JPS5822365Y2 - カラ−撮像装置 - Google Patents
カラ−撮像装置Info
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- JPS5822365Y2 JPS5822365Y2 JP11539677U JP11539677U JPS5822365Y2 JP S5822365 Y2 JPS5822365 Y2 JP S5822365Y2 JP 11539677 U JP11539677 U JP 11539677U JP 11539677 U JP11539677 U JP 11539677U JP S5822365 Y2 JPS5822365 Y2 JP S5822365Y2
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- JP
- Japan
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- color temperature
- color
- circuit
- correction
- temperature conversion
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- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はカラー撮像装置の特に白バランス調整回路に
関する。
関する。
一般に、カラー撮像装置で、白色の被写体を撮像した場
合、その撮像場所の照明等の関係で、被写体の色温度が
異なり、同じ白色の被写体を撮像しても撮像場所により
モニター画面上では純白に映出されない。
合、その撮像場所の照明等の関係で、被写体の色温度が
異なり、同じ白色の被写体を撮像しても撮像場所により
モニター画面上では純白に映出されない。
そこで、撮像場所が変わって色温度が変わった場合、例
えば室内で使用していた撮像装置を戸外に持ち出して使
用する場合でも、白色の被写体は、モニター画面上で常
に白色となるようにするため、カラー撮像装置には自バ
ランス調整機能が付加しである。
えば室内で使用していた撮像装置を戸外に持ち出して使
用する場合でも、白色の被写体は、モニター画面上で常
に白色となるようにするため、カラー撮像装置には自バ
ランス調整機能が付加しである。
この自バランス調整機能を果たすものとしては、色温度
変換フィルタ装置と自バランス補正回路が用いられてい
る。
変換フィルタ装置と自バランス補正回路が用いられてい
る。
自バランス補正回路は、撮像部より得られる赤、緑及び
青の各色信号SR,SG及びSBをそれぞれレベル調整
して、これらの信号のレベル比を所定の比、例えば1:
1:1になるようにするものである。
青の各色信号SR,SG及びSBをそれぞれレベル調整
して、これらの信号のレベル比を所定の比、例えば1:
1:1になるようにするものである。
ところが、この自バランス補正回路で大幅な白バランス
補正を行ったときには、適正動作点が大きく動き、撮像
部より得られた各色信号のレベル比が大幅に変わってし
まいダイナミックレンジが劣化する欠点があり、あまり
大幅な補正はできない欠点がある。
補正を行ったときには、適正動作点が大きく動き、撮像
部より得られた各色信号のレベル比が大幅に変わってし
まいダイナミックレンジが劣化する欠点があり、あまり
大幅な補正はできない欠点がある。
また、カラー撮像装置においては感度をかせぐため、光
学フィルタ等を挿入しない状態で自バランスが設定でき
るよう自バランス補正回路のアンプゲインを調整する。
学フィルタ等を挿入しない状態で自バランスが設定でき
るよう自バランス補正回路のアンプゲインを調整する。
ところが、撮像素子のダイナミックレンジ(すなわちブ
ルーミングするレベル)は材料等により決まってしまう
ので、この白バランス補正回路を単独で使用したのでは
次のような欠点が生じてしまう。
ルーミングするレベル)は材料等により決まってしまう
ので、この白バランス補正回路を単独で使用したのでは
次のような欠点が生じてしまう。
すなわち白を撮影時、理想的な光源では撮像素子への入
射光も赤:緑:青=1:1:1であるが、例えば夕方の
ように赤が強い光源では、撮像素子への入射光は例えば
