JP2801853B2 - 4板式固体撮像装置の信号出力の飽和レベル拡張方法 - Google Patents

4板式固体撮像装置の信号出力の飽和レベル拡張方法

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JP2801853B2
JP2801853B2 JP6042465A JP4246594A JP2801853B2 JP 2801853 B2 JP2801853 B2 JP 2801853B2 JP 6042465 A JP6042465 A JP 6042465A JP 4246594 A JP4246594 A JP 4246594A JP 2801853 B2 JP2801853 B2 JP 2801853B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像装置、特に被写
体像を赤、緑および青の3原色像に分解してそれぞれ固
体撮像素子によって受光し、赤、緑および青色信号を取
り出すようにした4板式固体撮像装置の信号出力の飽和
レベル拡張方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年固体撮像装置の解像度を向上するた
めに、緑色(G)チャネルに2枚の撮像素子を配置し、
これら2枚の撮像素子の間で空間画像ずらしを行うよう
にした4板式固体撮像装置が提案されている。このよう
な4板式固体撮像装置は、例えば特開昭60-154781 号公
報、特開平5-129513号公報及びNHK 放送技術研究所1993
年公開技報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
4板式固体撮像装置では解像度は向上するが、固体撮像
装置の重要な性質の一つであるレンズへの入射光量に対
する信号出力の飽和レベルが制限される欠点がある。こ
のように4板式固体撮像装置において飽和出力が限定さ
れる理由について、以下説明する。
【0004】結像した光を撮像素子が電気信号に変換し
てこれを出力する際、この電気信号のレベルは撮像素子
に入力した光量に比例する。すなわち、弱い光はレベル
の低い信号に、強い光はレベルの高い信号にそれぞれ変
換される。しかしながら、このような比例関係が常に成
立するわけでなく、ある一定以上の光量が入射すると、
電気信号のレベルは入射光量に比例せずに一定のレベル
となる。図1に、固体撮像素子への入射光量と固体撮像
素子の出力信号のレベルとの関係を示す。出力信号のレ
ベルが入射光量に比例する領域を線型領域といい、また
入射光量が増大しても出力信号のレベルが一定値以上に
増大しない領域は飽和領域と呼ばれ、線型領域から飽和
領域に変化する飽和入射光量は各撮像素子の構造等から
製造時に決定される。
【0005】図2は、従来の3板式固体撮像装置の概略
構成図である。このような3板式固体撮像装置では、被
写体の像を対物レンズ10によって形成し、これを3色
分解プリズム11によって赤、緑および青色像に分解
し、これらの色画像をそれぞれCCD12R,12Gお
よび12Bによって撮像する。この際、通常スタジオ等
で用いられる色温度3000°K前後の光源の下ではC
CD12R,12Gおよび12Bに入射する光量は、3
色分解プリズム11の特性により赤色光と緑色光とはほ
ぼ同一量となり、青色光は赤色光または緑色光のほぼ1/
3 〜1/4 となる。この固体撮像装置で被写体像を撮影す
る場合、被写体の光量を増加させていくと、最初にCC
D12Rおよび12Gが飽和し、次にCCD12Bが飽
和する。このようにCCD間で飽和するタイミングが異
なる場合、いずれかのCCD(この場合はCCD12R
および12G)が飽和した後光量をそれ以上増加させる
とそれぞれの色の被写体像の光量レベルと対応したCC
Dの出力レベルとの比例関係が崩れ、色の再現性が劣化
することになる。例えば白色の被写体像を撮影し、光量
を増加させた場合、いずれかのCCD(この場合はCC
D12Rおよび12G)が飽和した後光量をそれ以上増
加させると白色の被写体像が着色して再現されることに
なる。
【0006】このような着色を防ぐために、図2に示す
従来の装置ではCCD12R,12Gおよび12Bに対
してホワイトクリップ回路13R,13Gおよび13B
がそれぞれ設けられている。ホワイトクリップ回路13
R,13Gおよび13Bは、固体撮像装置の信号処理系
に各色の撮像装置出力のうち最初に飽和するCCD(こ
の場合はCCD12Rおよび12G)の出力の最大値に
合わせて、他のCCD(この場合はCCD12B)の最
大出力レベルを同一に制限するものである。また、ホワ
イトクリップ回路13R,13Gおよび13Bのクリッ
プ点は通常調整可能であり、これらのクリップ点は、白
色の被写体を撮像して入射光量を増加させた後CCD1
2R,12Gおよび12Bのうち最初に飽和点に達する
