JPH0418130Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0418130Y2 JPH0418130Y2 JP1985159263U JP15926385U JPH0418130Y2 JP H0418130 Y2 JPH0418130 Y2 JP H0418130Y2 JP 1985159263 U JP1985159263 U JP 1985159263U JP 15926385 U JP15926385 U JP 15926385U JP H0418130 Y2 JPH0418130 Y2 JP H0418130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- magnetic disk
- sheet
- binder
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 17
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 11
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 10
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 9
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 6
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 5
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 5
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000006187 pill Substances 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000004094 surface-active agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/50—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
- G11B23/505—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/033—Containers for flat record carriers for flexible discs
- G11B23/0332—Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、円盤状で極薄に形成された磁気記録
媒体である磁気デイスクシートを回転可能に収容
した磁気デイスクカートリツジに関し、さらに詳
しくはシート表面に接触して該表面の保護並びに
清浄をするクリーニング用ライナーの改良された
磁気デイスクカートリツジに関するものである。
媒体である磁気デイスクシートを回転可能に収容
した磁気デイスクカートリツジに関し、さらに詳
しくはシート表面に接触して該表面の保護並びに
清浄をするクリーニング用ライナーの改良された
磁気デイスクカートリツジに関するものである。
[従来技術]
一般に、上記の磁気デイスクシートへの磁気記
録情報の書き込み或いは読み出しは、該シートを
回転させながら書き込みヘツド或いは読み出しヘ
ツドがシート半径方向に摺接移動して行われる。
従つて、情報の書き込み、読み出しの際に、シー
ト表面に塵埃、汚染物質、その他の粒子が付着し
ていると、情報の書き損ないや読み出し損ない等
の所謂ドロツプアウトが発生する。この問題は、
磁気デイスクカートリツジが主にコンピユータ等
のデジタル情報メモリ用として使用されているの
で極めて大きな問題であつた。
録情報の書き込み或いは読み出しは、該シートを
回転させながら書き込みヘツド或いは読み出しヘ
ツドがシート半径方向に摺接移動して行われる。
従つて、情報の書き込み、読み出しの際に、シー
ト表面に塵埃、汚染物質、その他の粒子が付着し
ていると、情報の書き損ないや読み出し損ない等
の所謂ドロツプアウトが発生する。この問題は、
磁気デイスクカートリツジが主にコンピユータ等
のデジタル情報メモリ用として使用されているの
で極めて大きな問題であつた。
従つて、従来の磁気デイスクカートリツジに
は、そのケースが比較的フレキシブルな加圧紙や
合成樹脂、或いはハード化した合成樹脂でかつ開
口後部には防塵用シヤツターが設けられたもの等
があり、更に、これら何れの場合にも、前記ケー
スの内壁面には、磁気デイスクシートの記録を行
なう面と軽く接するクリーニング用ライナーが設
けられている。このライナーは前記磁気デイスク
シートの回転に伴なつてシート表面に付着した塵
埃等を拭き取るように作用してクリーニングす
る。
は、そのケースが比較的フレキシブルな加圧紙や
合成樹脂、或いはハード化した合成樹脂でかつ開
口後部には防塵用シヤツターが設けられたもの等
