JPS58212163A - 集積回路およびその製造方法 - Google Patents

集積回路およびその製造方法

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JPS58212163A
JPS58212163A JP58068493A JP6849383A JPS58212163A JP S58212163 A JPS58212163 A JP S58212163A JP 58068493 A JP58068493 A JP 58068493A JP 6849383 A JP6849383 A JP 6849383A JP S58212163 A JPS58212163 A JP S58212163A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来技術〕 本発明は、複数個の半導体装置を具える半導体集積回路
であって、該半導体集積回路は半導体本体を有しており
、該半導体本体の表面上に絶縁層が設けられており、該
絶縁層が、チタン、タングステンおよび窒素含有層を有
する導電パターンを支持するようにした半導体集積回路
に関するもの・であり、またこのような集積回路を製造
する方法にも関するものである。
このような集積回路は、R,S、NoWICkl氏等著
” Th1n 5olid li’11m5 n l 
VOt、 5 a l 197 s rl)I)、  
1 9 5 − 2 0 5  ”  5tudies
  of  the  Ti −W/AuMetall
ization on Aluminum”に記載され
ており、既知である。ここに記載されているチタン、タ
ングステンおよび窒素含有層は窒化チタン−タングステ
ン拡散障壁層であり、この層は、珪素上の下側アルミニ
ウム層と上側金層との間に配置した場合に純粋なチタン
−タングステンよりも優れているものとして説明されて
いる。
バイl−ラメ上!JPROMSは、装置が一層高密度に
且つ複雑になる程、ウォッシュド・エミッタ法が適用さ
れるようになる。二重層アルミニウムを有するニクロム
より成る易融リンクの現在の金属化技術は、アルミニウ
ムと珪素との相互拡散の為にこれらの浅いN” −P接
合を得る技術とは両立しえない。集積回路においてアル
ミニウムと珪素との相互拡散の問題を解決する従来の方
法は、チタン−タングステン(T1: W )のような
アルミニウム拡散障壁を加える方法であった(例えば’
J 、A 、 Ounningham氏等著” 1.E
、E、E、TransactionsRel、”Vol
、19.1970 、PP、182−187” Qor
rosion Re5istance of 5eve
ral IntegratedOircuit Met
alliZatiOn scbemes”およびP、B
、Ghate氏等著” Th1n 5olid Fil
ms ” 、 Vat、 58 、1978 。
pp、117−128°’ Application 
of Titanium−Tungsten Barr
ier Metallization for Int
egratedCircuits”′を参興のこと)。
この方法はニクロム易融リンクを有するFROMSにお
いても用いうるが、この場合実際に、空気に曝したり、
レジスト処理をしたり、酸化したりする際(こチタン−
タングステンおよびニッケルの双方が容易に酸化されて
しまうことによる処理上の問題や、金属化をより一層複
雑で高価な処理とする問題が生じる。
H,Hi11氏著” 5olid 5tate Ted
hdology ” 。
Januar/ 198011)p、 5 B −59
” MagnetronSputtered Tita
nium −Tungsten Films ”には、
珪素上にチタン−タングステンを設け、チタン−・タン
グステンの上にアルミニウムを設けて成る通常の拡散障
壁構造が記載されている。この文献にはまた、酸素およ
び窒素の分圧に感応するチタン−タングステン障壁薄膜
の固有抵抗が記載されている。これらの反応ガスは通常
真空装置中にバックグラウンド汚染物(backgro
und contaminants )として存在する
〔発明の目的〕
本発明の目的は、チタン−タングステン−窒化物の金属
