JPS5821061Y2 - 配線用遮断器 - Google Patents
配線用遮断器Info
- Publication number
- JPS5821061Y2 JPS5821061Y2 JP1977111396U JP11139677U JPS5821061Y2 JP S5821061 Y2 JPS5821061 Y2 JP S5821061Y2 JP 1977111396 U JP1977111396 U JP 1977111396U JP 11139677 U JP11139677 U JP 11139677U JP S5821061 Y2 JPS5821061 Y2 JP S5821061Y2
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- Japan
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- arc chute
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は短絡電流発生時に可動接触子１を固定接触子２
から強制開離することにより発生するアークをグリッド
３に移行せしめるアークシュートＡを、前記固定接触子
２に連ねた固定側アークシュート４及び前記可動接触子
１を固定接触子２から引き離す電磁石装置１１のコイル
と導通し、且つ前記固定側アークシュート４と対向する
と共に、而も可動接触子１に連ねた可動側アークシュー
ト７とで構威し、更に前記固定側アークシュート４と可
動側アークシュート７との間で、而もそのアーク発生初
期部分での近傍にそのアーク電流に対し短絡電流による
直交する磁束を作用させると共に、その磁気駆動力でア
ークをグリッド３側に駆動させるコ字型磁性体枠９を配
置して成る配線用遮断器に係わり、その目的とするとこ
ろはアークの走行を容易にして高限流遮断ができる配線
用遮断器を提供するにある。
から強制開離することにより発生するアークをグリッド
３に移行せしめるアークシュートＡを、前記固定接触子
２に連ねた固定側アークシュート４及び前記可動接触子
１を固定接触子２から引き離す電磁石装置１１のコイル
と導通し、且つ前記固定側アークシュート４と対向する
と共に、而も可動接触子１に連ねた可動側アークシュー
ト７とで構威し、更に前記固定側アークシュート４と可
動側アークシュート７との間で、而もそのアーク発生初
期部分での近傍にそのアーク電流に対し短絡電流による
直交する磁束を作用させると共に、その磁気駆動力でア
ークをグリッド３側に駆動させるコ字型磁性体枠９を配
置して成る配線用遮断器に係わり、その目的とするとこ
ろはアークの走行を容易にして高限流遮断ができる配線
用遮断器を提供するにある。
本考案を以下図示実施例に基いて詳述する。
第１図において１１は短絡電流検出用の電磁石装置で、
ヨーク１２、コイル６、固定鉄心１３及びプランジャ５
で構成されており、短絡電流がコイル６に流れた時にコ
イル６に大きな起磁束が発生し、プランジャ５を磁気駆
動するようになっている。
ヨーク１２、コイル６、固定鉄心１３及びプランジャ５
で構成されており、短絡電流がコイル６に流れた時にコ
イル６に大きな起磁束が発生し、プランジャ５を磁気駆
動するようになっている。
可動接触子１はヒンジ部１４でリンク機構１５と揺動可
能に連結されており、コイル６と電気的に接続され、プ
ランジャ５と係合されていて、プランジャ５が駆動され
た時に固定接触子２から強制的に開離されるようになっ
ている。
能に連結されており、コイル６と電気的に接続され、プ
ランジャ５と係合されていて、プランジャ５が駆動され
た時に固定接触子２から強制的に開離されるようになっ
ている。
固定接触子２は可動接触子１と略平行になり、短絡電流
発生時にこの固定接触子２と可動接触子１との間で逆向
きの電流が流れるので互いに反発し合い、可動接触子１
をその反発力とプランジャ５の駆動とで強制開離させる
ようになっている。
発生時にこの固定接触子２と可動接触子１との間で逆向
きの電流が流れるので互いに反発し合い、可動接触子１
をその反発力とプランジャ５の駆動とで強制開離させる
ようになっている。
固定側アークシュート４は第１図、第２図のようにその
一端の曲り部８の端部が固定接触子２の下端に結合され
ており、他端がグリッド３に接続されている。
一端の曲り部８の端部が固定接触子２の下端に結合され
ており、他端がグリッド３に接続されている。
可動側アークシュート７は固定側アークシュート４と対
向し、一端がコイル６と接続され、他端がグリッド３に
接続されていて、可動接触子１が強制開離された時に固
定接触子２と可動接触子１との間に発生するアークをこ
の可動側アークシュート７と固定側アークシュート４と
の間に移してグリッド３に導き、端子１６．１７間を高