があり、更に、これら何れの場合にも、前記ケー
スの内壁面には、磁気デイスクシートの記録を行
なう面と軽く接するクリーニング用ライナーが設
けられている。このライナーは前記磁気デイスク
シートの回転に伴なつてシート表面に付着した塵
埃等を拭き取るように作用してクリーニングす
る。
前記ライナーとしては、一般に、レーヨン繊維
とポリプロピレンまたはポリエステル複合繊維等
からなる不織布が用いられているが、これら不織
布には次のような欠点を伴なつた。
とポリプロピレンまたはポリエステル複合繊維等
からなる不織布が用いられているが、これら不織
布には次のような欠点を伴なつた。
すなわち、不織布は形成時の熱融着により繊維
の毛玉を生じたり、また、一般に裂いたり叩いた
りすると繊維の微細粒子が飛散した。特に、前記
ライナーを組込んで磁気デイスクカートリツジを
超音波接合により上下ハーフを接着して組立てる
際、又製品化された磁気デイスクカートリツジが
種々の振動や衝撃を受けた際にも、不織布中より
ポリプロピレン等の毛玉がデイスク面に脱落して
ヘツドギヤツプ間に挟まつたり、デイスク面をこ
すつたりし、その結果、これら毛玉等が一時的或
いは永続的な「ドロツプアウト」の発生原因とな
つた。
の毛玉を生じたり、また、一般に裂いたり叩いた
りすると繊維の微細粒子が飛散した。特に、前記
ライナーを組込んで磁気デイスクカートリツジを
超音波接合により上下ハーフを接着して組立てる
際、又製品化された磁気デイスクカートリツジが
種々の振動や衝撃を受けた際にも、不織布中より
ポリプロピレン等の毛玉がデイスク面に脱落して
ヘツドギヤツプ間に挟まつたり、デイスク面をこ
すつたりし、その結果、これら毛玉等が一時的或
いは永続的な「ドロツプアウト」の発生原因とな
つた。
そのため、ライナーにバインダーを施し表面の
強度を大にし毛玉の発生と脱落を防ぐ方法がとら
れているが、バインダーの量がライナーの層全体
に均一に施されているためクツシヨン性がわるく
なるばかりか、そのためクリーニング性をも低下
してしまうて云う問題点があつた。
強度を大にし毛玉の発生と脱落を防ぐ方法がとら
れているが、バインダーの量がライナーの層全体
に均一に施されているためクツシヨン性がわるく
なるばかりか、そのためクリーニング性をも低下
してしまうて云う問題点があつた。
[考案の目的]
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、前記ライナーを備えた磁気デイスク
カートリツジにおいて、毛玉等の脱落、ホコリ等
の溢れ出しを抑えクツシヨン性のよい前記ライナ
ーにより、常に効果的なクリーニングができる磁
気デイスクカートリツジを提供することを目的と
したものである。
ものであり、前記ライナーを備えた磁気デイスク
カートリツジにおいて、毛玉等の脱落、ホコリ等
の溢れ出しを抑えクツシヨン性のよい前記ライナ
ーにより、常に効果的なクリーニングができる磁
気デイスクカートリツジを提供することを目的と
したものである。
[考案の構成]
すなわち、本考案の上記目的は、磁気デイスク
シートを回転可能にケース内に収容し、前記ケー
スの上下内壁面と前記シートとの間にクリーニン
グ用ライナーを具備した磁気デイスクカートリツ
ジにおいて、不織布からなる前記ライナー内のバ
インダー量を前記シートに対向する表面に最も多
く、内部側に行くに従つて減少させたことを特徴
とする磁気デイスクカートリツジにより達成され
る。
シートを回転可能にケース内に収容し、前記ケー
スの上下内壁面と前記シートとの間にクリーニン
グ用ライナーを具備した磁気デイスクカートリツ
ジにおいて、不織布からなる前記ライナー内のバ
インダー量を前記シートに対向する表面に最も多
く、内部側に行くに従つて減少させたことを特徴
とする磁気デイスクカートリツジにより達成され
る。
以下、図面に例示する本考案の好ましい実施態
様について詳細に説明する。
様について詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施態様による磁気デイス
クカートリツジの概要を示す平面図であり、第2
図は第1図のA−A断面の拡大図である。
クカートリツジの概要を示す平面図であり、第2
図は第1図のA−A断面の拡大図である。
第1図に示す磁気デイスクカートリツジ1は、
比較的硬質のプラスチツク樹脂からなる上下ハー
フ2,3の組体で構成されたケース内に、磁気記
録媒体である磁気デイスクシート4および不織布
からなつて該シート4の保護ならびに清浄を行な
うクリーニング用ライナー5を内蔵している。ま
た、前記磁気デイスクシート4は、その中心部分
には記録再生装置の回転駆動手段に保持されるセ
ンターコア6が設けられている。なお、前記ケー
スには、磁気ヘツドが対応する矩形状の開口7が
透設されていると共に、該開口7を閉塞可能な防
塵シヤツター8が設けられている。また、前記ケ
ースと前記ライナー5との間には図示しないが従
来と同様に該ライナー5をシート面に好適に接触
させるリフターが設けられている。
比較的硬質のプラスチツク樹脂からなる上下ハー
