JPS5821122B2 - 作業車の操作構造 - Google Patents

作業車の操作構造

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JPS5821122B2
JPS5821122B2 JP53041508A JP4150878A JPS5821122B2 JP S5821122 B2 JPS5821122 B2 JP S5821122B2 JP 53041508 A JP53041508 A JP 53041508A JP 4150878 A JP4150878 A JP 4150878A JP S5821122 B2 JPS5821122 B2 JP S5821122B2
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pumps
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JPS54133275A (en
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中川眞佐夫
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Kubota Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2個のポンプで走行装置用の2個の流体圧モ
ータを駆動すべく構成すると共に、前記ポンプとモータ
との間に、流体供給状態を切換えるためのコントロール
バルブを設け1こ作業車の操作構造に関する。
従来、 実公昭53−35674号公報 に示されているように、(第5図参照)2個のポンプP
、Pで2個の走行用流体圧モータM、Mを駆動すべく構
成し、前記ポンプP、Pを並列および直列に切換えるコ
ントロールバルブv′1と、前記流体圧モータM、Mを
並列および直列に切換接続するコントロールバルブv′
2を設け、もってポンプP、Pの直列または並列への切
換状態と、流体圧モータM、Mの直列または並列への切
換状態を組合せ使用可能に構成された作業車の流体圧走
行装置が開示されている。
この装置では、コントロールバルブV′およびv′2の
切換の組合せにより、次の3段階の状態を現出させるこ
とができるカーら、■ 第1状態では、ポンプ直列、お
よびモータ並列で高トルク低速(トルク比1、速度比1
)の走行 ■ 第2状態では、ポンプ直列およびモータ直列、若し
くは、ポンプ並列およびモータ並列で中トルク中速(ト
ルク比1/2、速度比2)の走行■ 第3状態では、ポ
ンプ並列およびモータ直列で低トルク高速(トルク比1
/4、速度比4)の走行 を行なわせることができる。
すなわち、第1状態で湿地走行登板などの重負荷の場合
、第2状態で普通作業地走行などの軽負荷作業の場合、
また、第3状態で路上走行などの極めて軽い作業の場合
の走行に適するのであるが、第1状態の場合は、2個の
ポンプを直列で常時作動させる状態にあり、この場合を
想定する重負荷をカバーする条件によっては真に必要な
高トルク起動の場合を除き、急激発進により運転者の受
ける強い衝撃による危険がもたらされ、まfこ、無駄な
パワーをエンジンが出力しなけれはならず、ま1こ、2
個のポンプ直列であるがために、使用されるポンプの型
式によっては、両ポンプの相互干渉が生じて流体圧回路
にサージングが発生することもあるという問題があった
次に第2状態の場合で、ポンプ直列およびモータ直列の
使用は、トルク比、速度比が同じであるポンプ並列およ
びモータ並列を使用することにより目的の走行が可能で
あるので、必然的のものではなくま1こ、操作位置が無
駄に多くなるために、操作上煩わしいという欠点があつ
1こ。
そこで、前記急激発進を避けて緩速発進させる1こめに
、前記従来例の場合の2個のポンプ直列の場合を1個の
ポンプ使用の場合に置きかえられないかと考えた。
これは想定される重負荷をカバーする条件を考慮して可
能であることが判明した。
力)かる条件のもとで、流体回路的に無駄のないものに
するには、次の四つの切換組合せが現出されることが判
明し1こ。
すなわち、(イ)一つのポンプ、およびモータ並列で高
トルク低速(トルク比1/2、速度比1)の走行(0)
ポンプ並列、およびモータ並列で高トルク中速(トルク
比1/2、速度比2)の走行 (ハ)一つのポンプ、およびモータ直列で低トルク中速
(トルク比1/4、速度比2)の走行(イ)ポンプ並列
、およびモータ直列で低トルク高速(トルク比1/4、
速度比4)の走行 を行なわせる場合である。
ここで、(イ)の場合で重負荷走行可能にしてても、し
→の場合には、(イ)の場合比べてトルクが低すぎ深い
湿地の走行で脱出不能などの所望の重負荷走行に不適の
場合を生じ、また、中速の状態は(向または(−の場合
でカバーすることができるので、し→の場合の現出は必
要でなく、操作位置が無駄に多くて煩繁になるという欠
