JPS5821690A - アミノポリカルボン酸第二鉄錯塩の製造方法 - Google Patents

アミノポリカルボン酸第二鉄錯塩の製造方法

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JPS5821690A
JPS5821690A JP12120081A JP12120081A JPS5821690A JP S5821690 A JPS5821690 A JP S5821690A JP 12120081 A JP12120081 A JP 12120081A JP 12120081 A JP12120081 A JP 12120081A JP S5821690 A JPS5821690 A JP S5821690A
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円羽 潔信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明状アミノポリカルボン酸第二鉄錯塩の製造方法、
41IK不純分含有量の少ないア々ノポリカルボン酸第
二鉄錯塩の結晶を高収率で製造する方法に関する。
従来、アミノポリカルボ/酸第二鉄錯塩の製造法として
、九とえば特開昭44−111・号公報には、酸化鉄な
ア建ノボリカルボン酸若しく線部分的に中和したアミノ
ポリカルボン酸と共に水性媒体中において加熱する方法
が提案されている。
しかしながら、ζO方法において社、ア建ノボリカルボ
ン酸水511mへの酸化鉄0@解適度が非常に遍(て、
目的生成物の合成に非常に長時間を要す為という欠点が
ある。
かか為欠点が趣正され先方法として、特開昭49−11
425号会報には、ア建ノポリヵルボン酸(又状その塩
)と金属鉄とを水性媒体中で混会し、水源性鉄塩0S1
E下にこれに酸素を作用させてア電ノボリカルポン酸第
二鉄錯塩水*tを製造する方法が提案されている。
ζO方法は非常にすぐれ丸方法であるが、原料ア電ノボ
リカルボン酸を過剰に用いないと反応が完結しt%/%
九め、ζ0方法によ〉えとえばエチレンシア電ン四酢酸
第二鉄錯塩り#晶を得ようとする場合は、諌錯塩とエチ
レンシア々ン四酢酸の晶析PHが近接している0で、原
料エチレンシアオン四酢酸による目的生成物結晶O汚染
を避けることかで用い。
さらに、特開1@4?−741114号公報には、酸化
鉄と鉄とをア電ノボリカルボン酸及び、まえはこの部分
中和物と共に水性媒体中で加熱する方法が、特開@49
−・2625号公報には、水酸化鉄と鉄とをア建ノポリ
カルボン酸及び、ま九はζ0部分中和塩と共に水性媒体
中で加熱する方法が、そして特開昭49−91121号
公報には、金属鉄をアミノポリカルボン酸基しくはこの
部分中和物と共に水性媒体中で加熱酸化する方法がそれ
ぞれ提案書れているが、前二者は鉄源として水洗困難な
飛散1に04のを用いゐため操作上難点かあ)、1に丸
後看紘反応速度が遅く、反応完結を短時間で達成させる
ためには、ア電ノボリカルlン酸を過剰に用いることが
必要であって、LO場場合I的生成物を結晶で得ようと
すると、前記特開昭4?−11425号会報記載方法の
場合と同様Kl的生成物結晶がア々ノボリカルボン酸で
汚染されるという欠点がある。
1らKm九、本出願人は、先に411開18IB−宜・
41崎会報において、PHを魯〜!に調整したエチレン
シア電ン四酢酸塩水溶液中に塩化第二鉄を投入し、反応
させてエチレンシア建ン四酢酸第二鉄錯塩を製造する方
法を提案した。
この方法は目的生成物結晶の収率がよく、かつ反応時間
も煙いという利点がある反爾、反応液中に塩素イオンが
存在するため、装置の材質および保90面で著しい制約
を受けると共Kit的生酸生成物結晶素イオンで汚染さ
れる仁と社免れられない。
かかる爽秋に鑑み、本発明者らは叙上の従東技術の有す
る欠点が克服されたア々ノボリ★ルボン酸第二鉄錯塩の
製造法、特に1ア建ノボリカルボン酸、塩素イオン勢に
