JPS58216125A - ヒト抗体の産生方法 - Google Patents

ヒト抗体の産生方法

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JPS58216125A
JPS58216125A JP57097596A JP9759682A JPS58216125A JP S58216125 A JPS58216125 A JP S58216125A JP 57097596 A JP57097596 A JP 57097596A JP 9759682 A JP9759682 A JP 9759682A JP S58216125 A JPS58216125 A JP S58216125A
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human
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力 阿部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒ)B細胞が腫瘍化してなる細胞株を利用す
るヒト抗体の産生方法に関する。
近年、細胞融合技術が急速な発展をとげ、ヒト抗体産生
への応用の期待が高まっている。
従来、ヒトの抗体を産生しうる雑種細胞の研究は、大別
して以下の二つの方法によシ行なわれてきた。
(1)  マウス、ラット等のミエローマ細胞株ヲ用い
て、ヒトの抗体産生細胞との雑種細胞を作成する方法。
(2)  ヒトのミエローマを用いて雑種細胞を作る方
法。
しかし、第1の方法によるヒト細胞と異種細胞との雑種
細胞においては、ヒトの染色体が急速に消失する現象が
みられ、この場合には、安定な抗体産生雑種細胞株を獲
得することは極めて困難であった。また、第2の方法は
、細胞融合剤として最も用い易いポリエチレングリコー
ル溶液中で急速に細胞株が死滅してしまい、効果的に雑
種細胞株を獲得しえなかった。
そこで、本発明者らは、よシ効呆的にヒト抗体産生細胞
と融合可能な細胞株を種々検討し、ヒトB細胞が腫瘍化
し、細胞表面に免疫グロブリンを有している細胞株を用
いることによシ、ポリエチレングリコール等の細胞融合
剤による細胞傷害が少々く、より効果的に細胞融合が可
能であり、それによって得られた雑種細胞は、癌化して
いがい抗体産生細胞由来の免疫グロブリンを効果的に獲
得しうること全発見し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ヒ)B細胞が腫瘍化し、細胞表面
に免疫グロブリンを有している細胞株(以下、これをB
細胞株という)と、癌化していないヒト抗体産生細胞と
を細胞融合せしめて雑種細胞を形成し、その雑種細胞株
を用いて、癌化していない抗体産生細胞由来の免疫グロ
ブリンを産生ずる方法である。
一般に、B細胞が腫瘍化した細胞株は、補体C。
リセプター、IgGFcリセブター、表面免疫グロブリ
ン等の少なくとも一つを細胞膜の表面に有している浮遊
性細胞株と同定されている。本発明者らは、幾多のi細
胞株を比較検討したところ、少なくとも免疫グロブリン
を細胞表面に有しているB細胞株を用いて、雑種細胞を
形成させた場合、癌化17ていない抗体産生細胞由来の
抗体が効果的に分泌されることを見出した。
本発明で用いるB細胞株は、ヒトミエローマに対し、そ
の細胞表面に免疫グロブリンを有している点が異なる。
細胞形態学的に言えば、表面の突起状がより多く存在す
ること、および細胞株同志の凝集性がより強いことなど
を単けることができる。
本発明に用いるB細胞株のより好ましいものは、培養液
中に存在させたとき、該液中にB細胞株からの免疫グロ
ブリンの分泌が確認されるような株でめる。免疫グロブ
リンの確認は、液の上清をエンザイムイムノアツセイ法
などで検出することによって行うことができる。
Bi胞株の平均染色体数は、ヒト正常2倍体の染色体数
である46本に一致または近い40〜50本であること
が、効果的な抗体産生をする雑種株を得やすく好ましい
B細胞株の対数増殖期における2倍増殖に要する時間は
、より速い方が本発明の目的に用いやすく、12〜36
時間の範囲にあることが好ましい。
マイコプラズマ感染等によシ増殖速度が低下した細胞株
は、本発明の目的には適さない。
本発明に用いられるB細胞株の例としては、ジャーナル
・オプ・ザ・ナショナル・カンサー・インステイテ−1
−−) (Journal of the natio
nalCANCERlN5TITUTE ) 45巻(
