JPS58215B2 - タイミング抽出用pll回路 - Google Patents
タイミング抽出用pll回路Info
- Publication number
- JPS58215B2 JPS58215B2 JP53056565A JP5656578A JPS58215B2 JP S58215 B2 JPS58215 B2 JP S58215B2 JP 53056565 A JP53056565 A JP 53056565A JP 5656578 A JP5656578 A JP 5656578A JP S58215 B2 JPS58215 B2 JP S58215B2
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- JP
- Japan
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- clock
- controlled oscillator
- output
- circuit
- pll circuit
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
- H04L7/033—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、RZデータ信号から最適識別タイミングを
再生するようにしたタイミング抽出用PLL(Phas
eLockedLoop)回路に関する。
再生するようにしたタイミング抽出用PLL(Phas
eLockedLoop)回路に関する。
PLL回路は第1図に示すように、位相比較器OMP、
ローパスフィルタLPF、電圧制御発振器VCOよりな
る位相フィードバックループである。
ローパスフィルタLPF、電圧制御発振器VCOよりな
る位相フィードバックループである。
位相比較器OMPは入力クロック1と電圧制御発振器V
CCの出力クロック2の位相差を検出して、電圧に変換
するものである。
CCの出力クロック2の位相差を検出して、電圧に変換
するものである。
位相比較器CMPの出力3は位相差の周波数成分以外に
入力信号以上の周波数成分も含んでいる。
入力信号以上の周波数成分も含んでいる。
また、ローパスフィルタLPFは位相比較器OMPの出
力3を積分して平滑化して、位相差に比例した連続的な
電圧成分だけを取り出し、また、その定数によって、位
相差成分も抑圧する。
力3を積分して平滑化して、位相差に比例した連続的な
電圧成分だけを取り出し、また、その定数によって、位
相差成分も抑圧する。
電圧制御発振器VCOはローパスフィルタLPFの出力
電圧4によって発振周波数が制御される発振器であり、
微小範囲では、制御電圧に比例して発振周波数が変化す
る。
電圧4によって発振周波数が制御される発振器であり、
微小範囲では、制御電圧に比例して発振周波数が変化す
る。
ところで、POM伝送において、受信される信号は伝送
路の歪み、変動、雑音および符号量干渉などの種々の原
因によって、位相変動(ジッタ)をもっている。
路の歪み、変動、雑音および符号量干渉などの種々の原
因によって、位相変動(ジッタ)をもっている。
識別タイミングクロックは入力のゆるやかな周波数変動
には追従し、これらの位相変動(ジッタ)のみを抑圧し
たものであることが望まれる。
には追従し、これらの位相変動(ジッタ)のみを抑圧し
たものであることが望まれる。
そして、タイミング抽出に用いるPLL回路の役割はこ
れらの条件を満たす識別タイミングクロックを再生する
ことである。
れらの条件を満たす識別タイミングクロックを再生する
ことである。
現在、位相比較器OMP、ローパスフィルタLPF、電
圧制御発振器VCOなどを含むPLL回路用のICが市
販されているが、POM伝送に用いられるノン・リター
ン・ツウ・ゼロ(以下、NRZ)信号、リターン・ツウ
・ゼロ(以下RZ)信号のような不規則に断続する入力
信号に対しても、位相比較器が十分に機能するものは実
用化されていない。
圧制御発振器VCOなどを含むPLL回路用のICが市
販されているが、POM伝送に用いられるノン・リター
ン・ツウ・ゼロ(以下、NRZ)信号、リターン・ツウ
・ゼロ(以下RZ)信号のような不規則に断続する入力
信号に対しても、位相比較器が十分に機能するものは実
用化されていない。
従来のタイミング抽出に用いられたPLL回路の例を第
2図に示す。
2図に示す。
第2図のブロック図はRZ入力5に対するPLL回路で
ある。
ある。
タンク回路などのクロック連続化回路080によって入
力に同期した再生クロック1′がPLL回路PLLに供
給されてジッタのないクロックが再生される。
力に同期した再生クロック1′がPLL回路PLLに供
給されてジッタのないクロックが再生される。