薄膜を、金属拡散障壁層として有効に作用しうるばかり
ではなくメモリ装置等における極めて有効な溶融リンク
としても作用するような薄い厚さで形成しうるようにす
ることにある。
〔好適な実施例の説明〕
11′・。
第1図には、複数本、)・の、ビットライン10を列に
配置し、複数本のワードライン12を行に配置したショ
ットキーダイオードメモリアレイを示す。
ワードライン12とビットライン10との各交差部には
、1本のワードライン12と1本のビットライン10と
の間に直列に接続したショットキーダイオード14およ
び溶融リンク(ヒユーズ)16が設けられている。ワー
ドライン12とビットラインlOとの間に接続されたシ
ョットキーダイオード14を順方向にバイアスするよう
にこれらのライン間に電位差を与えると、溶融リンク1
6が、そこなわれていない限り、選択したこれらの2つ
のラインIOおよび12間に検出電流が流れる。所定の
素子をプログラミングする為には、溶融リンク16を溶
融する(ヒユーズをとばす)の(こ、従って選択対のラ
イン10および12間の直列回路を開路とするのに充分
な電流が生じるよう番こ高い電位差を印加する。このよ
うにすると、2つのライン10および12間に検出電圧
を印加しても電流が流れない。検出電流の存在は°゛1
゛′のような1つの状態を示し、検出電流の不存在はI
I D IIのような他の状態を表わすことができる。
メモリアレイの変形例の1つでは、ショットキーダイオ
ードをベース・コレクタダイオードのような半導体接合
ダイオードと置き換える。この種類のメモリ素子の例は
米国再発行特許第28481号明細書に記載されている
。他の種類のメモリアレイはR,に、Wallace氏
等著” glectronics ” 。
Maroh 27 、198 o 、 pT)−147
−150” Simple Process Prop
els Bipolar PROM5 t。
16 K Density and Beyond”に
記載されている。
次に第2〜11図を参照して、本発明によるメモリアレ
イおよびトランジスタ構造体を製造する工程につき説明
する。ショットキーダイオードおよびヒユーズ構造体を
有するメモリアレイを図面の左側部分に示し、障壁層を
有するウォッシュド・エミッタトランジスタ構造体を図
面の右側部分ニ示す。半導体チップにおいては通常、メ
モリアレイがチップの主たる中央領域を占め、トランジ
スタはメモリアレイの1以上の側部を囲む周辺回路の一
部となる。これら双方の構造体を同時に製造する為に同
じ処理工程を用いる為、これらの構造体を並べて示す。
第2図に示す製造処理は、約7〜21Ω−cmの固有抵
抗および111の結晶軸方位を有するようにわずかにド
ーピングしたP型理素基板18を準備することから始め
る。珪素基板18の表面上には、次の工程で埋込層を形
成するのに用いるべきドーピング源に依存して1.01
1m以上の厚さまで厚肉酸化物層20を成長させる。酸
化物層20には写真食刻手段により孔22および24を
形成し、2つのN++拡散領域26および28が次に形
成される領域を決定する。N++拡散領域に対するドー
パントは例えば砒素とすることができる。溶融リンクお
よびショットキーダイオード構造体に対する戸拡散領域
26はショットキーダイオードの陰極路の抵抗値を減少
させる目的で埋込層とし、他のN++散領域28は周辺
トランジスタに対する埋込層コレクタを構成する。耐拡
散中、N+拡拡散領土上図示のように、わずかの厚さの
酸化物層20aが形成されそ。N++散領域26.1・
 1′・ および28のシート抵抗値はめ200/口であり、PN
接合の深さは約3〜4μmである。
次に、第8図に示すN型珪素のエピタキシアル・層80
を形成する為に酸化物層20および20aを除去する。
エピタキシアル堆積や成長を行なう前に、塩化水素によ
る′現場腐食(in −5itu 8tOh )を行な
って基板18上を清浄な表面とする。エピタキシアル層
80には約45Ω−cmの固有抵抗となるまで砒素をド
ーピングし、このエピタキシアル層の厚さは8〜8.5
μmとする。このエピタキシアル層80の成長中、埋込
層26および28の−mがエピタキシアル層80中に上
方に拡散し、その下側部分は基板18内に一層深く拡散
する。
次の工程は、メモリ素子および周辺トランジスタに対す