1969年)第1119頁〜第1128頁に示されてい
るRPMI−1788、プロシーディンゲス・オプ・ザ
・ナショナル・アカデミ−・オプ・サイエンス(Pro
ceedings ofthe national A
CADEMY of 5CIENCES ) Vol、
 71(1974)第84頁〜第88頁に示されている
IM−9、インターナショナル・ジャーナル・オプ・カ
ンサー(International Journal
 of CANCER)Vol、 6 (1970)第
426頁〜第449頁に示された64−10、ATCC
寄託番号CRL  8118、およびBr1stol 
7などがある。
B細胞株は、一般に末梢血リンパ球の長期培養によシ、
もしくはエプスタイン・バール・ウィル 5 − スによるフィルス発癌によって獲得することも可能であ
る。
B細胞株は、細胞融合剤であるポリエチレングリコール
との接触に際しても強い耐性を示し、ヒトミエローマに
比較して、より効果的に融合された雑種細胞を獲得する
ことができる。
B細胞株の培養に用いられる培地の基本組成は、特に制
限はないが、10チの牛胎児血清を含むRPMI−16
40培地が常用される。
本発明に用いられる癌化していないヒト抗体産生細胞は
、末梢血リンパ球、リンパ節、肺臓などから獲得可能で
あり、特に制限はないが、通常、取得しやすさから末梢
血リンパ球が用いられる。
細胞融合は、融合すべき細胞を細胞融合剤の存在下、常
温で混合すればよい。
細胞融合剤としては、ポリエチレングリコール溶液、不
活化センダイフィルスなど、種々知られており、特に制
限はないが、調製が簡便であるポリエチレングリコール
溶液が用いやすい。細胞融合後、融合しなかった癌化し
ていない抗体産生細 6− 胞は、徐々に死滅してゆき、雑種細胞株の獲得に特に支
障はないが、融合しなかったB細胞株は死滅しないので
、それとの分離は工夫を要する。
雑種細胞株と融合しなかったB細胞株との分離は、寒天
培地中でのクローニング限界希釈法等を用い、個々のコ
ロニー間の性状比較により実施可能であるが、よシ用い
やすい分離法として、B細胞株からあらかじめアミノプ
テリンを含む培地中で死滅するような酵素欠損株を選択
し、細胞融合用細胞株として用いる方法がある。この方
法によれば、細胞融合後アミノプテリンを含む培地中で
培養を行うこと罠より、雑種細胞のみを選択的に増殖せ
しめられる。この酵素欠損株の選択法は、例工ばヒポキ
サンチン・グアニン・ホスホリボシルトランスフェラー
ゼ(以下、HGPRTと略記する)の欠損株を獲得する
場合は、8−アザグアニンもしくはる一チオグアニンな
どの薬剤を含む培地中で増殖できる細胞株を選択する。
またチミジン・カイネースの欠損株を得る場合は、5−
ブロモデオキシウリジンを含む培地中で増殖しりる細胞
株を選択する。
これらの方法は、用いようとするB細胞株の薬剤感受性
により必要な薬剤濃度が異なるため、まず、種々の濃度
の薬剤を含む培地にて培養を行ない、薬剤非添加時の1
/2の増殖速度を示す薬剤濃度を求め、該濃度の20〜
100倍濃度の薬剤濃度1で2〜6ケ月をかけて徐々に
薬剤を増加せしめることにより、酵素欠損細胞株を獲得
できる。
該細胞株はアミノプテリンを含む培地中で生存できない
。以下該細胞株をアミノプテリン感受性B細胞株と略す
。獲得された株が真にアミノプテリン感受性B細胞株で
あることを確認するために、種々の濃度のアミノプテリ
ンを含む培地中で15日間培養を行い、確実に該細胞株
が死滅することを確認し、酵素欠損株を死滅させる薬剤
であるアミノプテリンの有効濃度を求める。該細胞株の
全てが、培養開始後15日間で死滅するアミノプテリン
の最少濃度からその100倍までの#[を、細胞融合後
の選択培地のアミノプテリン濃度とすることが好ましい
より好ましいアミノプテリン感受性B細胞株としては、
前述したB細胞株RPMI−1788を8−アザグアニ
ンを含む培地中で選択し、アミノプテリン感受性B細胞
株(ATCC寄託番号CRL 811B)がある。該細
胞株は、平均染色体数は45本、対数増殖期における2
倍増殖に要する時間は18時間であり、細胞表面に免疫
グロブリンを有していると共に、その培養上清中にもそ
れが分泌されている。該細胞株は、ヒト抗体産生細胞と
の細胞融合を極めて効果的に実施できる。
以下、細胞融合の詳細について記載する。
ヒトの抗体産生細胞を末梢血よシ獲得する場合は、フィ
コール・コンレイ液の上部に重層せしめ、400?、3
0分の遠心分離を施し、中間層と得られる末梢血リンパ