赤:緑:青=2 : 1 : 1となる。
射光も赤:緑:青=1:1:1であるが、例えば夕方の
ように赤が強い光源では、撮像素子への入射光は例えば
赤:緑:青=2 : 1 : 1となる。
このとき、自バランス補正回路でアンプゲインを赤:緑
:青=0.5 : 1 : 1に設定することで、全体
としての特性は赤:緑:青=1:1:1とすることがで
きる。
:青=0.5 : 1 : 1に設定することで、全体
としての特性は赤:緑:青=1:1:1とすることがで
きる。
しかし、この被写体の輝度が高いときには、撮像素子の
赤色光Rに対応するものは、他の緑色巻G、青色光Bよ
りも入射光量が多いので、先に飽和してしまう。
赤色光Rに対応するものは、他の緑色巻G、青色光Bよ
りも入射光量が多いので、先に飽和してしまう。
この時、色バランスがくずれ、色再現性が悪くなってし
まう。
まう。
そこで、カラー撮像装置においては、白バランス調整用
としてさらに色温度変換フィルタ装置を併用するように
している。
としてさらに色温度変換フィルタ装置を併用するように
している。
色温度変換フィルタ装置は、光源色温度に対応した補正
フィルタを有し、この色温度補正フィルタを光源色温度
の変化に応じて切換えて、撮像部より得られる赤、緑及
び青の各色信号5R9S6及びSBのレベルが所定の比
となるようにするものである。
フィルタを有し、この色温度補正フィルタを光源色温度
の変化に応じて切換えて、撮像部より得られる赤、緑及
び青の各色信号5R9S6及びSBのレベルが所定の比
となるようにするものである。
ところが、この場合、色温度変換フィルタ装置と白バラ
ンス補正回路は、それぞれ独立であるため、色温度変換
フィルタ装置で、補正フィルタを切換えたときには、切
換え前後の白バランスの不連続性が大きいことから、白
バランス補正回路において大幅な利得調整のやり直しが
必ず必要となり、手間がかかる。
ンス補正回路は、それぞれ独立であるため、色温度変換
フィルタ装置で、補正フィルタを切換えたときには、切
換え前後の白バランスの不連続性が大きいことから、白
バランス補正回路において大幅な利得調整のやり直しが
必ず必要となり、手間がかかる。
例えば長時間にわたって屋外で撮影を行う場合において
、例えば晴天の正午(色温度5200’K)から夕方(
色温度3200°K)までのように光源の色温度が徐々
に変化する場合がある。
、例えば晴天の正午(色温度5200’K)から夕方(
色温度3200°K)までのように光源の色温度が徐々
に変化する場合がある。
このような場合、例えば、カラー撮像装置の基準色温度
が5200°にであるとすると、正午時には色温度補正
フィルタを光路に入れず、自バランス補正回路のみによ
って白バランスの補正を行いながら撮影をすればよい。
が5200°にであるとすると、正午時には色温度補正
フィルタを光路に入れず、自バランス補正回路のみによ
って白バランスの補正を行いながら撮影をすればよい。
しかし、夕方に近づくと、前述したように色再現性が悪
化するのを防止する必要があるため、色温度補正フィル
タを光路中に入れるようにする必要がある。
化するのを防止する必要があるため、色温度補正フィル
タを光路中に入れるようにする必要がある。
このとき、色温度補正フィルタを光路中に入れる前は自
バランス補正回路のアンプゲインが例えば赤:緑:青=
0.5 : 1 : 2であったものを、色温度補正フ
ィルタを光路中に入れた後は例えば赤:緑:青=1 :
1 : 1というようにアンプゲインの大幅な調整の
やり直しを行わなければならない。
バランス補正回路のアンプゲインが例えば赤:緑:青=
0.5 : 1 : 2であったものを、色温度補正フ
ィルタを光路中に入れた後は例えば赤:緑:青=1 :
1 : 1というようにアンプゲインの大幅な調整の
やり直しを行わなければならない。
この考案は上述の点に鑑み、色温度変換フィルタ装置で
のフィルタの切換え前後において、白バランス補正回路
の大幅な利得変更を行わなくてすむようにしたものであ
る。
のフィルタの切換え前後において、白バランス補正回路
の大幅な利得変更を行わなくてすむようにしたものであ
る。
以下、この考案によるカラー撮像装置の一例を、撮像部
にチャージ・カップルド・デバイス(CCD)を用いた
固体撮像体を使用した場合を例にとって、図を参照しな
