JPS58222745A

JPS58222745A - ブラシレスモ−タ

Info

Publication number: JPS58222745A
Application number: JP10216882A
Authority: JP
Inventors: Junpei Inagaki; 純平稲垣
Original assignee: Shibaura Engineering Works Co Ltd
Current assignee: Shibaura Mechatronics Corp
Priority date: 1982-06-16
Filing date: 1982-06-16
Publication date: 1983-12-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本考案は、製造が容易で効率の良好なブラシレスモータ
の構造に関する。

近年工業用ロボット等に用いられるモータ・は、制御容
易なブラシレスモータが好んで用いられる。

しかしながら、この種モータは、種々の形状が要求され
ると共に小形で高効率が求められるため製造価格が高く
なるといった問題を有していた。

特に、小形や細長い形状になると巻線等の都合から製造
上の問題があって価格が高くなるといった問題を有して
いた。

本発明は、このような事情に鑑みてなされｌｃものであ
り、種々の形状に容易に対応出来、しかも高効率が得ら
れるブラシレスモータを提供づることを目的としている
。

以下、本発明を図面に示された一実施例に−しとずいて
説明すると第１図は、本発明の一実施例を示したブラシ
レスモータの縦断面図であり、第２図は、その要部縦断
面図である。

第１図において、ブラシレスモータは、筒形コイル１の
外周に磁性線材２が巻層されており、樹脂でモールドさ
れたフレーム３が構成されて固定子４を成している。

そして、筒形コイル１の内側には、永久磁石Ｌ１−夕５
が内装されておりフレーム４の両端に設けられたベアリ
ング用のブラケット６．７によって回転するよう支えら
れている。

第２図において、ブラシレスモータは、筒形コイル１の
外周に磁性線材２が巻層されており、磁性線材２の相互
間の空間には磁性粉体８が備えられている。

このような磁性粉体８は、磁性線材２が筒形コイル１の
外周に巻層される際に、同時に備えられるものであり、
磁性線材２を巻層する工程で磁性線材２に予め付着させ
ておくか、あるいは巻層中に吹付る等の方法がある。

あるいは、フレーム３を樹脂でモールドする際、その樹
脂中に磁性粉体８を渡合してから、注型モールドするこ
とによって、磁性粉体８を樹脂と共に磁性線材２の相互
の空間に圧入づることも出来る。

磁性粉体８は、形態が粉であり固定子４の製造方法によ
っては線材相互間に止らないことがあるため、必要によ
って接着材を混合するなどして線材間に備えやすくする
。

すなわち、磁性粉体８を粉体では扱いが面倒であるため
接着材や樹脂等のような粉体を適度な粘土状（ペースト
状〉にすることの出来る補助材を用いて扱いやずくする
。

このようにして、磁性線材の線材間の空隙を磁性粉体で
充満することによって、磁気抵抗を減少し、モータの特
性を向上することが出来る。

そして、このような補助材を用いて粘土状に構成した後
、磁性線材２の表面に予め付着させておくか、あるいは
巻層の工程中に層間に吹付けるが、あるいは注型モール
ドする等の処理を施すことでも可能である。

特に、線材の表面に予め一様に付着させておき、巻層す
ると磁性粉体８のペーストが硬化する前であれば巻層の
圧力によって変形し隙間がなくなる。

このため、磁気抵抗の原因となる線間の空間がなくなり
効率を向上させることになる。

特に、接着材を用いると後に硬化するためフレーム３を
樹脂でモールドする際、磁性粉体８が外れるといった問
題が避けられ都合がよい。

勿論、用途によっては、磁性粉体８の接着材の効果によ
って外形が安定なものになれば、樹脂によるモールドを
必要とするものではなく、磁性粉体８の付着した磁性線
材２を巻層したことのみで硬化完成させることも可能で
ある。

また、磁性粉体８は、磁性線材２をスパイラル状に巻層
Ｊ“る過程において、格層の間に吹付けて介在させても
よく、磁性線材２を一度緻密に巻付ければ外側へ洩れて
出ることはなく接着材等の補助材を用いなくとも構成可
能である。

