
株式会社荏原製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社荏原製作所 filed Critical 株式会社荏原製作所
Priority to JP1979124993U priority Critical patent/JPS5822463Y2/ja
Publication of JPS5642583U publication Critical patent/JPS5642583U/ja
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Publication of JPS5822463Y2 publication Critical patent/JPS5822463Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水、石油などの流体や空気その他の気体を輸
送する配管などの如く、振動を伴う配管が、壁体を貫通
する部分に用いられる配管貫通部機構に関するものであ
る。
従来建屋の壁などを貫通する配管は、第1図に示す如く
、壁体1に設けた貫通穴2に配管3が挿入されモルタル
などにより固定しているもので、壁体1と配管3とは着
接接触している。
従って振動を伴う配管3においては、振動が配管3より
直接壁体1に伝わり、壁体1全体が振動して2次音とし
て固体伝搬音が発生する。
壁体1の内部に配備されたポンプや圧縮機などの騒音源
からの音を遮弊するために、コンクリート壁などの壁体
1を厚くしても固体伝搬音は遮弊できず、防音効果が期
待できなかった。
本考案は、壁体と配管との間に迷路型の消音機構を設け
ることによって、従来のものの上記の欠点を除き、配管
の振動が壁体に伝播せず、2次振動を防止することがで
きる配管貫通部機構を提供することを目的とするもので
゛ある。
本考案は、配管が壁体を貫通する部分の配管貫通部機構
において、前記壁体の貫通用穴の内側と前記配管との間
に、前記配管を囲む消音室が外界側と音源側とにふた6
、7のある胴部5で設けられ、該消音室4を前記配管3
に設けられた障壁11と前記胴部5に設けられた障壁1
2とが外界側の前記ふた6の内側に順次隙間をあけ迷路
型に配備されていると共に、該障壁12と音源側のふた
7との間に吸音材10が充填され、しかも前記ふた6と
障壁11との間の胴部5に水抜き穴13を形成したこと
を特徴とする配管貫通部機構である。
本考案を実施例につき図面を用いて説明すれば、第2図
において、壁体1の貫通穴2の内側と配管3との間に、
配管3を囲む消音室4が設けられている。
壁体1のA側が音源側、B側が外界側とする。
消音室4は、壁体1の貫通穴2に固定された胴部5と、
外界側と音源側の両端に設けられたふた6、7とより成
り、何れの剛体部材も配管3に直接接触することなく隙
間8,9を介して配備され、消含窒4が形成されている
消音室4の中には吸音材10が充填されている。
また、外界側と通ずる隙間8の内側に、円環状の障壁1
1.12が設けられ迷路型の消音機構を形成している。
障壁11.12はそれぞれ連続した円環状板であり、消
音機構の作用を有するほか、外界側から隙間8に侵入す
る風雨をせき止める止水板の作用も併せ有する。
13は水抜き穴である。本実施例は上記の如く構成され
作用するので、配管3の振動は壁体1には伝わらず、壁
体1の固体伝搬音による騒音を防ぐことができ、また配
管3の外から消音室4の中に洩れる音は、吸音材10に
より吸収され、さらに障壁11.12による迷路型の消
音機構の作用で消音させ、隙間8からの騒音は殆んど出
ないようになり、貫通部における騒音発生を著しく抑制
することができる。
障壁11.12は、前述の如く止水板の機能も有する。
障壁11.12の寸法、位置を選び、また、多段の迷路
とすることにより、吸音材10を用いなくとも十分な消
音効果を備えることができる。
第3図は別の実施例を示し、障壁11.12がその先に
曲がり部を有し、迷路の通路が一層複雑になり消音効果
を高めることができ、また止水効果も高まる。
本考案は、配管が壁体を貫通する部分の配管貫通部機構
において、前記壁体の貫通用穴の内側と前記配管との間
に、前記配管を囲む消音室が外界側と音源側とにふたの
ある胴部で設けられ、該消音室を前記配管に設けられた
障壁と前記胴部に設けられた障壁とが外界側の前記ふた
の内側に順次隙間をあけ迷路型に配備されていると共に
、該障壁と音源側のふたとの間に吸音材が充填され、し
かも前記ふたと障壁との間の胴部に水抜き穴を形成した
ことにより、配管の貫通部において配管の振動が壁体に
伝搬するのを防ぎ、壁体からの2次振動騒音の発生を防
ぎ、消音室により配管の周囲の隙間からの騒音も抑制し
、貫通部における騒音の発生が防止できる。
即ち、ふた6、7を設け、また配管3の振動が貫通壁体
1に伝播しないように、隙間8,9を設け、完全に絶縁
を有する構造で、貫通壁体1の振動による新たな固体音
の発生を防ぐことができるし、さらに、消音構造を増す
ため、障壁11.12を設け、迷路型に、また白板の障
壁を設けて、一層の減音効果を発揮でき、しかも隙間8
からの風雨の直接の侵入に対しては障壁11がじゃま板
となり、風雨が障壁11にあたり風は弱められ、水は下
に落ちる。
また配管3を伝わってくる水に対しては障壁11が水切
板として働いて水を下に落し内部への侵入を防ぎ、下に
落ちた水はせきとして働く障壁12とふた6で囲まれた
部分にたまり、たまった水は胴部5に設けた水切り穴1
3によって外部へ排出されることにより、消音室4への
水の侵入を阻止し、従って吸音材10の水没を防ぐため
、水没による吸音性能及び耐久性の劣化を防ぐことがで
き、実用上極めて大なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図及び第3図は本考案の
それぞれ異なる実施例の断面図であり、第2図において
は貫通穴(符号2)を明示するため一部破断しである。 1・・・・・・壁体、2・・・・・・貫通穴、3・・・
・・・配管、4・・・・・・消音室、5・・・・・・胴
部、6,7・・・・・・ふた、8,9・・・・・・隙間
、10・・・・・・吸音材、11.12・・・・・・障
壁、13・・・・・・水抜き穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.配管3が壁体1を貫通する部分の配管貫通部機構に
    おいて、前記壁体1の貫通用穴2の内側と前記配管3と
    の間に、前記配管3を囲む消音室4が外界側と音源側と
    にふた6、7のある胴部5で設けられ、該消音室4を前
    記配管3に設けられた障壁11と前記胴部5に設けられ
    た障壁12とが外界側の前記ふた6の内側に順次隙間を
    あけ迷路型に配備されていると共に、該障壁12と音源
    側のふた7との間に吸音材10が充填され、しかも前記
    ふた6と障壁11との間の胴部5に水抜き穴13を形成
    したことを特徴とする配管貫通部機構。 2、前記障壁11.12が、前記配管の周囲に前記胴部
    5と隙間を介して設けられたつば状の円環板と、該円環
    板と平行でかつその内周縁は前記配管と隙間を介して配
    備されている環状板とより成る実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の機構。
JP1979124993U 1979-09-10 1979-09-10 配管貫通部機構 Expired JPS5822463Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979124993U JPS5822463Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 配管貫通部機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979124993U JPS5822463Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 配管貫通部機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5642583U JPS5642583U (ja) 1981-04-18
JPS5822463Y2 true JPS5822463Y2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=29356866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979124993U Expired JPS5822463Y2 (ja) 1979-09-10 1979-09-10 配管貫通部機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822463Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858510U (ja) * 1971-11-01 1973-07-25
JPS49150723U (ja) * 1973-04-25 1974-12-27
JPS5422176Y2 (ja) * 1974-12-04 1979-08-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5642583U (ja) 1981-04-18

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