がら説明しよう。
にチャージ・カップルド・デバイス(CCD)を用いた
固体撮像体を使用した場合を例にとって、図を参照しな
がら説明しよう。
第1図において、1は撮像レンズ、2は色温度変換フィ
ルタ装置、3は色分解光学系で、色温度変換フィルタ装
置2には、その補正フィルタの切換えに連動するスイッ
チ装置4が設けられている。
ルタ装置、3は色分解光学系で、色温度変換フィルタ装
置2には、その補正フィルタの切換えに連動するスイッ
チ装置4が設けられている。
そして、撮像レンズ1を通った入力光は、色温度変換フ
ィルタ装置2を介して色分解光学系3に入り、これによ
り赤、緑及び青の各色光に分解される。
ィルタ装置2を介して色分解光学系3に入り、これによ
り赤、緑及び青の各色光に分解される。
そして、赤色光Rは赤用CCD 5 Rに、緑色光Gは
縁周CCD 5 Gに、青色光Bは青用CCD 5Bに
、それぞれ入射し、これら各CCD5R,5G及び5B
より搬送波の位相が順次120°ずつずれた状態の各撮
像色信号SR,Sc及びS8がそれぞれ得られる。
縁周CCD 5 Gに、青色光Bは青用CCD 5Bに
、それぞれ入射し、これら各CCD5R,5G及び5B
より搬送波の位相が順次120°ずつずれた状態の各撮
像色信号SR,Sc及びS8がそれぞれ得られる。
そして、これらCCD5R,5G及び5Bより取り出さ
れた信号SR,Sc及びSBは、それぞれサンプルホー
ルド回路6,7及び8に供給され、そのサンプルホール
ド出力がそれぞれ減衰器10,11.12を通じて白バ
ランス補正回路9に供給される。
れた信号SR,Sc及びSBは、それぞれサンプルホー
ルド回路6,7及び8に供給され、そのサンプルホール
ド出力がそれぞれ減衰器10,11.12を通じて白バ
ランス補正回路9に供給される。
この白バランス補正回路9は、利得制御アンプ13.1
4.15と、差動アンプ16.17と、記憶回路を有す
る利得制御信号形成回路18と、スイッチ19とから構
成されており、利得制御信号形成回路18よりの制御信
号によりアンプ13.14及び15が制御されて、これ
らアンプ13.14及び15の出力信号のレベル比が所
定のもの、例えば1:1:1となるようにされる。
4.15と、差動アンプ16.17と、記憶回路を有す
る利得制御信号形成回路18と、スイッチ19とから構
成されており、利得制御信号形成回路18よりの制御信
号によりアンプ13.14及び15が制御されて、これ
らアンプ13.14及び15の出力信号のレベル比が所
定のもの、例えば1:1:1となるようにされる。
そして、この白バランス補正回路9のアンプ13.14
及び15.の出力信号SRw、SGw及びSBWがそれ
ぞれローパスフィルタ20.21及び22に供給されて
これより高域成分即ち、それぞれ搬送波成分が除去され
た各信号SRW、SGW及びSswの低減成分が得られ
、これが合成器23,24及び25に供給される。
及び15.の出力信号SRw、SGw及びSBWがそれ
ぞれローパスフィルタ20.21及び22に供給されて
これより高域成分即ち、それぞれ搬送波成分が除去され
た各信号SRW、SGW及びSswの低減成分が得られ
、これが合成器23,24及び25に供給される。
一方、アンプ13.14及び15より得られる各信号S
RW 、S cw及びSBWは、また、合成器26に
供給されて、この合成器26において、それぞれ120
°ずつ位相が異なる搬送波が合成されることにより高域
成分に含まれる搬送波成分が除去され、これがノSイパ
スフィルタ27に供給されて、搬送波成分の除去された
信号SRW、SGW及びSBWの高域成分の合成出力が
得られ、これが合成器23,24及び25に供給されて
、ローパスフィルタ20.21及び22よりの信号SR
W、、SGW及びSawの低減成分と合成される。
RW 、S cw及びSBWは、また、合成器26に
供給されて、この合成器26において、それぞれ120
°ずつ位相が異なる搬送波が合成されることにより高域
成分に含まれる搬送波成分が除去され、これがノSイパ
スフィルタ27に供給されて、搬送波成分の除去された
信号SRW、SGW及びSBWの高域成分の合成出力が
得られ、これが合成器23,24及び25に供給されて
、ローパスフィルタ20.21及び22よりの信号SR
W、、SGW及びSawの低減成分と合成される。
