JPS58224479A - 回転ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中心に硬質性のノ・ブを有するフレキシブル
磁気ディスクに好適な回転ディスク保持装置に関するも
のである。

従来の回転ディスク保持装置は、第１図に示すように、
駆動軸６にＸ軸方向の押付力ＰＩをばね８により付加し
、その反力として中心軸５が押付力Ｐ２を回転ディスク
（以下、ディスクという）１のハブ２の中心孔３に付加
する。ディスク１は、読み取り若しくは書き込みのだめ
のヘッド（図示せず）及びディスク１の記録面上の清浄
用ライナー（図示せず）の回転抵抗モーメン）ＭＲが回
転時に生ずるので、駆動軸６と中心軸５により荷重Ｑ１
＝Ｑ２及び駆動モーメンｉ　Ｍ　ｏ　＝　Ｍ　ｎとなっ
て一定回転する。駆動モーメントＭＤは、駆動軸６の中
心から中心軸５の中心までの距離ｔと荷重ＱＩの積であ
る。

ここで、荷重Ｑ２よりも、ばね８によって発生する力Ｐ
２を大きくすると、ズイスク１の着脱時に過大な力が作
用する。また、・、荷重Ｑ２は、回転抵抗モーメン）Ｍ
Ｒによって決まるので、ディスク１を挿入するケース（
図示せず）の製作誤差で変動す為。第１図において、Ｐ
２＞Ｑ２であれば、中心軸５は、中心孔３の傾斜面３ａ
と傾斜面３ｂの方向へ押し付けられて安定である。とこ
ろが、Ｐ２＝Ｑ２となれば、中心軸５は傾斜面３ａを上
方へすべることとなり、位置が不安定となり、正常の機
能を維持することができない。

本発明の目的は、−Ｆ記の欠点にかんがみ、簡単な構成
にて信頼性の高い回転ディスク保持装置を提供するにあ
る。

本発明の要旨は、中心にハブを有する回転ディスクと、
この回転ディスクを載置する回転テーブルと、この回転
テーブルの中央に設けた中心軸と、この中心軸の周辺に
位置し、かつ前記回転テーブルに設けた駆動軸と、前記
ノ・プに設けられ、かつ前記中心軸が嵌合する中心孔と
、前記ノ・ブに設けられかつ前記駆動軸が嵌合する駆動
孔とを備え、前記駆動孔は、前記中心軸の中心と前記駆
動軸の中心を通る直線に対して平行な２平面を有する長
孔形状とし、しかも前記中心孔は、前記直線の片側に少
なくとも２平面を有する形状にするとともに、前記中心
軸及び前記駆動軸の断面形状を円にした回転ディスク保
持装置にある。

本発明を、以下、実施例図面に基づき詳説する。

第３図〜第６図において、回転ディスク保持装置は、正
方形の中心孔１０及びこの中心孔ｌＯから離れた位置に
設けた駆動孔１１を設けたハブ９と、このハブ９を載置
するために、前記中心孔１０及び駆動孔１１が嵌合する
中心軸１２及び駆動軸１３を設けた回転テーブル１７と
、下部にヘッド１６を、かつ上部にパッド１４を配置し
たヤーｉ　１Ｊツジ１５とからなる。

第３図は、中心４Ｉｌｉ１１２に対して駆動軸１３が右
にかつパッド１４が左にそれぞれ位置した状態を示す。

駆動軸１３は、ハブ９にＦｌＯ力を与え、中心軸１２に
対して回転ディスク（以下、ディスク）１を時計回りに
回転させるモーメントＭ。を与える。一方、ディスク１
は、パッド１４及びヘッド１６とにはさまれ、摩擦力Ｆ
２をえる。

摩擦力Ｆ２は、中心軸１２に対して反時計回りの回転抵
抗モーメントＭ　ａとなる。駆動力Ｆ１と摩擦力Ｆ２は
、ハブ９を中心軸１２に押し付けるように働き、その中
心軸１２は、Ｆ＋　　＋Ｆｚ　＝Ｆ３の力でハブ９を押
し返している。

第５図は、ディスク１が半回転して駆動軸１３が中心軸
１２とパッド１４との間にきた状態を示す。駆動軸１３
は、ノ・プ９に回転駆動力Ｆｌを与える。パッド１４及
びヘッド１６は、ディスク１に、回転駆動力Ｆｌとは反
対方向の摩擦力Ｆ２を与える。ここで、摩擦力Ｆ２の存
在により、ハブ９は、中心軸１２に押し付けられ、中心
軸１２は、Ｆｌ　Ｆ２＝Ｆ’ａの力でノ・プ９を押し返
している。

第６図は、ディスク１が１／４回転して駆動軸１３が中
心軸１２とパッド１４を結ぶ線上と直交する位置にきた
状態を示す。駆動軸１３は、ノ・プ９に駆動力Ｆ１を与
える。パッド１４及びヘッド１６はディスク１に駆動力
Ｆ１とは直交する摩擦力Ｆ２を与える。駆動力Ｆ＋　と
摩擦力Ｆ２のベクトル和の方向に、ノ・ブ９は、中心軸
１２に押し付けられ、かつその中心軸１２はＦ　ｌ十Ｆ
　２　＝　Ｆ′’３の力でハブ９を押し返している。