点があることが判明し1こ。
本発明が解決しようとする技術的課題は、前記作業車の
操作構造を簡単な構造改良により、重負荷、軽負荷、お
よび極めて軽い負荷の場合の全ての作業に必要な走行を
択一的に確保しながら、緩速発進を行わしめるようにし
、乃)つ、不測の重負荷起動不能の場合を本質的に防止
する点にある。
上記技術的課題を解決する1こめに講じた技術的手段は
、一つのポンプからの送出し圧油のみを一つの流路を介
してモーター側に送らせ他の一つのポンプ′71)らの
圧油をタンクへ還さしめる第1送り状態と前記両ポンプ
力)らの送出し圧油を合流させて前記流路を介してモー
ター側に送らせる第2送り状態とに切換える第1コント
ロールバルブを設け、前記第1コントロールバルブから
前記流路を介してモーター側に送られて来る圧油を、2
個のモーターに対し、並列運転状態に送らせる第1作用
状態と、直列運転状態に送らせる第2作用状態とに切換
えしめる第2コントロールバルブとを設け、前記両コン
トロールバルブとそれに対する操作具との間に、前記操
作具の操作に従動して前記両コントロールバルブを連動
切換させるに、 (イ)前記第1送り状態と前記第1作用状態の組合せ、 (ロ)前記第2送り状態と前記第1作用状態との組合せ
、 (/→ 前記第2送り状態と前記第2作用状態との組合
せ、 の三状態のみを択一的に現出させる規制機構を設けるも
のである。
上記技術的課題は次のように作用する。
前記両コントロールバルブと前記操作具の間に前記規制
機構を設けであるので、前記操作具を操作し1こ場合、
前記規制機構が従動され、従って前記両コントロールバ
ルブが連動切換されて、(イ)一つのポンプのみの第1
送り状態と両モーター並列の第1作用状態の組合せ、(
ロ)両ポンプ並列の第2送り状態と両モーター並列の第
1作用状態の組合せ、(ハ)両ポンプ並列の第2送り状
態と両モーター直列の第2作用状態の組合せの三つの状
態のいずれ力)を現出するように択一的に切換えられる
前記規制機構により、[一つのポンプのみの第1送り状
態と両モーター直列の第2作用状態の組合せは本質的に
現出しなくなる。
従って、本発明の効果は次の通りである。
上述の如く、「一つのポンプ、および両モーク直列の組
合」の状態に切換ることはないので、作業者が重負荷の
場合、例えば深い湿地の走行時、低トルク起動して作業
車を地面に喰い込ませ脱出不能になることを防止できる
ま1こ、上述の作用の項で説明し1こ(イ)、(ロ)、
およびし→の状態のいずれ力)に択一切換できるので操
作制御が煩雑でなく容易である。
特に、前記(イ)の状態でポンプ1個を使用して重負荷
の場合の走行を可能としたので従来例に比べ緩速発進を
行せることかでき従って操作者を急激発進による強い衝
撃から護ることができ、力)つ、エンジンの無駄な出力
損失を軽減させる特有な効果を奏する。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
ホイール走行装置1を備える機台2に旋回台3を取付け
、この旋回台3に掘削作業装置4を取付けるき共に、エ
ンジン5吉操縦装置6さを搭載して、土木建設用の作、
業車を構成しである。
前記走行装置1は、旋回台2に搭載の2個のポンプP1
. P2によって駆動されるモータM1.M2を、走行
機台2に取行けた伝動機構7の入力軸に連動連結し、こ
の伝動機構7の出力軸8と前後の車軸とを差動装置を介
して連結すると共に、前車輪に対する操向操作具20を
設けて構成しである。
この走行装置1に対する変速用の操作構造9は、第2図
に示すように、一方のポンプP1からの圧力流体を流路
eに供給すると共に、他方のポンプP2カ)らの圧力流
体をタンクTに還流するポートaと、並列に配設した2
個のポンプP1.P2力へらの圧力流体を合流して流路
eに供給するポートbとを備えるコントロールバルブ■
1をポンプ流路に接続し、そして、流路eからの流体を
2個のモータM1.M2に並列供給するポートeさ、直
列供給するポートdを備えるコントロールバルブV2を
、供給流路eと戻り流路fの途中に接続し、もってバル
ブv1.v2の切換え操作によって、 ■ ボー)aとポートcの作用状態により、第3図イに
示すように、一方のポンプP1カ)らの流体を両モータ
M1.M2に並列供給する高トルク低速の第1状態Aを
、 ■ ポートbとポートcの作用状態により、第3図岨こ
示すように、並列に配設した両ポンプP1.P、からの
流体を合流して両舌−タM1.八〜に並列供給する高ト
ルク中速の第2状態Bを、■ ポートaとポートdの作
用状態により、第3図ハに示すように、一方のポンプP
、力)らの流体を両モータM1.M2に直列供給する低
トルク中速の第3状態Cを、 ■ ポートbとポートdの作用状態により、第3図二に
示すように、並列に配設した両ポンプP1.P2カ)ら
の流体を合流して両モータMl 1M2に直列供給する
低トルク高速の第4状態りを現出可能に構成する。
