JPS6259325A - 消音機能を持つル−フフアン - Google Patents
消音機能を持つル−フフアンInfo
- Publication number
- JPS6259325A JPS6259325A JP60198391A JP19839185A JPS6259325A JP S6259325 A JPS6259325 A JP S6259325A JP 60198391 A JP60198391 A JP 60198391A JP 19839185 A JP19839185 A JP 19839185A JP S6259325 A JPS6259325 A JP S6259325A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- upper cover
- cover
- fan
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、工場等の天井屋根に配置するルーフファン、
特に工場騒音を消音する機能を持つルーフファンに関す
る。
特に工場騒音を消音する機能を持つルーフファンに関す
る。
従来から、工場等のようにボイラ等の排ガスを外部に排
出したり粉塵等を外部に排出するために屋根にルーフフ
ァンを設置することが行われ、作業環境の保全のために
法律でもその基準が厳しく規制されている。
出したり粉塵等を外部に排出するために屋根にルーフフ
ァンを設置することが行われ、作業環境の保全のために
法律でもその基準が厳しく規制されている。
このようなルーフファンは、建屋内の換気を行う他に工
場内騒音が外部に漏れることを防止するために消音構造
とすることが一般に採用されており、その典型的な例を
第2図に示す。
場内騒音が外部に漏れることを防止するために消音構造
とすることが一般に採用されており、その典型的な例を
第2図に示す。
図示のように、ルーフファンの本体50は屋ll151
の頂点部分に固定され、内部に軸流型のファン52を配
置するとともに、下に向けて凹状となる屈曲する換気流
路53を本体50とともに形成するカバー54を配置し
た構成となっている。
の頂点部分に固定され、内部に軸流型のファン52を配
置するとともに、下に向けて凹状となる屈曲する換気流
路53を本体50とともに形成するカバー54を配置し
た構成となっている。
そして、ファン52との共振点をさけかつファン52自
体の駆動音及び工場内騒音を低レベルに下げることがで
きるように、換気流路53の形状と長さを決定して全体
を共鳴式の消音構造体とし、外部への音の漏れを防止し
ている。
体の駆動音及び工場内騒音を低レベルに下げることがで
きるように、換気流路53の形状と長さを決定して全体
を共鳴式の消音構造体とし、外部への音の漏れを防止し
ている。
しかし、このように単純な共鳴型の消音構造では、消音
可能な音の周波数域が限定され、各工場内での異なる騒
音源に対して追従できない。従って、単一の機種を騒音
条件の異なる工場に付属した場合にはその消音機能を十
分に果たすことができず、汎用性の面で問題がある。
可能な音の周波数域が限定され、各工場内での異なる騒
音源に対して追従できない。従って、単一の機種を騒音
条件の異なる工場に付属した場合にはその消音機能を十
分に果たすことができず、汎用性の面で問題がある。
また、ファン52が作動している時には、その振動によ
り本体50やカバー54が共振してしまうことがあるが
、共鳴型の減衰系のみでは共振を効率よく排除できず、
ルーフファン自体が騒音を発したり破壊してしまう等の
恐れもある。
り本体50やカバー54が共振してしまうことがあるが
、共鳴型の減衰系のみでは共振を効率よく排除できず、
ルーフファン自体が騒音を発したり破壊してしまう等の
恐れもある。
本発明の目的は、建屋内の換気を行うルーフファンにお
いて、建屋内の騒音及びファン作動音を共振を伴うこと
なく減衰可能とし、外部への騒音レヘルの低減を図るこ
とにある。
いて、建屋内の騒音及びファン作動音を共振を伴うこと
なく減衰可能とし、外部への騒音レヘルの低減を図るこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明のルー
フファンは、軸流型のファンヲ内蔵した筒状の本体と、
この本体上位に位置し下端レベルを本体上端より下位に
設けて本体上部側周囲を囲む上カバーと、この上カバー
の下位に位置し上端レヘルが上カバーの下端より上位に
位置して上カバーの下端部分を囲む形状の下カバーとを
有し、さらに上カバー内に孔を開設した隔壁により共鳴
室を形成した構成とし、建屋からの空気の流れを上下の
カバーにより形成される流路形状を利用して膨張及び回
折によって騒音を減衰させ、さらに低周波数域の騒音を
共鳴室により除去可能としたものである。
フファンは、軸流型のファンヲ内蔵した筒状の本体と、
この本体上位に位置し下端レベルを本体上端より下位に
設けて本体上部側周囲を囲む上カバーと、この上カバー
の下位に位置し上端レヘルが上カバーの下端より上位に
位置して上カバーの下端部分を囲む形状の下カバーとを
有し、さらに上カバー内に孔を開設した隔壁により共鳴
室を形成した構成とし、建屋からの空気の流れを上下の
カバーにより形成される流路形状を利用して膨張及び回
折によって騒音を減衰させ、さらに低周波数域の騒音を