このように、ノ・プ９の中心孔１０の特定の２千而１０
ａ、ｉｏｂは、常に中心軸１２に圧着されるようにして
、ディスク１が回転することが理解される。従って、駆
動孔１１を、中心軸１２の中心と駆動軸１３の中心を通
る直線に対して平行な２平面を有する長孔形状とし、し
かも、中心孔１０を、前記直線の片側に少なくとも２平
面を有する形状にするとともに、中心軸１２及び駆動軸
１３の断面形状を円にすれば、回転テーブル１７上にデ
ィスク１のハブ９が位置ずれを起こすことなく設置され
る。中心軸１２及び駆動軸１３は、断面形状を円とする
ことにより、加工精度がだし十〇 やすい。本実施例では、４φの　　　　とにある。

−０，００４ ディスク１が回転しない時には、力ｐｌ、Ｆ２が発生し
ないので、回転テーブル１７からディスク１をはずすこ
とが簡単に行える。中心孔１０の２平而ｌＯａ、１０ｂ
のなす角度を、６０度以上にすれば、ディスク１の取り
はすしの際の抵抗を無視でき、かつ１２０度以ドであれ
ば外乱による荷重に対して安定である。本実施例では、
中心孔１０は、正方形であって、中心軸１２の中心と駆
動軸１３の中心を通る直線に対し、２平面１０ａ。

１０ｂと残りの２平面が対称となるように配置しである
。そのために、ディスク１の上面及び下面のいずれを使
用しても、ディスク１を回転テーブル１７に安定した状
態で設置できる。

第７図から第１１図は、本発明の他実施例を示す。キャ
リッジ１５が中心軸１２に向って移動するような事故が
あると、第６図に示すように、バッド１４とヘッド１６
による中心方向の摩擦力はＦ４となり、かつハブ９が中
心軸１２に作用する力はＦ　ｓ　十Ｆ　２　＋　Ｆ　４
二Ｆ３″となるので、摩擦力Ｆ４の大きさいかんでは、
力Ｆ３′′′がすべて平面１０ａに作用し、平面１０ｂ
に作用する力が零になる。そのために、中心軸１２は、
辺１０ａ上を自由に移動するので、ディスク１の回転中
心力変動する。

この変動を防止するために、第７図の他実施例その１で
は、中心孔１０の一部にばね１９を設け、このはね１９
によって中心軸１２を中心孔１ｏの２平面１０ａ、１０
ｂに常時押し付ける構成をとつている。この場合の駆動
孔１８は貫通孔とせず、盲になっている。駆動孔２０は
、駆動孔１８を設ける面とは反対の面に設けられ、駆動
孔１８と同様に盲になっている。駆動孔２０と駆動孔１
８は、第７図に示すように、中心孔１０に対して、対称
に配置されている。

第９図の他実施例その２は、中心孔１０の形状以外は、
第７図と同一である。中心孔１０は、六角形状とし、２
平面１０ａ、１０ｂの相対角度を９０度未満に設定する
。

第１０図及び第１１図の他実施例その３は、第７図とは
、中心孔１０の形状及び・・ブ９の構成を異にしている
。すなわち、ハブ９は、第１１図に示すように、ボス９
Ｃを有する下側ピース９ｂと、このボス９Ｃが嵌合する
穴を設けた上側ピース９ａとからなり、この上下側ピー
ス９ａ、Ｑｂ間にはね１９を挟持固定する。ボス９Ｃに
は、六角形の中心孔１０を有し、ばね１９によって中心
軸１２が押し付けられる２平面１０ａ、１０ｂがある。

中心孔１０は、中心軸１２の挿入を容易にす（９） るだめに、面取り２２が施されている。ディスク１は、
フレキノプル磁気ディスクで、直径約７２關、厚み７７
ミクロンのものが用いられる。ハブ９の外径は、約１６
叫で、かつハブ９の厚さは４閣である。駆動孔１８．２
０は、直径２．５ｍに設定する。ボス９Ｃの外径は７Ｉ
ＩＩＩ＋に設定する。

他実施例その３において、中心軸１２の直径を４■とじ
、中心孔１０の２平面以外（１０ａ。

ｌＯｂ以外）の平面と中心軸１２との隙を０．２〜０．
５ｍに設定する。これにより、中心孔１０の外接円径が
ほぼ４．６譚となり、かつボス９Ｃの厚さをほぼ１．２
ｍにすることができる。ハブ９の材質は、耐摩耗性がよ
く、高硬度のプラスチックスを使用する。ばね１９は、
厚み０．１〜０．３　ｖａｎの板ばねが用いられる。

