JPS58216133A - オキソアルコ−ル混合物からの直鎖状アルコ−ルの分離方法 - Google Patents

オキソアルコ−ル混合物からの直鎖状アルコ−ルの分離方法

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JPS58216133A
JPS58216133A JP9988682A JP9988682A JPS58216133A JP S58216133 A JPS58216133 A JP S58216133A JP 9988682 A JP9988682 A JP 9988682A JP 9988682 A JP9988682 A JP 9988682A JP S58216133 A JPS58216133 A JP S58216133A
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JP
Japan
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mixture
straight
alcohol
chain alcohol
formula
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Pending
Application number
JP9988682A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Matsumoto
松本 光郎
Noriaki Yoshimura
吉村 典昭
Masuhiko Tamura
田村 益彦
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオキソアルコール混合物からの直鎖状アルコー
ルの分離方法に関する。
炭素数q〜15のオキソアルコールは可塑剤、洗剤、界
面活性剤、および潤滑油などの原料として有用であり、
工業的にも大規模スケールで生産されていることは周知
の通りである。また、α−オレフィンのオキソ反応にお
いては直鎖状アルデヒドのほかにその異性体である分岐
状アルデヒド(これらのアルデヒドを水素化して得られ
るアルm1−tvバ一般にオキソアルコールと呼ばれて
いる)がかなシの量副生ずることもよく知られている。
オキソアルコールのうち直鎖状アルコールは分岐状アル
コールと比較して化学反応性、各種物理的性質、酸化安
定性、微生物分解性などの点で優れることから、オキソ
反応における直鎖状アルデヒドの選択性の向上は現在な
お、当業界の重要な研究課題となっている。炭素数が7
以上となると、直鎖状アルコールと分岐状アルコ−)v
 (および直鎖状アルデヒドと分岐状アルデヒド)とは
互いにその沸点が近接するので、通常の分留操作で両者
を分離することは実質的に不可能である。このことから
、現在オキソアルコールとしては直鎖状アルコ′−ルと
分岐状アルコールの混合物が工業的にも使用されている
のが実状である。オキソアルコール混合物から直鎖状ア
ルコール全分離する方法として該混合物を含む溶液を一
20〜+25°Cに冷却し、析出する結晶を分離する方
法がすでに提案されている(特開昭49−61105号
公報参照)が、この方法で得られる直鎖状アルコールの
純度は高々50〜87%程度であり、とうてい満足しう
るものではない。
本発明者らは一般式(1) %式%(1) (式中、nは6〜8の整数を表わす) で示されるα、ω−フルカンジアールの化学反応性に興
味をもち種々検討を重ねている際に、炭素数7〜15の
オキソアルコール混合物に一般式(1)で示されるα、
ω−アルカンシアーfiyf加えると直鎖状アルコール
が一般式(冒) (式中、nは6〜8の整数を表わし、几は炭素数7〜1
5の直鎖状アルキル基を表わす)で示されるジヘミアセ
タールの結晶の形で析出し、分岐状アルコールはかかる
ジヘミア士タールノ結晶を析出しないことを見出した。
本発明者らはとの原理全利用して直鎖状アルコ−/L/
ヲ含む炭素数7〜15のオキソアルコール混合物から直
鎖杖アルコー/L/i前記一般式(1)で示されるジヘ
ミアセタールの結晶の形で析出させ、該析出物を分離す
ることによシ前記オキソアルコール混合物から直鎖状ア
ルコールを効果的に分離しうろことを確認し、本発明に
至った。
本発明方法が適用される炭素数7〜15のオキソ7 /
’ コ/’ iR合物ハ、たとえば1−ヘキセン、  
  ”1−オクテン、1−デセン% 1−ドデセン、1
−テトフデセンのうち少なくとも1種のα−オレフィン
全ヒドロホルミル化して得られるアルデヒド混合物を水
