JPS6189123A - 車両の走行装置のための自動変速式油圧駆動装置 - Google Patents

車両の走行装置のための自動変速式油圧駆動装置

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JPS6189123A
JPS6189123A JP59210561A JP21056184A JPS6189123A JP S6189123 A JPS6189123 A JP S6189123A JP 59210561 A JP59210561 A JP 59210561A JP 21056184 A JP21056184 A JP 21056184A JP S6189123 A JPS6189123 A JP S6189123A
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pump
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    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/44Control of exclusively fluid gearing hydrostatic with more than one pump or motor in operation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自走式建設機械のような、油圧によって走行
装置が駆動される車両における油圧駆動装置に関するも
ので、特に、定容量形の油圧ポンプを用いた走行装置の
油圧駆動装置に関するものである。
(従来の技術) バックホー等の自走式建設機械においては。
走行装置としてクローラが用いられることが多いが、そ
のような場合、一般には、そのクローラは油圧によって
駆動されるようにする。従来は、そのようなりローラを
駆動するために、第5図に示すような油圧回路が用いら
れていた。
すなわち、エンジン等の原動機Eによって二連式油圧ポ
ンプPl 、R2が駆動され、その油圧ポンプPl 、
R2から吐出される圧油が、それぞれ油圧ライン1..
12を通して左右の油圧モータM 1  、 M 2に
導かれるようにする。左右のクローラは、こられの油圧
モータMl  。
M2によってそれぞれ個別に駆動されるようになってい
る。そして、前後進、あるいは方向変換等を行うために
、各油圧ラインl l  + l 2には方向制御弁v
l 、R2が設けられている。また、回路の最高圧力を
制御するとともに過負荷防止を行うために、各油圧ライ
ンlx、12にはそれぞれリリーフ弁R1* R2が接
続されている。
原動機Eによって油圧ポンプP 1  + P 2が駆
動されると、その油圧ポンプPi、P2から吐出された
圧油は、リリーフ弁R1+ R2により設定圧力に制御
されて、油圧モータM 1. M 2に供給される。し
たがって、油圧ポンプP1 。
R2が定容量形のものである場合には、その油圧モータ
M 1  、 M 2の出力は一定となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、車両の走行装置においては。
要求出力はその走行状態によって異なってくる0例えば
、発進時あるいは坂道を上るときなどには大出力が求め
られる。したがって、走行装置を油圧モータによって駆
動する場合には、その油圧モータには高圧の圧油が供給
されるようにしなければならない、一方、定速走行時等
には、出力は小さくてよいが、高速駆動されることが求
められる。したがって、その場合には、油圧モータには
大流量の圧油が供給されるようにすることが必要となる
そのために、上述の第5図に示されたような油圧駆動装
置において定容量形の油圧ポンプP 1  + P 2
を用いる場合には、その油圧ポンプP、、P2は高圧大
容量のものとしなければならず、その油圧ポンプP l
  + P 2を駆動する原動機Eも大出力のものとす
る必要があった。
そこで、従来は、走行装置の駆動のための油圧ポンプと
しては可変容量形のものが用いられることが多かったが
、そのような可変容量膨油圧ポンプは高価なものである
ので、車両全体の価格が上昇してしまうという問題があ
った。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、定容量形の油圧ポンプを用いながら、
油圧モータによって得られる出力及び回転速度は、その
走行状態に応じて自動的に切り換えられるようにし、そ
れによって、原動機に求められる出力の低減化を図るこ
とができるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明では、左右のクロー
ラの駆動用の各油圧モータにそれぞれ圧油を供給する二
つの定容量形油圧ポンプのほかに、更に別個の定容量形
油圧ポンプを追加し、これらの油圧ポンプを同一の原動
機によって駆動するよう嵯するとともに、追加された油
圧ポンプから吐出される圧油を、リリーフ弁及びフロー
デバイダを介して各油圧モータに供給するようにしてい
る。そのリリーフ弁の設定圧力は比較的低いものとされ
ており、主回路の圧力がその設定圧力より上昇したとき
には、その追加油圧ポンプから吐出された圧油をオイル
タンクに戻し、その油圧ポンプがアンロードされるよう
にしている。
(作用) このように構成することによって、車両の発進時あるい
は登板時などのように負荷が大きいときには、主回路の
圧力が高くなるので、追加の油圧ポンプはアンロードさ
れ、元の二つの油圧ポンプにより高圧の圧油が各油圧モ
ータに供給される。したがって、油圧モータの出力トル
クは大きなものとなる。
また、定速走行に移行したときのように負荷が小さくな
ったときには、主回路の圧力が低下するので、追加の油
圧ポンプから吐出された圧油は、フローデバイダを介し
て各油圧モータに分流して供給されるようになる。した
がって、油圧モータには大流量の圧油が供給されること
になり、高速で回転されるようになる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による車両の走行装置のための自動変
速式油圧駆動装置の一実施例を示す回路図である。
この図から明らかなように、この油圧駆動装置には、原
動機Eによって駆動される三速式油圧ポンプP1  r
 P2  + P3が設けられており、これらの油圧ポ
ンプPL + P2 、P3によってオイルタンクT内
の作動油が吸い上げられ、加圧して吐出されるようにな
っている。これらの油圧ポンプP1  + P 2 +
 P3は、いずれも定容量形のものであり、そのうちの
二つの油圧ポンプP1 、P2は同じ高圧小容量のもの
、他の一つの油圧ポンプP3は低圧大容量のものとされ
ている。
油圧ポンプP、、P2の吐出側ボートは、それぞれ油圧
ラインJIJyM2を介して左右の油圧モータM 1 
 、 M 2に接続されている。これらの油圧ライン1
.、1、には、それぞれ方向制御弁vl 、V2が設け
られており、その方向制御弁V、、V2を切り換え制御
することによって、各油圧モータM1.M、が正転、逆
転、あるいは停止されるようになっている。各油圧モー
タM1.M2は、車両の左右の走行装置。
例えばクローラをそれぞれ個別に駆動するようになって
いる。したがって、方向制御弁VI+v2の切り換えに
よって、車両の前進、後退、停止あるいは方向変換がな
されることになる。
各油圧ラインfL1  + 12にはそれぞれリリーフ
弁Rl  r R2が接続されており、油圧ライン11
  + !Q2の圧力が設定値を超えたときにはその油
圧ライン交l 1文2をオイルタンクTに開放し、各油
圧ラインu1.ff12の圧力を設定圧力以下に制御す
るようになっている。そのリリーフ弁R1、R2の設定
圧力は比較的高圧とされている。
他の油圧ポンプP3の吐出側ボートは、油圧ライン文3
を介してフローデバイダFに接続されており、油圧ポン
プP3から吐出された圧油は、通常はこのフローデバイ
ダFによって等しい量に分流されて、それぞれチェック
バルブCI  * C2を介して油圧ライン11.!;
L2に導かれるようになっている。油圧−ライン見3に
は、スプール式のリリーフ弁R3が設けられている。こ
のリリーフ弁R3は、油圧ライン見1 。
交2からスロー/ )ルバルブThl 、Th2及びシ
ャトルパルプSを介して導かれるパイロット圧によって
切り換えられるようになっており、油圧ライン文1 、
立2の圧力が設定値より低い場合には、油圧ライン見3
を導通させて油圧ポンプP3の吐出圧油をフローデバイ
ダFに導き、設定値を超えた場合には、その圧油をオイ
ルタンクTに還流させるようになっている。そのリリー
フ弁R3の設定圧力は、上記リリーフ弁Rt、R2の設
定圧力より低い値とされている。
次に、このように構成された油圧駆動装置の作用につい
て説明する。
通常の定速走行時のように油圧モータMl 。
M2の要求トルクが小さい場合には、油圧ラインlz、
fLxの圧力は比較的低圧で維持される。したがって、
リリーフ弁R3のパイロット圧は設定圧力に達さず、リ
リーフ弁R3は油圧ライン文3を導通させる位置にある
ので、油圧ポンプP3から吐出された圧油は、フローデ
バイダFによって左右等しい流量に分流されて各油圧ラ
イン又l 、又2に導かれる。その結果、各油圧モータ
