JPS5821411B2 - 磁気シ−ルド付空心リアクトル - Google Patents
磁気シ−ルド付空心リアクトルInfo
- Publication number
- JPS5821411B2 JPS5821411B2 JP54114288A JP11428879A JPS5821411B2 JP S5821411 B2 JPS5821411 B2 JP S5821411B2 JP 54114288 A JP54114288 A JP 54114288A JP 11428879 A JP11428879 A JP 11428879A JP S5821411 B2 JPS5821411 B2 JP S5821411B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic shield
- winding
- core reactor
- core
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F37/00—Fixed inductances not covered by group H01F17/00
- H01F37/005—Fixed inductances not covered by group H01F17/00 without magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気シールド付空心リアクトルに関するもの
である。
である。
一般に、空心形リアクトルは、発生磁束がすべて漏れ磁
束となるため、この発生磁束量が大きい場合にはコイル
の外周の一部に閉磁回路を構成した磁気シールドを設け
た構造とするため、磁気シールドの積層寸法は、コイル
外径に近い寸法か、それ以上としなければならない。
束となるため、この発生磁束量が大きい場合にはコイル
の外周の一部に閉磁回路を構成した磁気シールドを設け
た構造とするため、磁気シールドの積層寸法は、コイル
外径に近い寸法か、それ以上としなければならない。
そのため、コイルは磁気シールドに囲まれるので、固定
寸法に種種の問題があった。
寸法に種種の問題があった。
本発明の目的は、磁気シールドによるコイルの固定を、
ずれることがなく容易に確実に行うこと;ができる磁気
シールド付空心リアクトルを提供することにある。
ずれることがなく容易に確実に行うこと;ができる磁気
シールド付空心リアクトルを提供することにある。
本発明の磁気シールド付空心リアクトルは、巻線用絶縁
筒の外周に巻装される巻線の軸方向上下部及び外周面を
囲み磁気シールドが配置されてなり、巻線の上記上下部
が対向する磁気シールド鉄心面にそれぞれ形成された複
数個の溝と、絶縁筒内周に接し取り付けられた少なくと
も三個の巻線固定部材と、この巻線固定部材の上下端に
突出形成され上記溝に嵌入係止される係合突部と、上記
上下のそれぞれの係合突部を嵌入する複数個の固定穴を
有し巻線固定部材及び磁気シールドの鉄心間に配設され
る上下絶縁板とを設けたものである。
筒の外周に巻装される巻線の軸方向上下部及び外周面を
囲み磁気シールドが配置されてなり、巻線の上記上下部
が対向する磁気シールド鉄心面にそれぞれ形成された複
数個の溝と、絶縁筒内周に接し取り付けられた少なくと
も三個の巻線固定部材と、この巻線固定部材の上下端に
突出形成され上記溝に嵌入係止される係合突部と、上記
上下のそれぞれの係合突部を嵌入する複数個の固定穴を
有し巻線固定部材及び磁気シールドの鉄心間に配設され
る上下絶縁板とを設けたものである。
以下本発明の磁気シールド付空心リアクトルの一実施例
を第1図ないし第3図により説明する。
を第1図ないし第3図により説明する。
磁気シールド1の鉄心の上下内面側には角棒状の巻線固
定部材11の上下端面部に形成された係合突部23の嵌
合用の溝2(第4図も参照)を形成して磁気シールド1
が積層されている。
定部材11の上下端面部に形成された係合突部23の嵌
合用の溝2(第4図も参照)を形成して磁気シールド1
が積層されている。
そして、この磁気シールド1は、下敷4及び締付金具3
が前後両面に当てられ締付ロッド7を介し固定され、ま
た、下敷5及び締付金具6を上下及び両側面へそれぞれ
数個所に配置し取付ボルト9により締付金具3に締め付
は固定されている。
が前後両面に当てられ締付ロッド7を介し固定され、ま
た、下敷5及び締付金具6を上下及び両側面へそれぞれ
数個所に配置し取付ボルト9により締付金具3に締め付
は固定されている。
伺、このとき。1ターン防止用絶縁ワツシヤー8を一方
側に取り付け、更に、磁気シールド1と締付ロッド7間
に絶縁スペー′+j19&介装し磁気シールド1を組み
立てるようになっている。
側に取り付け、更に、磁気シールド1と締付ロッド7間
に絶縁スペー′+j19&介装し磁気シールド1を組み
立てるようになっている。
巻線固定部材11は第9図、第10図に示す如く、円周
上に等間隔に四本配置され、それぞれの中間部に形成さ
れた角穴24に、中心部分を十字状に段部2Tを組み合
わせ固定された二個の支持板25の各部分に形成される
嵌合突部26を嵌入固定されて一体に結合され、巻線固
定枠27を形成している。
上に等間隔に四本配置され、それぞれの中間部に形成さ
れた角穴24に、中心部分を十字状に段部2Tを組み合
わせ固定された二個の支持板25の各部分に形成される