これらの回路は、クロックを連続にする回路を含んでお
り、そのために、タンク回路などのアナログ調整回路を
含むことになる。
り、そのために、タンク回路などのアナログ調整回路を
含むことになる。
したがって、このような従来技術においてはタンク回路
の同調周波数の調整などが必要となり、さらに、最適識
別時間を設定するためのプレイ−ラインなども不可欠と
なり、この最適識別時間の調整はビットレートが低くな
ると、極めて困難なものになる。
の同調周波数の調整などが必要となり、さらに、最適識
別時間を設定するためのプレイ−ラインなども不可欠と
なり、この最適識別時間の調整はビットレートが低くな
ると、極めて困難なものになる。
また、経年変化、温度変化による素子値の変動によって
定常位相変化を含む。
定常位相変化を含む。
このために、最適な識別タイミングを得るためには素子
に対する要求も厳しくなる。
に対する要求も厳しくなる。
一方、RZデータ信号からタイミング再生を行なうよう
に、RZデータ信号と電圧制御発振器のクロックをエク
スクル−シブゲートに入れて、その出力を位相比較器の
出力として、その平均値が1 / 2になるようにPL
L回路を構成することもすでに提案されるに及んでいる
が、この場合、電圧制御発振器のクロックのデユーティ
比が50係からずれていると、位相比較器出力にドリフ
トを生じる。
に、RZデータ信号と電圧制御発振器のクロックをエク
スクル−シブゲートに入れて、その出力を位相比較器の
出力として、その平均値が1 / 2になるようにPL
L回路を構成することもすでに提案されるに及んでいる
が、この場合、電圧制御発振器のクロックのデユーティ
比が50係からずれていると、位相比較器出力にドリフ
トを生じる。
このために、RZデータ信号のマーク率の変化が定常位
相差の変動となり、識別時間が変動して好ましくない。
相差の変動となり、識別時間が変動して好ましくない。
また、マーク率が小さい場合に、位相情報がドリフトに
うもれて、PLL回路が引き込みを行なわない状態が発
生する。
うもれて、PLL回路が引き込みを行なわない状態が発
生する。
また、その他の理由により定常位相変動することも望ま
しくない。
しくない。
この発明は、上記の点にかんがみなされたもので、位相
比較器出力のドリフトによる識別時間の変動の防止およ
びマーク率の小さい場合においてもPLL回路の引き込
みを行なうことのできる定常位相変動の小さな再生クロ
ックを再生するタイミング抽出用PLL回路を提供する
ことを目的とする。
比較器出力のドリフトによる識別時間の変動の防止およ
びマーク率の小さい場合においてもPLL回路の引き込
みを行なうことのできる定常位相変動の小さな再生クロ
ックを再生するタイミング抽出用PLL回路を提供する
ことを目的とする。
以下、この発明のタイミング抽出用PLL回路の実施例
について図面に基づき説明する。
について図面に基づき説明する。
第3図はその一実施例を示すブロック図である。
この第3図において、tlは入力端子である。
この入力端子t1にはR,Zデータ信号が導入されるよ
うになっており、このRZデータ信号がエクスクル−シ
ブゲートEXの第1入力端に導入されるようになってい
る。
うになっており、このRZデータ信号がエクスクル−シ
ブゲートEXの第1入力端に導入されるようになってい
る。
このエクスクル−シブゲートEXの出力端は抵抗R1と
コンデンサC1との積分回路および抵抗R2を通して差
動入力増幅器Aの反転入力端に接続されている。
コンデンサC1との積分回路および抵抗R2を通して差
動入力増幅器Aの反転入力端に接続されている。
この差動入力増幅器Aの反転入力端と出力端間には抵抗
馬とコンデンサC2との直列回路が接続されている。
馬とコンデンサC2との直列回路が接続されている。
かくして、差動入力増幅器Aは抵抗R3とコンデンサC
2とともに積分回路を構成している。
2とともに積分回路を構成している。
さらに、差動入力増幅器Aは抵抗R1〜R3とコンデン
サC1,c2とにより、ループフィルタ(ループ浦波器
)として低域通過のアクティブフィルタ(能動低域濾波
器)を形成している。
サC1,c2とにより、ループフィルタ(ループ浦波器
)として低域通過のアクティブフィルタ(能動低域濾波
器)を形成している。
なお、抵抗R1〜R3,コンデンサC2はアクティブフ
ィルタの特院を決める定数である。
ィルタの特院を決める定数である。
差動入力増幅器Aの出力は電圧制御発振器VCOに供給
するようになっており、この電圧制御発振器VCOの出
力端よりクロックが発生され識別クロックを得るように
なっているとともに、このクロックは上記エクスクル−
シブゲートEXの第2入力端に導入するようになってい
るとともに、ドライブゲートDGおよび積分回路INT