フ2,3の組体で構成されたケース内に、磁気記
録媒体である磁気デイスクシート4および不織布
からなつて該シート4の保護ならびに清浄を行な
うクリーニング用ライナー5を内蔵している。ま
た、前記磁気デイスクシート4は、その中心部分
には記録再生装置の回転駆動手段に保持されるセ
ンターコア6が設けられている。なお、前記ケー
スには、磁気ヘツドが対応する矩形状の開口7が
透設されていると共に、該開口7を閉塞可能な防
塵シヤツター8が設けられている。また、前記ケ
ースと前記ライナー5との間には図示しないが従
来と同様に該ライナー5をシート面に好適に接触
させるリフターが設けられている。
前記ライナー5は前記磁気デイスクシート4の
上下両面側に配設されており、該シート4の記録
再生面のほぼ全域に対応するような略ドーナツ形
円盤状とも云える形状を有している。また、前記
ライナー5はケース内壁に熱融着されており、そ
の熱融着は、第2図に示すB領域、すなわち、前
記ライナー5の周縁部において行われている。従
つて、前記ライナー5は前記磁気デイスクシート
4の表面に対してある程度、フレキシブルに接す
ることができる。
上下両面側に配設されており、該シート4の記録
再生面のほぼ全域に対応するような略ドーナツ形
円盤状とも云える形状を有している。また、前記
ライナー5はケース内壁に熱融着されており、そ
の熱融着は、第2図に示すB領域、すなわち、前
記ライナー5の周縁部において行われている。従
つて、前記ライナー5は前記磁気デイスクシート
4の表面に対してある程度、フレキシブルに接す
ることができる。
前記ライナー5はそのバインダー量が前記シー
ト4に対向する表面と内部とは異つている。すな
わち、前記ライナー5は全体的にレーヨン繊維と
ポリプロピレン・ポリエステル・ナイロン複合繊
維等から構成されているが、特に、シート面と対
向する側で表面はバインダー量を最も多く含んだ
層5aで構成され、たとえば、バインダー量を50
%(重量)程度含み、内部及びケース内壁側に行
くに従つて減少させ、ケース内壁側ではバインダ
ー量を5%(重量)程度にする。なお、このライ
ナー5に界面活性剤や潤滑剤等を含浸させてシー
ト面との滑動性を向上させることもできる。
ト4に対向する表面と内部とは異つている。すな
わち、前記ライナー5は全体的にレーヨン繊維と
ポリプロピレン・ポリエステル・ナイロン複合繊
維等から構成されているが、特に、シート面と対
向する側で表面はバインダー量を最も多く含んだ
層5aで構成され、たとえば、バインダー量を50
%(重量)程度含み、内部及びケース内壁側に行
くに従つて減少させ、ケース内壁側ではバインダ
ー量を5%(重量)程度にする。なお、このライ
ナー5に界面活性剤や潤滑剤等を含浸させてシー
ト面との滑動性を向上させることもできる。
前記ライナー5を構成する不織布は、レーヨン
繊維とポリプロピレン等の熱軟化性繊維を混紡し
てウエブ状(薄綿状)に設けられた複合繊維を加
熱融着して形成するが、他の従来公知の種々の方
法、たとえば、ウエブ状またはマツト状に配列さ
れた繊維相互を接着剤液に浸漬後、乾燥・熱処理
する乾式法や抄紙方式による湿式法により作るこ
とも出来る。
繊維とポリプロピレン等の熱軟化性繊維を混紡し
てウエブ状(薄綿状)に設けられた複合繊維を加
熱融着して形成するが、他の従来公知の種々の方
法、たとえば、ウエブ状またはマツト状に配列さ
れた繊維相互を接着剤液に浸漬後、乾燥・熱処理
する乾式法や抄紙方式による湿式法により作るこ
とも出来る。
このようにして作られた不織布から成る前記ラ
イナー5には従来と同種類のバインダーも施した
ものであるが、前記上下ハーフ2,3の内壁面に
前述の如くバインダー量を最も多く含んだ側を外
側にするように取り付けられているので、前記磁
気デイスクカートリツジ1の組立時或いは製品化
後に加えられる種々の振動、衝撃に対し、前記バ
インダー量を多く含んだ層5aが例えばポリプロ
ピレン等が溶けてできた毛玉或いはライナー自身
に内在されている塵埃粒子等がシート面に脱落す
るのを防止するように作用する。また、このバイ
ンダーを多く含んだ層はそれ自体に毛玉の発生お
よび塵埃粒子等の含有が少なく、更に、前記磁気
デイスクシート1との長期に亘る摺接に対しても
俗に云う毛羽立ちが生じ難い。従つて、このよう
に構成された前記ライナー5は回転す前記磁気デ
イスクシート1面と接触した際、該シート面上に
毛玉・塵埃粒子等の脱落がなく、これらの異物の
ヘツドギヤツプ間へのつまりもなくして該シート
面上のゴミ・塵埃等を長期間に亘り好適に払拭す
ることが出来る。
イナー5には従来と同種類のバインダーも施した
ものであるが、前記上下ハーフ2,3の内壁面に
前述の如くバインダー量を最も多く含んだ側を外
側にするように取り付けられているので、前記磁
気デイスクカートリツジ1の組立時或いは製品化
後に加えられる種々の振動、衝撃に対し、前記バ
インダー量を多く含んだ層5aが例えばポリプロ
ピレン等が溶けてできた毛玉或いはライナー自身
に内在されている塵埃粒子等がシート面に脱落す
るのを防止するように作用する。また、このバイ
ンダーを多く含んだ層はそれ自体に毛玉の発生お
