JPH0337195Y2 - - Google Patents
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- JPH0337195Y2 JPH0337195Y2 JP1984120623U JP12062384U JPH0337195Y2 JP H0337195 Y2 JPH0337195 Y2 JP H0337195Y2 JP 1984120623 U JP1984120623 U JP 1984120623U JP 12062384 U JP12062384 U JP 12062384U JP H0337195 Y2 JPH0337195 Y2 JP H0337195Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、例えば磁気デイスクカートリツジな
どのデイスクカートリツジに係り、特に硬質ケー
ス内にデイスクを回転自在に収容したデイスクカ
ートリツジに関するものである。
どのデイスクカートリツジに係り、特に硬質ケー
ス内にデイスクを回転自在に収容したデイスクカ
ートリツジに関するものである。
ポリ塩化ビニルシートなどで作られたケース内
にデイスクを収容したフレキシブルなデイスクカ
ートリツジが従来より知られているが、このもの
は取り扱い中あるいは保存中に折れ曲がつたり反
つたりすることがあり、そのためにデイスクと磁
気ヘツドとの接触状態が悪くなり、記録再生特性
などが劣化していた。そのため近年、合成樹脂な
どで成形した箱形の硬質ケース内にデイスクを回
転自在に収容したデイスクカートリツジが検討さ
れている。
にデイスクを収容したフレキシブルなデイスクカ
ートリツジが従来より知られているが、このもの
は取り扱い中あるいは保存中に折れ曲がつたり反
つたりすることがあり、そのためにデイスクと磁
気ヘツドとの接触状態が悪くなり、記録再生特性
などが劣化していた。そのため近年、合成樹脂な
どで成形した箱形の硬質ケース内にデイスクを回
転自在に収容したデイスクカートリツジが検討さ
れている。
このものでは従来のフレキシブルなデイスクカ
ートリツジのような変形は起こらないが、問題が
ない訳ではない。すなわち、ケースが合成樹脂な
どの成形体で作られているから、必然的に薄膜状
のデイスクとケースとの間に〓間ができ、ケース
内面にクリーニングシートを貼着してもデイスク
との接触が不完全であるかあるいは全く接触しな
い。そのためにデイスクに対するクリーニング効
果がほとんどなく、デイスク表面に塵挨類が付着
し、それが磁気ヘツドのヘツドギヤツプに入り込
み、結局記録再生特性などに悪影響をおよぼす。
ートリツジのような変形は起こらないが、問題が
ない訳ではない。すなわち、ケースが合成樹脂な
どの成形体で作られているから、必然的に薄膜状
のデイスクとケースとの間に〓間ができ、ケース
内面にクリーニングシートを貼着してもデイスク
との接触が不完全であるかあるいは全く接触しな
い。そのためにデイスクに対するクリーニング効
果がほとんどなく、デイスク表面に塵挨類が付着
し、それが磁気ヘツドのヘツドギヤツプに入り込
み、結局記録再生特性などに悪影響をおよぼす。
この問題を解決するために例えば実開昭58−
179676の考案や特開昭58−224478の発明がある。
実開昭58−179676の考案は、クリーニング効果を
得るためにデイスクカートリツジのケースにデイ
スククリーニング部材ば挿入されるクリーニング
部材挿入口を形成したことを特徴とし、このクリ
ーニング部材挿入口から、芯体と、この芯体の先
端部に配置された例えば不織布などからなるクリ
ーニングシートと、このクリーニングシートを芯
体に交換可能に取り付ける取付金具とから主に構
成されるクリーニング部材を挿入し、デイスクに
このクリーニングシートを当接させてクリーニン
グを行うように構成されている。しかし、この構
成では、非使用時にクリーニング部材挿入口から
塵挨等が入りやすくなり、塵挨等の侵入は、記
録・再生特性の低下の原因となる。
179676の考案や特開昭58−224478の発明がある。
実開昭58−179676の考案は、クリーニング効果を
得るためにデイスクカートリツジのケースにデイ