を通して差動入力増幅器Aの非反転入力端にも導入され
るように構成されている。
するようになっており、この電圧制御発振器VCOの出
力端よりクロックが発生され識別クロックを得るように
なっているとともに、このクロックは上記エクスクル−
シブゲートEXの第2入力端に導入するようになってい
るとともに、ドライブゲートDGおよび積分回路INT
を通して差動入力増幅器Aの非反転入力端にも導入され
るように構成されている。
この積分回路INTは図示のごとく、抵抗R4とコンデ
ンサC3とにより構成されている。
ンサC3とにより構成されている。
なお、ドライブゲートDGは積分回路INTをドライブ
するためのものである。
するためのものである。
また、ドライブゲートDGとエクスクル−シブゲートE
Xは、電源変動などに対する電圧変化特註が同じ回路を
用いることによって電圧ドリフトを補償する。
Xは、電源変動などに対する電圧変化特註が同じ回路を
用いることによって電圧ドリフトを補償する。
そのため、同−IC内のゲートを両者に用いる。
次に、以上のように構成されたこの発明のタイミング抽
出用P I L回路の動作について説明する。
出用P I L回路の動作について説明する。
まず、入力端子t1に導入されたRZデータ信号11は
エクスクル−シブゲートEXの第1入力端に加えられ、
電圧制御発振器vCOのクロック12はこのエクスクル
ーシブゲニトEXの第2入力端に加えられる。
エクスクル−シブゲートEXの第1入力端に加えられ、
電圧制御発振器vCOのクロック12はこのエクスクル
ーシブゲニトEXの第2入力端に加えられる。
このエクスクル−シブゲートEXはRZデータ信号11
と電圧制御発振器vCOのクロック12との排他的論理
和をとる。
と電圧制御発振器vCOのクロック12との排他的論理
和をとる。
すなわち、エクスクル−シブゲートEXは位相比較器と
して動作する。
して動作する。
これによりR,Zデータ信号11がない場合に、電圧制
御発振器VOOのクロック12がエクスクル−シブゲー
トEXの出力端に現われることになる。
御発振器VOOのクロック12がエクスクル−シブゲー
トEXの出力端に現われることになる。
ここで、ユクスクルーシブゲートEXからなる位相比較
器について説明する。
器について説明する。
一般にRZデータ信号11は第4図Aに示すように“1
”と“0”がランダムに存在する。
”と“0”がランダムに存在する。
このRZデータ信号11と電圧制御発振器VCOで発生
した第4図Bで示すクロック12がエクスクル−シブゲ
ートEXに入力される。
した第4図Bで示すクロック12がエクスクル−シブゲ
ートEXに入力される。
エクスクル−シブゲートEXは、2入力が同一の時に出
力が“0”、2入力が異なる時に出力が“1”となるの
で、図より明らかなようにRZデータ信号11が“1”
の場合には、RZデータ信号11が進むと、第4図Cの
出力(エクスクル−シブゲートEX出力)の平均値は上
昇し、遅れると第4図Cの出力の平均値は下がり通常の
位相比較器として動作する。
力が“0”、2入力が異なる時に出力が“1”となるの
で、図より明らかなようにRZデータ信号11が“1”
の場合には、RZデータ信号11が進むと、第4図Cの
出力(エクスクル−シブゲートEX出力)の平均値は上
昇し、遅れると第4図Cの出力の平均値は下がり通常の
位相比較器として動作する。
一方、RZデータ信号11が“0“の場合には、第4図
Bのクロック12がエクスクル−シブゲートEXの出力
にそのまま現われる形となり、かつこのクロックパルス
が50係デユーテイであればエクスクル−シブゲートE
X出力の平均値は変化しない。
Bのクロック12がエクスクル−シブゲートEXの出力
にそのまま現われる形となり、かつこのクロックパルス
が50係デユーテイであればエクスクル−シブゲートE
X出力の平均値は変化しない。
したがってエクスクル−シブゲートEXを用いた位相比
較器では、RZデータ信号11が“0”の場合は位相比
較を行わず、“1“の場合にのみ位相比較が行われる。
較器では、RZデータ信号11が“0”の場合は位相比
較を行わず、“1“の場合にのみ位相比較が行われる。
そのため、RZデータ信号11が”0”になると、位相
比較器の感度が下がるだけで、PLL回路は正常に動作
する。
比較器の感度が下がるだけで、PLL回路は正常に動作
する。
エクスクル−シブゲートEXの出力(位相比較器として
の出力となる)は抵抗R1とコンデンサC1とによる積
分回路および抵抗馬を通して差動入力増幅器Aの反転入
力端に加えられる。
の出力となる)は抵抗R1とコンデンサC1とによる積
分回路および抵抗馬を通して差動入力増幅器Aの反転入
力端に加えられる。
また、これと同時に、電圧制御発振器VCOのクロック
12はドライブゲートDGでドライブされ、さらに積分