CCD(この場合はCCD12Rおよび12G)の飽和
点に設定される。したがって3板式固体撮像装置の場
合、CCD12R,12Gおよび12Bの内、最も入射
光量の比率の高いCCD12Rおよび12Gによって飽
和量は制限される。
【0007】CCD12R,12Gおよび12Bから得
られる赤、緑および青色信号をそれぞれ、クリップ点を
赤および緑色信号の飽和点に設定したホワイトクリップ
回路13R,13Gおよび13Bと、信号処理回路14
R,14Gおよび14Bとを通して輝度マトリックス回
路15に供給し、ここで予め決められた比率で混合して
輝度信号を作成する。
【0008】図3は、従来の4板式固体撮像装置の概略
構成図である。この4板式固体撮像装置は、被写体像を
対物レンズ20によって形成し、これを4分光プリズム
21によって赤、緑および青色像に分解し、さらに緑色
像をハーフミラー21aによって二つの画像に分解する
ようにしたものである。また、CCD22G−1および
22G−2の受光素子は、その配列間隔のほぼ半分だけ
水平走査方向に互いにずらし、分割された緑色光を受光
するようにそれぞれ配置されている。分解された緑色光
がそれぞれCCD22G−1および22G−2にそれぞ
れ入射された後、これによって得られる画像信号が加算
器26にて合成される。したがって緑色信号の感度が損
なわれることはない。
【0009】このような4板式固体撮像装置では緑色光
が2等分割されるため、CCD22G−1および22G
−2にそれぞれ入射される光量は、図3の3板式固体撮
像装置のCCD12Gに比べて1/2 となる。この際一つ
のCCDの飽和量は変化しないため、緑色光を受光する
各CCDの飽和量は3板式固体撮像装置の場合に比べて
2倍となる。しかしながら赤色光については、緑色光と
同様の光量が入射するにもかかわらず3板式固体撮像装
置と変わらないため、このような4板式固体撮像装置の
飽和量は赤色光によって制限されることになり、このま
までは3板式固体撮像装置と変わらないこととなる。す
なわち、3板式から4板式に変えても固体撮像装置とし
ての飽和量は変わらないことになり、この飽和量に関し
ては4板式とした効果が何ら得られない欠点がある。
【0010】本発明の目的は、それぞれの色の被写体像
の光量レベルと対応した撮像素子出力レベルとの比例関
係を崩すことなく飽和出力を拡張することができる4板
式固体撮像装置の飽和出力拡張方法を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による4板式固体
撮像装置の信号出力の飽和レベル拡張方法は、4板式固
体撮像装置の信号出力の飽和レベルを拡張するに当た
り、被写体像を、色分解光学系を介して赤、緑および青
の3原色の像に分解するとともに緑色像をさらに2分割
して四つの画像とし、2分割された緑色像を、受光素子
がその配列間隔のほぼ半分だけ水平走査方向に互いにず
らして配置された第1および第2の固体撮像素子で受光
し、青色像を第3の固体撮像素子で受光するとともに、
光量を減少させた赤色像を第4の固体撮像素子で受光
し、前記第1および第2の固体撮像素子からの第1およ
び第2の画像信号を合成して得られる緑色信号と、前記
第3の固体撮像素子から得られる青色信号と、前記第4
の固体撮像素子から得られる赤色信号とを、輝度マトリ
ックスにおいて合成して輝度信号を作成することを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】本発明による4板式固体撮像装置の信号出力の
飽和レベル拡張方法では、被写体像を色分解光学系で、
赤、緑および青の3原色の像に分解するとともに緑色像
をさらに2分割して四つの画像とする。2分割された緑
色像を、受光素子がその配列間隔のほぼ半分だけ水平走
査方向に互いにずらして配置された第1および第2の固
体撮像素子で受光し、青色像を第3の固体撮像素子で受
光し、赤色像を第4の固体撮像素子で受光するが、この
赤色像の光量は、例えば色分解光学系の赤色像を出力す
る面にニュートラルデンシティフィルタまたは赤色の透
過光量を減少させるフィルタを配置することによって減
少させる。
【0013】ここで、被写体像を形成するレンズの前面
または直後に赤色光の光量のみを減少させる理想的なフ
ィルタを挿入しても本発明と同様の効果が得られるはず
であるが、実際には赤色の一定領域の波長のみの光量を
減少させる光学的フィルタを得るのは困難である。レン
ズの前面または直後にフィルタを配置する場合には他の
色のチャネルにも影響が及ぼされるため、本発明と同等
の効果を得ることは困難である。
【0014】通常スタジオ等で用いられる色温度300
0K前後の光源の下では、色分解光学系によって分解さ
れた各色の光量は、色分解光学系の性質により赤色光と
緑色光がほぼ同一量となり、青色光は赤色光または緑色
