JPS58209202A - 電波反射性成形物およびその製造方法 - Google Patents

電波反射性成形物およびその製造方法

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JPS58209202A
JPS58209202A JP9262482A JP9262482A JPS58209202A JP S58209202 A JPS58209202 A JP S58209202A JP 9262482 A JP9262482 A JP 9262482A JP 9262482 A JP9262482 A JP 9262482A JP S58209202 A JPS58209202 A JP S58209202A
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synthetic resin
resin layer
radio wave
sheet material
molded article
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JP9262482A
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Tsuneo Tanaka
常雄 田中
Keiji Koganei
小金井 恵司
Hideaki Shirogane
白銀 英明
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Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Plastics Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q15/00Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
    • H01Q15/14Reflecting surfaces; Equivalent structures
    • H01Q15/141Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces
    • H01Q15/142Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces using insulating material for supporting the reflecting surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電波を効率よく反射し、背面へ電波6−丙堝
させない電波反射性成形物およびそのq+潰方法に関す
るものである。従来の電波通信用のパラボラ皮射器は、
アルミニウム製あるいはF RP製のものである。
アルミニウム製のものは主に直径が7m以下の小型パラ
ボラであり、その成形はヘラ絞り成形父i・:j板金プ
レス成形である。ヘラ絞り成形の場合は、7個づつ手作
業生産であるために工業的多せ生産では数量に限シがあ
る。また、板金プレス成形の場合は、スプリングバック
があり、高度のプレス金型設計技術が必要であるばかり
でなく、直径に対して深さが1/8〜115以上の絞り
成形を行なうには高度に精密設計された多段階プレス]
−程を必要とする。さらに、その場合といえども、アル
ミニウム板に亀裂を発生することなし7に成形するには
極めて高度な成形技術を必要とする。
一方、FRP製のものは、所謂ノ・ンドレイアツプある
いはスプレィアップにより成形されるが、これも成形作
業能率が極めて悪く、工業的多量生産では数量に限りが
ある。
ま′た、こうしたFRP製等の合成樹脂材料を用いたも
のにおいては、電波反射性を付与するため(で、成形品
の表面に金属溶射、スノくツタリング、金属箔貼着等に
より導電性膜を形成している。ところが、この場合は、
導電性膜の形成が後加工になり、成形物がポリエステル
、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、
フェノール又はメラミン等の場合には金属膜との接着性
が悪く、その剥離防止のために、境界面に前処理を施こ
したり、積層表面に表面被覆保護層を施こしたりし々け
ればならず、煩雑な享 手数を期し、しかも高価になる。
そこで、近時、成形型に金属溶射を行ない、その上から
補強繊維を装填し、これに樹脂を注入して導電性膜を表
面に一体成形する方法も開発された。
しかし、との方法の場合も、前記成形型への金属溶射に
手間どり、生産性も十分でないばかりでなく、その際の
作業環境も悪い等種々の問題がある。
本発明者等は、上述のような従来のものに比べて極めて
