JPS582152A - シ−ト移送異常検知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は供給リール（スプール等の巻芯を含む）から巻
取リールへ長尺シートを移送中シートの移送異常を検知
する方法に関するものである。

マイクロフィルム等の長尺シートを移送する装置におい
て１、シートの移送中に何らかの原因でシートが切断し
たり、通路中で詰ってしまう等の事故が起り、このよう
な移送異常の事故を放置して装置の運転を続行するとシ
ートのみならず装置にも損傷を与えてしまうことがｉｂ
す、移送の異常が発生した場合は装置の運転を直ちに停
止させる必要がある。

従来、上述の如き事故に対処するためにレバーとマイク
ロスイッチとを組合せて移送中のシートの張力を検知し
、その・張力が一定範囲を越えたとき変位するレバーに
よりマイクロスイッチを作動させて異常信号を発生させ
、この信号により装置を停止させていた。しかしながら
この方法はシートが正常に移送されているときにシート
の張力が変化するものには適用することができない欠点
があった。

また、シートを移送するキャプスタンローラと巻取リー
ルに各々エンコーダを取９付け、キャプスタン四−ラの
回転に伴ってエンコーダから発生するパルス数と巻取リ
ールの回転に伴ってエンコーダから発生するパルス数と
の差を計算し、その計算値が所定の値より大きくなった
とき異常信号を発生させる方法がある。しかしながらこ
の方法は、巻取リールに巻付いたシート０巻径の大きさ
によって巻取リールの回転速度が異なるので、シートを
一定長さ巻取る場合に、シートの巻径が大きいときと、
シートの巻径が小さいときとで巻取リールのエンコーダ
から発生するパルス数が相違し、そのため紬述の計算値
が相当に大きくなったときに異常信号を発生させるよう
にしなければならず、シートの移送事故が生じてから異
常信号が出るまでに相当の遅れがあり、シート及び装置
の損傷を確実罠防止することができず、特にシートを高
速度で移送する場合には使用することが：できない欠点
があった。

本発明は上記欠点を除去し、シートの移送異常を短時間
に検知することができ、シートを高速度で移送してもシ
ートの移送異常発生時にシートを迅速に停止させること
ができるシート移送異常検知綴方法管提供するものであ
る。

以下図面に従い本発明の詳細を述べる。

第１図は本発明を適用したマイクロフィルムリーダーを
示すものである。同図において、１は供給リール、２．
３はガイドローラ、４はマイクロフィルムを照明するラ
ング、５は集光レンズ、６．７はフィルム移動通路を挾
んで対設したガラス板、８はキャプスタンローラ、９は
ピンチローラ、１０は巻取リールである。第２図に示し
たように巻取リールｌＯはフィルム緊張兼巻取用モータ
ー１３に連結され、キャプスタンローラ８はフィルム駆
動用モーター１４に連結されている。マイクロフィルム
ＦＦｉ供給リールｌと巻取リール１０間に張９渡され、
＝Ｖヤプスタンローラ８の一転方向に応じて巻取リール
或いは供給リールに移送される。１１は投影レンズ、１
２はスクリーンである。フィルム駆動用モーター１４は
正逆転モーターからなり、モーター１４によりキャプス
タン四−ラ８が正転または逆転し、マイクロフィルムＦ
は正方向Ａｔたは逆方向ＢｔＣ送給される。フィルム緊
張兼巻取用モータ−１３＃ｉマイクロフイルム全巻取る
方向に巻取リール１０を回転駆動し、モーター１４より
トルクが小さく設定されている。

モーター１３の作動中キャプスタンローラ８によりマイ
ク菅フィルムＦが正方向に送給されると巻取リールｌＯ
はモーター１３によりマイクロフィルムを巻取るように
回転し、またマイクロフィルムＦが逆方向に送給される
と巻取リールはモーター１３の回転力に拡してマイクロ
フィルムＦＫ引張られマイクロフィルムを送９出すよう
に回転し、いずれの方向にマイクロフィルムが移送され
てもキャプスタンローラと巻取リールの間にフィルムが
たるまないようにしている、 供給リール１は巻取リールｌＯと同様にフィルム緊張兼
巻取用モーター（不図示）と結合されてお９、このモー
ターによりマイクロフィルムを巻取る方向に回転駆動さ
れる。各リールを回転駆動する各モーター蝶互いに等し
いトルクに設定されている。

なお、キャプスタンａ−２を設けずに、供給リールまた
は巻取リールに結合したいずれか一方のモーターを選択
的に駆動してマイクロフィルムを移送するようにするこ
ともできる。

