JPS606941Y2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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Publication number
JPS606941Y2
JPS606941Y2 JP12275281U JP12275281U JPS606941Y2 JP S606941 Y2 JPS606941 Y2 JP S606941Y2 JP 12275281 U JP12275281 U JP 12275281U JP 12275281 U JP12275281 U JP 12275281U JP S606941 Y2 JPS606941 Y2 JP S606941Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
elastic piece
case
disk device
liner sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP12275281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5830973U (ja
Inventor
常夫 根本
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフレキシブルな磁気ディスクを偏平なケース内
に収納で成る磁気ディスク装置に関する。
このような装置はいわゆるフロッピディスクと呼ばれ、
記憶装置として各種の機器に用いられている。
このような磁気ディスクで記録あるいは再生を行なうと
、ケース内の塵埃等が磁気ヘッドと磁気ディスクとの間
に入り込み、信号が部分的に欠落するドロップアウト現
象が発生する。
この問題を解決するために、本出願人は先に実願昭56
−79828号による磁気ディスク装置を提案した。
そこで先ず上記出願に係る磁気ディスク装置の実施例を
第1〜4図について説明する。
第1図に示すように磁気ディスク装置は円形のフレキシ
ブルな磁気ディスク1と、このディスク1を収納するた
めの、上下一対のハーフ2,3を接合して成るケース4
とから構成されている。
磁気ディスク1は円形のフレキシブルな高分子フィルム
から威り、少なくともその下面に磁性層を形成したもの
である。
磁気ディスク1のほぼ中央には円形の開口が形成されて
おり、この開口には皿状のチャックリング5が装着され
ている。
チャックリング5には一対の小孔6が形成されており、
スピンドルの駆動ピンと係合してこの磁気ディスク1を
ケース4内で回転駆動するようにしている。
ケース4を構成する上下のハーフ2,3はABS等の合
成樹脂によってほぼ正方形の形状に成形されたものであ
って、その周縁部にはリブ7が形成されている。
これらのリブ7の先端部を互に当接させた状態で、ハー
フ2,3を接合させることにより、内部にディスク1を
収納して回転する空間を有するハードケース4が形成さ
れる。
下側のハーフ3にはヘッド挿入用の長孔8が形成されて
おり、この長孔8に対応して上側のハーフ2にはパッド
挿入用の開口9が形成されている。
また下側のハーフ3にはスピンドル挿入用の円形の開口
10が形成されている。
また上側のハーフ2と磁気ディスク1との間および下側
のハーフ3と磁気ディスク1との間にはライナシート1
1.12がそれぞれ介装されている。
これらのシート11.12は、例えば不織布から威り、
ケース1内におけるディスク1の円滑な回転を可能とす
るものである。
なお下側のライナシート12にはスピンドル挿入用の円
形の開口13とヘッド挿入用の長孔14とがそれぞれ形
戒されている。
さらにこの磁気ディスク装置においては、下側のライナ
シート12と下側のハーフ3との間に弾性片15が配さ
れている。
この弾性片15は例えば弾性を有するポリエステル等の
高分子フィルムから戊り、第2図に示すように下側ハー
フ3の内表面に形成された凹部20内に一端が挿入され
て接着等の方法によって固定支持されている。
そしてこの弾性片15の自由端は斜め上方に延びている
従ってこの弾性片15の弾性によって、その先端は第3
図に示すように、ライナシート12を部分的に磁気ディ
スク1の下面に圧着する。
従ってライナシート12のこの部分が磁気ディスク1の
下面に付着している塵埃を強制的に除去することになり
、塵埃が付着したままで磁気ディスク1が磁気ヘッドと
接触することがなくなる。
よって信号のドロップアウトが効果的に防止される。
尚、弾性片15の取付けは第2図に示す構造のものに限
られることなく、例えば第4図に示すように、弾性片1
5の一端を両面接着テープ21を介して下側のハーフ3
の上面に接着するとともに、このハーフ3に形成された