共鳴室により除去可能としたものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明に係るルーフファンを概略的に示す断面
図で、Rは工場建屋の屋根、1はこの屋根Rの頂点部分
に固定したルーフファンの本体、2は本体1の上位に連
結した上カバー、3は本体1の周面に一体化した下カバ
ー、4は本体1内に固定した軸流型のファンである。
図で、Rは工場建屋の屋根、1はこの屋根Rの頂点部分
に固定したルーフファンの本体、2は本体1の上位に連
結した上カバー、3は本体1の周面に一体化した下カバ
ー、4は本体1内に固定した軸流型のファンである。
本体1は筒状で内面には吸音材としてのグラスウール1
0を張りつけるとともに上端には空気の流れの剥離を防
ぐためにヘル11を形成している。
0を張りつけるとともに上端には空気の流れの剥離を防
ぐためにヘル11を形成している。
上カバー2は本体1と同軸配置した下に向けて凹となる
断面形状の碗状体をなし、その内径は本体1径よりも大
きく、下端レベルよりも本体1上端が内部に位置する相
対配置とする。この上カバー2と本体1の径の比は、上
カバー2の内部容積に対し膨張式の消音構造として最適
となるように設計する。
断面形状の碗状体をなし、その内径は本体1径よりも大
きく、下端レベルよりも本体1上端が内部に位置する相
対配置とする。この上カバー2と本体1の径の比は、上
カバー2の内部容積に対し膨張式の消音構造として最適
となるように設計する。
また、この上カバー2の内部上端には孔13を開設した
隔壁12を取付け、この隔壁12と上カバー2の上端壁
14間の空間を共鳴室15として構成し、さらに下端に
は空気の流れの剥離等を防止するヘル16を設けている
。
隔壁12を取付け、この隔壁12と上カバー2の上端壁
14間の空間を共鳴室15として構成し、さらに下端に
は空気の流れの剥離等を防止するヘル16を設けている
。
下カバー3は上カバー2径よりも大きく形成した断面凹
状のもので、その上端レベルは下カバー2の下端より高
い位置にある。この下カバー3は雨水処理桶としても機
能するもので、底壁20は本体l側が低くなるように緩
やかに傾斜し、本体1との連結部分にはドレン孔21を
開設している。
状のもので、その上端レベルは下カバー2の下端より高
い位置にある。この下カバー3は雨水処理桶としても機
能するもので、底壁20は本体l側が低くなるように緩
やかに傾斜し、本体1との連結部分にはドレン孔21を
開設している。
上記構成において、ファン4の吸引力によって流動化さ
れ外部に排出される空気の流れは、本体1内を通過して
容積の大きな上カバー2内へ上向きに流入し、上カバー
2の下端部分と本体1外周間の環状部分へ下向きに方向
転換して流下し、さらに下カバー4の底部壁に沿いなが
ら上方へ排出される形態となる。
れ外部に排出される空気の流れは、本体1内を通過して
容積の大きな上カバー2内へ上向きに流入し、上カバー
2の下端部分と本体1外周間の環状部分へ下向きに方向
転換して流下し、さらに下カバー4の底部壁に沿いなが
ら上方へ排出される形態となる。
この空気の流れの中で生じる消音要素としては空気の流
れのI+lf[に沿って下記のものがある。
れのI+lf[に沿って下記のものがある。
(11本体1から容積の大きい上カバー2内への流入時
における膨張式消音効果。
における膨張式消音効果。
(2)共鳴室15によるレゾナンス減衰に基づく低周波
帯域騒音の除去。
帯域騒音の除去。
(3)上カバー2と下カバー3間の環状流路内での流路
の下向きから上向きへの変化と上、下カバー2,3壁面
との相乗作用による回折に基づく振幅減衰。
の下向きから上向きへの変化と上、下カバー2,3壁面
との相乗作用による回折に基づく振幅減衰。
(4) 上、下カバー2,3間の環状流路から外部へ
の排出による膨張式消音効果。
の排出による膨張式消音効果。
以上の消音効果要素によって、建屋内の換気を行う場合
には、建屋内の騒音及びファン4の作動音は従来の単純
に膨張式消音構造のものに比べて大きく減衰し、外部へ
の騒音伝播を効果的に防止できる。
には、建屋内の騒音及びファン4の作動音は従来の単純
に膨張式消音構造のものに比べて大きく減衰し、外部へ
の騒音伝播を効果的に防止できる。
また、共鳴室15を設けたことによって、膨張式やグラ
スウール等の吸音材では除去できない低周波の音域レヘ
ル要素を排除できる。従って、工場内に自家発電設備や
ボイラ等の比較的に低周波騒音を発生し易い機器を備え
ていても、外部に不快な振動や騒音を与えることがなく
環境の保全に寄与できる。
スウール等の吸音材では除去できない低周波の音域レヘ
ル要素を排除できる。従って、工場内に自家発電設備や
ボイラ等の比較的に低周波騒音を発生し易い機器を備え
ていても、外部に不快な振動や騒音を与えることがなく
環境の保全に寄与できる。
さらに、ファン4の共振に対してもこの共鳴室15が有
効に作用してその共振点を避けることができ、ファン4
の作動音による騒音レヘルの上昇を抑制できる。
効に作用してその共振点を避けることができ、ファン4
の作動音による騒音レヘルの上昇を抑制できる。
尚、低周波の騒音の発生量が少ない場合には、共鳴室1
5は必ずしも必要ではなく、これを除いた構造のものと
しても使用できる。
5は必ずしも必要ではなく、これを除いた構造のものと
しても使用できる。
本発明は、ルーフファンを通過する空気流れの中に複数