こうして、搬送波成分が除去されて、これの影響が除去
されるとともに、解像度の劣化を防止することができる
ようにされた信号が合成器23,24及び25よりエン
コーダ28に供給されて、例えば、これよりNTSC方
式の映像信号が取り出される。
されるとともに、解像度の劣化を防止することができる
ようにされた信号が合成器23,24及び25よりエン
コーダ28に供給されて、例えば、これよりNTSC方
式の映像信号が取り出される。
そして、この考案においては、色温度変換フィルタ装置
2の色温度補正フィルタの切換えと減衰器10.11及
び12とを連動させるもので、この例では、色温度変換
フィルタ装置2の補正フィルタの切換に連動してスイッ
チ装置4がオン・オフ制御され、このスイッチ装置4の
状態に応じた制御信号S。
2の色温度補正フィルタの切換えと減衰器10.11及
び12とを連動させるもので、この例では、色温度変換
フィルタ装置2の補正フィルタの切換に連動してスイッ
チ装置4がオン・オフ制御され、このスイッチ装置4の
状態に応じた制御信号S。
が制御回路29より得られ、この制御信号S。により白
バランス補正回路9の前段の減衰器10゜11及び12
の減衰量が制御されるようにされている。
バランス補正回路9の前段の減衰器10゜11及び12
の減衰量が制御されるようにされている。
第2図は、この色温度変換フィルタ装置2−スイッチ装
置4−制御回路29−白バランス補正回路9の前段の例
えば減衰器10の系の一例である。
置4−制御回路29−白バランス補正回路9の前段の例
えば減衰器10の系の一例である。
この例は色温度変換フィルタ装置2の補正フィルタが一
枚の場合の例で、第2図中、点線図示の状態に補正フィ
ルタ2Fがあるときは、撮像レンズ1と色分解光学系3
との間の光路中に補正フィルタ2Fは挿入されず、スイ
ッチ装置4のスイッチ4Sはオフであり、これが支持軸
2Pを中心に矢印のように回転されて、補正フィルタ2
Fが撮像レンズ1と色分解光学系3との間の光路中に挿
入されたときスイッチ4Sはオンとなるようになされて
いる。
枚の場合の例で、第2図中、点線図示の状態に補正フィ
ルタ2Fがあるときは、撮像レンズ1と色分解光学系3
との間の光路中に補正フィルタ2Fは挿入されず、スイ
ッチ装置4のスイッチ4Sはオフであり、これが支持軸
2Pを中心に矢印のように回転されて、補正フィルタ2
Fが撮像レンズ1と色分解光学系3との間の光路中に挿
入されたときスイッチ4Sはオンとなるようになされて
いる。
従って、補正フィルタ2Fが光路中に挿入されず、点線
図示の状態にあるときは、制御回路29を構成するトラ
ンジスタ29Tはオフであり、リレー10Lには電流は
流れず、そのメイク接点は図のように開いた状態のまま
となる。
図示の状態にあるときは、制御回路29を構成するトラ
ンジスタ29Tはオフであり、リレー10Lには電流は
流れず、そのメイク接点は図のように開いた状態のまま
となる。
このとき、減衰器10としては信号伝送路に抵抗101
と抵抗102が挿入されたものとして働き、減衰量が補
正フィルタ2Fの特性に応じた量に切換えられる。
と抵抗102が挿入されたものとして働き、減衰量が補
正フィルタ2Fの特性に応じた量に切換えられる。
この状態で、白い被写体を撮像して、スイッチ19をオ
ンにすると、利得制御信号形成回路18が動作状態とな
る。
ンにすると、利得制御信号形成回路18が動作状態とな
る。
すると、アンプ13よりの信号SRWとアンプ14より
の信号SGWが差動アンプ16においてレベル比較され
、その比較誤差出力が形成回路18に供給され、またア
ンプ14よりの信号Scwとアンプ15よりの信号SB
Wが差動アンプ17においてレベル比較され、その比較
誤差出力が形成回路18に供給されて、それぞれ記憶さ
れる。
の信号SGWが差動アンプ16においてレベル比較され
、その比較誤差出力が形成回路18に供給され、またア
ンプ14よりの信号Scwとアンプ15よりの信号SB
Wが差動アンプ17においてレベル比較され、その比較
誤差出力が形成回路18に供給されて、それぞれ記憶さ
れる。
そして、この記憶された誤差出力から利得制御信号が形
成され、これにより、各アンプ13,14.15が利得
制御されて、それぞれより得られる出力信号SRW、S
GW及びSBWのレベル比が1:1:1となるようにさ