第２図において、１５は巻取リール１ｏに巻かれている
マイクロフィルムの巻外径を検知する巻径検知器を示し
、仁の検知器１５は巻取リール１ｏに巻かれているフィ
ルムの外周に接触する１岨転自在のローラ１６を保持す
る回転自在のレバー１７と、レバー１７と一体的に回転
するレバー支持軸１８の（ロ）転に連動するポテンショ
ンメータ１９とを有する。２０Ｆｉローラ１６が巻取リ
ール１０のフィルム外周に常時接触するようにレバー１
７を付勢するコイルスプリングである。レバー１７は巻
取リール１０のフィルム巻枠に応じてレバー支持軸１８
を中心として支持軸１８と一体に回動し、このレバー１
７０回動に応じてポテンションメータ１９の抵抗値が設
定されるようになっており、フィルムの巻径が変化する
とポテンションメータ１９は巻径に対応する電圧を出力
する。２１は巻取り−ル１００回転量を測定する測定器
を示し、この測定器２１は巻取リールが一定角度回転す
る毎に発生するパルスを計数することにより回転量を測
定するも・ので、巻取リールの回転軸に固定した円板２
２と、仁の円板の局面に一定間隔で設けた多数の透光ス
リットを検知するフォトイアタラ１ｐ２３を有する。フ
ォトインタラプタ２３＃ｉ発光素子と受光素子からなり
、画素子の間に円板２２の透光スリット部が位置し、巻
取リール１０と一体的に円板２２が回転したとき円板２
２のスリットにより発光素子の光が受光素子に断続して
入射し、これにより受光素子からパルス信号が出る。こ
のパルス信号は巻取リールＩＯが一定角度回転する毎に
発生する。

また、供給リール側にも、巻取リールと同様に、供給リ
ールｌに巻かれているフィルムの巻径を検知する巻径検
知器と、供給リールの回転量を測定する測定器（不図示
Ｊとが設けられている。第１図において、３０は供給リ
ール１に巻かれているフィルムの外周に接触する回転自
在のローラ、３１はローラ１６′ｆ、保持する回動自在
のレバー、３２はローラ３ｏが供給リール１のフィルム
外周に常時接触するようにレバー３１を付勢するコイル
スプリ、／グ、３３はレバー３１の回動に応じて抵抗値
が設定されるポテンションメータで、これらをま巻径検
知器を構成する。

ところで、巻取リール１ｏに巻かれているフィルムの巻
外径を０１円板２２のスリットの数ｔＮとすると、キャ
プスタンローラ８が回転してフィルムが移送され、リー
ル１０がフィルムを巻取るように回転し牟とき、回転量
測定ｉｉ＋２１のフォトインタラプタ２３から発生する
パルス信号の１周期の期間にフィルムは伏の長さだけ移
送されたことになる。したがってフィルムが長さしだけ
移送されたときフォトインタラプタ団 ２３からｉ個のパルス信号を発生する仁とになる。前記
長さＬ　ｔ　１　ａｌに設定してこれを基準長さとし　
Ｎ−個のパルス信号が発生する度にπＤ 計数信号を発生させ、この計数信号を計数器で加算ま九
は減算計数するとすると〈移送中にＬＸＭ個のパルス信
号が発生した場合、計数器ｓｄ） の内容はＭＫなり、このとき、フィルムはＭ５ＩＩＩ移
送されたことになる。したがってフィルムの巻径とリー
ルの回転量とを利用してフィルムの移送量を計算するこ
とができる。またフィルムが正常に移送されている場合
、供給リールのフィルム送り出し量と巻取リールのフィ
ルム巻取量はほぼ等しい。本発明は上述のフィルム移送
量測定法を利用してフィルム移送の異常状態を検知する
ものである。　　　・ 第３図はシート移送異常検知回路のブロック図を示すも
ので、４０は巻取り一ル１０のフィルム巻径に対応する
電圧信号を出力するボテンΔ ジョンメータ１９の出力を頭に相当するデジタル値に変
換する１％／ＤＢ換回路、４１４．ｌ’Ｍ勺変換回路４
０のデジタル値がセットされる加減算プログラムカウン
ターである。なお、ｋ勺変換回Ｎ 路４１ｔｉｉに相当する数値の整数値を出力し、小斂点
以下は削除する。この場合、フィルム移送量の測定値に
誤差が生じることになるが、円板２２のスリットの数Ｎ
を大きくするようにすれば、測定精度を高くすることが
できる。プログラムカウンター４１はフォトインタラプ
タ２３から出力するパルス信号を加算また祉減算計数し
、その計数値がルΦ変換回路４０からセットされた数値
と等しくなると計数信号を出力すると共に、初期状態に
リセットされるものである。