勿論、乾いた粉体の状態で磁性粉体８を線材の間に介在
させなくとも、障害のない揮発材を用いて粘土状にし塗
装する如く吹付けてもよい。

このような磁性線材２および磁性粉体８は、磁気的特性
のよいアモルファス合金を用いることが出来、モータ特
性をきわめて向上させることが出来る。

すなわち、アモルファス合金は、その製造の特質から製
造過程での冷却効果を十分１９られる形状に限定される
が、本発明の構成では、固定子４の鉄心となる部分に線
材を用い、その線間に生じる隙間には粉体を用いるため
、いずれも容易にアモルファス合金を採用することが出
来る。

特に、粉体に樹脂や接着材を混合して用いることは、製
造工程をきわめて有利にづると共に樹脂や接着材の効果
を利用すれば固定子４の構成がきわめて簡単になること
も効果的である。

このように構成される固定子４は、筒形コイル１の内側
に円筒状の治具を用いて成せば、その治具を回転させる
ことが出来るため筒形コイル１の整形および磁性線材２
の巻層が容易になると共に樹脂でモールドする際にもき
わめて都合がよい゛。

このような治具を筒形コイル１に用いる際、治具と筒形
コイル１との間に簡単な剥離材を施せば治具の抜取りが
容易になり製造の都合がよい。

また、ブラシレスモータに必要な位置検出器は、筒形コ
イル１と磁性線材２との間に介在させてもよいが、フレ
キシブルプリント基板を用いて筒形コイル１の内側に設
けてもよく、この場合、筒形コイル１の補強と冶具から
の剥離に利用することが出来る。

このように固定子４が構成出来た後は、ブラケッ１−６
．７と共に永久磁石ロータ５を装着して完成させる。

固定子４は、所定の寸法の筒形コイル１を形成すれば磁
性線材２が線材の巻層で構成されるため形状や大きさに
関係なく容易に製造出来、異なる形状および出力に容易
に対応して製造することが出来る。

また、磁性線材２の巻層と樹脂モールドとの関係から外
形すなわち取り付は形状を任意の形状にすることが出来
る。

このことは、例えば磁束が固定子４の中心に集る傾向が
あるため、この磁束の多くなる部分に磁性線Ｕ２を多く
巻層して紡錘状のブラシレスモータをも形成することが
出来る。

以上、説明の通り、本考案によれば磁性線材の巻層と共
に磁性粉体を線材の隙間に介在させたため、きわめて効
率の高い、しかも任意形状のブラシレスモータを１ｑる
ことが出来、その効果は産業上きわめて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示したブラシレスモータ
の縦断面図であり、１４２図は、その要部縦断面図であ
る。１・・・・・・筒形コイル、　　２・・・・・・磁性線
材、５・・・・・・永久磁石ロータ。特許出願人株式会社芝浦製作所 ′４Ｉ図革２図／／柑涜七和人手続補正書く方式）％式％１、事件の表示昭和５７年特許願第１０２１６８号２、発明の名称ブラシレスモータ３、補正をする者事件との関係　　特許出願人住所　東京都港区赤坂１丁目１番１２号冴（フラ　℃イ
　リフ　ンヨ名称　＜２４２）株式会社芝浦製作所４、補正命令の日付自発補正５、補正の対象願書および明細書６、補正の内容

Claims

【特許請求の範囲】（１）筒形コイルの外周に磁性線材を巻層づると共に線
材間に磁性粉体を備えて固定子を形成し、永久磁石ロー
タを内装してなるブラシレスモータ。（２）磁性線材にアモルファス合金を用いたことを特徴
とする特許ラシレスモータ。（　３　）　Ｉｉ磁性粉体アモルファス合金を用いたこ
とを特徴とする前記特許請求の範囲第１項または第２項
記載のブラシレスモータ。（４）磁性粉体を予め混合した樹脂でモールドし磁性線
材間に充填して備えたことを特徴とＪる前記特許請求の
範囲第１項、第２項または第３項記載のブラシレスモー
タ。