る分離領域を形成する工程である。エピタキシアル層8
0上に0.5〜1.0μmの比較的厚肉の酸化物層を成
長させ、その後にこの酸化物層をフォトレジストでマス
クし、この酸化物層に孔をあけ、これらの孔内に硼素の
ようなP型ドーパントを拡散し、分、jlJI領域82
を形成する。これら、Dオア@Ha  z  Gt(”
、  * 4  Dc オオよ う 1、 、 ア、 
ヶキシアル層30を経て基板18内に入るように深く延
在させる。この拡散中、分離領域上に酸化物゛が形成さ
れる。この酸化物はそのまま残しておくか・或いは除去
して新たな酸化物を成長させることができる。
この段階で、トランジスタ構造体中にコレクタプラグを
拡散する任意の工程を行なうことができる。この工程は
、マスキングし、エツチングし、次にN++込層領域2
8に接触するのに充分な深さまで1型ドーパントを拡散
することにより行なうことができる。このコレクタプラ
グの拡散により、エピタキシアル層の表面に形成すべき
コレクタ接点と、コレクターベース接合領域との間の導
電性を良好なものとする。コレクタプラグ拡散中或いは
その後に表面酸化物を形成する。次の工程の前に、第4
および5図に示すように、分離領域82を被覆するよう
にエピタキシアル層30上に酸化物層84が存在する。
次の工程は、マスキングにより酸化物層84に孔86を
形成し、この孔86を経て硼素のようなP型ドーパント
を拡散してトランジスタに対するベース領域88を形成
する工程である。ベース領・域38のシート抵抗値は約
2000/口とすることができ、接合の深さは約1.0
μmとすることができる。ベース拡散中く酸化物薄膜が
ベース領域88上に形成される。
次の工程は第6図に示すように酸化物層84に一連の孔
をあける工程であり、これらの孔を経て燐或いは砒素の
ようなN型ドーパントを多緻のドーズ屋で拡散しうるよ
うにする。第1の孔40は1型エミッタ領域42を拡散
により形成する為にベース領域88上にあける。第2の
孔44はN+型のコレクタ接点領域46を拡散により形
成する為にベース領域88の一側にあける。第8の孔4
8はメモリ素子のショットキーダイオードに対するN+
型の陰極接点領域50を拡散により形成する為にあける
N+拡拡散口れらのN+梨型領域上形成される酸化物は
、約400オングストロームの極めて薄肉となる。その
理由は、エミッタの寸法が極めて小さく、例えば6μm
×8μmの面積で0.7μmの厚さである為である。次
の接点用の孔は通常の写真食刻によってはエミッタ内に
配置することができない。従って、ベースに対する接点
用の孔と、ショットキーダイオードとなるN型エピタキ
シアル領域Gこ対する接点用の孔とを形成し、その後に
ウェファ全体を80秒のような比較的短かい時間の間弗
化水素酸溶液中に浸すことにより厚肉酸化物のいずれに
も著しい悪影響を及ぼすことなくエミッタ上の少鰍の酸
化物を除去しうるようにするのが好ましい。この方法を
ウォッシュド・エミッタ法と称する。このウォッシュド
・エミッタ法ハ、第7図に示すように、ベースおよびエ
ピタキシアル層に接点を形成する為に行なう接点マスキ
ング工程の前に行なうことができ、或いはこの接点マス
キング工程の後に行なうこともできる。
次の工程では、いくつかの或いはすべての接点領域に例
えばプラチナ、パラジウム或いはプラチナ−ニッケルの
ような金属を堆積し、次にこの金・・ ):1 属と珪素とを合金化させることにより、これら接点領域
内に金属珪化物の層を形成する。この工程は例えば、 ・(a)  ウォッシュド・エミッタ法とその後のベー
スおよびショットキーダイオード(これらの双方はメモ
リ青子およびクランプ素子である)に対する接点マスキ
ングとの間で行なって、第7111Jに示すようにエミ
ッタ領域とN 接点領域との中にのみ珪化物を形成する
ようにするか、(b)  ベースおよびショットキーダ
イオードに対する接点マスキングとその後のウォッシュ
ド・エミッタ法との間で行なって、珪化物ベース接点お
よび珪化物ショットキーダイオードを形成するか、 (C)  すべての接点マスキング後に行なって、すべ
ての接点が珪化物を有するようにして 行なうことができる。これらの方法(a)、■)および
(C)のうちいずれを選択するかは主としてショットキ
ーダイオードの選択に依存する。珪化物ショットキーダ