れる。
成され、これにより、各アンプ13,14.15が利得
制御されて、それぞれより得られる出力信号SRW、S
GW及びSBWのレベル比が1:1:1となるようにさ
れる。
こうして、形成回路18に記憶された利得制御信号によ
ってスイッチ19をオフにした後も、アンプ13.14
及び15が利得制御されて、モニター画面上には、常に
純白の被写体は純白に映出されるようになる。
ってスイッチ19をオフにした後も、アンプ13.14
及び15が利得制御されて、モニター画面上には、常に
純白の被写体は純白に映出されるようになる。
次に、補正フィルタ2Fが実線図示の状態とされて光路
中に挿入されたときは、フィルタの特性が異なるため、
従来は白い被写体を撮像してもアンプ13,14.15
よりの信号はレベル比が1:1:1とならず自バランス
がくずれるが、この考案においては、このときは、補正
フィルタ2Fの挿入に応じてスイッチ4Sがオンとなり
、これによりトランジスタ29Tが導通し、リレー10
Lに電流が流れてメイク接点105は閉の状態となる。
中に挿入されたときは、フィルタの特性が異なるため、
従来は白い被写体を撮像してもアンプ13,14.15
よりの信号はレベル比が1:1:1とならず自バランス
がくずれるが、この考案においては、このときは、補正
フィルタ2Fの挿入に応じてスイッチ4Sがオンとなり
、これによりトランジスタ29Tが導通し、リレー10
Lに電流が流れてメイク接点105は閉の状態となる。
このときは、減衰器10としては信号伝送路と接地間に
抵抗101のみが挿入されたものとして働き、サンプル
ホールド回路6よりの信号がバッファアンプ103を通
じ、この抵抗101を通じてアンプ13に供給される状
態となる。
抵抗101のみが挿入されたものとして働き、サンプル
ホールド回路6よりの信号がバッファアンプ103を通
じ、この抵抗101を通じてアンプ13に供給される状
態となる。
従って、白い被写体を撮像したときは、アンプ13,1
4.15よりの信号のレベル比は1:1:1のままで変
わらず、白バランス補正回路で、自バランス調整をし直
す必要はない。
4.15よりの信号のレベル比は1:1:1のままで変
わらず、白バランス補正回路で、自バランス調整をし直
す必要はない。
この色温度変換フィルタ装置の切換えと、減衰器10.
11及び12との連動の状態を第3図を参照してさらに
、説明する。
11及び12との連動の状態を第3図を参照してさらに
、説明する。
即ち、第3図において、スイッチ41,42.43はス
イッチ装置4Sを等価的に示し、スイッチ110゜11
1.112は減衰器10,11.12の減衰量の切換え
のスイッチを示し、これらスイッチ41,42.43及
びスイッチ110,111,112が連動して切換えら
れる。
イッチ装置4Sを等価的に示し、スイッチ110゜11
1.112は減衰器10,11.12の減衰量の切換え
のスイッチを示し、これらスイッチ41,42.43及
びスイッチ110,111,112が連動して切換えら
れる。
そして、スイッチ41,42.43が接点B側に切換え
られるとき色温度変換フィルタ装置2は、各色光R,G
及びBに対してRf、Gf及びBfの利得を有し、一方
、減衰器10,11.12は、スイッチ110,111
.112が接点A側に切り換えられたときその入力信号
に対し、Rw、Gw、Bwの利得を有するようにされて
いる。
られるとき色温度変換フィルタ装置2は、各色光R,G
及びBに対してRf、Gf及びBfの利得を有し、一方
、減衰器10,11.12は、スイッチ110,111
.112が接点A側に切り換えられたときその入力信号
に対し、Rw、Gw、Bwの利得を有するようにされて
いる。
なお、R8,GS及びBsは、色分解光学系をも含めた
CCDの各色光に対する感度を示す値(利得)である。
CCDの各色光に対する感度を示す値(利得)である。
従って、図からも明らかなようにRf = Rw 、
GfGw、Bf=Bwであれば、スイッチ41,42,
43,110゜111,112が切換えられても、アン
プ13,14.15の前段までの総合利得は変化しない
。
GfGw、Bf=Bwであれば、スイッチ41,42,
43,110゜111,112が切換えられても、アン
プ13,14.15の前段までの総合利得は変化しない
。