M1  、M2には、それぞれの油圧ポンプPl 、P
2から吐出される一定量の圧油に加えて、この油圧ポン
プP3から吐出される圧油の半分が供給されることにな
り、大量の圧油が供給されるので、各油圧モータM1、
M2は高速回転をする。それによって、車両は高速走行
が可能となる。
登板時のように油圧モータM1、M2に大きな出力トル
クが求められるときには、油圧ライン11.12の圧力
が高くなる。その圧力がリリーフ弁R3の設定圧力より
高くなると、リリーフ弁R3が切り換えられて、油圧ポ
ンプP3の吐出圧油はオイルタンクTに戻されるように
なる。したがって、油圧ポンプP3はアンロードされ、
原動機Eの出力は油圧ポンプP1+P2のみの駆動に費
やされるようになる。その結果、各油圧モータM1.M
2には、リリーフ弁R,,R2によって設定された高圧
の圧油が導かれるようになり、油圧モータM1、M2の
出力は高くなる。このときには、油圧モータM1、M2
はそれぞれの油圧ポンプP、、P2から供給される圧油
のみによって作動されるので、低速回転することになる
再び定速走行状態に入り、油圧ライン文1 。
文2の圧力が低下すると、リリーフ弁R3が自動的に切
り換えられ、油圧モータM1.M2は高速回転をするよ
うになる。このときには、油圧モータM1 、M2の出
力トルクは小さくなる。
方向変換時のように、油圧ライン文1あるいは文2のい
ずれか一方のみの圧力が上昇したときにも、その高い方
の圧力が、シャトルバルブSを介してリリーフ弁R3に
パイロット圧として加えられるので、リリーフ弁R3が
切り換えられ、油圧モータM1あるいはM2の出力トル
クは高くなる。したがって、方向変換もスムーズに行わ
れるようになる。
このようにして、左右の走行装置を駆動する油圧モータ
M1、M2は、その走行状態に応、じて、低速高出力あ
るいは高速低出力に自動的に切り換えられるようになる
そして、油圧ポンプPi  + R21R3の吐出油量
をpt  IF2 、R3(又7分)とし、リリーフ弁
R1、R21R3(7)設定圧力をrl  。
rz  、 R3(kg/ cm″)とすると、油圧ポ
ンプP3がアンロードきれているときの油圧モータM1
  、M2の、合計出力は、馬力換算でXr     
 +        Xrとなり、油圧ポンプP3から
の圧油が供給されているときの油圧モータM1.M2の
合計出力は、馬力換算で ++×r となる、言い換えれば、一定馬力の原動機Eによって、
異なる二つの出力を得ることができる。
また、この油圧ポンプPエ * R21R3の吐出油量
PI  IF2  IF5、したがって油圧モータMl
 、M2に供給される合計流量と、リリーフ弁R1IF
2 1R3(7)設定圧力rl  + R2IF3、し
たがって油圧モータM1、M2のそれぞれに供給される
油圧との関係は、第2図実線のようになる。一方、この
油圧駆動装置によって得られる最大圧力及び最大流量を
従来の定容星形油圧ポンプシステムによって得ようとす
ると、図の点線のような油圧と油量とが必要となる。す
なわち、その差の分だけ従来のシステムに比べて原動機
Eの要求出力が低減されることになる。
なお、上記実施例は二段変速式の油圧駆動装置であるが
、同様の原理を用いることによって、更に多段の自動変
速式油圧駆動装置を得ることができる。第3図は三段変
速式の油圧駆動装置とした実施例を示すものである。
この図から明らかなように、その場合には。
更に定容星形油圧ポンプP4とスプール形リリーフ弁R
4とをそれぞれ追加し、これらを油圧ライン文4によっ
てフローデバイダFに接続する。そのリリーフ弁R4の
設定圧力は、リリーフ弁R3の設定圧力より低いものと
する。
この、ようにすることによって、油圧ラインfL1.1
2の圧力がリリーフ弁R4の設定圧力より低いときには
、油圧ポンプPl 、R2。
R3,R4の全吐出量が油圧モータMu、M2に供給さ
れ、油圧モータM1.M2が高速低出力で駆動されるよ
うになる。また、油圧ライン文1+JL2の圧力が、リ
リーフ弁R4の設定圧力より高く、リリーフ弁R3の設
定圧力より低いときには、油圧ポンプP4がアンロード
され、油圧ポンプP1+P2+P3の吐出圧油が油圧モ
ータM1、M2に供給されて、油圧モータM1.M2が
中速中出力で駆動されるようになる。さらに、油圧ライ
ン11 、fL2の圧力がリリーフ弁R3の設定圧力よ
り高くなったときには、油圧ポンプP3+P4がともに
アンロードされ、油圧ポンプP l + P 2の吐出
圧油が、リリーフ弁R1+ R2によって設定された高
圧の下で油圧モータM1.M2に供給されるようになる
。したがって、油圧モータM□ 2M2は低速高出力で
駆動されるようになる。