スククリーニング部材ば挿入されるクリーニング
部材挿入口を形成したことを特徴とし、このクリ
ーニング部材挿入口から、芯体と、この芯体の先
端部に配置された例えば不織布などからなるクリ
ーニングシートと、このクリーニングシートを芯
体に交換可能に取り付ける取付金具とから主に構
成されるクリーニング部材を挿入し、デイスクに
このクリーニングシートを当接させてクリーニン
グを行うように構成されている。しかし、この構
成では、非使用時にクリーニング部材挿入口から
塵挨等が入りやすくなり、塵挨等の侵入は、記
録・再生特性の低下の原因となる。
さらに、この考案のようにクリーニングシート
がデイスクに部分的に当接してクリーニングする
方式では、デイスク回転上流側のデイスクとクリ
ーニングシート当接箇所に塵挨等が集積し、除去
した塵挨等が局部的に集積した状態で、高温多湿
下に放置されると、デイスク表面に塵挨等が強く
付着してしまい、クリーニングが非常に難しくな
る。
がデイスクに部分的に当接してクリーニングする
方式では、デイスク回転上流側のデイスクとクリ
ーニングシート当接箇所に塵挨等が集積し、除去
した塵挨等が局部的に集積した状態で、高温多湿
下に放置されると、デイスク表面に塵挨等が強く
付着してしまい、クリーニングが非常に難しくな
る。
一方、特開昭58−224478の発明は、ハウジング
に形成された孔に、このハウジングの1部を形成
しておりかつハウジングに収容されるデイスクか
ら離れた位置から該デイスクに接触してデイスク
を清掃するための位置まで動けるようになつてい
る剛性のデイスク清掃部材を備えた構成を開示し
ている。この発明によれば、第4図ならびに第5
図に示したように、ハウジング21に形成された
孔22に清掃部材23がハウジング21の内側か
ら挿入され、この清掃部材23が四隅に形成され
た壁面部分24に係合してハウジング21の1部
を形成するとともに、清掃部材23のデイスク2
5側に取り付けたパツド26をハウング21の外
側の押圧部材27によりデイスク25表面に押圧
してデイスク25表面の塵挨等を補促してデイス
ク25面を清掃することができる。しかし、この
発明では、デイスク25の記録帯域の全体にわた
るようにクリーニング領域を設定しなければなら
ないため清掃部材23の半径方向の長さが大きく
なり、それに伴なつてハウジング21の開口部
(孔22)の長さが必然的に大きくなる。このよ
うに開口部長さが大きくなると、非使用時にこの
開口部(孔22)から塵挨等が入り易くなり、前
例と同様に記録・再生特性を低下させる原因とな
る。また、この例も前例と同様に清掃部材23の
パツド26がデイスク25に部分的に当接してク
リーニングするため、塵挨の集積、滞溜が生じ、
クリーニングが困難になる場合がある。
に形成された孔に、このハウジングの1部を形成
しておりかつハウジングに収容されるデイスクか
ら離れた位置から該デイスクに接触してデイスク
を清掃するための位置まで動けるようになつてい
る剛性のデイスク清掃部材を備えた構成を開示し
ている。この発明によれば、第4図ならびに第5
図に示したように、ハウジング21に形成された
孔22に清掃部材23がハウジング21の内側か
ら挿入され、この清掃部材23が四隅に形成され
た壁面部分24に係合してハウジング21の1部
を形成するとともに、清掃部材23のデイスク2
5側に取り付けたパツド26をハウング21の外
側の押圧部材27によりデイスク25表面に押圧
してデイスク25表面の塵挨等を補促してデイス
ク25面を清掃することができる。しかし、この
発明では、デイスク25の記録帯域の全体にわた
るようにクリーニング領域を設定しなければなら
ないため清掃部材23の半径方向の長さが大きく
なり、それに伴なつてハウジング21の開口部
(孔22)の長さが必然的に大きくなる。このよ
うに開口部長さが大きくなると、非使用時にこの
開口部(孔22)から塵挨等が入り易くなり、前
例と同様に記録・再生特性を低下させる原因とな
る。また、この例も前例と同様に清掃部材23の
パツド26がデイスク25に部分的に当接してク
リーニングするため、塵挨の集積、滞溜が生じ、
クリーニングが困難になる場合がある。
さらに、その先行例においては、第5図に示す
