JPS58219484A

JPS58219484A - 気密ボツクス

Info

Publication number: JPS58219484A
Application number: JP57104372A
Authority: JP
Inventors: 清勇永山; 米村　彰晃; 義人山本; 賢一山本; 池端　悦郎
Original assignee: Kubota Corp; TDK Corp
Current assignee: Kubota Corp; TDK Corp
Priority date: 1982-06-15
Filing date: 1982-06-15
Publication date: 1983-12-20
Also published as: JPH0421831B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は有害なガスや塵埃を発生する機器などを外部
から完全に遮断した状態で収納する機器収納用の気密ボ
ックスに関するものである。

従来、粉塵や塵埃が発生し、あるいは有害なガスが発生
する機械設備、実験設備、さらには原子力発電設備など
において、作業環境対策としてこれらの機器の周囲を壁
で覆う方法９、大きな気密ボックスを形成し、この中に
機器を収納するなどの方法がとられていた。

しかし、機器全体を収納する大きな気密ボックスでは無
駄な空間ができ機器の保守を行う場合作業性が悪くなる
。さらに据付現場で保守作業を行なうため作業効率が悪
く信頼性が低下するなどの問題があった。

このような問題を解決するために分割および結合可能で
外部からの遮断も完全に行え保守専用室まで分離移動で
きる機器収納ボックスを特願昭５３−１５３９７０号と
して提供したがこの発明はこの先発明をさらに改良して
その性能を一層高めたものである。

以下にこの発明の詳細を添附図面に基づいて説明する。

第１図、第２図において、Ａは下部ボックス、Ｂは中間
ボックス、Ｃは上部ボックスである。

第５図の１は鋼板などからなる下部ボックスＡの底板、
２はこの底板１の両側から立ら上った側板であり、底板
１上には機器を取付けるための分厚い基板３が溶接など
の手段で固定しである。

４は下部ボックスＡの前面の開口ａを覆うように固定し
た複数のパネルで、鋼板や硬質合成樹脂製であり、開口
ａの周囲はボックスＡの前部に設けた縦横のチャンネル
型鋼などの取付枠５と底板１および側板２の前縁の内向
きの屈曲縁６および倒り型の−に部枠７で構成し、これ
らの前面に前記パネル４の周縁を固定する。

すなわら、第４図、第５図のように開口ａの周囲の取付
枠５、屈曲縁６、」二部枠７の前部に全長に亘り受部材
８を溶接などの手段で固定してこの部材８に多数のネジ
孔を設け、周縁にゴムパツキン９をはめたパネル４の周
縁を第４図、第５図のように部材８の内側に当てがい、
さらにこのパネル４の周縁外側に当てかったＬ型断面の
押え枠１０のそう人孔にそう人したボルト１１を部材８
のネジ孔にねじ込むことにより固定する。下部ボックス
Ａの後面も前面と同じ構造であるから図示省略する。

また、下部ボックスＡの底部には第１図、第２図のよう
に補強枠１２を溶接などの手段で固定し、高さ調節自在
の支持脚１３を設ける。

第４図の１４は中間ボックスＢの頂板で鋼板などの金属
板であり、その両側を下方へ屈曲して側板１５としであ
る。この頂板１４の前縁を下方へ屈曲し、側板１５の前
縁を内側へ屈曲して屈曲縁１６を設け、両側板１５の下
部前端間にＬ型の下部枠１７を設け、この下部枠１７と
」二部の屈曲縁１６の中間部に複数のチャンネル型鋼な
どでできた取付枠１８を固定し、下部ボックスＡと同じ
パネル４を下部ボックスＡの場合と同様の構造で固定す
る。従ってボックスＡと同様の符号を用いて説明を省略
する。また、ボックスＢの後側も同じ構造である。

第４図の１９は下部ボックスＡの上部開口すの外側全周
に亘って溶接などの手段で固定した枠型の連結部材で、
その外面下部と上面に複数のネジ孔を設け、外側上部に
はゴムパツキン２０をはめた溝が形成しである。この連
結部材１９上に中間ボックスＢを載せ、このボックスＢ
の前後の下部枠１７および両側板１５の下部の屈曲縁の
そう入孔にそう入したボルト２１を部材１９のネジ孔に
ねじ込む。

また、連結部材１９の外側に当て金２２を当てがってパ
ツキン２０を押圧し、中間ボックスＢの下側に密着させ
、当て金２２のそう人孔にそう人したボルト２３を部材
１９のネジ孔にねじ込んで固定する。

第１図の２４は上部ボックスＣの前面板で、第２図の２
５はその両側に一体に設けた側板である。

この前面板２４には開口を設け、この開口をパネル４で
閉鎖するが、このパネル４を前面板２４に固定する構造
は前記各ボックスＡ、Ｂの場合と同じ構造である。また
、上部ボックスＣの後部にも同様にパネル４を取付ける
。