生産性がよく、かつ後加工の不要な、電波反射性の合成
樹脂成形物を提供すべく種々検討した結果、粉粒状又は
細片状の導電性物質が実質的に均一分散混合されてなる
第1の合成樹脂層と、前記導電性物質を実質的に含んで
いない第コの合成樹脂層とを積層するととにより、電波
反射性をもつ複層一体構造の成形物を得ることに成功し
た。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いることができるシート素材としてに、繊維
強化合成樹脂シート素材が好ましく、例えば、不飽和ポ
リエステルを用いた8MO、メラミン含浸布、フェノー
ル含浸布等の熱硬化性合成樹脂と無機質充填材および補
強用繊維とから々るシート素材、あるいはナイロン、ポ
リプロピレン、ポリサル7オン、ポリオレフィン、AB
’S等の熱可塑性合成樹脂と補強用繊維とからなるシー
ト素材が挙げられる。しかし、成形物の要求強度があま
り大きくない場合は、上記補強用繊維は必ずしも必要と
しない。
一般に、電波を反射するためには、反射鏡面の導′醒性
が高く、しかも全面が電気導通状態である方が好ましい
が、しかし、必ずしも全面が電気導通状態でなければ々
らないというわけではなく、反射しようとする電波の波
長の1/4以下の間隔密度で導電領域が形成されていれ
ばよいのである。
したがって、電波反射機能を有する第1の合成樹脂層に
は、粉状、鱗片状、小断繊維状をしたアルミニウム、銅
、ニッケル等の金属、゛あるいは、コークス、針状コー
クス、カーボンファイバー、黒鉛粉等の導電性物質を少
くとも反射しようとする電波の波長の1/4以下の間隔
密度で分散混合すればよい。具体的には、第1の合成樹
脂層として不飽和ポリエステルを用いたS +ACを使
用する場合は、例えば、次の通りである。
すなわち、アルミニウムフレークの場合はg〜、25 
wt%、アルミニウム粉(粒径コ〜Sμ)の用台は一〇
〜、yOwt%、針状コークス(粒径/ mn以下)の
場合は15〜70wt%、カーボンファイバー(繊維径
/gμ、長さ0.7fi)0133合rL/θ〜J Q
 wt%、黒鉛粉(粒径/關以下)の場合は/S〜70
wt%の割合で、それぞれ分散混合すればよい。
本発明の電波反射性成形物は、上記のような、導電性物
質が分散混合された第1の合成樹脂層に、導電性物質を
実質的に含んでいない第2の合成樹脂層を積層して一体
的に構成したものであり、このような複層一体構造によ
って、機械的強度においても十分な、優れた電波反射性
成形物が得られるのである。
すなわち、第1の合成樹脂層の機械的強度は、導電性物
質が混合されることにより、マトリックス本来のもつ値
よりも低下するが、本発明においては、導電性物質を実
質的に含んでいない第2の合成樹脂層によって十分な機
械的強度を発現させ、第1の合成樹脂層の上記機械的強
度の低下を補わんとするものである。したがって、第1
の合成樹脂層の強度物性の低下を全く問題にすることな
く、十分な量の導電性物質を混入することができるので
ある。かかる観点から、第2の合成樹脂層には、成形物
全体の強度物性を搾わない範囲で導電性物質を混入する
こともできるが、通常は、これを全く混入していないも
のを使用するのが好ましい。
また、第1の合成樹脂層と第2の合成樹脂層との両者を
同じマトリックスで構成すれば、両者が完全に一体化さ
れ、剥離等の惧れのない電波反射性層を構成することが
できる。したがって、特に、繊維強化合成樹脂により成
形する場合に有利である。
次に、本発明の成形物の製造方法につき図面と共に説明
する。
第1図は本発明の圧縮成形方法の説明図であり、図中(
1)及び(2)はそわそわ加熱圧縮成形型の丁坦1と」
二型である。成形材料は型窩内に装填されるが、先ず、
2、q電性物質が実質的に゛均一分散混合されてなる第
1のシート素材(3)が下型(1)の刑萬に装填される
。そして、この第1″のシート素拐(3)の」二に、計
シート素材のマトリックスと適宜枚数積層装填され、圧
縮成形される。こうすることにより、第2図の断面図で
示すように、の合成樹脂層(q′)とが一体積層構造を
なした成形物が得られる。
上記成形物によれば、第1の合成樹脂層(3′)により
電波が反射され、その背面への透過は阻止される。した
がって、回転放物線等の形状に成形を行なえば、パラボ
ラアンテナの反射器として最適なものが得られる。
−また、第31〕ン目1内壁面を導電性物質を混合分散
させた第1の合成樹脂層(3′)で形成した容器である
。この容器は到来する電波を外壁の第コの合成樹脂層(
4”)で減衰させ、第1の合成樹脂層(3′)で反射す
るため、容器の内側へは電波が到達することができず、
したがって、この中に電子機器を収容すれば、外来電波
に対する遮蔽効果を発揮することができるものである。