即ち、色温度変換フィルタ装置2の切換え前後において
、入力光が等しければアンプ13,14.15に供給さ
れる信号のレベルは切換え前後において互いに等しくな
り、改めて、白バランス補正回路9で白バランス調整用
のスイッチ19をオンにして、調整をし直すような手間
は全く必要とせず、補正フィルタを切換えても白い被写
体は、切換え前後においてモニター画面上で、常に白く
映出されるものである。
、入力光が等しければアンプ13,14.15に供給さ
れる信号のレベルは切換え前後において互いに等しくな
り、改めて、白バランス補正回路9で白バランス調整用
のスイッチ19をオンにして、調整をし直すような手間
は全く必要とせず、補正フィルタを切換えても白い被写
体は、切換え前後においてモニター画面上で、常に白く
映出されるものである。
第4図及び第5図は、この考案装置の要部の他の例で補
正フィルタが4枚の場合の例である。
正フィルタが4枚の場合の例である。
第4図は、その色温度変換フィルタ装置2の一例で、3
1,32.33及び34は、第1.第2.第3及び第4
の補正フィルタで、軸30を中心に回転して、撮像レン
ズ1と色分解光学系3との間の光路中に補正フィルタ3
1.32,33.34が選択的に挿入されるようにされ
る。
1,32.33及び34は、第1.第2.第3及び第4
の補正フィルタで、軸30を中心に回転して、撮像レン
ズ1と色分解光学系3との間の光路中に補正フィルタ3
1.32,33.34が選択的に挿入されるようにされ
る。
そして、この例では、これら補正フィルタを囲む2本の
リング領域35.36に、図において斜線で示すように
、一方のリング領域35には、その互いに対向する90
°範囲を導電電極部分とすると共に、他方のリング領域
36には、その180°角範囲の一方を導電電極部分と
して、これら導電電極部分はそれぞれ接地する。
リング領域35.36に、図において斜線で示すように
、一方のリング領域35には、その互いに対向する90
°範囲を導電電極部分とすると共に、他方のリング領域
36には、その180°角範囲の一方を導電電極部分と
して、これら導電電極部分はそれぞれ接地する。
そして、スイッチ装置4としては、ブラシ44及び45
を設け、これらブラシ44及び45がリング領域35及
び36に接触するようにしておく。
を設け、これらブラシ44及び45がリング領域35及
び36に接触するようにしておく。
このようにすれば、第4図に示すように、補正フィルタ
31が光路中に挿入される状態のときは、ブラシ44及
び45はともに接地されず、補正フィルタ32が光路中
に挿入されるときは、ブラシ44のみが接地され、補正
フィルタ33が光路中に挿入されるときは、ブラシ45
のみが接地され、補正フィルタ34が光路中に挿入され
るときは、ブラシ44と45がともに接地されることと
なり、補正フィルタ31.32.33及び34の切換え
に応じてスイッチ装置4が切換えられる。
31が光路中に挿入される状態のときは、ブラシ44及
び45はともに接地されず、補正フィルタ32が光路中
に挿入されるときは、ブラシ44のみが接地され、補正
フィルタ33が光路中に挿入されるときは、ブラシ45
のみが接地され、補正フィルタ34が光路中に挿入され
るときは、ブラシ44と45がともに接地されることと
なり、補正フィルタ31.32.33及び34の切換え
に応じてスイッチ装置4が切換えられる。
第5図は、この色温度変換フィルタ装置2を使用した場
合の例えば減衰器10の減衰量の切換えを制御する回路
の一例で、補正フィルタの切換えに応じたブラシ44及
び45の上述した4通りの状態に応じて、デコーダ29
Dよりは4通りの出力が得られ、これによりリレー10
Ll、10 L2.10 L3及び10L4に選択的
に電流が流れるようにされて、これにより抵抗104.
105.106.107及び108が適宜選択的に信号
伝送路に挿入されて、減衰器10の減衰量(利得)が補
正フィルタの利得特性に応じて切換えられる。
合の例えば減衰器10の減衰量の切換えを制御する回路
の一例で、補正フィルタの切換えに応じたブラシ44及
び45の上述した4通りの状態に応じて、デコーダ29
Dよりは4通りの出力が得られ、これによりリレー10
Ll、10 L2.10 L3及び10L4に選択的
に電流が流れるようにされて、これにより抵抗104.