すなわちカウンター４１Ｆｉフメトインタラプタ２３か
ら送られるパルス信号を読（整数）個計数πＤ すると計数信号を導出１−１この計数信号は加減算カウ
ンター４２に送られて加算また社減算組数される。４３
は供給リール１のフィルム巻径に対応する電圧信号を出
力するポテンションメータ３３の出力を切に相当するデ
ジタル値に変πＤ 換するＡ／ｌ）変換回路、４４はにΦ変換回路４３のデ
ジタル値がセットされる加減算プログラムカウンターで
ある。なお、ル巾変換回路４３はル巾変換回路４０と同
様に捷に相当する数値πＤ タラブタ４５から出力するパルス信号を計数し、その計
数値かに勺変換回路４３からセットされた値と等しくな
ると計数信号を出力すると共に、初期状態にリセットさ
れるものである。すなわちカウンター４４Ｆｉフオトイ
ンタラプタ４５かＮ ら送られるパルス信号を布（整数）個計数すると計数信
号を導出し、この計数楕号は加減算カウンター４２に送
られて減算または加算計数される。フォトインタラプタ
４５は供給リールと一体的に回転する円板のス１７−）
　）により光が断続されてパルス信号を発生するもので
、この円板は巻取リールｌ゛０に結合した円板２２と同
一に構成され、円板２２とスリット数が等しくなってい
る。ｋ勺変換回路及びカウンターは公知のものを使用す
ることができる。４６はフィルム移送方向検知器で、フ
ィルムの移送方向を示す信号を出力し、この信号により
カウンター４１．４２．４４は加算または減算状態に切
換えられる。フィルム移送方向検知器４６はたとえばモ
ーター１４の回転方向を検知し、モーター１４の回転に
よりフィルムＦが入方向に移送された場合、カウンター
４１ｉｊ加算状！Ｉ！（または減算状態）、カウンター
４４＃ｉ減算状ＩＩ（または加算状態）に切換えられ、
同時にカウンター４２ｔまカウンター４１から出力する
計数信号を加算（ま念は減算）シ、カウンター３９から
出力する計数信号を減’ｓ＜または加算）するように切
換えられ、またフィルムＦがＢ方向に移送された場合、
カウンター４１は弗−算状態（または加算状態）、カウ
ンター４４は加算状態（または減算状態）に切換えｔら
れ、同時にカウンター４２はカウンター４１から出力す
る計数信号を減算（または加算］し、カウンター４４か
ら出力する計数停号を加算（また／ｌ’１０１ｔ３）す
るように切換えられる。４７社カウンター４２の内容が
所定の設定値になったとき異常検知信号を出力す（コ るデコーター、４ｓ譚励動制御路である。駆動制御回路
４８１１デコーダ４７から異常検知１８号が送られたと
きキャプスタンローラ８を駆動するモーター１４、巻取
りタルｌＯを駆動するモーター１３及び供給リール１を
駆動するモーターの電源を断ち、かつブレーキ装置（不
図示）を作動してキャプスタンローラ８、供給リール及
び巻取リールを停止させるように作動する。

上記構成において、モーター１４を駆動し、キャプスタ
ンローラ８を回転してフィルムＦを入方向に移送すると
、フィルムは供給リール１から送り出され、巻取リール
１０に巻とられる。

この時ローラ１６．３０は各々供給リール１、巻取リー
ルＩＯＫ巻かれているフィルムの外周に常に接触してい
るのでホテンンヨンメーター１９．３３からフィルム巻
径に対応する信号が出力し、この出力信号はへ４〕変換
回路４０．４３に送られ、それぞれ埼に相当するデージ
タル値にπＤ 変換され、この値はプログラムカウンター４１．４４に
セットされる。フィルムＦが入方向に移送されるときカ
ウンター４１は加算状態、カウンター４４は減算状態に
あるものとする。フィルムの入方向への移送により供給
リールｌはフィルムを送り出すように、巻取リールｌＯ
はフィルムを巻きとるように回転し、リールと一体的に
回転積検出器の円板が回転するので７オトインタラプタ
２３．４３からパルス信号が発生し、このパルス信号は
カウンター４１で加算計数、カウンター４４で減算計数
される。カウンターランター４２において、カウンター
４１からの計数信号は加算計数され、カウンター４４か
らの計数信号は減算計数される。このときカウンター４
１．４４Ｆｉ初期状態に戻る。また、モーター１４が逆
転して、フィルムＦがＢ方向に移送された場合、カウン
ター４１は減算状態、カウンター４４は加算状態となる
。フィルムの移送により各リール１，１０　のフィルム
巻径は遂次変化し、それに伴って力、ライター４１４４
にセットされる値も変化する。カウンタ−４１ｔｉ巻取
リールｌＯが基準長さしだけフィルムを巻取る閾に計数
信号を出力し、一方、カウンター４４は供給リールｌが
基準長さしだけフィルムを送り出す度に計数信号を出力
する。したがってフィルムが正常に移送されている場合
は供給り−ル１のフィルム送り出し量と巻取リール１０
のフィルム巻取量は等しいからカウンター４２の計数値
は「０」になるはずである、ところで、フィルムを移送
しているときにフィルムが通路でたるんだや、或いは巻
径検知器のレノ＜−１７・３１及びローラー１６・３０
等の新品のガタによりリールのフィルム巻径の検知量に
誤差が生じることがあり、このため、フィルムが正常に
移送されていても、カウンター４２の計数値はｌｎＪに
ならない場合がある。そこで、□カウンター４２の計数
値が「０」の値よりいくらか上下に変動してもある範囲
内ではフィルムが正常に移送されているものとし、カウ
ンター４２の計数値が予じめ設定した値をはずれたとき
にデコーダ４７から異常検知信号を出力するようにデコ
ーダ４７を設定すれば、フィルム移送の正常時と異常時
とを確実に区別することができる。したがってデコーダ
４７の設定値を適当な値に設定するこ、とにより、フィ
ルムが通路に結って移送されなくなったり、或いはフィ
ルムが切断したりする事故が生じたときのみカウンター
４２の計数値がデコーダ４７の設定値になり、このとき
、デコーダ４７からフィルムの移送状性が異常になった
ことを示す異常検知信号を出力し、この信号により駆動
制御回路４８を介して各モータが停止し、フィルムが移
送されなくなる。また、デコーダ４７から異常枠部検知
信号が出力したとき、この（ｉ号により警報器等を作動
させて、使用者にフィルムの移送状態が不良になったこ
とを明示する。なお、上記実施例ではフィルムの移送方
向に応じてカウンター４１・４２・４４ｆ：加算状態ま
たは減惇状態に切換えているが、フィルムの移送方向が
変ったとき各カウンター４１・４２・４４をリセットす
るようしたり、或いはフィルムの移送方向が変っても加
算状態あるいは減算状態に切換えないようにしてもよい
。