よ〕汚染されず、しかも遊離の第二鉄イオンを會ttk
いア々ノボリカルボン酸第二鉄錯塩の結晶を高収率で製
造しようとして種々研究した結果、次に示す本発1iK
11達しえ。
本発−は、アiノボリカルボン酸のアルカリ塩と硫酸第
一鉄を水性媒体中で反応させてア建ノポリカルボン酸第
−鉄錯塩を生成させ、次いで得られ九反応生成物を分子
状酸素で酸化し九のち、反応液のPHを硫酸で五〇〜t
SK調整して、副生硫酸アルカリの存在下にア建ノボリ
カルボン酸第二鉄錯塩の結晶を散得すること1−特徴と
するアミノポリカルボン酸第二鉄錯塩の製造方法に係る
ものである。
本発明に用いられるア建ノボリカルボン酸Oアルカリ塩
としては、エチレンシア電ン四酢酸(KDTA) 、N
−ヒトルキシエチルエチレンシア七ン三酢酸(H2O2
人)、ジエチレントリアミン五酢駿(DTI’ム)、ヒ
ト胃キシエチルイ建ノ二酢Ilk (1tEIDA)お
よびニトリロ三酢酸(NTA)のアルカリ塩を例示する
ことができるが、就中、411に好宜しいものとして、
第二鉄イオンとのキレート生成定Ikが第一鉄イオンと
のキレート生成定数よ)4可威〉高いキレート化剤、九
とえばエチレンシアよン四酢酸のアルカリ金属塩オたは
アンモニウム塩を挙げることができる。
以下、出発原料としてエチレンシア電ン四酢酸四ナトリ
クムを選択した場合について本発明を1lW14すると
、本発W!4においては、エチレンシア建ン、青酸、ホ
ルiりンおよび苛性ソーダを全知方妹にし九がい反応さ
せる仁とによりて得られるエチレンシアセン四酢酸四ナ
トリウム含有反応液を出発原料として使用することも勿
論可能であるが、かかる反応液を原料として用いる場合
は、反応液中の残存ON″″11度を20p戸以下にす
ることが必要である。
反応液中0CN−浸度が207pmヤ高いと、目的生成
物結晶中に通常許容量以上のCN″″が混入するおそれ
があるので好ましくない。
本発明に用いられる硫酸第一鉄(FI&0n・711m
0)としては、日本工業規格(JIliK−1444)
 ic規定電れている特徴および1号相漁品が適轟であ
って12号相当昂のようにチタン(TlOtaして)會
有量の多い4のを値用す番と、製品結晶を水溶液にし丸
場会、1濁が生じるので好ましくない。
本実VSにおいては、エチレンシア建/四酢酸四ナシリ
ウム/硫酸第一鉄のモル比は通常、teas−tozと
するのが好ましい。
原料モル比をこのように定めることKよ如、エチレンシ
ア建ン四酢酸による目的生成愉曽晶の汚染を腑止するこ
とができ今。
本発明において鉱、通常、エチレンシア建ン四ナトリウ
ム水f#液中に硫酸第一鉄を投入して両者を反応させ、
エチレンジアミン四酢*嬉−りの際、反応社常温でも十
分進行するが、後加温することが]1tLい。しかし、
反応温度をarc以上、傘)にも高くすることは徒らに
熱量0!II失を招くOで好11.<ない。
次iで生成し九エチレンシア建ン四酢酸第−鉄錯塩を分
子状酸素で酸化して、第一鉄キレートを第二鉄キレ−)
K変化させる。
分子状酸素源としては、空気、酸素富化空気、酸素等0
n−11−に過酸化水素なども挙げられるが、この酸化
反応は空気のような希釈畜れえ酸素源が用いられえ温和
な条件でも十分進行するので、apse見地から通常空
気が好んで用いられる。
エチレンシア建ン四酢酸四ナトリウムと硫酸第一鉄から
のエチレンシア建/四酢酸第−鉄錯塩の生虞紘亀わめて
容易なので、本発明においては、エチにンジアミン四酢
酸四、ナトリウム水**に**第一鉄を投入混合後、九
にちに反応液中に空気を導入することができる。
エチレンジアミン四酢酸第−鉄錯塩O空気による酸化速
度は、系内温度が高くて、反応混合物O攪拌速度が速い
はと大きく、かつ空気の空塔速度が速いほど大きい。
したがって、本実@O集施にあ九〉、上記舎要件を適宜
選択し組み合せて最良の結果が得られゐような条件を採
択すゐことが望ましいが、通常数時間以内で酸化反応を
完結させることができる。
この際、用いる空気の量は、エチレンシア電ン四酢酸第