の消音機能要素を構成しているので、建屋内の騒音だけ
でなくファンの作動音を効果的に減衰させることができ
、また共鳴室によってファンの共振を防止できるという
効果を奏する。
の消音機能要素を構成しているので、建屋内の騒音だけ
でなくファンの作動音を効果的に減衰させることができ
、また共鳴室によってファンの共振を防止できるという
効果を奏する。
第1図は本発明に係るルーフファンの概略断面図、第2
図は従来例の断面図である。
図は従来例の断面図である。
Claims (1)
- 1、建屋の屋根に鉛直方向に固定され内部に軸流型のフ
ァンを内蔵した筒状の本体と、同本体の上位に同軸上に
位置し下端レベルを前記本体の上端より下位に設けて同
本体上部側周囲を囲む形状の上カバーと、同上カバーの
下位に位置し上端レベルが上カバーの下端より上位に位
置して同上カバーの下端部分を囲む形状の下カバーとを
有し、さらに前記上カバー内に孔を開設した隔壁により
共鳴室を形成したことを特徴とする消音機能を持つルー
フファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60198391A JPS6259325A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 消音機能を持つル−フフアン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60198391A JPS6259325A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 消音機能を持つル−フフアン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259325A true JPS6259325A (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=16390344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60198391A Pending JPS6259325A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 消音機能を持つル−フフアン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6259325A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040025043A (ko) * | 2002-09-18 | 2004-03-24 | 주식회사 엑타 | 건축용 배기 챔버 소음감소 구조 |
US6953104B2 (en) * | 2003-04-09 | 2005-10-11 | Lockheed Martin Corporation | Muffin fan hush hood |
JP2007139223A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Haseko Corp | 給気レジスター |
JP2017215099A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社荏原製作所 | 消音器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165850A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-19 | Toshiba Corp | Sound-proofing device for ventilation fan |
-
1985
- 1985-09-07 JP JP60198391A patent/JPS6259325A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165850A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-19 | Toshiba Corp | Sound-proofing device for ventilation fan |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040025043A (ko) * | 2002-09-18 | 2004-03-24 | 주식회사 엑타 | 건축용 배기 챔버 소음감소 구조 |
US6953104B2 (en) * | 2003-04-09 | 2005-10-11 | Lockheed Martin Corporation | Muffin fan hush hood |
JP2007139223A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Haseko Corp | 給気レジスター |
JP2017215099A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社荏原製作所 | 消音器 |
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