限流遮断するようになっている。
向し、一端がコイル６と接続され、他端がグリッド３に
接続されていて、可動接触子１が強制開離された時に固
定接触子２と可動接触子１との間に発生するアークをこ
の可動側アークシュート７と固定側アークシュート４と
の間に移してグリッド３に導き、端子１６．１７間を高
限流遮断するようになっている。
また、固定側アークシュート４の曲り部８の中にコ字型
磁性体枠９を通してその両端を両アークシュート４，７
の両側面に配設した絶縁板１８．１８に支持させている
。
磁性体枠９を通してその両端を両アークシュート４，７
の両側面に配設した絶縁板１８．１８に支持させている
。
この磁性体枠９にて固定接触子２は可動接触子１との間
の反発力に耐えて位置決めされることとなる。
の反発力に耐えて位置決めされることとなる。
両絶縁板ｉｓ、ｉｓの外側には磁性体枠９の両端側板１
０が位置しているので、固定側アークシュート４０曲り
部８に流れる強大な電流である短絡電流によってその磁
性体枠９には両端側板１０間のエアーギャップを通して
磁束Ｂが発生する。
０が位置しているので、固定側アークシュート４０曲り
部８に流れる強大な電流である短絡電流によってその磁
性体枠９には両端側板１０間のエアーギャップを通して
磁束Ｂが発生する。
この磁束Ｂの方向は第３図に示すように、アークｉをグ
リッド３側に磁気駆動する駆動力Ｆを作用する。
リッド３側に磁気駆動する駆動力Ｆを作用する。
第１図において１９はランチであり、プランジャ５の駆
動による高限流遮断作用と同時にこのランチ１９がプラ
ンジャ５により揺動されてリンク機構１５から係合が外
され、リンク機構１５にトリップ動作を起こさせ、接圧
スプリング２００弾発作用で可動接触子１を固定側アー
クシュート４から開離した状態に保持するようになって
いる。
動による高限流遮断作用と同時にこのランチ１９がプラ
ンジャ５により揺動されてリンク機構１５から係合が外
され、リンク機構１５にトリップ動作を起こさせ、接圧
スプリング２００弾発作用で可動接触子１を固定側アー
クシュート４から開離した状態に保持するようになって
いる。
上記、構成の配線用遮断器は、例えば屋内配線の途中に
組込んで短絡時に高速遮断し、屋内配線の安全を確保す
るのに使用するものであり、いま短絡電流が発生してコ
イル６に流れると、プランジャ５が磁気駆動され、同時
に短絡電流によって大きな反発力が発生して可動接触子
１が固定接触子２から強制開離され、この強制開離時に
可動接触子１と固定接触子２との間にアークが発生し、
このアークが直ちに固定側アークシュート４と可動側ア
ークシュート７との間に移るが、第３図に矢印Ｆで示す
ように曲り部８に流れる強大な短絡電流により磁性体枠
９には両端側板１０間のエアーギャップを通して磁束Ｂ
が発生する。
組込んで短絡時に高速遮断し、屋内配線の安全を確保す
るのに使用するものであり、いま短絡電流が発生してコ
イル６に流れると、プランジャ５が磁気駆動され、同時
に短絡電流によって大きな反発力が発生して可動接触子
１が固定接触子２から強制開離され、この強制開離時に
可動接触子１と固定接触子２との間にアークが発生し、
このアークが直ちに固定側アークシュート４と可動側ア
ークシュート７との間に移るが、第３図に矢印Ｆで示す
ように曲り部８に流れる強大な短絡電流により磁性体枠
９には両端側板１０間のエアーギャップを通して磁束Ｂ
が発生する。
この磁束Ｂの方向はアークｉをグリッド３側に磁気駆動
する駆動力Ｆを作用する。
する駆動力Ｆを作用する。
従ってアークｉのグリッド３への走行を助長し、高限流
遮断を行なうのである。
遮断を行なうのである。
この時プランジャ５の駆動でリンク機構１５が機械的に
トリップして可動接触子１の開離を保持するのである。
トリップして可動接触子１の開離を保持するのである。
本考案は叙上のように固定接触子２に連ねた固。
定例アークシュート４と、可動接触子１を固定接触子２
から引き離す電磁石装置１１のコイルと導通し、且つ前
記固定側アークシュート４と対向すると共に、而も可動
接触子１に連ねた可動側アークシュート７とでアークシ
ュートＡを構成し、更に固定側アークシュート４と可動
側アークシュート７との間で、而もそのアーク発生初期
部分での近傍にそのアーク電流に対し短絡電流による直
交する磁束を作用させると共に、その磁気駆動力でアー
クをグリッド３側に駆動させるコ字型磁性体枠９を配置
したから、遮断器の短絡電流動作時に強大な電流である
短絡電流が固定接触子１に流れるため、その電流で磁性
体枠９には両端側板１０間のエヤーギャップを通して磁
束が発生し、その磁束の方向はアークｉをグリッド３側
に磁気駆動する方向に発生し、もってグリッド３へのア
ークの移行を容易にすると共に高限流遮断が可能となる
効果があり、また、単に磁性体枠９を所定位置に配置す