光の1/3〜1/4 となるが、緑色光の光量を2分割するた
めこの光量が2分割しない場合の1/2 となり、さらに赤
色光の光量を減少させているため、固体撮像素子に入射
する各色の光量の比率は従来の3板式または4板式固体
撮像装置の場合よりも等しい比率に近くなる。例えば、
従来の3板式の赤、緑、青の各チャネルの固体撮像素子
に入射する光量の比率が1:1:1/3 とした場合、従来の4
板式では緑の固体撮像素子に入射する光量は1/2 となる
が、赤の固体撮像素子に入射する光量は変わらないた
め、赤、緑、青の各チャネルの固体撮像素子に入射する
光量の比率は2:1:2/3 となり、本発明では、緑の固体撮
像素子に入射する光量は1/2 となり、赤の固体撮像素子
に入射する光量をニュートラルデンシティフィルタで1/
2 に減少させたとすると光量の比率は1:1:2/3 となり、
その比率が1に近づく。
【0015】固体撮像装置の飽和出力は上述したように
最も入射光量の比率の高い固体撮像素子によって制限さ
れるので、各固体撮像素子に入射する光量の比率が1に
近づく本発明の方式により固体撮像装置の飽和出力が拡
張される。したがって、被写体像の光量レベルと対応し
た撮像素子出力レベルとの比例関係が崩れることなく各
固体撮像素子の入射光量を、飽和量付近まで増加させる
ことができ、同一の固体撮像素子を用いた従来の固体撮
像装置に比べて飽和出力を拡張することができる。
【0016】
【実施例】本発明による4板式固体撮像装置の信号出力
の飽和レベル拡張方法を図面を参照して説明する。図4
は、本発明による飽和出力拡張方法を用いた4板式固体
撮像装置の概略構成図である。この4板式固体撮像装置
は、従来の4板式固体撮像装置にND(Neutral Densit
y) フィルタ37を、色分解プリズム31とCCD32
Rとの間に挿入したものである。この色分解プリズム3
1は、対物レンズ30によって形成される被写体像を
赤、緑および青色像に分解し、さらに緑色像をハーフミ
ラー31aによって二つの緑色像に分解する。分解され
た緑色像は、受光素子がその配列間隔のほぼ半分だけ水
平走査方向に互いにずれ、分割された緑色光を受光する
ように配置されたCCD32G−1および32G−2に
それぞれ入射し、CCD32G−1および32G−2か
ら得られる画像信号が加算器36にて合成される。した
がって緑色信号の感度が損なわれることはない。なお、
NDフィルタ37の挿入によって赤色チャネルすなわち
CCD32Rの光路長が他のチャネルの光路長とズレが
生じないように、このための調整が施されている。
【0017】このような4板式固体撮像装置では緑色光
は2等分されるため、CCD32G−1および32G−
2にそれぞれ入射する光量は、図2に示す3板式固体撮
像装置のCCD12Gに比べて1/2 となる。この際一つ
のCCDの飽和量は変化しないため、緑色光の飽和量は
3板式固体撮像装置の場合に比べて2倍となる。一方赤
色光は、NDフィルタ37によって光量が減少した後に
CCD32Rに入射する。すなわちCCD32Rで受光
される赤色光の光量は減少する。
【0018】色分解プリズム31によって分解された各
色の光量は、色分解プリズムの性質により赤色光および
緑色光がほぼ同一量となり、青色光が赤色光または緑色
光の1/3〜1/4 となるが、緑色光の光量を2分割するた
め光量が2分割しない場合の1/2 となり、赤色光の透過
光量をNDフィルタ37によって減少させているため、
CCD32R,CCD32G−1,CCD32G−2お
よびCCD32Bに入射する各色の光量の比率は従来の
3板式または4板式固体撮像装置の場合よりも等しい比
率に近くなる。すなわち、白色像を撮像した場合、対物
レンズ30への入射光量に対してのCCD32R、32
G−1、32G−2および32Bそれぞれの固体撮像素
子が動作する線形領域が近づく。したがって、被写体像
のレベルと、これと対応したCCD32R,CCD32
G−1,CCD32G−2およびCCD32Bの出力レ
ベルとの比例関係が崩れることなく、CCD32R,C
CD32G−1,CCD32G−2およびCCD32B
それぞれへの入射光量を、飽和点付近まで増加させるこ
とができ、同一のCCDを用いた従来の固体撮像装置に
比べて飽和出力を拡張することができる。
【0019】図4に示す本発明の4板式固体撮像装置に
おいて、CCD32Rへの赤色光の入射光量はNDフィ
ルタ37によって減少するが、CCD32Rの絶対的な
飽和量は変わらない。したがって赤色光の飽和点は、N
Dフィルタ37を挿入しない場合に比べて上昇する。上
昇の割合は、NDフィルタ37の光透過率に依存する。
図1の4板式固体撮像装置においては、CCD32Rの
飽和出力とCCD32G−1およびCCD32G−2の
飽和出力とが同一となるように、NDフィルタ37の光
透過率を設定すれば、4板式固体撮像装置全体の飽和出