よび塵埃粒子等の含有が少なく、更に、前記磁気
デイスクシート1との長期に亘る摺接に対しても
俗に云う毛羽立ちが生じ難い。従つて、このよう
に構成された前記ライナー5は回転す前記磁気デ
イスクシート1面と接触した際、該シート面上に
毛玉・塵埃粒子等の脱落がなく、これらの異物の
ヘツドギヤツプ間へのつまりもなくして該シート
面上のゴミ・塵埃等を長期間に亘り好適に払拭す
ることが出来る。
又内部及びケース内壁側に行くに従つてバイン
ダーの量を減少させることにより、ライナーの内
部の毛羽立ちの如き作用でクツシヨン性が良くな
り、該ライナーのシート面に対するタツチが柔軟
に保たれてクリーニングならびにシート保護が効
果的になされることになるのである。
ダーの量を減少させることにより、ライナーの内
部の毛羽立ちの如き作用でクツシヨン性が良くな
り、該ライナーのシート面に対するタツチが柔軟
に保たれてクリーニングならびにシート保護が効
果的になされることになるのである。
また、前記実施態様では、前記ライナー5のシ
ート対向面にのみバインダー量を多く含んだ層を
構成すると共に、該ライナー5をその周縁部(B
領域)においてケース内壁と接着させていること
によりライナー自身に内在されている塵埃粒子等
の脱落を阻止できるように設けたものであるが、
本考案はこのような形態に限るものではなく、例
えば不織布の上下両面にバインダー量を多く含ん
だ層を設けてサンドイツチ状の構成としてもよ
い。このように前記ライナー5を構成することに
より、例えば、該ライナー5を前記上下ハーフ
2,3に取り付けるときに、ライナー内の塵埃粒
子が飛散してケース内壁面等に付着することを防
止できる。
ート対向面にのみバインダー量を多く含んだ層を
構成すると共に、該ライナー5をその周縁部(B
領域)においてケース内壁と接着させていること
によりライナー自身に内在されている塵埃粒子等
の脱落を阻止できるように設けたものであるが、
本考案はこのような形態に限るものではなく、例
えば不織布の上下両面にバインダー量を多く含ん
だ層を設けてサンドイツチ状の構成としてもよ
い。このように前記ライナー5を構成することに
より、例えば、該ライナー5を前記上下ハーフ
2,3に取り付けるときに、ライナー内の塵埃粒
子が飛散してケース内壁面等に付着することを防
止できる。
また、前記ライナー5の端縁を全体にわたつて
ヒートシールすれば、端縁からの毛玉等の脱落を
防止することも出来る。
ヒートシールすれば、端縁からの毛玉等の脱落を
防止することも出来る。
なお、前記実施態様では磁気デイスクシートの
収納用ケースが硬質のものについて述べたが、本
考案はこのようなものに限るものではなく、その
他種々のフロツピーデイスクにも適応できること
は云うまでもない。
収納用ケースが硬質のものについて述べたが、本
考案はこのようなものに限るものではなく、その
他種々のフロツピーデイスクにも適応できること
は云うまでもない。
[考案の効果]
以上述べたように、本考案による前記ライナー
5はシート面と対向する表面にバインダー量を最
も多く含んだ量で覆うように構成しているので、
繊維中の毛玉等のシート面への脱落が阻止され、
従つて、前記ライナー5自身に起因するドロツプ
アウトの発生が防止されると共に、前記ライナー
5のクツシヨン性も良好に保つことができる。
5はシート面と対向する表面にバインダー量を最
も多く含んだ量で覆うように構成しているので、
繊維中の毛玉等のシート面への脱落が阻止され、
従つて、前記ライナー5自身に起因するドロツプ
アウトの発生が防止されると共に、前記ライナー
5のクツシヨン性も良好に保つことができる。
すなわち、本考案によれば、毛玉等の発生・溢
れ出しが抑えられた前記ライナー5により長期に
亘り常にシート表面の良好な清浄性と保護性とが
保証された磁気デイスクカートリツジを提供する
ことができる。
れ出しが抑えられた前記ライナー5により長期に
亘り常にシート表面の良好な清浄性と保護性とが
保証された磁気デイスクカートリツジを提供する
ことができる。
第1図は本考案の一実施態様である磁気デイス
クカートリツジの概略平面図、第2図は第1図の
A−A断面拡大図である。 1……磁気デイスクカートリツジ、2……上ハ
ーフ、3……下ハーフ、4……磁気デイスクシー
ト、5……ライナー5a……バインダーを多く含
んだ層。
クカートリツジの概略平面図、第2図は第1図の
A−A断面拡大図である。 1……磁気デイスクカートリツジ、2……上ハ
ーフ、3……下ハーフ、4……磁気デイスクシー
ト、5……ライナー5a……バインダーを多く含
んだ層。
Claims (1)
- 磁気デイスクシートを回転可能にケース内に収
容し、前記ケースの上下内壁面と前記シートとの
間にクリーニング用ライナーを具備した磁気デイ
スクカートリツジにおいて、不織布からなる前記
ライナー内のバインダー量を前記シートに対向す
る表面に最も多く、内部側に行くに従つて減少さ
せたことを特徴とする磁気デイスクカートリツ
ジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985159263U JPH0418130Y2 (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 | |
US06/920,496 US4791516A (en) | 1985-10-19 | 1986-10-20 | Cleaning liner in a magnetic disk cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985159263U JPH0418130Y2 (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269874U JPS6269874U (ja) | 1987-05-01 |
JPH0418130Y2 true JPH0418130Y2 (ja) | 1992-04-22 |
Family
ID=31083526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985159263U Expired JPH0418130Y2 (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4791516A (ja) |
JP (1) | JPH0418130Y2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4845583A (en) * | 1987-05-07 | 1989-07-04 | Bonar Fabrics Corporation | Record diskette or disk jackets lined with powder bonded nonwoven fabrics |
DE68920855T2 (de) * | 1989-03-08 | 1995-07-06 | Mitsubishi Rayon Co | Futter für eine flexible Scheibe und Herstellung dieses Futters. |
CA2015416C (en) * | 1989-04-27 | 1994-12-27 | Yoshinori Takahashi | Disc cartridge |
US5060105B1 (en) * | 1990-04-16 | 1996-12-03 | Int Paper Co | Hybrid nonwoven diskette liner |
US5311389A (en) * | 1990-04-16 | 1994-05-10 | International Paper Company | Hydroentangled fabric diskette liner |
US5488596A (en) * | 1993-02-17 | 1996-01-30 | Martin; Robert D. | Cleaning device that does not engage the disc drive spindle |
US5455109A (en) * | 1993-04-20 | 1995-10-03 | Hollingsworth & Vose Company | Disk lining material |
US5398151A (en) * | 1993-10-29 | 1995-03-14 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Diskette liner |
JPH08144167A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-06-04 | Kao Corp | フロッピーディスクライナー用不織布及びその製造方法 |
DE789911T1 (de) | 1994-10-18 | 1998-01-29 | Iomega Corp | Plattenkassette mit faserigem gleitblatt |
US6317292B1 (en) | 1994-10-18 | 2001-11-13 | Iomega Corporation | PTFE fiber based liner for flexible high density magnetic media |
US5582901A (en) * | 1994-12-05 | 1996-12-10 | International Paper Company | Multi-layered diskette liner |
US6243350B1 (en) | 1996-05-01 | 2001-06-05 | Terastor Corporation | Optical storage systems with flying optical heads for near-field recording and reading |
US5793583A (en) * | 1996-08-26 | 1998-08-11 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic disk cartridge |