ようにハウジング21の内側から清掃部材23を
挿入し、孔22の四隅に形成された凸状の壁面部
分24に清掃部材23の背面を係合させて支持す
る構成のため、組み立てる際にこの清掃部材23
が孔22から脱落しやすく、組み立てにくいとい
う欠点もある。
ようにハウジング21の内側から清掃部材23を
挿入し、孔22の四隅に形成された凸状の壁面部
分24に清掃部材23の背面を係合させて支持す
る構成のため、組み立てる際にこの清掃部材23
が孔22から脱落しやすく、組み立てにくいとい
う欠点もある。
また従来、例えば実開昭57−191983号公報に記
載されているような磁気デイスクカートリツジが
提案されている。
載されているような磁気デイスクカートリツジが
提案されている。
この磁気デイスクカートリツジは、硬質ケース
内に磁気デイスクを回転自在に収容し、その磁気
デイスクと硬質ケースとの間にクリーニングシー
トを介挿した構造において、硬質ケースの内面に
弾性押圧手段を設け、この弾性押圧手段によつて
クリーニングシートを部分的に持ち上げて磁気デ
イスクに押圧する構造になつている。
内に磁気デイスクを回転自在に収容し、その磁気
デイスクと硬質ケースとの間にクリーニングシー
トを介挿した構造において、硬質ケースの内面に
弾性押圧手段を設け、この弾性押圧手段によつて
クリーニングシートを部分的に持ち上げて磁気デ
イスクに押圧する構造になつている。
確かにこの構造では、磁気デイスクの記録面を
クリーニングすることはできるが、問題がない訳
ではない。
クリーニングすることはできるが、問題がない訳
ではない。
すなわち、前記弾性押圧手段として具体的に
は、次のような手段がとられている。すなわち、 高分子フイルムの一端を接着によつて固定
し、高分子フイルムの他端を斜め上方に延ばし
たもの、 硬質ケースの内面に一対の突起を設け、その
突起間に高分子フイルムを湾曲した状態で挿入
したもの、 線ばねの一端を硬質ケースの内面に固定し、
線ばねの他端を斜め上方に延ばしたものであ
る。
は、次のような手段がとられている。すなわち、 高分子フイルムの一端を接着によつて固定
し、高分子フイルムの他端を斜め上方に延ばし
たもの、 硬質ケースの内面に一対の突起を設け、その
突起間に高分子フイルムを湾曲した状態で挿入
したもの、 線ばねの一端を硬質ケースの内面に固定し、
線ばねの他端を斜め上方に延ばしたものであ
る。
このように高分子フイルムあるいは線ばねのい
ずれの場合でも、クリーニングシートを持ち上げ
る部分がケース内面から浮いた状態になつてい
る。そのため長期間使用しているうちに高分子フ
イルムあるいは線ばねが弾性疲労を起こし、クリ
ーニングシートを持ち上げる部分が次第に下がつ
てしまう。このようになると、クリーニング効果
が減退し、甚だしい時にはクリーニング効果が全
く得られないことがあるなどの欠点を有してい
る。
ずれの場合でも、クリーニングシートを持ち上げ
る部分がケース内面から浮いた状態になつてい
る。そのため長期間使用しているうちに高分子フ
イルムあるいは線ばねが弾性疲労を起こし、クリ
ーニングシートを持ち上げる部分が次第に下がつ
てしまう。このようになると、クリーニング効果
が減退し、甚だしい時にはクリーニング効果が全
く得られないことがあるなどの欠点を有してい
る。
本考案は、このような先行技術の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、塵挨等の集積、滞
溜が特定個所に生じることなく、かつ塵挨の侵入
が少なく、組み立て易いデイスクカートリツジを
提供することにある。
なされたもので、その目的は、塵挨等の集積、滞
溜が特定個所に生じることなく、かつ塵挨の侵入
が少なく、組み立て易いデイスクカートリツジを
提供することにある。
この目的を達成するために、本考案は、ヘツド
挿入口を有する硬質ケース内にデイスクを回転自
在に収容したデイスクカートリツジにおいて、 前記ケース内面の所定位置に、有底状で、かつ
周囲に弾性体のほぼ全周にわたるリブを突設した
弾性体保持凹部を形成し、 この弾性体保持凹部に弾性体を、当該弾性体の
底面にほぼ全面がケース内面に当接するように圧
入してケースに保持せしめるとともに、 その弾性体によつてクリーニング部材を前記デ
