JPS58221249A - Ｚｎ−Ａｌ−Ｚｒ系溶融メツキ用合金 - Google Patents
Ｚｎ−Ａｌ−Ｚｒ系溶融メツキ用合金Info
- Publication number
- JPS58221249A JPS58221249A JP10289082A JP10289082A JPS58221249A JP S58221249 A JPS58221249 A JP S58221249A JP 10289082 A JP10289082 A JP 10289082A JP 10289082 A JP10289082 A JP 10289082A JP S58221249 A JPS58221249 A JP S58221249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- corrosion resistance
- hot dipping
- plating
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶融メッキ用亜鉛合金に係り、さらに詳しくは
耐蝕性および密着に優れたＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッ
キ用合金に関する。
耐蝕性および密着に優れたＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッ
キ用合金に関する。
近年、鉄鋼材料の亜鉛メッキ製品の用途は増々拡大して
おり、特に構造用鋼材の軽量化に伴う板厚削減を達成せ
しめるため、耐蝕性および密着性 １− がより改善されたメッキ用合金が要望されている。
おり、特に構造用鋼材の軽量化に伴う板厚削減を達成せ
しめるため、耐蝕性および密着性 １− がより改善されたメッキ用合金が要望されている。
亜鉛メッキ製品の耐蝕性を向上させる方法として亜鉛メ
ッキ付着量を増加させる方法および、耐蝕性改善に有効
といわれるＴｉ 、Ｚｒ、 Ｏｒ、 ｓｉ 等ｏ元素を
添加する方法が一般に採用されている。しかしながら、
合金メッキの場合、メッキ浴中の合金組成の安定性が悪
く、耐蝕性および密着性にバラツキを生ず欠陥を有して
いる。Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金が特開昭５
７−３５６７２号に開示されているが、該合金において
は大巾な耐蝕性の改善は期待できない。
ッキ付着量を増加させる方法および、耐蝕性改善に有効
といわれるＴｉ 、Ｚｒ、 Ｏｒ、 ｓｉ 等ｏ元素を
添加する方法が一般に採用されている。しかしながら、
合金メッキの場合、メッキ浴中の合金組成の安定性が悪
く、耐蝕性および密着性にバラツキを生ず欠陥を有して
いる。Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金が特開昭５
７−３５６７２号に開示されているが、該合金において
は大巾な耐蝕性の改善は期待できない。
本発明は、耐蝕性および密着性に優れ、かつ、作業性も
良好なＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金を提供する
ことを目的とする。
良好なＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金を提供する
ことを目的とする。
本発明者等は、前記目的を達成すべく鋭意研究の結果、
Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒ系合金において、ＡｔとＺｒとの組成
がある関係式で示される範囲にある時硬れた耐蝕性を示
すことを見出し本発明を完成した。
Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒ系合金において、ＡｔとＺｒとの組成
がある関係式で示される範囲にある時硬れた耐蝕性を示
すことを見出し本発明を完成した。
本発明は、Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒ系合金においてＡｔとＺｒ
との重量％で表す組成が ９− ｈｔ ＝ （３，５〜５．０ ） ＋Ｚｒ−Ｘ
−−−−・−・−（１）（式中Ｘは５〜１５の任
意の数を表す。）Ａｔ≦８．０ ０．１≦Ｚｒ≦０．６ の関係を有し、かつ、微量のＭｆを含有することを特徴
とするＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金である。
との重量％で表す組成が ９− ｈｔ ＝ （３，５〜５．０ ） ＋Ｚｒ−Ｘ
−−−−・−・−（１）（式中Ｘは５〜１５の任
意の数を表す。）Ａｔ≦８．０ ０．１≦Ｚｒ≦０．６ の関係を有し、かつ、微量のＭｆを含有することを特徴
とするＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金である。
本発明において、前記関係式（１）中のＸが５〜１５の
範囲にあるＡｔ、！： Ｚｒの組成関係を有するＺｎ
−Ａｔ−Ｚｒ系合金は、第１図に示すごとく塩水噴霧試
験において優れた耐蝕性を示す。Ｘの値が、５未満にお
いて耐蝕性が断滅する傾向を示し、１５を越えると酸化
速度が極めて大きくなるので好ましくない。Ａｔが８．
０チ越えるとメッキ浴の粘性が増大し、かつ、凝固温度
範囲が大きくなるため長時間の保持により熱分離を生じ
易＜１１１：ｂ好ましくない。またＺｒが０．６チを越
えるとメッキ浴温度が高くなり作業性が悪くなるので好
ましくない。さらにＭｆはＺｎ −Ａｔ系合金において
粒間腐蝕を防止するために通常添加される量が添加され
る。
範囲にあるＡｔ、！： Ｚｒの組成関係を有するＺｎ
−Ａｔ−Ｚｒ系合金は、第１図に示すごとく塩水噴霧試
験において優れた耐蝕性を示す。Ｘの値が、５未満にお
いて耐蝕性が断滅する傾向を示し、１５を越えると酸化
速度が極めて大きくなるので好ましくない。Ａｔが８．
０チ越えるとメッキ浴の粘性が増大し、かつ、凝固温度
範囲が大きくなるため長時間の保持により熱分離を生じ
易＜１１１：ｂ好ましくない。またＺｒが０．６チを越
えるとメッキ浴温度が高くなり作業性が悪くなるので好
