JPS58221716A - 車両用冷房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車両用冷房装置の配風の改良に関するもので
ある。

従来この種の装置として第１図に示すものがあった。

図に於いて１は車両、２は車両の屋根上に搭載された冷
房装置、３は車両内天井部の技手方向に配置したダクト
、４はダクトの下面に適当に配置して取付けられた吹出
口である。該吹出口より吹出す冷風は矢印の如く車両内
側面網棚部近傍に向けて吹出すのが一般的である。

６はダクトの一部を区切って設けた扇風機室、５は該扇
風機室に収納した扇風機である。

上記構成において冷房装置２で作り出された冷風はダク
ト３の吹出口４よＩ）車両内側面網棚部近傍に向けて吹
外出され、この冷風が座席客頭部に触れて乗客に涼感を
与える。又立春が多い場合扇風機５を運転し、よって得
られる風速２〜４ｍ／ｓの風を立冬頭部に吹き付けて立
春に涼感を与えるようにしている。

従来の冷房装置は以上のように構成されているので （１）　　扇風機室部のダクト有効面積が小さくなりダ
クト抵抗が増加する。

（２）　　扇風機と立春頭部とが近接しており扇風機の
強風が立冬頭部に当り頭髪を大きく乱すなど不快感を与
えることもある。

（３）　　扇風機が客室に出っばり車内高さが低くなる
等の欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので扇風機を車両内側面ＷＩ＠部近傍に
取付けることによりスッキリと車両内をまとめることが
できる冷房装置を提供することを目的としている。

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第２図に於いて１は車両、２は車両屋根に搭載された冷
房装置、３は車両内天井部の長手方向に配置したダクト
、４はダクトの下面に取付けられた吹出口、５は車両内
側面網棚高さ近傍に取付ミチた扇風機である。尚前記吹
出口４より吹出す冷風は車両内側面に取付けた扇風機５
に向けて吹出すようにしている。

冷房装置１で作り出された冷風はダクト３より車両内側
面ｖＡ＠部近傍の扇風ｆｉ５にこ向けて吹出される。乗
客人数の少ない座席客ばかりなどの時はこの冷風°はそ
のまま車側面に沿って座席客頭部へと流れる。

ラッシュ時のように立春の多い時は扇風Ｗ１５を運転し
この冷風を扇風機により客室中央に向けて水平に流して
やる。こうすれば車外を見つめている立春の顔面に冷風
を振りかけることができ満員で苛立った乗客に涼感を与
える効果がある。

尚上記実施例では扇風機５はプロペラファンを設けたも
のを図示したが水平方向ｌこ首を振るサイクルファンや
ライン７０−ファンを設けても良い。

以上のようにこの発明によれば車両内側面＃ｉＡ棚部近
傍に扇風機を設け、天井に取付けｔこダクトより吹出す
冷風を扇風機に向けて流すように構成したので車両内が
スッキリよとま１）又乗客サービスにも効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷房装置を搭載した車両の断面図で第２
図はこの発明の一実施例による冷房装置を搭載した車両
の断面図である。 １・・・車両　　　　　　２・・・冷房装置３・・・ダ
クト　　　　　　４・・・吹出口５・・・扇風機　　　
　　６・・・扇風機室代理人葛野信−ＣＩ７：、◇・ｌ
沼ｐ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両内天井部の中央長手方向にダクトを配置すると共に
   、車両内側面網棚高さ近傍に扇風機を配置し、冷気をダ
   クトより扇風機に向けて吹き出させ、更に扇風機により
   冷気を客室中央に向けて水平に吹き出すように構成した
   ことを特徴とする車両用冷房装置。