JPH051019Y2 - - Google Patents

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JPH051019Y2
JPH051019Y2 JP4792987U JP4792987U JPH051019Y2 JP H051019 Y2 JPH051019 Y2 JP H051019Y2 JP 4792987 U JP4792987 U JP 4792987U JP 4792987 U JP4792987 U JP 4792987U JP H051019 Y2 JPH051019 Y2 JP H051019Y2
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liner
shell
disk
cassette
sheet
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JP4792987U
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フロツピーデイスク等の記憶デイス
クを収納したままで外部からデイスクの回転駆動
および記録再生を行う形式のデイスクカセツトに
関し、特に電子スチルカメラ用等の小型カセツト
に有効なクリーニングライナの改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来のカセツトは、カセツトを構成するシエル
の内面に不織布ライナを点状、線状等の融着部に
より部分的に熱融着してある。
ところが不織布ライナは、デイスクとの摩擦に
より「けば」の発生や繊維の脱落、あるいは不織
布のバインダ樹脂のけずれ等があり、これらの異
物がエラーの原因になるおそれがあるほか、ライ
ナ端部が浮き上つてカセツト内の空気の流れが乱
れるという問題があつた。
また不織布ライナをシエル内面に熱融着すると
きに、シエルが熱変形しやすいという問題もあ
る。
この問題に対しては、熱融着によらずに、上下
のシエルにより不織布ライナの外周部を挾着する
こと(実開昭61−48492号参照)も考えられるが、
不織布ライナは剛性がないので外周部を狭着した
だけでは前述と同様部分的に浮き上がり、カセツ
ト内の空気の流れが乱れてヘツド等に異物が付着
しやすくなつたりライナが波打つてデイスクと不
規則に接触する等の難点が残る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、植毛を施したシートをライナとして
使用し、このライナを熱融着によらずに上下のシ
エルで挾着固定することにより、上記の問題点を
一挙に解決したものである。
以下本考案を図面を参照して詳しく説明する。
第1図は、本考案デイスクカセツトの展開概略
斜視図、第2図は下シエルの平面図、第3図はそ
の−断面図、第4図および第5図はライナ固
定部の各々別の例を示す斜視図である。
本考案カセツトは、第1図に示すように、上シ
エル1と下シエル2とを合着し、その中にデイス
ク(図示略)を回転可能に収納したものである。
そして、第2図および第3図にみるように、下
シエル2にはライナ3が配設されているが、この
ライナ3はプラスチツク等のシート32の片面
に、接着剤33により植毛層34を形成して構成
されている。
下シエル2のデイスク収納部を囲むリブ6の一
部は、第4図に示すように外方に突出して凹部5
を形成し、また上シエル1には凹部5内に入り得
る凸部4が形成されている。
そして、ライナ3外周に設けた延長部31を凹
部5内に位置させ、これを凸部4で押圧してライ
ナ3を挾着固定するようになつている。
このライナ固定部は、第2図のように所定間隔
で数カ所設けてもよく、またライナ3外周部全周
を挟持するようにしてもよい。またその形状も
種々の変形が可能であり、例えば第5図に示すよ
うに、丸型の凹部5に筒形の凸部4を嵌合させて
もよい。なお凹部5は、凸部4が入り得るもので
あればよく、シエル内面よりも凹入している必要
はなく、またリブ6を部分的に切欠いただけのも
のでもよい。
ライナ3は、上下のシエル1,2のいずれか一
方に配設してもよいし、両方に配設してもよい。
両方に配設する場合には、上シエル1に凹部5
と凸部4を交互に設け、一方下シエルにも凸部4
と凹部5を交互に設け、上シエル1の凹部と下シ
エル2の凸部により上シエル1側のライナ3を、
上シエル1の凸部と下シエル2の凹部により下シ
エル2側のライナ3を固定すればよい。
その際、本考案におけるライナ3は剛性を有す
るので、シエル合着時に上方に位置するシエルの
内面には、ライナ3を数点の接着剤で仮止めして
おけば、不織布ライナのように垂れ下がることも
なく容易にカセツトを組立てることができる。
ライナ3のシート32としては、ある程度の剛
性を有するプラスチツクシートが好適であり、例
えばポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスル
フオン、ポリエーテルスルフオン等の硬質のシー
トで0.025〜0.2mm程度の厚さのものを用いること
ができる。
また植毛34のパイルには特に制限はないが、
長さ0.2〜2mm程度のレーヨン、ナイロン、アク
リル、ポリエステル、綿、およびこれらの混合パ
イル等が挙げられる。
植毛は、シート32上に接着剤33を塗布し、
それにパイルを静電植毛する等の公知の方法によ
り行うことができる。
接着剤33としては、JIS Z 0237により傾斜
板角度15°で測定したボールタツクナンバーが5
〜15の粘着特性を有する接着剤が特に好適であ
る。
即ち、電子スチルカメラ用カセツト等の小型カ
セツトにおいては、高密度記録であるため、磁気
ヘツドとデイスクが常に良好な接触を保つように
なつているが、その良好な接触のためにデイスク
の磁性層等の粉末が飛散する傾向がある。そこで
接着剤33として適度の粘着性を付与したものを
用いれば、植毛繊維の間に集められた粉末が接着
剤33に粘着して再離脱せず、粉末に起因するエ
ラー等を大幅に減少することができる。
ボールタツクナンバーが5未満では粉体吸着性
が不充分であり、また15を越すと植毛繊維自体が
粘着して倒れていまい、所定のクリーニング効果
を奏しなくなる。
ボールタツクナンバーを上記範囲に調整するに
は、通常のアクリル系、ゴム系、エチレン−酢酸
ビニル系、ポリ塩化ビニル系等の接着剤に、ポリ
テルペン樹脂、芳香族石油樹脂、ロジン、ポリオ
レフイン系樹脂などの粘着性付与剤を添加した
り、硬化型接着剤を半硬化の状態で使用するなど
の方法がある。
(考案の効果) 本考案によれば、植毛ライナを使用するので、
不織布ライナのような繊維屑等の発生がない。ま
たライナをシエルに取付けるにあたり、熱融着を
使用しないのでシエルの変形が生じることもな
い。そしてライナがシートに植毛を施した剛性を
有するものなので、ライナの外周部を固定しただ
けでシエル内面から浮き上がることがなく、デイ
スク回転時のカセツト内の空気の流れが安定し、
またデイスクとの不測の接触を生じることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案デイスクカセツトの展開概略斜
視図、第2図は下シエルの平面図、第3図は第2
図の−断面図、第4図および第5図はライナ
固定部の斜視図。 1……上シエル、2……下シエル、3……ライ
ナ、32……シート、34……植毛層、4……凸
部、5……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下のシエル1,2を合着したカセツト内にデ
    イスクを収納したデイスクカセツトにおいて、シ
    ート32の片面に植毛34を施してなるライナ3
    を、その植毛面がデイスクに対向するようにシエ
    ル内面に配設し、前記上下のシエル1,2内面の
    デイスク外縁よりも外方において一方のシエルに
    凸部4、他方のシエルに凹部5を対応する位置に
    設け、前記ライナ3の外周部を前記凸部4と凹部
    5とにより挾持固定したことを特徴とするデイス
    クカセツト。
JP4792987U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH051019Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4792987U JPH051019Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP4792987U JPH051019Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS63157871U JPS63157871U (ja) 1988-10-17
JPH051019Y2 true JPH051019Y2 (ja) 1993-01-12

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JPS63157871U (ja) 1988-10-17

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