球分画(以下、PBLと略記する)金柑いる。その他組
織中から抗体産生細胞管獲得する場合は、組織をよく切
シきざみ、ステンレスメツシュを用いて固形成分とリン
パ球を分離し、混入した赤血球は0.14M塩化アンモ
ニウム溶液にて溶血処理を施して除去しておく。
= 9− このようにして得られたヒト抗体産生細胞を含む浮遊液
とアミノプテリン感受性B細胞株を混合し、遠心分離操
作で牛胎児血清等の蛋白成分を完全に除去する。
両細胞の混合比率は特に制限はなく、1:1の細胞比率
から一方の細胞を100倍程度まで過剰に加えてもよい
続いて細胞融合促進剤である分子量1500〜6000
のポリエチレングリコールを蛋白質を含まない培地もし
くは平衡塩液に溶解し、65〜55チとしたものを、細
胞107個あたり 0.1〜1−の割合でゆつくシと滴
下し2〜3分間放置後、蛋白質を含まない培地で洗浄し
、充分にポリエチレングリコールを希釈する。
続いて、アミノプテリン感受性B細胞を完全に死滅させ
る最少〜100倍濃度O7ミノプテリン、および融合細
胞の増殖を促進する因子であるヒポキサンチンおよびチ
ミジンを含む培地(以下、HAT培地と略記する)に細
胞を分散せしめ、96穴マイクロテストプレートに分注
し、炭酸ガス培−10− 養器中にて融合細胞の増殖をはかり、培養上清中に抗体
を放出せしめる。なお、ヒボキサンチンおよびチミジン
の濃度は細胞障害を示さない範囲ならば特に制限はない
が、それぞれ10−4Mおよび1.5 X 10−5 
M程度が望ましい。
本発明のB細胞株を用いる利点としては、(1)45%
程度のポリエチレングリコール液に10分程度接触する
際の細胞障害が極めて少ない。
(2)雑種細胞の増殖が容易である。
(3)ヒト抗体産生細胞の該産生能を容易に細胞株に移
入できる。
などがあげられる。
ヒト抗体は、一般に融合細胞の培養上清から獲得するこ
とが可能である。特定の抗体のみを獲得するためには、
例えば融合細胞株の中から特定の株を選択し、それを培
養し、そこから特異的な抗体を分離することができる。
また、この雑種細胞株を、拒絶反応、ナチュラル・キラ
ー活性等が抑制された状態の哺乳動物の腹腔内に移植し
、増殖せしめることが可能である。ここで用いる哺乳動
物としては、ヌードマウス等の胸腺欠損動物が用いやす
い。
実施例1 ヒ)Bリンパ球由来細胞株RPMI−1788からのア
ミノプテリン感受性()(GPRT欠損)B細胞の分離 RPMI−1788株を、10%牛脂児血清を含むRP
MI−1640培地にて10amまで細胞を増殖せしめ
、続いて同培地に1μt/−の8−アザグアニンを添加
した培地にて10日間培養を継続し、細胞増殖速度が薬
剤無添加時の1/2以下にあることを確認した後、生細
胞集団を倒立顕微鏡下でマイクロピペットを用いて捕捉
した。
続いて3μt/ゴ、10μ2/−120μm/−の8−
アザグアニン濃度の培地で各15日間ずつ培養を行い、
生細胞集団をマイクロピペットを用いて移していった。
最終的に異なったクローンから得られた計24ウェルの
細胞集団を獲得した。それぞれのウェルの一部を分けと
シ、種々の濃度のアミノプテリンを含み、10%の牛胎
児血清を含むRPMI  1640培地にて培養を試み
たところ、4×10−8M以上のアミノプテリンを含む
培地にて15日間培養した場合に、24ウエル中5ウエ
ルが死滅した。このことより、この3ウエルは酵素欠損
株でアシ、アミノプテリン感受性B細胞株であると判定
した。該アミノプテリン感受性B細胞株を死滅させるの
に十分なアミノプテリンの最少濃度は4X10”Mと判
定した。このアミノプテリン感受性(HGPRT欠損)
B細胞を再度分散せしめ培養を施し、1個の細胞から由
来したと考えられる細胞集団を獲得し、かつ前述のアミ
ノプテリン感受性のあることを再度確かめ、この細胞株
を以下の細胞融合に供した。
なお、該細胞株はATCC−CRL 8118としてア
メリカン・タイプ・カルチャー・コレクションに寄託さ
れている。
ポリエチレングリコールに対する耐性試験細胞融合の実
施に先立ち、該細胞株がポリエチレングリコールによっ
て受ける細胞障害の程度を検討した。
−13− 分子量200口のポリエチレングリコールを45チ含む
ハンクス処方平衡塩液を2−調製し、pHを8.2にあ
わせた後、濾過、滅菌を施した。
2 X 10?個の、良くハンクス処方平衡塩液にて洗
浄を施したCRL8118に、該ポリエチレングリコー
ル溶液を2分30秒を要し徐々に滴下し、その後1分間
37℃にて装置した。このとき用いた細胞株CRL81
1Bの細胞生存率を色素トリバンプルーの排除能にて測