イオードが望ましい場合には、■)或いは・し く0)の方法を選択する。ナルミニラムショットキーダ
イオードが望ましい場合には、エミッタ中に珪化物を有
さないようにする選択とともに(a)の方法を選択する
。しかし、珪素に対する障壁金属の接触抵抗を減少させ
るか或いは最小とする為には可能な個所すべてに珪化物
を有するようにするのが一般に有利である。第7図にお
いては、酸化物層84にあけた孔を経てエミッタ領域4
2、コレクタ接点領域46および陰極接点領域60上に
珪化物接点52を堆積した状態を示す。珪化物接点52
に対する代表的な組成は88%ニッケルおよび12%プ
ラチナから成るものであり、これは珪素と合金化される
と、60%珪素、44%ニッケルおよび6%プラチナの
三元合金となる。プラチナ珪化物接点の他の説明に対し
ては米国特許第8.855,612号明細書を参照しう
る。
次の工程は、第8図に示すように、酸化物層84に孔5
4および56を形成する工程である。
一方の孔54はベース領域88上に形成し、この孔によ
りベース領域88とエピタキシアル層80との間の接合
を露出させる。他方の孔56は埋込層26の上方に形成
し、この孔によりメモリ素子領域内のエピタキシアル層
80を露出させる。
次に、チタン−タングステン−窒化物の堆積を行ない、
この窒化物が、浅いエミッタ内にアルミニウムが入り込
むのを防止するとともに珪化物ショットキーバリアダイ
オードを用いる場合にはその安定性を保持する障壁(バ
リア)金属として作用し、また易融リンクとしても作用
するようにする。この金属薄膜の組成はけぼTiW、N
とする。この金属薄膜は、アルゴンと窒素との全圧力を
約1.5 X 10−8)ルとし、窒素の分圧を約2.
5 X 10−’トルとして、80原千%のチタンと7
0原千%のタングステンとの組成のターゲットから反応
性直流スパッタリングにより形成する。堆積速度は約9
0オングストローム/分である。金属薄膜の固有抵抗は
約270μΩ−CIllである。窒素の相対社を多くし
たり少なくしたりする場合には、これに応じて全圧力を
高くしたり低くしたりすることができる。チタンータン
ダステンー窒化物は、体心立方(BOG)であるチタン
−タングステンと相違して面心立方(FGO)構造であ
るということを確かめた。BCOすなわち休心立方結晶
格子構造では、原子が立方体の各頂点に位置するととも
に、1つの原子が立方体の内部中心に位置する。
FOOすなわち面心方立結晶格子構造では、原子が立方
体の各頂点に位置するとともに、立方体の各面の中心に
1つの原子が位置する。この障壁金属薄膜の特性は原子
の密度が高まることによりチタン−タングステンよりも
改善されるものと思われる。この障壁金属薄膜の特性が
良好となる為、この薄膜の厚さは、チタン−タングステ
ンと同じ障壁効果を得る為にはチタン−タングステンは
ど厚くする必要はない。従って、より一層薄い薄膜を用
いることができる。このことは溶融(ヒユーズ)材料に
とって有利なことである。その理由は、溶融材料が薄肉
となることにより、溶融の容易さを決定する電流密度が
高まる為である。
例えば、600オングストロームの厚さのチタ”) ンータングステンー窒化物薄膜は障壁効果において10
00オングストロームの厚さのチタン−タングステンに
ほぼ等しい。易融リンクの横方向の幅寸法が同じで、得
られる溶融電流が50 mAで・あるものとすると、チ
タン−タングステン薄膜の電流密度は50/100OW
(ここにWは易融リンクの幅である)となり、チタン−
タングステン−窒化物薄膜の電流密度は50/600 
Wとなり、チタン−タングステン−窒化物薄膜の電流密
度がチタン−タングステン薄膜の電流密度よりもその1
倍だけ、すなわち66.7%だけ増大する。チタンータ
ングステンヒユーズの場合、チタン−タングステン−窒
化物ヒユーズの電流密度を得る為には、このチタン−タ
ングステンヒユーズを流れる電流を5 o x < 1
+1)−88ミリアンペアまで高める必要があるという
ことを意味する。従ってこの増大電流を許容しうるよう
にする為には、トランジスタを大型にし、相互接続導体
を幅広に或いは厚肉にする必要がある。このことはまた
、ダイの寸法を大きくする必要があり、1つのチップ当
り製造しうるダ・否の個数が少なくなるということを意
味する。換言すれば、チタン−タングステン−窒化物薄