素添加することによって製造することができる。一般式
(1)で示されるα、ω−フルカンジアール1jlJL
体的には1,8−オクタンジアール、1゜9−ノナンジ
アールまたは1,10−デカンジアールである。
一般式(1)で示されるジヘミアセタールはオキソアル
コール混合物と一般式(1)で示されるα、ω−アルカ
ンシアーlv全10〜80℃の範囲内の温度下、1〜6
0分間接触させることによって生成せしめることができ
る。反応後の反応混合液を約0〜50°Cの温度下に放
置すると直ちにジヘミアセタールの結晶が析出してくる
。この結晶はp過、沈降、遠心分離などの通常の分離操
作によって該溶液から容易に分離取得することができる
一般式(■)で示されるα、ω−フルカンジアールは通
常オキソアルコール混合物中の直鎖状アルコールに対し
てモル比で1/1o〜5/1、好ましくは115〜3/
1の範囲内の量で使用される。α、ω−アルカンジアー
ルとオキソアルコール混合物の反応を炭素数5〜10の
脂肪族炭化水素もしくは脂環式炭化水素の共存下で行な
うと、析出するジヘミアセタールの結晶分離が容易とな
る。使用しうる炭化水素としてペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、デカン、オクテン、シクロヘキサン
、メチルシクロヘキチンなどを例示することができる。
これら炭化水素はオキソアルコールに対して容量比で1
0/1〜115の範囲内の量用いるのが実用的である。
分離されたジヘミアセタールの結晶は、必要に応じて、
上記炭化水素で洗浄したのち、通常の分留操作を施すこ
とによシ直鎖状アルコールとα、ω−アルカンジアール
とに分離される。なお、蒸留分離性全考慮して対象とす
るオキソ、アルコ−/l/ffil/ff類に応じてα
、ω−アルカンジアールが選択されることは云うまでも
ない。α、ω−アルカンジアールと直鎖状アルコールの
沸点が比較的近接しているためにこれらの蒸留分離が困
難な場合には、α、ω−アルカンシアー/l/i亜硫酸
水素ナトリウムと反、応させることによってその付加物
として分離することもできる。この際得られるα、ω−
アルカンジアールの亜硫酸水素ナトリウム付加物はそれ
自体公知の操作を施すことによってα、ω−アルカンジ
アールとして回収することができる。
回収サレタα、ω−アルカンジアールはオキソアルコー
ル混合物との処理工程に循環し再使用される。
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例1 Rh触媒による1−ヘキセンのヒドロホルミル化反応に
よって得られたn−およびi−ヘプタナー/L/(2−
メチルヘキサナール)をラネーNi触媒で水添すること
によって得られたn−およびi−ヘプタツールU合物(
n−ヘプタツール含量;89%)10(1、ヘキサン2
00g+/オよび1.8−、tクタンジア−A155f
i内容11の三ツ間フラスコに仕込み、窒素ガス雰囲気
下、30”cの条件下で30分間攪拌した。この溶液を
5°Cまで冷却しながら静置したところ直ちに無色の結
晶が析出しだした。5℃で5時間放置したのち析出した
結晶を戸別し、200m/のヘキサンで洗浄した。室温
下で真空乾燥することによって最終的に153gの結晶
が得られた。この結晶の一部をテトラヒドロフフンに溶
解させガスクロマトグラフィーで分析したところ、この
結晶中にはi−ヘプタツールは全く含まれておらず、1
.8−オクタンジアールト1゜8−オクタンシアー/I
/釦対して2モル倍のn−ヘプタツールが含まれている
ことがわかった。この結晶についてl[Br錠剤法によ
る赤外吸収スペクト/l/i測定したところ、アルデヒ
ド基の存在を示す吸収は全く観測されず、ヒドロキシル
基および7セタ一ル結合の存在を示す吸収がそれぞれ3
4001−1および1ooo 〜1200 cm−’ 
Ic観測された。また、この結晶のCD0I s溶液の
’H−NMRスペクト#測定結果モ測定結果モダタンジ
アールと1,8−オクタンジアールに対して2モルのn
−へブタ/ −ルカラナルシヘミアセター/L/(1,
8−ジヘプチルオキシーオクタン−1,8−ジオ−)V
 )であることを示した。
また元素分析値もC22■4604  の組成式によく
一致した。
次k、この結晶130gについて減圧下で分留を行なっ
たところ、沸点74〜75°C/ 10 mmHgの留
分としてn−ヘプタツールが78g得られた。このn−
ヘプタツールは99%以上の純度であることがガスクロ
マトグラフィーによる分析から確められた。
実施例2 Rh触媒による1−オクテンのヒドロホルミル化反応に