定したところ、97チと算定された。
続いて、蛋白成分を含まない培地RPMI−1640を
20耐用いて、徐々にポリエチレングリコールを希釈し
た。この細胞浮遊液をゆるやかに遠心分離し、10−の
牛胎児血清を含む培地RPMI−1640に再浮遊せし
めた。このポリエチレングリコール処理細胞を含む培養
液を、24大の培養用プラスチックプレートの各穴に1
0”個ずつ分注し、炭酸ガス濃度5チ、温度37℃に設
定した炭酸ガス培養器にて3日間培養した後、該細胞株
の生存率を測定したところ、92チであった。
−14− 細胞融合 健常者末梢血20vnl’c、抗凝固剤としてヘパリン
を用いて採血し、フィコール・コンレイ液(比重1,0
77 )を用いた比重遠心法により、新鮮リンパ球2 
X 10?個を含む浮遊液を獲得した。
次いで、該リンパ球を同数の細胞株CRL8118と混
和し、ハンクス処方平衡塩液にて遠心操作をくりかえし
、3回洗浄後、充分圧洗浄液を除いた。
細胞融合促進剤としては、分子[2000のポリエチレ
ングリコールを45チ含むハンクス処方平衡塩液を2−
調製し、p)Iを8.2にあわせた後、濾過滅菌を施し
た。この融合促進剤溶液を洗浄後の両細胞混合物に、2
分60秒を要し徐々に滴下し、その抜1分間37℃にて
放置した。
続いて、蛋白成分を含まない培地RPMI−16401
20#I7!用いて、徐々にポリエチレングリコールを
希釈した。この希釈液をゆるやかに遠心分離し、10−
7Mのアミノプテリン、10−4Mのヒボキサンチンお
よび1,5 X 10” Mのチミジンを含む培地(以
下HAT培地第1処方)80−でおき替えた。
96大の組織培養用マイクロテストプレート4枚を用意
し、各穴200μtずつ分注した。4日毎に培地の半量
を新鮮なHAT培地第1処方におき替え、20日後、倒
立顕微鏡下で細胞集団の増殖が認められた。培養上清中
のヒトのIgGをペルオキシダーゼ抗体を用いたエンザ
イムイムノアッセイ法で分析したところ、78チの培養
穴にヒトのIgGが放出されていることを確認した。
実施例2 ヒ)B細胞由来の細胞株Br1stol −7を用いて
、実施例1と同様の耐性株化操作を施し、アミノプテリ
ン感受性を有する細胞を分離し、株化した。
該株のポリエチレングリコールに対する感受性を、実施
例1と同様の操作で測定した結果、実験前の生存率94
%のところ、ポリエチレングリコール処理して3日間培
養後、88チの生存率を示した。
次に、実施例1と同様の操作で健常者のリンパ球との細
胞融合を行ったところ、20日間培養後、32%の培養
穴にヒトのIgMが放出されていることが確認された。
比較例 ヒトノミエローマ株U −266(C1inicC11
nicalExperi Immunology Vo
l 、7 (1970)第477頁〜第489頁に示さ
れている)を用いて、実施例1と同様の方法にてアミノ
プテリン感受性細胞を分離し株化した。
該株のポリエチレングリコールに対する感受性を、実施
例1と同様の操作で測定した結果、実験前の生存率が9
3%のところ、ポリエチレングリコール処理して3日間
培養後、25%の生存率であった。
次に実施例1と同様の操作で健常者のリンノく球との細
胞融合全行ったところ、20日間の培養後に詳細に生存
細胞を検鏡によシ検索したが、全く認められなかった。
また培養上清中のIgGおよびIgMを測定したが、全
く検出されな、かった。
−17−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ヒ)B細胞が腫瘍化し、細胞表面に免疫グロ
    ブリンを有している細胞株と、癌化していないヒト抗体
    産生細胞とを細胞融合して々る雑種細胞を用いることを
    特徴とするヒト抗体の産生方法。
  2. (2)  ヒ)B細胞が腫瘍化し、細胞表面に免疫グロ
    ブリンを有している細胞株が、アミノプテリンを含む培
    地中で生存しえないものである特許請求の範囲第1項記
    載のヒト抗体の産生方法。
  3. (3)  ヒ)B細胞が腫瘍化し、細胞表面に免疫グロ
    ブリンを有している細胞株が、ATCC番号CRL81
    18の同定特性を有するものである特許請求の範囲第2
    項記載のヒト抗体の産生方法。
JP57097596A 1982-06-09 1982-06-09 ヒト抗体の産生方法 Granted JPS58216125A (ja)

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