嵌合突部26を嵌入固定されて一体に結合され、巻線固
定枠27を形成している。
巻線固定枠27の外周に接して絶縁筒17が嵌合され、
絶縁筒17の外周には複数本の直線スペーサ18が等間
隔に配置され直線スペー+j18の外周に電線を巻き巻
線15が整形され、巻線15の上下端には絶縁リング1
6を配置して巻線15が組み立てられるようになってい
る。
絶縁筒17の外周には複数本の直線スペーサ18が等間
隔に配置され直線スペー+j18の外周に電線を巻き巻
線15が整形され、巻線15の上下端には絶縁リング1
6を配置して巻線15が組み立てられるようになってい
る。
そして、上記した磁気シールド1の上部側部分、即ち、
下敷4及び締付金具3及び上側部分の磁気シールド1の
鉄心を除去し、上方を開口したU字形状の磁気シールド
1の下部の内面溝2に、巻線固定枠27の巻線固定部材
11の係合突部23が嵌入される部分を除いてジスピー
10が嵌入されている。
下敷4及び締付金具3及び上側部分の磁気シールド1の
鉄心を除去し、上方を開口したU字形状の磁気シールド
1の下部の内面溝2に、巻線固定枠27の巻線固定部材
11の係合突部23が嵌入される部分を除いてジスピー
10が嵌入されている。
ジスピー10は溝2の深さとほぼ同じ高さに形成されて
いる。
いる。
次に、下部の磁気シールド1の上面に上記四個の係合突
部23を嵌入するそれぞれの位置に固定穴20が開口さ
れた下絶縁板12(第5図参照)を載せ、下絶縁板12
の固定穴20及び上記ジスピー10により埋めなかった
溝2の部分を一致させ、下絶縁板12の固定穴20及び
溝2に、係合突部23を嵌入し巻線固定枠27を取り付
ける。
部23を嵌入するそれぞれの位置に固定穴20が開口さ
れた下絶縁板12(第5図参照)を載せ、下絶縁板12
の固定穴20及び上記ジスピー10により埋めなかった
溝2の部分を一致させ、下絶縁板12の固定穴20及び
溝2に、係合突部23を嵌入し巻線固定枠27を取り付
ける。
そして、絶縁筒17の外周に直線スヘーf1Bを介在さ
せて巻回した上記巻線15を取り付け、巻線15の上部
に第6図に示す上絶縁板13をくさび挿入用の溝22を
上側にするとともに固定穴21に係合突部23を挿通し
て取り付ける。
せて巻回した上記巻線15を取り付け、巻線15の上部
に第6図に示す上絶縁板13をくさび挿入用の溝22を
上側にするとともに固定穴21に係合突部23を挿通し
て取り付ける。
この上に更に別の上絶縁板13をこの場合は溝22を下
面にして固定穴21に係合突部23を挿通し、即ち、溝
22を第8図に示す如く対向するように組み合わせて上
絶縁板13.13を取り付ける。
面にして固定穴21に係合突部23を挿通し、即ち、溝
22を第8図に示す如く対向するように組み合わせて上
絶縁板13.13を取り付ける。
ここで先に取り外した磁気シールド1の上部側部分の鉄
心や下敷4.締付金具3な取り付は結合し、締付金具3
、締付ロッド7を締め付は固定する。
心や下敷4.締付金具3な取り付は結合し、締付金具3
、締付ロッド7を締め付は固定する。
次に、第7図に示す如きくさび14を、第8図に示す如
(上下に溝22を対向させて取り付けられた上絶縁板1
3.13の溝部分に互に斜面が1接触するように前後よ
り挿入し完全に溝22.22内に打ち込んで固定する。
(上下に溝22を対向させて取り付けられた上絶縁板1
3.13の溝部分に互に斜面が1接触するように前後よ
り挿入し完全に溝22.22内に打ち込んで固定する。
従って、巻線固定枠21はくさび14によって磁気シー
ルド1の鉄心間に固定される。
ルド1の鉄心間に固定される。
また、巻線固定枠27の巻線固定部材11は、上下を上
下絶縁板13.12及び溝2)にジスピー10により形
成された凹部によって完全に横移動を阻止されている。
下絶縁板13.12及び溝2)にジスピー10により形
成された凹部によって完全に横移動を阻止されている。
このように本実施例の磁気シールド付空心すアタトルは
構成されており、特に巻線固定枠を絶縁板及び磁気シー
ルドの鉄心の溝により固定するよiうにしたもので巻線
の横ずれを確実に阻止でき信頼性を向上できる。
構成されており、特に巻線固定枠を絶縁板及び磁気シー
ルドの鉄心の溝により固定するよiうにしたもので巻線
の横ずれを確実に阻止でき信頼性を向上できる。
しかも、部品点数が少なく構造が簡単で、安価に製作で
きる。
きる。
以上記述した如く本発明の磁気シールド付空心すアタト
ルは、簡単な構造で、磁気シールドによンる巻線の固定
を、横にずれることがなく確実に容易に行うことができ
る効果を有するものである。
ルは、簡単な構造で、磁気シールドによンる巻線の固定
を、横にずれることがなく確実に容易に行うことができ
る効果を有するものである。
第1図は本発明の磁気シールド付空心すアタトルの一実
施例の平面図、第2図は第1図の正面断、面図、第3図
は第2図の側面断面図、第4図は第2図の磁気シールド
の左側部分を除いた斜視図、第5図は第2図の下絶縁板
の斜視図、第6図は第2図の上絶縁板の斜視図、第7図
は第2図のくさびの斜視図、第8図は第2図の上絶縁板
のくさび取付部説明用斜視図、第9図は第1図の巻線固
定枠の平面図、第10図は第9図の巻線固定枠の取付部
分の正面図である。 1・・・磁気シールド、2,22・・・溝、11・・・
巻線固定部材、12・・・下絶縁板、13・・・上絶縁