回路INTで積分された後、差動入力増幅器Aの非反転
入力端に加えられる。
12はドライブゲートDGでドライブされ、さらに積分
回路INTで積分された後、差動入力増幅器Aの非反転
入力端に加えられる。
これにより、差動入力増幅器Aはこの非反転入力端に加
えられた積分回路INTの出力を基準にして(アクティ
ブフィルタのリファレンス側となる)、エクスクル−シ
ブゲートEXの出力の積分結果、つまり、抵抗R1とコ
ンデンサC1とによる積分回路の出力との偏差をとり、
その偏差をさらに差動入力増幅器Aと抵抗馬、コンデン
サC2とによる積分回路で積分し、その出力を電圧制御
発振器VCOに加え、この電圧制御発振器VCOのクロ
ック12を制御する。
えられた積分回路INTの出力を基準にして(アクティ
ブフィルタのリファレンス側となる)、エクスクル−シ
ブゲートEXの出力の積分結果、つまり、抵抗R1とコ
ンデンサC1とによる積分回路の出力との偏差をとり、
その偏差をさらに差動入力増幅器Aと抵抗馬、コンデン
サC2とによる積分回路で積分し、その出力を電圧制御
発振器VCOに加え、この電圧制御発振器VCOのクロ
ック12を制御する。
、この電圧制御発振器VCOのクロック12が上
記と同様にして、再度エクスクル−シブゲートEXの第
2入力端、ドライブゲートDG、積分回路INTを通し
て差動入力増幅器Aの非反転入力端に加えられる。
記と同様にして、再度エクスクル−シブゲートEXの第
2入力端、ドライブゲートDG、積分回路INTを通し
て差動入力増幅器Aの非反転入力端に加えられる。
このようにして、電圧制御発振器VCOのクロック12
のデユーティ比が50係からずれ、それにともなって、
位相比較器の出力のドリフトが生じても補償することが
できるものであり、補償された識別クロック13が取り
出せるものである。
のデユーティ比が50係からずれ、それにともなって、
位相比較器の出力のドリフトが生じても補償することが
できるものであり、補償された識別クロック13が取り
出せるものである。
以上のように、この発明のタイミング抽出用PLL回路
は、RZデータ信号と電圧制御発振器のクロックとを入
力して位相比較を行うエクスクル−シブゲートからなる
第1の手段と、この位相比較の出力を入力とする差動入
力増幅器の逆入力側に、前記エクスクル−シブゲートと
同一特性のドライブゲートを介して、さらに積分回路を
通しへ電圧制御発振器からのクロックを与える第2の手
段と、前記差動入力増幅器を含んで能動低域濾波器を構
成し、直流ループ利得の大きなループ濾波器とする、抵
抗およびコンデンサからなる第3の手段とを有すること
を特徴とする。
は、RZデータ信号と電圧制御発振器のクロックとを入
力して位相比較を行うエクスクル−シブゲートからなる
第1の手段と、この位相比較の出力を入力とする差動入
力増幅器の逆入力側に、前記エクスクル−シブゲートと
同一特性のドライブゲートを介して、さらに積分回路を
通しへ電圧制御発振器からのクロックを与える第2の手
段と、前記差動入力増幅器を含んで能動低域濾波器を構
成し、直流ループ利得の大きなループ濾波器とする、抵
抗およびコンデンサからなる第3の手段とを有すること
を特徴とする。
そして、クロック積分回路を駆動するドライブゲートを
設けて、これを、エクスクル−シブゲートすなわち位相
比較器と電気的特注を同一にすることによって、電源変
動による位相比較器としてのドリフト、電圧制御発振器
のクロックのデユーティが50係からずれることによっ
て発生する位相比較器としてのドリフトなどを全て除け
る効果を有する。
設けて、これを、エクスクル−シブゲートすなわち位相
比較器と電気的特注を同一にすることによって、電源変
動による位相比較器としてのドリフト、電圧制御発振器
のクロックのデユーティが50係からずれることによっ
て発生する位相比較器としてのドリフトなどを全て除け
る効果を有する。
また、抵抗とコンデンサならびに差動入力増幅器により
能動低域濾波器を構成し、直流ループ利得の大きなルー
プ濾波器とすることにより、PLL回路の入出力位相伝
達持回の高域減衰持回を自由に設定できることに加えて
、どのような高域減衰特避を持たせた場合でもPLL回
路のループ内に差動入力増幅器の直流利得が入るため、
直流ループ利得を非常に大きくすることができる。
能動低域濾波器を構成し、直流ループ利得の大きなルー
プ濾波器とすることにより、PLL回路の入出力位相伝
達持回の高域減衰持回を自由に設定できることに加えて
、どのような高域減衰特避を持たせた場合でもPLL回
路のループ内に差動入力増幅器の直流利得が入るため、
直流ループ利得を非常に大きくすることができる。
さらに、前述の位相比較器のドリフトが小さいことと、
同じく前述の直流ループ利得が大きいことにより、PL