−錨塩に対して理論量の1・〜11sI111I1度で
あ)、一方、酸素源として過酸化水嵩が用いられ九場合
は、はぼ理論量でよい。
本発明においては、酸化反応終了後、反応温度を維持し
九11反応液を硫酸で中和して、そのPHt−五〇〜4
5に調整する。
この中和処理により、反応液中における副生硫酸ナトリ
ウム濃度が増加して、反応*よ動部的生成物(エチーレ
ンジアミン四酢酸第二鉄ナトリウム)の結晶が多量晶析
する。
すなわち、エチレンシア建ン四酢駿第二鉄ナトリクム単
′l!110水中へ0@解量は、lF(::およびす)
9ウムが共存する場合はその湊解量が減少して、硫酸ナ
トリウム/エチレンジアミン四酢駿嬉二鉄tトVウム0
4ル比がt85、硫酸す)リクム濃度が11110硫蒙
ナトリクム〜エチレンシアζy四酢酸第二鉄す)Vりム
混合物水It中にお−では、エチレンシア電ン四酢酸第
二鉄ナトνりムO濤鱗量は爽にそれぞれtllll(2
5°C)およびtts(io’c) <1で低下するこ
とが見出Oような硫酸アルカリが共存すると、ア建ノボ
曽カルが/酸第二鉄アルカリの溶解度が減じることを見
出してなされえもので#)りて、本発明において中和1
10反応液中に存在させる硫酸ナトリウムの量は、液中
のエチレンシアイン四酢酸第二鉄ナトリウム1毫ルに対
してt5〜t@s4ルにすゐことが望ましく、これは原
料としてエチレンシア建ン四酢酸アルカリ以外Oキレー
ト化剤を用い九場合4fit!!同様である。
なお、原料としてエチレンシア建ン囮酢酸O部分中和塩
、九とえばエチレンシア電ン四酢酸二ナトリクムを選択
し九場合は、系内に存在すみ剛生硫酸ナトリウムの量が
不充分となるOで、ζOような場合は、硫酸第一鉄と反
応させる前O原料水溶液に適宜アルカリを添加して原料
キレート化剤を完全中和塩にする必要がある。
中11114611に紘通當の工業用硫酸を用いゐこと
ができ、中10後の反応液中の硫酸ナトνりム機晶析し
丸目的生成物結晶中に混入する硫酸機の量が増加するの
で好鷹しくない。
なお、本発明において、出発原料としてア書ノボリカル
ボン酸のアン毫ニウム塩、たとえばエチレンシア建ン四
酢酸四アン毫ニウムを用い丸場合は、中和液中には轟然
、硫安が存在するが、硫安は硫酸す)9ウムK〈らぺて
水に対する濤Stが大量いOで、このような場合は中和
液中O硫安濃度は、硫酸ナトリウム0場合よpも高く、
1・−以上にすることかで1iJI+、シかし、液中O
硫安anを傘DKも高くすると、中和液中01的生成物
スツ′リーの濃度が増加して操作上不都舎を生じるので
、その上限は2291@度にとどめ為ことがII壇しい
中1a液よ)晶析し丸目的生成物結晶は常法にしえかい
母液と分離したのち、(九とえば遠心分離機によ〕処理
する)必要に応じて水洗し、乾燥して製品結晶とする。
■的生成物結晶を分離し先後の母液は、低温′下に硫酸
アルカリを晶出除去したのち、エチレンシア電ン四酢酸
第二鉄錯塩を水溶液として回状するかt丸状そのtt湿
式燃焼処理に付す。
畝上O本実11KL九がえば、アζノボリカル〆y@に
よ)汚染畜れない。しかも遊離第二鉄イオンの存在しな
いア(ノボリ★ルボン駿第二鉄錯塩が後記の実施例の記
載から明らかなようKiA収率で得られるという利点が
あるほか、本発明は41FK、最初O1横において、高
アルカリ性下においても安定な第一鉄キレートを生成さ
せ、次いでこのキレートの酸化され易さを利用して空気
酸化勢によシ第二鉄キレートとし九のち、最終工@にお
いて反応液のPHを第二鉄キレートが最4安定化するt
o−ts  K調整するという特定の要件を採択し、結
合させたものであって、反応液のP)Iは最初はアルカ
リ側、最後でも硫酸による!LOであるため、本jI判
を1!施するにあ九)、特に高価なガラスツイエンダ反
応槽を用いる必要はなく、安価な通常の1$−〇ステン
レス槽で足〉ゐという工業的実施における大きなメリッ
トがある。
以下、本実−を実施例によ如説明す石が、本実−が実施