イスクの表面に弾接することを特徴とするもので
ある。
挿入口を有する硬質ケース内にデイスクを回転自
在に収容したデイスクカートリツジにおいて、 前記ケース内面の所定位置に、有底状で、かつ
周囲に弾性体のほぼ全周にわたるリブを突設した
弾性体保持凹部を形成し、 この弾性体保持凹部に弾性体を、当該弾性体の
底面にほぼ全面がケース内面に当接するように圧
入してケースに保持せしめるとともに、 その弾性体によつてクリーニング部材を前記デ
イスクの表面に弾接することを特徴とするもので
ある。
以下、本考案のデイスクカートリツジを図に基
づいて説明する。第1図ないし第4図は本考案の
実施例の説明図で、第1図はデイスクカートリツ
ジの平面図、第2図は第1図A−A線断面拡大
図、第3図は第1図B−B線断面拡大図、第4図
はクリーニング部材の一部断面図である。
づいて説明する。第1図ないし第4図は本考案の
実施例の説明図で、第1図はデイスクカートリツ
ジの平面図、第2図は第1図A−A線断面拡大
図、第3図は第1図B−B線断面拡大図、第4図
はクリーニング部材の一部断面図である。
第1図および第2図に示すように、カートリツ
ジケース1は、上ケース1aと下ケース1bとか
ら構成され、このカートリツジケース1は、合成
樹脂や金属などの硬質材料で成形される。ケース
1の所定位置には記録再生装置の駆動軸が挿入さ
れる駆動軸挿入口2、磁気ヘツド挿入口3、デイ
スク収納壁4などが形成されている。そして、こ
のケース1内には磁性層が両面に形成された磁気
デイスク5が回転自在に収容され、その中央部は
ハブ6によつて上下から挾持されている。クリー
ニング部材7は、第4図に示すように、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド等の合
成樹脂板あるいは金属薄板からなる比較的硬質な
材質によつて形成される基板7aと、例えばプリ
プロピレン、レイヨン等の繊維からなる不織布か
ら形成されるクリーニング層7bとからなり、ク
リーニング層7bが磁気デイスク5に当接するよ
うにケース1内に収容されている。さらに、下ケ
ース1bの内面には、上記のクリーニング層7b
と同様の構成のクリーニングシート8が貼付さ
れ、上記クリーニング部材7とともに磁気デイス
ク5の両面をクリーニングするように構成されて
いる。なお、クリーニング層7bやクリーニング
シート8には不織布を用いるのが一般的である
が、織布でもよいし、例えばポリプロピレンなど
の植毛したものでもよい。
ジケース1は、上ケース1aと下ケース1bとか
ら構成され、このカートリツジケース1は、合成
樹脂や金属などの硬質材料で成形される。ケース
1の所定位置には記録再生装置の駆動軸が挿入さ
れる駆動軸挿入口2、磁気ヘツド挿入口3、デイ
スク収納壁4などが形成されている。そして、こ
のケース1内には磁性層が両面に形成された磁気
デイスク5が回転自在に収容され、その中央部は
ハブ6によつて上下から挾持されている。クリー
ニング部材7は、第4図に示すように、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド等の合
成樹脂板あるいは金属薄板からなる比較的硬質な
材質によつて形成される基板7aと、例えばプリ
プロピレン、レイヨン等の繊維からなる不織布か
ら形成されるクリーニング層7bとからなり、ク
リーニング層7bが磁気デイスク5に当接するよ
うにケース1内に収容されている。さらに、下ケ
ース1bの内面には、上記のクリーニング層7b
と同様の構成のクリーニングシート8が貼付さ
れ、上記クリーニング部材7とともに磁気デイス
ク5の両面をクリーニングするように構成されて
いる。なお、クリーニング層7bやクリーニング
シート8には不織布を用いるのが一般的である
が、織布でもよいし、例えばポリプロピレンなど
の植毛したものでもよい。
これらのクリーニング部材7、クリーニングシ
ートは、第1図に鎖線で示すように磁気デイスク
5とほぼ同じ大きさを有し、ケース1の駆動軸挿
入口2、磁気ヘツド挿入口3と対向する部分が切
除されて形成され、他の残りの部分が磁気デイス
クと接触するようになつている。
ートは、第1図に鎖線で示すように磁気デイスク