この場合にはフィルムが通路に詰つ念ときの異常を検知
することができるが、フィルムが切断したときの異常を
検知することができなくなるが、フィルムのジャムを検
知するだけでよい場合はカウンターを加算、減算に切換
えなくても構わない。

第４図及び第５図はシートの巻径を検知する他の実施例
を示すものである。

第４図において、リール５０に設けた１対の透明なフラ
ン′）５１を挾んで元凶５２と光電変換素子５３を対設
する。フィルムＦの巻径に従る出力が発生することを利
用して巻径を検知する。

第５図において、リール６０の手前のフィルム搬送路を
挾んで光源（不図示）とＣＣＤ　（電荷結合素子）ライ
ンセンサー６１を対設する。

フィルムの巻径の大小によってフィルムの通過位置が変
化するのをＣＣＩＪセンツー６１により検出することに
上り巻径を検知するものである。

巻径及びフイ／ｌムの回転−？１−６１１Ｉ定する方法
は上Ｍｅ実施例に限らす、種々の方法を通用することが
できる。

上記実施例で＋＝１　、巻径を検知し１巻径に対応する
電圧信号に変換しているが、巻径に応じて′に流、ｌ！
・ブハ磁気などに変換することもで負る。

第５図の実施例にも・いて、ＣＣＤラインでンサー６１
から巻径に対応したフジタル１８号がｆ叫らＮ ね、このデジタル信号は届に相当するデジタル数値に変
換さｉｔでカウンターにセットさｔＬる。

なお、シートとしてマイクロフィルムに限らず再々のも
のを両用することが−Ｃ＠イ、。

以上のように不発、明によれば、／−トの移送速度、シ
ートの張力が変化してもシートの移送状態の異常ｔ＋ｂ
ちに検知することができ、シートを高速度で移送しても
異常が生じたときは確実かつ短時間に移送手段を停止さ
せることができるから、シート及び装置の損傷を防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図線本発明を適用し九マイクロフィルムリーダーの
構成図、第２図は巻径検知器及び回転量測定器の１実施
例を示す斜視図、第３図はシート移送異常検知回路のブ
ロック図、第４図及び第５図は巻径検知器の他の実施例
を示す斜視図である。 ｌ・・・供給リール　　　１０・・・巻取リール１５・
・・巻径検知器　　２１・・・回転量測定器１３・１４
・・・モーター。 出願人　　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）長尺シートを供給リールから巻取リールに移送す
   る装置において各リールｆｌｃ＠かれているシート０巻
   径を検知すると共に各リールの回転量ｔ−測測定、シー
   トの巻径とリールの回転量とを利用して供給リールのシ
   ート供給量と巻取リールのシート巻取量を計算し、計算
   した７−ト供給量とシート巻取量を比較することにより
   シートの移送異常を検知することｔ−ｑＩｆｌｌとする
   シート移送異常検知方法。 （りリールが一定角度回転する毎にパルスを発生させ、
   このパルスを計数することによりリールの回転量を測定
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のシー
   ト移送異常検知方法。