このような、三段変速式油圧駆動装置の流量と圧力との
関係は第4図のようになる。この図から明らかなように
、このようにすることによって、第1.2図の二段変速
式油圧駆動装置よりも更に原動機Hの要求出力を低減さ
せることができる。
このように、油圧ポンプとリリーフ弁とを追加すること
によって、その数に応じた変速段数の自動変速式油圧駆
動装置とすることができる。そして、その追加される油
圧ポンプとしては、建設機械に搭載されている作業機駆
動用の定容星形油圧ポンプを兼用することができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、左右
の走行装置をそれぞれ駆動する二つの油圧モータに、二
連式の定容星形油圧ポンプからそれぞれ圧油を供給する
とともに、更に他の定容星形油圧ポンプを追加して、回
路の圧力が低いときにはその追加された油圧ポンプから
も各油圧モータに圧油が供給されるようにし、回路の圧
力が高くなったときにはその追加の油圧ポンプがアンロ
ードされるようにしているので、定容量形の油圧ポンプ
を用いていながら、走行状態に応じて自動的に低速高出
力あるいは高速低出力に切り換えられるようにすること
ができる。したがって、原動機に対する要求馬力を低減
させ、あるいは一定馬力の原動機によって一層の高出力
、高速回転を得ることができるようになる。
また、追加された油圧ポンプの吐出圧油が、フローデバ
イダを介して各油圧モータに供給されるようにしている
ので、各油圧モータに接続される油圧ラインには常に等
量の圧油が供給されることになり、直進時に走行装置の
回転速度が左右で異なるようなことはなく、走行安定性
を確保することができる。
さらに、追加された油圧ポンプによる吐出圧油の方向を
制御するリリーフ弁及びその切り換えを制御するパイロ
ット圧回路、あるいはフローデバイダ等は、一つのブロ
ックとしてまとめることができるので、これを従来の定
容星形油圧ポンプによる油圧駆動装置に組み付けて、本
発明による油圧駆動装置に改変することも容易にできる
特に自走式建設機械等においては、走行粋には使用され
ないような作業機駆動用の定容星形油圧ポンプを備えて
いるので、その油圧ポンプを上述の追加油圧ポンプとし
て使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による車両の走行装置のための自動変
速式油圧駆動装置の一実施 例を示す回路図、 第2図は、その油圧駆動装置の特性を示すグラフ、 第3図は、本発明による油圧駆動装置の他の実施例を示
す回路図、 第4図は、その油圧駆動装置の特性を示すグラフ、 第5図は、従来の車両の走行装置のための油圧駆動装置
の一例を示す回路図であ る。 E・・・原動機     F・・・フローデバイダ立l
 、f1、2 、fL3 、立、・・・油圧ラインM1
、M2・・・油圧モータ P 1  、P2 + P3 + ”4・・・定容星形
油圧ポンプ Rr  、R2+ R3+ R4・・・リリーフ弁S・
・・シャトルバルブ T・・・オイルタンク 出願人  ハンドーザー工業株式会社 代理人  弁理士  森 下 端 侑 第1図 第2図 第4図 圧 lJげl’2“p3+ρ4 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原動機Eによって駆動される定容量形の二連式油圧ポン
    プP_1、P_2と、 車両の左右の走行装置をそれぞれ駆動する油圧モータM
    _1、M_2と、 これら各油圧ポンプP_1、P_2と各油圧モータM_
    1、M_2とを結ぶそれぞれの油圧ラインl_1、l_
    2に接続され、その各油圧ラインl_1、l_2の圧力
    を所定値以下に規制するリリーフ弁R_1、R_2と、 を備えてなる車両の走行装置のための油圧駆動装置にお
    いて; 前記原動機Eにより前記油圧ポンプP_1、P_2とと
    もに駆動される定容量形の油圧ポンプP_3と、 その油圧ポンプP_3から吐出される圧油を前記油圧ラ
    インl_1、l_2に分流して供給するフローデバイダ
    Fとを設けるとともに、 その油圧ポンプP_3とフローデバイダFとの間に、前
    記油圧ラインl_1、l_2の圧力が前記リリーフ弁R
    _1、R_2の設定圧力より低い所定の圧力を超えたと
    きにはその油圧ポンプP_3の吐出圧油をオイルタンク
    Tに戻してその油圧ポンプP_3をアンロードするリリ
    ーフ弁R_3を設けたことを特徴とする、 車両の走行装置のための自動変速式油圧駆動装置。
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