5とほぼ同じ大きさを有し、ケース1の駆動軸挿
入口2、磁気ヘツド挿入口3と対向する部分が切
除されて形成され、他の残りの部分が磁気デイス
クと接触するようになつている。
さらに、上ケース1aの内面には弾性体保持凹
部9が駆動挿入口2に関して対称に形成されてい
る。この弾性体保持凹部9は有底状であつて周囲
には弾性体保持リブ10が形成されている。11
は前述のクリーニング部材7を磁気デイスク5側
に押圧する弾性材であつて、前記有底状弾性体保
持凹部に圧入されている。弾性体11は、このよ
うに圧入されているため、弾性体保持凹部の内面
に自己の弾性力により保持されており、常に弾性
変形をしているため外力を加えぬ限り脱落するこ
とはない。
部9が駆動挿入口2に関して対称に形成されてい
る。この弾性体保持凹部9は有底状であつて周囲
には弾性体保持リブ10が形成されている。11
は前述のクリーニング部材7を磁気デイスク5側
に押圧する弾性材であつて、前記有底状弾性体保
持凹部に圧入されている。弾性体11は、このよ
うに圧入されているため、弾性体保持凹部の内面
に自己の弾性力により保持されており、常に弾性
変形をしているため外力を加えぬ限り脱落するこ
とはない。
以上のように構成した本考案の実施例にあつて
は、クリーニング部材7を比較的硬質の基板7a
と不織布などで形成されたクリーニング層7bの
2層構造とし、磁気デイスク5とほぼ全面的に接
触するように構成したため、塵挨等が部分的に集
積したり滞溜することがなくなつた。また、弾性
材11を有底状の弾性体保持凹部9内に保持せし
めて該クリーニング部材7を押圧するように構成
したため、クリーニング部材7を押圧する押圧部
材を挿入する孔や開口部をケース1に穿設する必
要がなく、当該孔や開口部から塵挨等が侵入する
恐れがなくなり、塵挨等が原因となる記録・再生
性能の低下を防ぐことができるようになつた。さ
らに、弾性材11は、弾性体保持凹部9円に自己
の弾性力により保持されるので、部材の脱落の恐
れがなくなり、製品の製み立てが極めて容易にな
つた。
は、クリーニング部材7を比較的硬質の基板7a
と不織布などで形成されたクリーニング層7bの
2層構造とし、磁気デイスク5とほぼ全面的に接
触するように構成したため、塵挨等が部分的に集
積したり滞溜することがなくなつた。また、弾性
材11を有底状の弾性体保持凹部9内に保持せし
めて該クリーニング部材7を押圧するように構成
したため、クリーニング部材7を押圧する押圧部
材を挿入する孔や開口部をケース1に穿設する必
要がなく、当該孔や開口部から塵挨等が侵入する
恐れがなくなり、塵挨等が原因となる記録・再生
性能の低下を防ぐことができるようになつた。さ
らに、弾性材11は、弾性体保持凹部9円に自己
の弾性力により保持されるので、部材の脱落の恐
れがなくなり、製品の製み立てが極めて容易にな
つた。
なお、本考案において、弾性体保持凹部9を駆
動軸挿入口2に関して対称に2個所設けたのは、
磁気デイスク5を押圧する際のバランスを考慮し
たもので、弾性体保持凹部9を設ける位置や個数
は任意である。また、本実施例においては、上ケ
ース1aにのみ弾性体保持凹部9を設けて弾性体
によりクリーニング部材7を押圧しているが、下
ケース1bにも同様の弾性体保持凹部9を設け、
磁気デイスク5の両面からクリーニング部材7を
接触させてクリーニング作用を行なつても同様の
作用効果がある。
動軸挿入口2に関して対称に2個所設けたのは、
磁気デイスク5を押圧する際のバランスを考慮し
たもので、弾性体保持凹部9を設ける位置や個数
は任意である。また、本実施例においては、上ケ
ース1aにのみ弾性体保持凹部9を設けて弾性体
によりクリーニング部材7を押圧しているが、下
ケース1bにも同様の弾性体保持凹部9を設け、
磁気デイスク5の両面からクリーニング部材7を
接触させてクリーニング作用を行なつても同様の
作用効果がある。
本考案は前述したように、弾性体を、その弾性
体の底面のほぼ全面がケース内面に当接するよう
に弾性体保持凹部に圧入した構造になつている。
そのため、従来提案されたもののように高分子フ
イルムあるいは線ばねが経時的に弾性疲労を起こ
して、クリーニング効果が減退したりすることが
なく、長期間にわたつて安定した弾発力が発揮で