るだけで上記効果が得られるので、構成が簡単になり、
コストも安くなるという効果がある。
から引き離す電磁石装置１１のコイルと導通し、且つ前
記固定側アークシュート４と対向すると共に、而も可動
接触子１に連ねた可動側アークシュート７とでアークシ
ュートＡを構成し、更に固定側アークシュート４と可動
側アークシュート７との間で、而もそのアーク発生初期
部分での近傍にそのアーク電流に対し短絡電流による直
交する磁束を作用させると共に、その磁気駆動力でアー
クをグリッド３側に駆動させるコ字型磁性体枠９を配置
したから、遮断器の短絡電流動作時に強大な電流である
短絡電流が固定接触子１に流れるため、その電流で磁性
体枠９には両端側板１０間のエヤーギャップを通して磁
束が発生し、その磁束の方向はアークｉをグリッド３側
に磁気駆動する方向に発生し、もってグリッド３へのア
ークの移行を容易にすると共に高限流遮断が可能となる
効果があり、また、単に磁性体枠９を所定位置に配置す
るだけで上記効果が得られるので、構成が簡単になり、
コストも安くなるという効果がある。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は同上のア
ークシュート部分の拡大斜視、第３図は同上のアークシ
ュート部の作用説明図である。 図中１は可動接触子、２は固定接触子、３はグリッド、
４はコイル、７は可動側アークシュート、９は磁性体枠
、１０は側板、Ａはアークシュート。
ークシュート部分の拡大斜視、第３図は同上のアークシ
ュート部の作用説明図である。 図中１は可動接触子、２は固定接触子、３はグリッド、
４はコイル、７は可動側アークシュート、９は磁性体枠
、１０は側板、Ａはアークシュート。
Claims (1)
- 短絡電流発生時に可動接触子を固定接触子から強制開離
することにより発生するアークをグリッドに移行せしめ
るアークシュートを、前記固定接触子に連ねた固定側ア
ークシュート及び前記可動接触子を固定接触子から引き
離す電磁石装置のコイルと導通し、且つ前記固定側アー
クシュートと対向すると共に、而も可動接触子に連ねた
可動側アークシュートとで構成し、更に前記固定側アー
クシュートと可動側アークシュートとの間で、而もその
アーク発生初期部分での近傍にそのアーク電流に対し短
絡電流による直交する磁束を作用させると共に、その磁
気駆動力でアークをグリッド側に駆動させるコ字型磁性
体枠を配置して成る配線用遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977111396U JPS5821061Y2 (ja) | 1977-08-15 | 1977-08-15 | 配線用遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977111396U JPS5821061Y2 (ja) | 1977-08-15 | 1977-08-15 | 配線用遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5435370U JPS5435370U (ja) | 1979-03-08 |
| JPS5821061Y2 true JPS5821061Y2 (ja) | 1983-05-04 |
Family
ID=29059199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977111396U Expired JPS5821061Y2 (ja) | 1977-08-15 | 1977-08-15 | 配線用遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821061Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6155526B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2017-07-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 回路遮断器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712533Y2 (ja) * | 1976-01-23 | 1982-03-12 |
-
1977
- 1977-08-15 JP JP1977111396U patent/JPS5821061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5435370U (ja) | 1979-03-08 |
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