力を拡張することができる。
【0020】上述した実施例のように赤色光の透過光量
を減少させることなく、3板式固体撮像装置または従来
の4板式固体撮像装置で飽和出力を拡張しようとする場
合、R,GおよびBの全ての信号処理系の増幅率を上
げ、色分解光学系への入射光量に対するそれぞれの撮像
素子への入射光量を全体的に減少させる方法があるが、
この場合増幅率の増加がR,GおよびBの全てのチャネ
ルにおいて行われるために、増幅率の上昇分だけ撮像装
置のノイズ成分が上昇してしまうことになり不都合であ
る。
【0021】本例において、色分解プリズム31とCC
D32Rとの間にNDフィルタ37を挿入することによ
りRチャネルの感度が低下し、CCD32Rの信号出力
が減少する。したがってR,G,Bのバランスを保つた
めにRチャネルの信号処理系の増幅率を上げる必要があ
り、RチャネルのS/Nが低下する。一方、固体撮像装
置のS/Nは輝度信号で判断される。輝度信号におけ
る、R,G,B信号の比はHDTV信号の場合には、
【数1】 Y=0.2125R+0.7154G+0.0721B であり、Rチャネルは全体の2割にすぎず、Rチャネル
のS/N低下分が固体撮像装置全体のS/N低下に大き
く影響しない。
【0022】本例において、NDフィルタ37を取り外
し自在にすることにより低照度時のRチャネルのS/N
比を上げることができる。この場合、NDフィルタ37
を取り外すとともにRチャネルのゲインを連動して下
げ、かつ、光路長が変わらないようにNDフィルタ37
と同一の屈折率の板を代わりに挿入する。
【0023】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、幾多の変形および変更が可能である。上述し
た実施例では、赤色光の透過率を減少させるためにND
フィルタを用いたが、代わりに赤色光の透過率の低い硝
材を用いたり、色分解プリズムに赤色光の反射率を変え
たダイクロック膜を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】上述したように本発明による4板式固体
撮像装置の信号出力の飽和レベル拡張方法によれば、被
写体像のレベルと対応した撮像素子出力レベルとの比例
関係が崩れることなく各固体撮像素子の入射光量を、飽
和量付近まで増加させることができるため固体撮像装置
としての最大許容入射光量を増加させることができ、し
たがって同一の固体撮像素子を用いた従来の3板式また
は4板式固体撮像装置に比べて飽和出力を拡張すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体撮像素子への入射光量と固体撮像素子の信
号出力との関係図である。
【図2】従来の3板式固体撮像装置の概略構成図であ
る。
【図3】従来の4板式固体撮像装置の概略構成図であ
る。
【図4】本発明による信号出力の飽和レベル拡張方法を
用いた4板式固体撮像装置の概略構成図である。
【符号の説明】
30 対物レンズ 31 色分解プリズム 31a ハーフミラー 32R,32G−1,32G−2,32B CCD 33R,33G,33B ホワイトクリップ回路 34R,34G,34B 信号処理回路 35 輝度マトリックス回路 36 加算器 37 NDフィルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4板式固体撮像装置の信号出力の飽和レ
    ベルを拡張するに当たり、 被写体像を、色分解光学系を介して赤、緑および青の3
    原色の像に分解するとともに緑色像をさらに2分割して
    四つの画像とし、 2分割された緑色像を、受光素子がその配列間隔のほぼ
    半分だけ水平走査方向に互いにずらして配置された第1
    および第2の固体撮像素子で受光し、青色像を第3の固
    体撮像素子で受光するとともに、光量を減少させた赤色
    像を第4の固体撮像素子で受光し、 前記第1および第2の固体撮像素子からの第1および第
    2の画像信号を合成して得られる緑色信号と、前記第3
    の固体撮像素子から得られる青色信号と、前記第4の固
    体撮像素子から得られる赤色信号とを、輝度マトリック
    スにおいて合成して輝度信号を作成することを特徴とす
    る4板式固体撮像装置の信号出力の飽和レベル拡張方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記色分
    解光学系の赤色像を出力する面にニュートラルデンシテ
    ィフィルタまたは赤色の透過光量を減少させるフィルタ
    を配置して赤色光の光量を減少させることを特徴とする
    4板式固体撮像装置の信号出力の飽和レベル拡張方法。
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