JPS5820881Y2 - 寸法測定装置 - Google Patents

寸法測定装置

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JPS5820881Y2
JPS5820881Y2 JP1980003808U JP380880U JPS5820881Y2 JP S5820881 Y2 JPS5820881 Y2 JP S5820881Y2 JP 1980003808 U JP1980003808 U JP 1980003808U JP 380880 U JP380880 U JP 380880U JP S5820881 Y2 JPS5820881 Y2 JP S5820881Y2
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JP
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spindle
displacement
dimension
anvil
measured
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JP1980003808U
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JPS5597404U (ja
Inventor
健司 佐久間
秀夫 坂田
Original Assignee
株式会社 三豊製作所
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加工品などの寸法測定装置に関し、特に被測定
物の寸法を極めて微小な接触圧でかつ正確に測定しうる
寸法測定装置に関する。
被測定物に接触子が直接に接触する形式の測定器に於て
は被測定物と接触子との測定圧が測定精度に及ぼす影響
は決して小さくない。
特に、被測定物が弾性柔軟物質や可塑材料で構成されて
いる場合、これらの寸法をミクロン単位で測定tようと
すると、測定圧が測定精度に極めて大きい影響を及ぼす
たとえば、プラスチックス製のリング状物体の外径等を
測定する場合に於て、被測定物と接触子との接触圧が高
いと被測定物は変形してしまい正確な測定はできない。
しかるに、従来公知の接触式測定器に於ては接触圧が通
常200grないし300 grにもなり、それ故、上
記の如きプラスチック製物体を測定する場合には接触圧
のために被測定物が変形してしまい、正確な測定はでき
なかった。
本考案は弾性柔軟物質や可塑性のある材料から成る被測
定物の測定に適する微小接触圧の寸法測定装置を提供す
るものである。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細説明する。
第1図に於て、フレーム1の一方の端部には本考案の主
要部が収容されるヘッド1aが形成され、フレーム1の
他方の部分はベッド1bを形成し、ベッド1b上には長
手方向に伸びるガイド1Cが形成されている。
ガイド1C上には摺動台2が摺動可能に載置され、この
摺動台2には電気的なディジタル式寸法検出器3が着脱
可能に取付けられている。
この寸法検出器3は被測定物に接触するための接触子す
なわちスピンドル3bとスピンドル3bを動かすための
寸法検出器3の後部のマイクロメータ式操作機構3aと
スピンドル3bの位置を検出する中央部の電気的検出機
構3Cとを有しており、検出機構3Cはディジタル式表
示装置13に連結され、スピンドル3bの位置が表示装
置13にディジタル表示されるようになっている。
(この電気的ディジタル式寸法検出器3の詳細な構造は
本考案の範囲外であるから本明細書では詳しい説明は省
略する)摺動台2はこれに取付けられたクランプ2aに
よってガイド1C上の任意の位置に固定しうるようにな
っている。
次に、ヘッド1a内には第2図に示す如く、下端をフレ
ームの一部に固定された一対の平行板ばね6.6と、こ
の板ばねの上端に支持された移動台7が収容されている
この平行板ばね6,6は通常の状態では鉛直方向に平行
ではなく、第2図に於てその上端が右方へ傾くように変
位された状態に維持され、その結果、移動台7には第2
図に於て左方へ向う力が作用している。
移動台7の右端には被測定物に接触するための接触子す
なわち測定アンビル8が取付けられ、該アンビル8はヘ
ッド1a内から外部に突出している。
アンビル8はスピンドル3bと同軸上に設けられている
一方ヘッド1aの左端にはアンビル8と平行に接触圧設