きる。したがつて記録・再生性能の劣化が防止で
き、動作信頼性の高いデイスクカートリツジが提
供できる。
体の底面のほぼ全面がケース内面に当接するよう
に弾性体保持凹部に圧入した構造になつている。
そのため、従来提案されたもののように高分子フ
イルムあるいは線ばねが経時的に弾性疲労を起こ
して、クリーニング効果が減退したりすることが
なく、長期間にわたつて安定した弾発力が発揮で
きる。したがつて記録・再生性能の劣化が防止で
き、動作信頼性の高いデイスクカートリツジが提
供できる。
また、リブとの共働で弾性体の全周から弾発力
が生じ、自らの弾発力で弾性体をケース内に保持
するようになつているため、弾性体の保持が確実
でかつ容易である。
が生じ、自らの弾発力で弾性体をケース内に保持
するようになつているため、弾性体の保持が確実
でかつ容易である。
第1図ないし第4図は本考案に係る実施例の説
明図で、第1図は平面図、第2図は第1図A−A
線断面拡大図、第3図は第1図B−B線断面拡大
図、第4図はクリーニング部材の一部断面図、第
5図は従来の清掃部材の一例を示す斜視図、第6
図は第5図B−B線断面説明図である。 1……ケース、5……磁気デイスク、7……ク
リーニング部材、9……弾性体保持凹部、10…
…リブ、11……弾性体。
明図で、第1図は平面図、第2図は第1図A−A
線断面拡大図、第3図は第1図B−B線断面拡大
図、第4図はクリーニング部材の一部断面図、第
5図は従来の清掃部材の一例を示す斜視図、第6
図は第5図B−B線断面説明図である。 1……ケース、5……磁気デイスク、7……ク
リーニング部材、9……弾性体保持凹部、10…
…リブ、11……弾性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツド挿入口を有する硬質ケース内にデイスク
を回転自在に収容したデイスクカートリツジにお
いて、 前記ケース内面の所定位置に、有底状で、かつ
周囲に弾性体のほぼ全周にわたるリブを突設した
弾性体保持凹部を形成し、 この弾性体保持凹部に弾性体を、当該弾性体の
底面のほぼ全面がケース内面に当接するように圧
入してケースに保持せしめるとともに、 その弾性体によつてクリーニング部材を前記デ
イスクの表面に弾接することを特徴とするデイス
クカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12062384U JPS6137177U (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | デイスクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12062384U JPS6137177U (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137177U JPS6137177U (ja) | 1986-03-07 |
JPH0337195Y2 true JPH0337195Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=30679441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12062384U Granted JPS6137177U (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137177U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606939Y2 (ja) * | 1981-05-30 | 1985-03-07 | ソニー株式会社 | 磁気デイスク装置 |
-
1984
- 1984-08-07 JP JP12062384U patent/JPS6137177U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137177U (ja) | 1986-03-07 |
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