Ｄは上部ボックスＣを支吃る支持台で、４本の支柱２５
により支えられ、上部ボックスＣの前後に設けた複数の
支持片２７を支持台り上に載せてボルトにて固定する。

Ｅは下部ボックスＣと上部ボックスＤの連通部である。

すなわら、第３図のように中間ボックスＢの頂板１４に
設けた円形などの開口２８の周囲に上向縁２９を設け、
この」−同縁２９の上端に外向きの鍔３０を設け、この
鍔３０の上面に複数の環状溝を同心状に形成し、この溝
に環状のゴムパツキン３１をはめ、鍔３０の外周には全
周に亘って下向縁３２を形成する。

第３図の３３は上部ボックスＣの底板３４に形成した円
形などの開口で、中間ボックスＢの開口２日上に位置し
ている。この部分の外周下部に位置するように１補強リ
ング３５を溶接などの手段で固定し、このリング３５に
複数のネジ孔を形成する。

３６は上下の開口３３．２８を連通させる金属ベローズ
のような連結部材で、その上下に鍔３７゜３８が固定し
である。下部の鍔３日の外周には上向縁３９を全周に亘
って形成し、前記下向縁３２と上向縁３９にそれぞれ複
数の係合片４０を係合させる。この上下の係合片４０に
はそれぞれ逆方向のネジ孔が形成してあり、締付ボルト
４１の−Ｆ下の逆方向の雄ネジをねじ込むことにより上
下の保合片４０を引き寄せて鍔３０．３８を密着させる
。

上部の鍔３７は環状ゴムパツキン４２を介して補強リン
グ３５の下面に当てがい、断面り形の押えリング４３を
鍔３７の下面外周と補強リング３５に当てがってこのリ
ング４３の複数のそう人孔にそう人したボルト４４を補
強リング３５のネジ孔にネジ込んで固定する。

また、側板２．１５には気密蓋４５で密閉した物品の出
し入れ口を設け、ここに取付けた気密袋を用いてボック
スＡ、Ｃ内と外気を遮断しつつ物品の出し入れが行える
ようにしである。その他に図示例では各パネル４に操作
孔４６を設け、この操作孔４６に気密手袋を一体に形成
した柔軟な気密筒を取付けて気密を保らつつ外部から内
部装置を操作し得るようにしである。

この発明は上記の構成であり、各ボックスＡ。

Ｂ、Ｃにはパネル４が取付けられているのでこのパネル
４を外した状態でボックスＡ、Ｂ、Ｃ内に適当に取付け
たフレームなどを利用して各種の機器を固定することが
できる。また、機器を取付けたのらはパネル４をボック
スＡ、Ｂ、Ｃに固定することによりパネル４の周囲のパ
ツキン９がボックスＡ、ｎ、Ｃの表面に密着して気密を
保持するので機器類から発生する塵埃や有害ガスなどの
飛散や騒音を防止できる。また、ボックスを図示例のよ
うに上下に複数に分割して構成し、第４図譬〕第５図に
示すように連結枠１９やベローズのような連結部材３６
などを介して連結する構造としたので必要に応じてボッ
クスの積重ね段数を変更することができ、ボックスを立
体的に構成して空間を有効に利用できるなどの効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の気密ボックスの一例を示す正面図、
第２図は同上の側面図、第３図、第４図、第５図はそれ
ぞれ第１図のＨ−Ｉ線、■−■線、ｎｒ−ｍ線の拡大縦
断側面図である。Ａ・・・下部ボックス、Ｂ・・・中間ボックス、Ｃ・・
・１一部ボックス、２　、　ｌ）　、　（１・・・開口
、４・・・パネル、９゜２０．３１・・・ゴムパツキン
、１９・・・枠型の連結部材、２８．３３・・・開口、
３６・・・金属ベローズのような連結部材。特許出願人　久保田鉄工株式会社同　同　　　　　東京電気化学工業株式会社同　　代理
人　　鎌　　１）　　文　　　二第１頁の続き ■出　願　人　東京電気化学工業株式会社東京都中央区
日本橋１丁目１３番１号４６２−

Claims

【特許請求の範囲】

前面などに適宜数の開口を設け、この開口を気密を保っ
て閉鎖する着脱自在のパネルを有する複数の気密構造の
ボックスを多段状に積み重ね、上下のボックスの下部と
上部に相対向して設けた開口を外部との気密を保ちつつ
適宜の連結部材により着脱自在に連結してこの連結部材
により上下のボックスを連通させた気密ボックス。