US6111726A (en) * | 1998-04-28 | 2000-08-29 | Imation Corp. | Data storage cartridge with rotary shutter |
USD418828S (en) * | 1998-05-12 | 2000-01-11 | Castlewood Systems, Inc. | Element of an audio, video and computer data cartridge |
USD411533S (en) | 1998-05-12 | 1999-06-29 | Castlewood Systems, Inc. | Element of an audio video and computer data cartridge |
USD410644S (en) | 1998-05-12 | 1999-06-08 | Castlewood Systems, Inc. | Audio, video, and computer data cartridge |
USD424048S (en) * | 1998-05-12 | 2000-05-02 | Castlewood Systems, Inc. | Video and computer data cartridge |
US20050163013A1 (en) * | 2004-01-23 | 2005-07-28 | Mark Hargett | CD cleaning apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1074444A (en) * | 1974-12-17 | 1980-03-25 | Tsutomu Sugisaki | Cleaning sheet and cleaning jacket for cleaning a magnetic head for flexible discs and method for cleaning a magnetic head |
JPS53110513A (en) * | 1977-03-08 | 1978-09-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | Disc jacket for magnetic recording |
-
1985
- 1985-10-19 JP JP1985159263U patent/JPH0418130Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-10-20 US US06/920,496 patent/US4791516A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4791516A (en) | 1988-12-13 |
JPS6269874U (ja) | 1987-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0418130Y2 (ja) | ||
CA1260816A (en) | Nonwoven fabric suitable in a computer diskette liner material | |
JPH0135354Y2 (ja) | ||
JPS636923B2 (ja) | ||
JPH0756106B2 (ja) | 混合不織布ディスケットライナ | |
JPH0356923Y2 (ja) | ||
JPH0521727Y2 (ja) | ||
JPS6346934Y2 (ja) | ||
JPS6037735Y2 (ja) | 磁気デイスクカ−トリツジ | |
EP0632446B1 (en) | Disc cartridge liner | |
JPS6141181Y2 (ja) | ||
JPH0514372Y2 (ja) | ||
JP2002050151A (ja) | 磁気ディスクカートリッジ | |
JPH02302978A (ja) | ディスクカートリッジ | |
JPS6254883A (ja) | デイスクカ−トリツジ | |
JPH076431A (ja) | クリーニングディスク | |
JPS6134604Y2 (ja) | ||
KR930000753Y1 (ko) | 자기 디스크 카트릿지 | |
JPH0559667U (ja) | フレキシブルディスク | |
JP3027238U (ja) | Md等の光ピックアップレンズ用シェル付きクリーナー | |
JPH04134712A (ja) | フロッピィディスク媒体 | |
JP2000222854A (ja) | 磁気ディスク | |
JPS60179974A (ja) | 垂直磁気記録用フレキシブルデイスクのジヤケツト | |
JP2000298971A (ja) | 磁気ディスクカートリッジ | |
JP2000306354A (ja) | 磁気ディスクカートリッジ |