突起22によって上方に湾曲させてもよい。
而して、上述した磁気ディスク装置においては、第5図
に示すように弾性片15が下側のハーフ3の面に密着し
てしまうことがあった。
この現象はポリエステルフィルム等から成る弾性片15
の面と脅威樹脂製のハーフ3の面との両方の面が平滑で
あるために吸着力が作用したり、あるいは帯電による吸
着力が作用することが原因で生じる。
このように弾性片15が吸着されると、ライナーシート
12が磁気ディスク1に接触しないので、ドロップアウ
トを無くすと云う所期の効果を得ることができなくなる
上記吸着を防止するために弾性片15の下面に例えばテ
フロンシート等を貼付ける方法が考えられるが、作業及
び部品点数が増加することになる。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、以下本考
案の実施例を図面と共に説明する。
第6図は第1の実施例を示すもので、下側ハーフ3の弾
性片15と対向する面を粗しで細かい凹凸部16を形し
た場合である。
この凹凸部16に弾性片15が接触しても両者の間に隙
間ができるので、弾性片15が下側のハーフ3に吸着さ
れることがない。
尚、凹凸部16は弾性片15に設けてもよい。
第7図は第2の実施例を示すもので、弾性片15の下面
に小突起17を設けた場合である。
第8図及び第9図は第3及び第4の実施例を示すもので
、下側のハーフ3にリブ18,19を設けた場合である
上記第2〜4の実施例によれば、小突起17又はリブ1
B、19等によって弾性片15と下側のハーフ3との間
に隙間が生じるので、弾性片15が吸着されることがな
い。
尚、上述した第6〜9図の方法を適宜組み合わせて併用
してもよい。
以上述べたように本考案は、斯種磁気ディスク装置にお
いて、ケース内に弾性片を設け、この弾性片によって前
記ライナシートを介して前記磁気ディスクの少なくとも
磁性面を押圧するように威すと共に、上記弾性片とこの
弾性片と対向するケースの内面との少くとも一方に小突
起(例えば凹凸部16の凸部、小突起17、リブ18.
19等)を設けたので、弾性片がケースに吸着されてし
まうことを有効に防止するこができる。
従って、弾性片は常にライナーシートを介して磁気ディ
スクを押圧するのでドロップアウトを確実になくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用し得る磁気ディスク装置の分解斜
視図、第2図は弾性片の構造を示す下側のハーフの一部
拡大断面図、第3図は磁気ディスク装置の要部拡大断面
図、第4図は変形例を示す要部拡大断面図、第5図は弾
性片が吸着した状態を示す要部拡大断面図、第6. 7
. 8図は本考案の第1.2.3の実施例を示す要部拡
大断面図、第9図は第4の実施例を示す要部斜視図であ
る。 なお図面に用いた符号において、1・・・・・・磁気デ
ィスク、2,3・・・・・・ハーフ、4・・・・・・ケ
ース、11.12・・・・・・ライナシート、15・・
・・・・弾性片、16・・・・・・凹凸部、17・・・
・・・小突起、18.19・・・・・・リブである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレキシブルな磁気ディスクを偏平なケース内に収納す
    るとともに、上記磁気ディスクの上面とケースとの間お
    よび下面とケースとの間にそれぞれライナシートを介装
    して成る磁気ディスク装置において、前記ケース内に弾
    性片を設け、この弾性片によって前記ライナシートを介
    して前記磁気ディスクの少なくとも磁性面を押圧するよ
    うに威し、上記弾性片とこの弾性片と対向するケースの
    内面との少くとも一方に小突起を設けたことを特徴とす
    る磁気ディスク装置。
JP12275281U 1981-08-19 1981-08-19 磁気デイスク装置 Expired JPS606941Y2 (ja)

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JP12275281U JPS606941Y2 (ja) 1981-08-19 1981-08-19 磁気デイスク装置

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Publication Number Publication Date
JPS5830973U JPS5830973U (ja) 1983-02-28
JPS606941Y2 true JPS606941Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=29916668

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