定器9及び変位検出器10が取付けられている。
接触圧設定器9は先端にスリーブ部分9aを有し、この
スリーブ部分9a内にはコイルスプリング9bとこのコ
イルスプリング9bの先端によってスリーブ部分9aの
先端部外方へ突出するように附勢されているピン9Cと
を有し、コイルスプリング9bの後端は通常公知のマイ
クロメータと同じ機構をもつ操作部9dのロッド9eに
より軸方向に支持されている。
接触圧設定器9にはその先端のピン9Cが移動台7の左
端に係合する位置に設けられている。
変位検出器10は接触子10 aを有し、該接触子10
aは軸方向に移動可能であり、ばね等で移動台7に当
接されている。
更に、変位検出器10は接触子10 aの移動を検出す
る手段、例えば差動変圧器の如き電気的な変位検出部を
備え、この変位検出部は接続線11によって表示装置1
2(第1図参照)に接続されており、変位検出器10は
移動台7の変位を検出することができる。
変位検出器10の軸線と測定アンビル8の軸線とは同一
軸線上にあるように配列されており、それ故測定アンビ
ル8の変位量は変位検出器10に正確に一対一の比率で
伝達されうる。
表示装置12としては零を中心として正負を表示しうる
ものを使用する。
測定ヘッド1aと摺動台2との間に伸びるガイド1C上
には全体を符号4で示された被測定物載置台が乗架され
、この被測定物載置台4はクランプ5(第1図参照)に
よってフレーム1の長手方向の任意の位置でガイド1C
上に固定しうるようになっている。
被測定物載置台4は第2図に示す如くベッド1bのガイ
ド1C上にまたがる摺動台4aを有し、この摺動台4a
の中心部に鉛直方向に貫通された支持杆4bにはその上
端ねじ部4Cに円板形の受皿4dが螺着されている。
受刑4dの上面には球4eがリテーナ−4fによって支
持されつつ、受皿4d上を転勤自在に載置され、この球
4eの上には被測定物支持台4gが載せられている。
上記の如き構造により、被加工物支持台4g上に載置さ
れた被測定物は該支持台4gとともに極めて軽快に支持
杆4bの軸心を中心として四方へ水平移動することがで
きる。
従って、被測定物が極めて重量の重いものであっても、
測定に際しては測定器のアンビル8及びスピンドル3b
には被測定物からの大きな反力がかかることなく、極く
小さな接触圧のみで測定を行うことができる。
なお、第1図中符号14で示されるのは移動台7及びア
ンビル8を左の方向にわずかに移動させるためのハンド
ルであり、また符号15で表示されるのは摺動台2を移
動させるためのねし機構に連結されたハンドルである。
以下に、上記装置における被測定物の寸法測定操作を説
明する。
本装置では被測定物の絶対値測定及び比較測定が可能で
あり、いずれの場合においても、測定に先立って被測定
物載置台4と摺動台2とをガイド1Cに沿って適当位置
に動かして固定する。
まず、絶対値測定操作を説明する。
被測定物を載置台4上に載せない状態で、検出器3の操
作機構3aを回動してスピンドル3bをアンビル8に向
って前進させ、スピンドル3bの先端をアンビル8に当
接させ、アンビル8及び移動台7がわずかに動いたとこ
ろで停止させる。
このとき、アンビル8とスピンドル3bとの接触圧は2
枚の平行ばね6、接触圧設定器9、接触子10 aの接
触圧等によって決る。
この接触圧については後述する。アンビル8とスピンド
ル3bとを当接させた状態で検出器3の表示目盛を表示
装置13に於て零にセットし、変位検出器10の表示装
置12の針を零に合せる。
この方法にかえて、表示装置120針が零に一致するま
でスピンドル3bでアンビル8を押し、その後表示装置
13を零にセットしてもよい。
表示装置12.13のセットが終了すると、スピンドル
3bを後退させ、被測定物を被測定物載置台4上に載せ
、検出器3の操作機構3aを操作してスピンドル3bを
前進させてアンビル8とスピンドル3bとの間に被測定
物を挾む。
この場合、検出器10の表示装置12の表示値が零とな
るように操作機構3aを操作する。
このようにすると被測定物は所定の接触圧でアンビル8
のスピン゛ドル3bとの間に挾まれる。
この時の測定値は表示装置13の表示盤上に表示される
次に、比較測定操作を説明する。
同種のものを何個も比較測定する場合にはまず被測定物
の所要寸法に等しい寸法のブロックゲージ等をアンビル
8とスピンドル3bとの間に挾み、操作機構3aを操作
してスピンドル3bを前進させ、被測定物を介してアン
ビル8を動かす。