本実施例に用いられるディスク１は、クリーニング効果
のあるライナーを裏貼りし、かつヘッド用窓とその窓を
開閉するシャッターとを形成したケース内に収納される
っ ばね１９は、中心軸１２を中心孔１０の２平面（ｌＯ） １０ａ、１０ｂに押し付ける機能を有する弾性体であれ
ばよく、金属性の板はねに限定されるものではない。第
３図から第１１のいずれの実施例においても、中心軸１
２及び駆動軸１３は断面形状を真円どすることが好まし
い。

以上の構成によれば、ディスク１は、その回転により駆
動軸１３に発生する力を利用して、中心孔１０の２平面
に（ｔｏａ、１０ｂ）中心軸１２が当接することにより
自動的に位置決めされる。

ディスク１の着脱を繰り返しても、回転テーブル１７と
ハブ９とがほぼ同じ位置に設置される。

さらに、中心孔ｌＯの２千面１０ａ、１０ｂに中心軸１
２を、弾性体によって強制的に押し付けているので、デ
ィスクｌの始動時等の回転むらやヘッド及びパッドの移
動時に発生する横方向の力などによる外乱があっても、
ディスク１が回転中にふらつくことがなく、読み出し、
若しくは書き込みを正確に行える。

さらに、ディスク１０着脱時（装着時）の位置決めは、
中心孔１０及び駆動孔１１の形状及び位（１１） 置を変えるだけで、正確に行うことがでへるので、きわ
めて構造が簡単で加工が６易である。

以上のように、本発明によれば、ディスクの装着時にお
ける、ディスクの位置決めを１、正確にかつ簡単な構成
で行うことができ、きわめて信頼性の高い回転ディスク
保持装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来例を示す要部上面図、第２図は第１図の
要部縦断面図、第３図は本発明の一実施例を示す要部上
面図、第４図は第３図の要部縦断面図、第５図及び第６
図は本発明の動作状況を示す要部上面図、第７図は本発
明の他実施例その１を示す要部上面図、第８図は第７図
の■−■断面図、第９図は本発明の他実施例その２を示
す要部上面図、第１Ｏ図は本発明の他実施例その３を示
す要部上面図、第１１図は第１０図のＸＩ−ＸＩ断面図
である。 １・・・回転ディスク、１０・・・中心孔、、、ｔｏａ
、ｉｏｂ・・・平面、９・・・・・プ、１２・・・中心
軸、１３・・駆動軸、１７・・・回転テーブル、１９・
・・ばね、ｉｉ、ｉｓ。 （１２） 図面の浄書（内容に変更なし） 第　ｊ　囚 ＄３　目 茅４目 ／４゜ 寥７　固 茅５　目 ｌθ 茅９　口 Ｉ１０図 第１頁の続き ０発　明　者　宇都木勲 日立市東多賀町−丁目一番一号 株式会社日立製作所多賀工場内 ０出　願　人　日立マクセル株式会社 茨木市丑寅１丁目１番８８号 手続補正書（方式） 昭和５に　１０＋　　睦 特許庁長官若杉和夫殿 事件の表示 昭和５７年特許願第１０７１８４　　号発明の名称 回転ディスク保持装置 補正をする者 剃′（とσ潤係　　特許出願人 住　　所　東京都千代田区丸の内−丁目５番１号名　　
称＋５１４１）株式会（１日　立　製　イ乍　所代表名
　三　１）勝　茂

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中心にハブを有する回転ディスクと、この回転ディ
   スクを載置する回転テーブルと、この回転テーブルの中
   央に設けた中心軸と、この中心軸の周辺に位置し、かつ
   前記回転テーブルに設けた駆動軸と、前記ハブに設けら
   れ、かつ前記中心軸が嵌合する中心孔と、前記ハブに設
   けられ、かつ前記駆動軸が嵌合する駆動孔とを備え、前
   記駆動孔は、前記中心軸の中心と前記駆動軸の中心を通
   る直線に対して平行な２平面を有する長孔形状とし、し
   かも、前記中心孔は、前記直線の片側にすくなくとも２
   千而を有する形状にするとともに、前記中心軸及び前記
   駆動軸の断面形状を円にしたことを特徴とする回転ディ
   スク保持装置。 ２、前記中心孔の前記２平面のなす角度を、６０゜〜１
   ２０°に設定したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の回転ディスク保持装置。 ３、前記中心孔の形状を、前記中心軸の中心と駆動軸の
   中心を通る直線に対し、２平面と、残りの２平面が対称
   となるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の回転ディスク保持装置。 ４、前記中心孔の２平面に前記中心軸を押し付ける弾性
   体を、ハブの設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の回転ディスク保持装置。 ５、前記弾性体を、前記中心孔に設けたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第４項記載の回転ディスク保持装置。 ６、ハブの表裏に盲の駆動孔を一個ずつ設け、その駆動
   孔は前記中心孔に対し、対称に配置したことを特徴とす
   る特許請求の範囲第４項記載の回転ディスク保持装置。 ７、前記弾性体が、金属性の板ばねからなることを特徴
   とする特許請求の範囲第４項記載の回転ディスク保持装
   置。