ましくない。さらにＭｆはＺｎ −Ａｔ系合金において
粒間腐蝕を防止するために通常添加される量が添加され
る。
本発明はＺｎ−Ａｔ−Ｚｒ系合金においてＡｔとＺｒと
の組成を一定の関係の範囲とすることにより耐蝕性およ
び密着性の著しく改善された、またメッキ浴温度を低下
させたことにより作業性をも改善し得るＺｎ−Ａｔ−Ｚ
ｒ系溶融メッキ用合金を提供するものであり、その産業
的意義は極めて大きい。
の組成を一定の関係の範囲とすることにより耐蝕性およ
び密着性の著しく改善された、またメッキ浴温度を低下
させたことにより作業性をも改善し得るＺｎ−Ａｔ−Ｚ
ｒ系溶融メッキ用合金を提供するものであり、その産業
的意義は極めて大きい。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。ただ
し、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
し、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
実施例
板厚０．３ ｍの冷延鋼板を６チ苛性ソーダ水溶液で脱
脂し、６チ塩酸で酸洗し、さらに水洗した後ＩＱ ｃｌ
、 ＮＨ４０ｔ−ＺｎＣｌ２（ただしＮＨ４０ｔ／Ｚｎ
０４ ” ３ ／ １ ）水溶液に浸漬した。該鋼板を
電気炉内で乾燥後第１表中に示すＡｔおよびＺｒ組成の
Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒメッキ浴にさらにＭｆｏ、０４％を添
加した中に１０秒間浸漬し引き上げてメッキ鋼板を得た
。該メッキ鋼板の塩水噴霧試験による腐蝕速度（ｔ／ｌ
ｒ？ｈ ）および繰返し曲げ試験によるメッキ被膜はく
離までの回数を比較例と共に第１表中に示す。
脂し、６チ塩酸で酸洗し、さらに水洗した後ＩＱ ｃｌ
、 ＮＨ４０ｔ−ＺｎＣｌ２（ただしＮＨ４０ｔ／Ｚｎ
０４ ” ３ ／ １ ）水溶液に浸漬した。該鋼板を
電気炉内で乾燥後第１表中に示すＡｔおよびＺｒ組成の
Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒメッキ浴にさらにＭｆｏ、０４％を添
加した中に１０秒間浸漬し引き上げてメッキ鋼板を得た
。該メッキ鋼板の塩水噴霧試験による腐蝕速度（ｔ／ｌ
ｒ？ｈ ）および繰返し曲げ試験によるメッキ被膜はく
離までの回数を比較例と共に第１表中に示す。
なお塩水噴霧試験はＪ工Ｓ Ｚ −２３７１に準拠し、
７２時間の塩水噴霧後５０℃の５多酢酸アンモニウム水
溶液に加秒間浸漬して錆を除去した後、重量を測定し腐
蝕速度を算出した。また、繰返し曲げ試験の曲げ角度は
加変とした。
７２時間の塩水噴霧後５０℃の５多酢酸アンモニウム水
溶液に加秒間浸漬して錆を除去した後、重量を測定し腐
蝕速度を算出した。また、繰返し曲げ試験の曲げ角度は
加変とした。
比較例
実施例と同様に処理した鋼板を第１表中に示す組成のメ
ッキ浴に実施例と同様に浸漬しメッキ鋼板を得た。得ら
れたメッキ鋼板を実施例と同様に塩水噴霧試験、および
繰返し曲げ試験を行った。
ッキ浴に実施例と同様に浸漬しメッキ鋼板を得た。得ら
れたメッキ鋼板を実施例と同様に塩水噴霧試験、および
繰返し曲げ試験を行った。
結果を実施例と共に第１表中に示す。
５−
第１図は、Ａｔ ＝３．５−１−Ｚｒ−Ｘの関係式でＡ
ｔとＺｒとの組成関係を表わした時のＸと腐蝕速度（１
／Ｊ−ｈｒ）の関係を表す曲線 図中（１）はＺｒ ＝ Ｑ、ｌ ｗｔ％（２）はｚｒ＝
０．３ ｗｔ％ （３）はＺｒ ＝ Ｑ、５ ｗｔ％ の場合を示す。 特許出願人 日曹金属株式会社 代 理 人 伊 藤 晴 ２同
横 山 吉 美 ７−
ｔとＺｒとの組成関係を表わした時のＸと腐蝕速度（１
／Ｊ−ｈｒ）の関係を表す曲線 図中（１）はＺｒ ＝ Ｑ、ｌ ｗｔ％（２）はｚｒ＝
０．３ ｗｔ％ （３）はＺｒ ＝ Ｑ、５ ｗｔ％ の場合を示す。 特許出願人 日曹金属株式会社 代 理 人 伊 藤 晴 ２同
横 山 吉 美 ７−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 Ｚｎ−Ａｔ−Ｚｒ系合金において、ＡｔとＺｒ
との重量％で表す組成が ｈｔ ＝ （３，５〜５．０ ）＋Ｚｒ−Ｘ（式中Ｘは
５〜１５の任意の数を表す。）Ａｔ≦ ８．０ ０．１ ≦Ｚｒ ≦ ０．６ の関係を有し、かつ、微量のＭ２を含有することを特徴
とするＺｎ −Ａｔ−Ｚｒ系溶融メッキ用合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10289082A JPS58221249A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | Ｚｎ−Ａｌ−Ｚｒ系溶融メツキ用合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10289082A JPS58221249A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | Ｚｎ−Ａｌ−Ｚｒ系溶融メツキ用合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58221249A true JPS58221249A (ja) | 1983-12-22 |
Family
ID=14339452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10289082A Pending JPS58221249A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | Ｚｎ−Ａｌ−Ｚｒ系溶融メツキ用合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58221249A (ja) |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10289082A patent/JPS58221249A/ja active Pending
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