肉の場合、ダイ寸法を、チタン−タングステン薄膜を使
用する場合に比べて小さくし・うるということが分る。
障壁材料としてチタン−タングステンを用い、ヒユーズ
として他の薄肉材料を用いると、処理工程数が多くなり
、価格が増大する。
チタン−タングステン−窒化物薄膜の堆積に続き、この
薄膜を好ましくはポジタイプのフォトレジストでマスク
する。ポジタイプのフォトレジストが好ましい理由は、
ポジタイプのフォトレジストの方がネガタイプの7オト
レジストよりも良好に付着する為である。ボジタ斗ブお
よびネガタイプのフォトレジストは当業者にとって周知
である。
次に、80%の過酸化水素中でエツチングを行なって、
不所望な領域からチタン−タングステン−窒化物薄膜を
除去し、浅いエミッタ領域42およびコレクタ接点領域
46上の障壁金属キャップと溶融リンクとを残存させる
。第9図において、溶融リンクを58aで示し、エミッ
タキャップを58bで示し、フレフタ接点キャップを5
80で示す。ネガタイプの7オトレジストを用いる場合
には、TiW、Hの堆積後に堆積した500〜1000
・オングストロームの厚さの薄肉アルミニウム被膜を用
いて、 a)  アルミニウム被膜を用いない場合にTiW、N
のエツチング中に生じるネガタイプの7オトレジストの
付着力の低下を防止するとともに、b)アルミニウム被
膜を用いない場合に、相互接続の為に後に堆積されるア
ルミニウムとTiW2Nとの間の接触抵抗値をポジタイ
プの7オトレジストよりも大きくしやすいネガタイプの
フォトレジストの処理からTiW、N薄膜の表面を保護
する 必要がある。このアルミニウム被膜はポジタイプのフォ
トレジストの場合にも用いることができること明らかで
ある。アルミニウム被膜を用いる場合ニハ、アルミニウ
ムのエツチングをまず最初に行なって、これをTiw、
Nのエツチングに対するマスクとする。従って、TiW
、Hのエツチング中ニアオドレジストの付着力が減少す
ることはそれほど重要な問題とならない。フォトレジス
トを除去した後、相互接続用に用いるアルミニウム薄膜
の堆・積前に、スパッタリングによる現場腐食を行なっ
て金属間の電気接触が良好となるようにする必要がある
。アルミニウム被膜は、後に詳細に説明するように、ア
ルミニウム相互接続導体を決定するエツチング中にヒユ
ーズ本体から除去される。
チタン−タングステン−窒化物の形成後、約0.7μm
のアルミニウムを堆積し、次にこれをマスクして相互接
続導体およびショットキーバリアダイオードを形成する
。領域61でエピタキシアル層80とのショットキー障
壁接点を形成するとともに、溶融リンク58aとのオー
ム抵抗接点を形成するこの底部アルミニウム層を60a
で示し、溶融リンク58aと接触する列ラインを構成す
る底部アルミニウム層を60bで示し、ショットキーバ
リアダイオードの陰極側とのオーム抵抗接点と堆積すべ
き行ラインに対する接点とを形成する底部アルミニウム
層を600で示し、タース領域88に対するオーム抵抗
接点と、エピタキシアル層80に対するショットキー障
壁接点とを形成する底部アルミニウム層を606で示し
、エミッタ・接点を形成する底部アルミニウム層を6O
fで示す0 電圧降下を最小にし、且つダイの寸法を減少させる為に
は、アルミニウム金属化の第2の層をワードラインとし
て用いるのが有利である0従って1ひび割れを防止する
為に燐をドーピングしたガラス層を約1.0μmの厚さ
まで堆積し、これをマスキング且つエツチングして孔す
なわち通路を形成する。このガラス層を62で示し、通
路を68で示す。次に、アルミニウムの第2の層をガラ
ス層上に約1.5〜2.0μmの厚さまで堆積し、次に
これをマスキングするとともにエツチングする。この第
2アルミニウム層を第10図に64で示す。
最後に表面安定化層として作用するガラスの頂部層(図
示せず)を装置全体の上に堆積する。
これらの中間のガラス層および頂部ガラス層の双方は、
はぼ400〜4・:’5 ooCでの酸素およびシラン
ガスの反応によって堆積せしめ名ことができる。ガラス
中への燐のドーピングは、ガラス堆積中にホスフィンガ
スを注入することにより達成す底部アルミニウム接点6
0aは領域61におけるエピタキシアル層80とでショ
ットキー障壁接点を形成し、この接点を以ってメモリ素