よって得られたn−ノナナールおよびi−ノナナー/L
’(H実施例1と同様に水添して得られたn−およびi
−ノナノール混合物(n−ノナノール含量;87%)1
00g、オクタ:/200g/および1,10−デカン
ジアール539を実施例1の7フスコに仕込み、40°
Cで30分間攪拌した。この溶液を10°Cで5時間放
置したのち、析出した結晶全戸別し、200m/のn−
オクタンで洗浄した。
真空乾燥後1329の結晶が得られた。この結晶の一部
ヲテトラヒドロフランに溶解させガスクロマトグラフィ
ーで分析したところ、この結晶中にはi−ノナノールは
全く含まれておらず、1.1O−(9) デカンジアールと1,10−デカンジアールに対して2
モル倍のn−ノナノールの存在が確認された。
この結晶について実施例1と同様、各種スペクトル分析
全行ない、この結晶は1.10−デカンジアールとn−
ノナノールとからのジヘミアセタールと同定された。
次に、この結晶130gについて実施例1と同様に減圧
下で分留を行ない純度98.7%のn−ノナノー/I/
(95〜96℃/ 8 mmHg )が78g得らレタ
実施例3 実施例1のフラスコに市販のダイヤドー/+/115H
(三菱化成社製;炭素数11.13、および15の直鎖
および分岐アルコールの混合物)200g、シクロヘキ
サン400m/および1,9−ノナンシアー/I/40
9f仕込み30°Cで30分間攪拌した。この溶液を5
°Cで一夜放置したのち、析出した結晶を遠心分離によ
り取得し、さらにシクロヘキサンで洗浄した。真空乾燥
後の結晶は122gあつf?:、。
この結晶の一部をテトラヒドロ7ヲンに溶解させ、ガス
クロマトグラフィーで分析したところ、この(10) 結晶中には各分岐状アルコールは根跡程度しか含まれて
おらず、1,9−ノナンジアールとn−ウンデカノール
、n−)リデカノールおよびn−ペンタデカノールの存
在が確認された。
次に、内容11のフラスコに該結晶120gおよびベン
ゼン100g+/全仕込み、窒素ガス雰囲気下50°C
の水浴で加熱しながら攪拌下30重量係の亜硫酸水素ナ
トリウム水溶液110tslf 30分間かけて滴下し
た。滴下終了後、更に50分間攪拌したのち室温まで冷
却し、析出した結晶1r:濾過した。
p液を水で洗浄したのちガスクロマトグツフィーで分析
すると1,9−ノナンジアールは根跡量程度しか含まれ
ていないことがわかった。水およびベンゼンを除去後、
通常の減圧蒸留操作によりn −ウンデカノール、n−
トリデカノールおよびn−ペンタデカノールの混合物が
約85g得られた。
特許出願人   株式会社 り ラ し代理人 弁理士
本多 堅 (11)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直鎖状アルコ−/I/を含む炭素数7〜15のオキソア
    ルコール混合物から直鎖状アルコ−/I/を分離するに
    際し、該オキソアルコール混合物に一般式() %式%(1) (式中、nは6〜8の整数を表わす) で示されるα、ω−アルカンシアー/L’i加えて該直
    鎖状アルコー/′L/全一般式(1) (式中、nは6〜8の整数を表わし、Rは炭素数7〜1
    5の直鎖状アルキル基を表わす)で示されるジヘミアセ
    タールの結晶の形で析出させ、該析出物を分離すること
    を特徴とするオキソアルコール混合物からの直鎖状アル
    コ−μの分離方法。
JP9988682A 1982-06-09 1982-06-09 オキソアルコ−ル混合物からの直鎖状アルコ−ルの分離方法 Pending JPS58216133A (ja)

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JP9988682A JPS58216133A (ja) 1982-06-09 1982-06-09 オキソアルコ−ル混合物からの直鎖状アルコ−ルの分離方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193938A (ja) * 1984-02-24 1985-10-02 キミカ・アウグスタ・エセ・ピ・ア 直鎖オキソアルコ−ルの分離法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60193938A (ja) * 1984-02-24 1985-10-02 キミカ・アウグスタ・エセ・ピ・ア 直鎖オキソアルコ−ルの分離法

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