L回路に入ってくるRZデータ信号と再1される識別ク
ロック両方の定常位相変動を非常に小さくすることが可
能となり、識別クロック再生回路として望ましいものと
なる。
同じく前述の直流ループ利得が大きいことにより、PL
L回路に入ってくるRZデータ信号と再1される識別ク
ロック両方の定常位相変動を非常に小さくすることが可
能となり、識別クロック再生回路として望ましいものと
なる。
第1図はPLL回路の基本的構成を説明するための図、
第2図はRZ大入力対するPLL回路を説明するための
ブロック図、第3図はこの発明のタイミング抽出用PL
L回路の一実施例を示すブロック図、第4図はエクスク
ル−シブゲートからなる位相比較器を説明するための波
形図である。 A・・・差動入力増幅器、C1〜C3・・・コンデンサ
、DG・・・ドライブゲート、EX・・・エクスクル−
シブゲート、VCO・・・電圧制御発振器、INT・・
・積分回路。
第2図はRZ大入力対するPLL回路を説明するための
ブロック図、第3図はこの発明のタイミング抽出用PL
L回路の一実施例を示すブロック図、第4図はエクスク
ル−シブゲートからなる位相比較器を説明するための波
形図である。 A・・・差動入力増幅器、C1〜C3・・・コンデンサ
、DG・・・ドライブゲート、EX・・・エクスクル−
シブゲート、VCO・・・電圧制御発振器、INT・・
・積分回路。
Claims (1)
- IRZデータ信号からタイミングクロックを再生するた
めのPLL回路において、RZデータ信号と電圧制御発
振器のクロックとを入力して位相比較を行うエクスクル
−シブゲートからなる第1の手段と、この位相比較の出
力を入力とする差動入力増幅器の逆入力側に、前記エク
スクル−シブゲートと同一特許のドライブゲートを介し
て、さらに積分回路を通して、電圧制御発振器からのク
ロックを与える第2の手段と、前記差動入力増幅器を含
んで能動低域濾波器を構成し、直流ループ利得の大きな
ループ瀘波器とする、抵抗およびコンデンサからなる第
3の手段とを有するタイミング抽出用PLL回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53056565A JPS58215B2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | タイミング抽出用pll回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53056565A JPS58215B2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | タイミング抽出用pll回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54148411A JPS54148411A (en) | 1979-11-20 |
JPS58215B2 true JPS58215B2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=13030646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53056565A Expired JPS58215B2 (ja) | 1978-05-15 | 1978-05-15 | タイミング抽出用pll回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58215B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4809306A (en) * | 1986-11-17 | 1989-02-28 | Amp Incorporated | RF modem with improved clock recovery circuit |
JPH01303930A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Hitachi Ltd | 高速クロツク用位相同期回路 |
GB9405805D0 (en) * | 1994-03-24 | 1994-05-11 | Discovision Ass | Improved phase locked loop |
-
1978
- 1978-05-15 JP JP53056565A patent/JPS58215B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54148411A (en) | 1979-11-20 |
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