第9図は外壁面を導電性物質を混合分散させた第1の合
成樹脂層(3勺で形成したものである。
この容器は、到来する電波を外壁で反射させるため、内
側へは電波が到達することができず、したがって、上述
と同様に電波遮蔽効果を発揮する。
本発明において、第1の合成樹脂層は、前述のような成
形物の表層部に形成する場合には、金属面に接するよう
に型窩に装填すればよいが、中間層としたい場合には、
第ユの合成樹脂層を分けて、その間に第1の合成樹脂層
を積層して型窩に装填すれば表裏に第コの合成樹脂層、
中間に第1の合成樹脂層という三層構造の電波反rJ、
j i’l: 1Jlj !i5物が得らJする。ただ
し、この場合は、入来電波tr−tン5・〜ニオ人11
.S、の第2層で減衰され、次いで(’、、’>7層で
反1i iさft、更に表層の第2層で再度残長さわる
から、反射器よりも電波遮蔽器としての用途に適してい
る。
1、: ’rb明のIJiJ Ile物は、電波を反射
させるための後加工ろ全く必・隻とせず、−1,た、合
成樹脂シート、、+j’3、(4り・圧;111成形す
る本発明方法は、多量生産(’l: j=tm富み、L
、−かも作業環境も悪くならない等のオll I、’Q
分・・(1する。
【図面の簡単な説明】
21)/図rt本発明のlJk形方法を示す説明図、第
λ図〜第q図it何れも本発明成形物の例を示す断面図
である。 (1);下型、(,2) ;手甲、(3):導電性物質
を混入し人−9:”、’ /のシート素材、(1);導
電性物質が混入さtlていない第2のシート素材。 」1図 昂3図    第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  粉粒状又は細片状の導電性物質が実質的に灼
    −分散混合されてなる第7の合成樹脂層と前記導電性物
    質を実質的に含んでいない第一の合成樹脂層とが一体的
    に構成されてなることを特徴“とする電波反射性成形物
    。 (2、特許請求の範囲第7項記載のものにおいて、第1
    の合成樹脂層によって成形物の表層が構成されてなるこ
    とを特徴とする電波反射性成形物。 (3)特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、成形
    物の所定機械的強度が第一の合成樹脂層によって実T〔
    的に発現されるようになされたことを特徴とする電波反
    射性成形物。 (1)特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の
    ものにおいて、第1及び第一の合成樹脂層の拐科マトリ
    ックスが同一物質であることを特徴とする電波反射性成
    形物。 (5)電波反射性の圧縮成形物の製造方法において、導
    電性物質が実質的に均一分散混合されてなる第1のシー
    ト素材と、導電性物質を実質的に含んでいない第2のシ
    ート素材とを用い、前記第1のシート素材を金型面に接
    するように金型内に装填し、これに前記第2のシート素
    材を積層装填して圧縮成形することを特徴とする電波反
    射性成形物の製造方法。 (6)特許請求の範囲第S項記載の方法において、第1
    及び第2のシート素材としてSMOを用いることを特徴
    とする電波反射性成形物の製造方法。 (7)特許請求の範囲第S項記載の方法において、第7
    及び第一のシート素材として熱可塑性合成樹脂を用いる
    ことを特徴とする電波反射性成形物の製造方法。 (8)特許請求の範囲第7項記載の方法において、少く
    とも第一のシート素材として繊維強化熱可塑性合成樹脂
    を用いることを特徴とする特波反射に1成形物の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970005A (ja) * 1982-10-15 1984-04-20 Toray Ind Inc アンテナ
JPS60139323U (ja) * 1984-02-27 1985-09-14 三菱電機株式会社 Frp反射鏡アンテナ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970005A (ja) * 1982-10-15 1984-04-20 Toray Ind Inc アンテナ
JPH0380362B2 (ja) * 1982-10-15 1991-12-24 Toray Industries
JPS60139323U (ja) * 1984-02-27 1985-09-14 三菱電機株式会社 Frp反射鏡アンテナ

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