子のショットキーダイオードに対する陽極接点を構成す
る。
底部アルミニウム接点600はメモリ素子のショットキ
ーバリアダイオードに対する陰極接点を形成する。戸埋
込層26は、2つの接点60aおよび600間の半導体
領域を通る、ショットキーダイオードの陰極側に対する
低抵抗通路を構成する。アルミニウム接点60eとエピ
タキシアル層30との間のショットキー障壁接点はトラ
ンジスタのベース領域38およびコレクタ領域80間に
接続されたショットキーバリアクランピングダイオード
を構成する。
第11図に示す溶融リンク58aは平面図において矩形
の形状を有しており、好ましくはこの溶融リンク58a
にはノツチ66を形成してその幅を減少させ、これによ
りヒユーズをとばす為の電流を減少させるようにする。
この溶融リンク58a・は他の周知の形状にすることも
できる。
上述した左ころから明らかなように、同一の半導体チッ
プ性おいて溶融リンク(ヒユーズ)と拡散障壁層との二
重の機能を達成する単一の導電薄膜としてチタン−タン
グステン−窒化物を使用することにより、製造上の複雑
さが低減し、これにより製造コストの低廉化が達成され
る。これらの製造上の効果は、浅いエミッタ拡散を行な
う必要のある大型メモリにとって特に重要なことである
本発明はメモリアレイにおける例で説明したかく・□本
発明によりチタン−タングステン−窒化物を使用すると
いう着想は、プログラマブルゲートアレイやプログラマ
ブル論理アレイのような他の種類のプログラマブルチッ
プに用いることができ、更にランダムアクセスメモリの
付加装置のよウナモのにも適用しうる。更に、本発明は
接合分離構造において説明した′が、誘電体或いは酸化
物分離を用いたもののような他の種類の分離構造に用い
ても同様に有利である。
−4、図面の簡単な説明 第1図は、メモリ素子の各々が、ビットラインとワード
ラインとの間で易融リンクと直列に接続されたショット
キーダイオードを有するようにしたバイポーラメモリア
レイを示す線図、第2〜lO図は、本発明によるメモリ
アレイおよびトランジスタの集積回路構造体を製造する
種々の製造処理工程を示す断面図、 第11図は、本発明によるメモリアレイの完成構造を示
す平面図である。
10・・・ビットライン   12・・・ワードライン
14・・・ショットキーダイオード 16・・・溶融リンク(ヒユーズ) 18・・・珪素基板     20.20a・・・酸化
物層22、24・・・孔 26、28・・・拡散領域(埋込層) 80・・・エピタキシアル層 82.・・倉1分離領域
84・・・酸化物層 86、40.44.48.54.56・・・孔88・・
・ベース領域42・・・エミッタ領域46・・・フレフ
タ接点領域 5o・・・陰極接点領域52・・・珪化物
接点 58a・・・溶融リンク(ヒユーズ) 58b・・・エミッタキャップ(障壁金属薄膜)580
・・・コレクタ接点キャップ(障壁金属薄膜)60a、
 60b、 600.60d、 60e、 60f ・
7 ルミニウム層62・・・ガラス層     68・
・・通路(孔)64・・・第2アルミニウム層 66・・・ノツチ。
手続補正書 昭和58年 7 月 13日 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願第 68493号2、発明の名
称 集積回路およびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 名称  エヌ・べ−・フィリップス・ フルーイランペンファブリケン 電話(581) 2241番(代表) 1明細書第17頁第11〜12行の「プラチナ珪−化物
接点」を「プラチナ−ニッケル珪化物接点」に訂正する
(2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 複数個の半導体装置を具える半導体集積回路であっ
    て、該半導体集積回路は半導体本体を有しており、該半
    導体本体の表面上に絶縁層が設けられており、該絶縁層
    が、チタン。 タングステンおよび窒素含有層を有する導電パターンを
    支持するようにした半導体集積回路において、メモリ素
    子が設けられて、おり、これらメモリ素子の各々が、易
    融リンク構造体と直列に結合された半導体装置の少なく