例OみKil定される%Oではないことは太うまで4な
い。
実施例 1 攪拌機および温水シャケ、トが取〉付けられ友内容40
40ステンレス釜(511m釜)K1エチレンシア書ン
、ホルiリン、青酸および胃性フープを電鉄によ)反応
畜せて得えエチレンシア1yIj@駿四す)Vりム54
44ルを含有する反応液を、エチレンシア々ン四酢酸を
五2篭ル含有する@l1ll!$040X?リーによj
lPH1意に調整させ一*lII箪を仕込み、そのなか
に工業用硫酸第一鉄を1414−ル投入し、温度40’
C,攪拌速度170r、シ、−条件で内容物を攪拌しつ
つ、40i0空塔速度で約4時間空気を導入しえ。
次いで、反応液を工業用硫酸でPu1l K調整し、ひ
自りづ11時間空気を上記と同様の条件で導入し九〇ち
、全量が4瓢2に4となるように軟水で希釈し、晶析し
九結晶を温度11@cで反応液よ〉遠心分離した。
得られ九結晶紘1・I’CO温度で1時間乾燥しえ。
七〇@果、目的生成物(エチレンシア建ン四酢酸ナトν
ウム)結晶が14784取得され、鋏結晶中の鉄分状1
4.01G 、EDTム分(エチレンシア建ン四酢酸と
して)紘yts−で、遊離硫駿槍はt211であり九。
そして、原料硫酸第一鉄に対する目的生成物結晶の収率
はfillであり九。
実施例 2 攪拌機、吹込みノズル、温度針および原料投入口を有す
る内容量りのクラス;にエチレンシアンンをSO@會有
するスラリー5eatと!!I−アンモニア水2・Of
を仕込み、混食して完全Kll解してから工業用硫酸第
一鉄5pot  (14ル)を投入し、一度40−45
”Cで吹込みノズルよ;5st7分O速度で空気を5時
間吹込んだ。
次いで、反応液に更に上記と同じ条件で空気な軟込みな
がらsob硫駿約100fを加えて筐OPHを10に調
整し、1時間通気を行な?え。
反応混合物oh量は約1〜であり九。
晶析し大結晶をヌVチェで濾過し、湿緒晶をftff等
量の水で洗浄したのち、温WL10!1°Cで5時間乾
燥し九。
得られ大目的生成物−(エチレンシア(ン四酢酸第二鉄
アンモニウム)結晶中の鉄分は、1479G、EDTム
分7j−1遊離、硫酸根11−で、そO取得量は蔦葛a
tであっ九。
原料硫酸第一鉄に対する目的生成物結晶の収率社$S−
であった。
特許出願人  日東化学工業株式★社 (はか14) 手続補正書(自発) 昭和56年9月々 日 特許庁長富 島田春画 殿 1゜事件の表示 昭$56年特許願嬉12120Q号2
、発明の名称 アミノポリカルボン酸第二鉄錯塩の製造
方法3、補正をする看 事件との関係 特許出願人 住 所 〒100東京都千代田区丸の内−丁目5誉1号
L@正により増加する発明の数  な し―細書の浄書
 (内賽に変更なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ア々ノポリ★ルボン蒙のアルカリ塩と硫酸第一鉄
    を水性媒体中で反応させてア電ノボリカルボン酸第−鉄
    錯塩を生成させ、次いで得られえ反応生成物を分子状酸
    素で酸化しえOち、反応液のPHを硫酸でxo−tsに
    調整して副生硫酸アルカリの存在下に7tノボリカルゼ
    ン酸第二鉄錯塩の結晶を取得することを特徴とするア建
    ノボリカルボン酸第二鉄錯塩の製造方法。 偉)  アミノポリカルボン酸のアルカリ塩が、エチレ
    ンシアイン四酢酸、N−ヒドロキシエチルエチレンシア
    オン三酢酸、ジエチレン)1ア建ン五酢酸、ヒドロキシ
    エチルイ電ノニ酢酸および工)90三酢酸からなる群か
    ら選ばれえ少なくとも1種のアルカリ金属塩′*えはア
    ンモニウム塩である特許請求の範囲第(1)項記載の方
    法。 俤)分子状酸素源として、空気、酸素富化空気、酸素お
    よび/または過酸化水素を用いる特許請求の範囲第(1
    )項記載の方法。
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