板、14・・・くさび、17・・・絶縁筒、20.21
・・・固定穴、23・・・係合突部。
施例の平面図、第2図は第1図の正面断、面図、第3図
は第2図の側面断面図、第4図は第2図の磁気シールド
の左側部分を除いた斜視図、第5図は第2図の下絶縁板
の斜視図、第6図は第2図の上絶縁板の斜視図、第7図
は第2図のくさびの斜視図、第8図は第2図の上絶縁板
のくさび取付部説明用斜視図、第9図は第1図の巻線固
定枠の平面図、第10図は第9図の巻線固定枠の取付部
分の正面図である。 1・・・磁気シールド、2,22・・・溝、11・・・
巻線固定部材、12・・・下絶縁板、13・・・上絶縁
板、14・・・くさび、17・・・絶縁筒、20.21
・・・固定穴、23・・・係合突部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻線用絶縁筒の外周に巻装される巻線の軸方向上下
部及び外周面を囲み磁気シールドが配置されてなる磁気
シールド付空心リアクトルにおいて巻線の上記上下部が
対向する上記磁気シールド鉄心面にそれぞれ形成された
複数個の溝と、上記絶縁筒内周に接し取り付けられた少
なくとも三個の巻線固定部材と、該巻線固定部材の上下
端にそれぞれ突出形成され上記溝に嵌入係止される係合
突部と、上記上下のそれぞれの係合突部を嵌入する複数
個の固定穴を有し上記巻線固定部材及び磁気シールドの
鉄心間に配設される上下絶縁板とを設けてなることを特
徴とする磁気シールド付空心リアクトル。 2 上記上絶縁板を上下に分割し、上下に分割されたそ
れぞれの上絶縁板の接触面部分に複数個の溝を設け、該
溝内にそれぞれ配設されたくさびが互に斜面を接して挿
入されてなる特許請求の範囲第1項記載の磁気シールド
付空心リアクトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54114288A JPS5821411B2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 磁気シ−ルド付空心リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54114288A JPS5821411B2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 磁気シ−ルド付空心リアクトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638810A JPS5638810A (en) | 1981-04-14 |
JPS5821411B2 true JPS5821411B2 (ja) | 1983-04-30 |
Family
ID=14634090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54114288A Expired JPS5821411B2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 磁気シ−ルド付空心リアクトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821411B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621911U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-08 | ||
US10662278B2 (en) | 2015-04-06 | 2020-05-26 | Okamoto Chemical Industry Co., Ltd. | Composition for optical stereolithography and method for producing stereolithographic object using the same |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL9300590A (nl) * | 1993-04-02 | 1994-11-01 | Smit Transformatoren Bv | Luchtspoel. |
-
1979
- 1979-09-07 JP JP54114288A patent/JPS5821411B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621911U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-08 | ||
US10662278B2 (en) | 2015-04-06 | 2020-05-26 | Okamoto Chemical Industry Co., Ltd. | Composition for optical stereolithography and method for producing stereolithographic object using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638810A (en) | 1981-04-14 |
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