    とも1つを有するようにし、前記の易融リンク構造体を
    ほぼチタン−タングステン−窒化物を以って構成したこ
    とを特徴とする集積回路。 ム 特許請求の範囲1記載の集積回路において、前記の
    易融リンク構造体が、はぼチタン−タングステン−窒化
    物より成る薄膜を有するよ−うにしたことを特徴とする
    集積回路。 & 特許請求の範囲2記載の集積回路において、前記の
    導電パターンの少なくとも一部分が、前記のチタン、タ
    ングステンおよび窒素含有層を第1障壁層として有する
    多層構造体を具えており、前記の第1障壁層は、その上
    に重畳した第2導電層と、この第1障壁層の下の他の材
    料の集積回路の一部分との間に存在しており、前記の薄
    膜および前記の第1障壁層を組成および層厚さにおいて
    ほぼ同じになるようにしたことを特徴とする集積回路。 4 特許請求の範囲8記載の集積回路において、fm記
    の多層構造体が追加のバイポーラトランジスタのエミッ
    タ領域に対する電気接点として作用するようにしたこと
    を特徴とする集積回路。 翫 特許請求の範囲4記載の集積回路において、前記の
    追加のトランジスタを、互いに横方向に離間させたエミ
    ッタおよびコレクタ領域を有するラテラルトランジスタ
    とし、前記の多層構造体が前記のコレクタ領域に対する
    電気接点をも構成するようにしたことを特徴とする集積
    回路。 & 特許請求の範囲2〜5のいずれが1つに記載の集積
    回路において、前記の薄膜の厚さを約60 nmとした
    ことを特徴とする集積回路。 7、 特許請求の範囲2〜Bのいずれが1つに記載の集
    積回路において、前記の薄膜の固有抵抗を約2.7μΩ
    −mとしたことを特徴とする集積回路。 8、 特許請求の範囲1〜7のいずれが1つに記載の集
    積回路において、前記のメモリ素子を行列マトリックス
    に配置し、各メモリ素子を行導体および列導体間に接続
    したことを特徴とする集積回路。 9、 特許請求の範囲1〜8のいずれが1つに記載の集
    積回路において、前記の少なくとも1つの半導体装置を
    ダイオードとしたことを特徴とする集積回路。 10、  特許請求の範囲9記載の集積回路において、
    前記のダイオードをショットキーダイオードとしたこと
    を特徴とする集積回路。 1L  集積回路を製造するに当り、 (a)  半導体本体の表面上に絶縁材料の層を設け、 [有]) 前記の絶縁材料層に孔を形成し、(0)  
    前記の集積回路の半導体装置との電気接続体に対する易
    融リンクとして作用すべき第1の11I数個の各別の金
    属堆積体を前記の絶縁材料層上に形成するとともに、金
    属拡散障壁層として作用すべき第2の複数個の各別の金
    属堆積体を前記の孔内に且つ、所望導電型の前記の半導
    体領域との電気接続体内に形成し、これら第1および第
    2の複数個の金属堆積体の双方はチタン、タングステン
    および窒素の反応により同時に堆積するとともに、はぼ
    チタン−タングステン−窒化物より成るようにする ことを特徴とする集:・:、積回路の製造方法。 1亀 特許請求の範囲11記載の集積回路の製造方法に
    おいて、前記の金属堆積体を、80原゛子%のチタンお
    よび70原子外のタングステンの組成のターゲットから
    の反応性直流スパッタリングにより形成し、前記の窒素
    は約2.5 X 10” )ルの窒素の分圧でアルゴン
    とともに存在させ、アルゴンと窒素との合計の圧力を1
    .5 X 10−8)ルとすることを特徴とする集積回
    路の製造方法。 1& 特許請求の範囲11または12記載の集積回路の
    製造方法において、前記のチタン−タングステン−窒化
    物の薄膜を約600オングストロームの厚さまで堆積す
    ることを特徴とする集積回路の製造方法。
JP58068493A 1982-04-23 1983-04-20 集積回路およびその製造方法 Expired JPS5948554B2 (ja)

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