105.106.107及び108が適宜選択的に信号
伝送路に挿入されて、減衰器10の減衰量(利得)が補
正フィルタの利得特性に応じて切換えられる。
以上述べたようにして、この考案によるカラー撮像装置
によれば、色温度変換フィルタ装置と白バランス補正回
路の前段に設けた減衰器とを連動させたので、色温度変
換フィルタ装置での補正フィルタの切換え前後において
、白バランス補正回路を調整し直さなくてもよく、白バ
ランス調整作業が簡略化される。
によれば、色温度変換フィルタ装置と白バランス補正回
路の前段に設けた減衰器とを連動させたので、色温度変
換フィルタ装置での補正フィルタの切換え前後において
、白バランス補正回路を調整し直さなくてもよく、白バ
ランス調整作業が簡略化される。
しかも、このように、両者を連動させることによって、
白バランス補正回路によって、適正動作点が大きく動い
たものが、単に色温度変換フィルタ装置の補正フィルタ
を切換えるだけの簡単な操作で、適正動作点に戻すこと
ができる。
白バランス補正回路によって、適正動作点が大きく動い
たものが、単に色温度変換フィルタ装置の補正フィルタ
を切換えるだけの簡単な操作で、適正動作点に戻すこと
ができる。
従って、撮像装置としてのダイナミックレンジが拡大す
ることになる。
ることになる。
なお、図の例では撮像部にCCDを用いた例について述
べたが、撮像部にはビジコン管等の撮像管を使用するこ
ともできる。
べたが、撮像部にはビジコン管等の撮像管を使用するこ
ともできる。
さらに、撮像部は図の例のようにCCDを3素子(ある
いは撮像管を3管)用いる場合だけでなく、2素子(2
管)さらには1素子(単管)の場合にも本考案が適用で
きることはいうまでもない。
いは撮像管を3管)用いる場合だけでなく、2素子(2
管)さらには1素子(単管)の場合にも本考案が適用で
きることはいうまでもない。
さらに、図の例の減衰器10,11.12の減衰量切換
用のスイッチとしてはリレーの代わりに半導体アナログ
スイッチを用いることもできる。
用のスイッチとしてはリレーの代わりに半導体アナログ
スイッチを用いることもできる。
第1図はこの考案によるカラー撮像装置の一例の系統図
、第2図はその要部の一例の回路図、第3図はその要部
の動作を説明するための図、第4図及び第5図はその要
部の他の例を説明するための図である。 1は撮像レンズ、2は色温度変換フィルタ装置、3は色
分解光学系、9は自バランス補正回路、10,11゜1
2は減衰器、13,14.15は利得制御アンプ、29
は制御回路、2F及び31.32,33.34は色温度
補正フィルタである。
、第2図はその要部の一例の回路図、第3図はその要部
の動作を説明するための図、第4図及び第5図はその要
部の他の例を説明するための図である。 1は撮像レンズ、2は色温度変換フィルタ装置、3は色
分解光学系、9は自バランス補正回路、10,11゜1
2は減衰器、13,14.15は利得制御アンプ、29
は制御回路、2F及び31.32,33.34は色温度
補正フィルタである。
Claims (1)
- 光学的に色温度の補正を行う色温度補正フィルタを有す
る色温度変換フィルタ装置と、撮像部より得られる複数
の色信号のレベルを調整して上記複数の色信号のレベル
比が所定の比となるようにする自バランス補正回路と、
この自バランス補正回路の入力側に設けられる利得可変
回路とを有し、上記色温度変換フィルタ装置での上記色
温度補正フィルタの切換に連動して上記利得可変回路の
利得が制御され、上記白バランス補正回路に供給される
上記複数の色信号のレベル比が上記色温度補正フィルタ
の切換に無関係にほぼ一定になるようにされたカラー撮
像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11539677U JPS5822365Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | カラ−撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11539677U JPS5822365Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | カラ−撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5442426U JPS5442426U (ja) | 1979-03-22 |
JPS5822365Y2 true JPS5822365Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=29066989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11539677U Expired JPS5822365Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | カラ−撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822365Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56134894A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-21 | Sony Corp | White balance regulating circuit |
JPS58145288A (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-30 | Toshiba Corp | カラ−撮像装置 |
JPS59171390A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ホワイトバランス自動調整装置 |
-
1977
- 1977-08-29 JP JP11539677U patent/JPS5822365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5442426U (ja) | 1979-03-22 |
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