そして、バルブ操作方向に平行する軸芯Pまわりで揺動
自在に操作具10を設け、この操作具10に、2個のカ
ム溝11.12よりなる規制機構16を備えるドラム1
3を連設すると共に、前記規制機構16の第1および第
2カム溝11゜12を、第1カム1111にコントロー
ルバルブV1の操作部14を、かつ第2カム溝12にコ
ントロールバルブ■2の操作部15を夫々係止して、第
2図に図示の位置のとおり第1状態Aの位置決めをし、
そして第1及び第2カム溝11.12を、操作具10の
成る角度θ1にわたる操作によって、第1状態Aにある
さきのバルブV1のみをポートaからポートbに切換λ
て第2状態Bの位置決めをし、引続く操作具10の角度
θ2にわたる操作によって、第2状態にあるときのバル
ブV2のみをポートcからポートdに切換λて第4状態
りの位置決めをすべく形成し、即ち、規制機構16の操
作部14.15とカム溝11.12によって前記第3状
態Cの現出が本質的に生じないように構成し、もって1
本の操作具10による2個のバルブ■1゜V2の切換λ
操作により、第1状態A、第2状態B1第4状態りを順
次的に現出するように構成しである。
第4図は、規制機構16の変形例を示し、操作具10を
十字方向に揺動自在に設けると共に、この操作具10を
ガイド溝17によってL字状にのみ操作可能に構成し、
そして両バルブ■1.■2の操作方向をL字状ガイド溝
17の案内方向に沿わせて、一方向への操作具10の揺
動によりコントロールバルブ■1のみを切換え操作すべ
く操作具10にバルブ■1の操作部18を係合し、そし
て第2状態Bへの切換ズ時に操作具10を係合する操作
部19をバルブ■2に連設して、操作具10の他方向へ
の操作により、コントロールバルブv2のみを切換え操
作できるように構成し、もって第3状態Cの現出を防止
する状態で、第1状態A、第2状態B1第4状態りを順
次的に現出させるように規制する構成にしである。
尚、図中Vは、前後進切換え用のコントロールバルブで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図の図面は本発明に係る作業車の操作構
造の実施例を示し、第1図は作業車の全体側面図、第2
図は操作構造の系統図、第3図イル二は、ポンプとモー
タの組合せ状態を示す説明図、第4図は規制機構の変形
例を示す操作構造部分の斜視図、第5図は従来例の流体
圧走行装置の回路図である。 Pl、 P2・・・・・・ポンプ、M19M2・・・・
・・流体圧モータ、vl、v2・・・・・・コントロー
ルバルブ、A・・・・・・第1状態、B・・・・・・第
2状態、C・・・・・・第3状態、D・・・・・・第4
状態、10・・・・・・操作具、16・・・・・・規制
機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 12個のポンプP11 P2で走行装置用の2個の流体
    圧モータM1.M2を駆動すべ(構成するに、前記ポン
    プP1. P27))らモータM、 、 M2への流体
    供給状態を切換える1こめのコントロールバルブv1.
    V2を設けた作業車の操作構造であって、ポンプP、か
    らの送出し圧油のみを一つの流路eを介してモーター側
    に送らせ他の一つのポンプP29)らの圧油をタンクへ
    還さしめる第1送り状態と、前記両ポンプP0. P2
    カ)らの送出し圧油を合流させて前記流路eを介してモ
    ーター側に送らせる第2送り状態とに切換える第1コン
    トロールバルブV1を設け、前記第1コントロールバル
    ブ■1から前記流路eを介してモーター側に送られて来
    る圧油を2個のモーターM1. M2に対し並列運転状
    態に送らせる第1作用状態と、直列運転状態に送らせる
    第2作用状態とに切換えしめる第2コントロールバルフ
    v2とを設け、前記コントロールバルブ■0.V2とそ
    れに対する操作具10との間に、前記操作具10の操作
    に従動して前記コントロールバルブV1.■2を連動切
    換えさせるに、(イ)前記第1送り状態と前記第1作用
    状態の組合せ、 (ロ)前記第2送り状態と前記第1作用状態との組合せ
    、 (ノウ 前記第2送り状態さ前記第2作用状態との組
    合せ、 の三状態のみを択一的に、現出させる規制機構16を設
    けである事を特徴とする作業車の操作構造。
JP53041508A 1978-04-06 1978-04-06 作業車の操作構造 Expired JPS5821122B2 (ja)

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JPS54133275A JPS54133275A (en) 1979-10-16
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