移動台7の位置を表示する表示装置12の針が零になる
と、検出器3の操作機構3aの操作を止め、その位置に
固定する。
次にブロックゲージを取去って、ハンドル14を操作し
てアンビル8を少し後退させ、アンビル8とスピンドル
3bとの間に被測定物を入れ、アンビル8をはなせば被
測定物はアンビル8とスピンドル3bとの間に挾まれる
スピンドル3bは固定されているので被測定物の大きさ
に応じてアンビル8は動き、このアンビル8の動きは検
出器10により検出され、表示装置12には被測定物の
大きさとブロックゲージの大きさとの偏差が表示される
上記の測定操作時における被測定物に対するアンビル8
の接触圧はアンビル8及び移動台7の移動するさいの抵
抗、接触子10 aの接触力、接触圧設定器9、一対の
平行ばね6により決る。
上記装置では移動台7を平行ばね6で支持しているので
極めて軽く動くことができ、接触圧は実質的には接触圧
設定器9の設定値により決る。
今、柔軟材の寸法を測定する場合には接触圧はできるだ
け小さいことが望ましく、接触圧設定器9の先端のピン
9Cが移動台7に接触しないように後退させて使用する
この場合には前記のように、第2図に於て左方へ向う力
Aが平行ばね6,6によって移動台7に生じており、移
動台7にはこの力に対向する右向きの力Bが変位検出器
10から与えられているので、結局、移動台7にはB−
Aの大きさの右向きの力が作用する。
この力はアンビル8に極めて微少な接触圧を生じさせ、
アンビル8の接触圧は20gr以下とすることができる
次に比較的硬いものを測定する場合には接触圧設定器9
の後部のマイクロメータ式操作部9dを回動してばね9
bの弾発力を変更するとともに先端ピン9Cを移動台7
に押圧して移動台7に適当な抵抗を与え、被測定物の表
面硬度に対応した接触圧をアンビル8に与えることがで
きる。
このように、被測定物の硬度に応じた接触圧に設定する
ことができる。
従来、接触圧が20 gr程・度の微小圧で測定を行う
ことができる微小圧測定器は存在しなかったが、本考案
ではアンビル8を固定している移動台7を平行板ばね6
,6の上端に浮動的に固定する構造を採用したので、ア
ンビル8が極めて小さな力で動くことができ、従来実現
できなかった微小接触圧で被測定物を測定することがで
きるようになった。
その結果、柔軟物をも極めて正確に測定することができ
るという優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図の装置の断面図である。 1・・・・・・フレーム、1a・・・・・・ヘッド、2
・・・・・・摺動台、3・・・・・・寸法検出器、3b
・・・・・・スピンドル、4・・・・・・被測定物載置
台、6・・・・・・板ばね、7・・・・・・移動台、8
・・・・・・アンビル、9・・・・・・接触圧設定器、
10・・・・・・変位検出器、12・・・・・・表示装
置、13・・・・・・表示装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測定アンビルとスピンドルとの間に被測定物を挾んで該
    スピンドルの変位を検出して寸法測定を行なう寸法測定
    装置において、前記測定アンビル8が固定されかつ平行
    板ばね6,6により測定アンビル後退方向に付勢された
    状態で移動可能に支持された移動台7と、前記平行板ば
    ねと反対方向に作用するばね力で付勢されて前記移動台
    に当接し該移動台の移動に応じて変位する可動接触子1
    0a並びに該可動接触子の零位置および該零位置からの
    変位を検出する手段を備え、前記可動接触子に作用する
    ばね力が前記零位置で前記平行板ばねのばね力より若干
    大きく設定された変位検出器10と、前記平行板ばねの
    ばね力と反対方向に作用する弾発力調節可能なばねで付
    勢され前記移動台に当接させることによりこれに測定ア
    ンビル後退に対する調節可能な抵抗を与える可動押圧部
    材9Cを備えた接触圧設定器9と、被測定を寸法測定方
    向の所定範囲で測定圧に影響を与えない程度の小さな摩
    擦抵抗で移動可能に支持する被測定物載置台4と、前記
    変位検出器の可動接触子の位置を表示する表示装置12
    と、前記スピンドルの変位を検出する寸法検出器3とを
    含み前記可動接触子10 aが零位置にあるときの前記
    スピンドルの変位読取りにより被測定物の寸法測定を行
    なうとともに、この寸法測定時の測定圧を、前記可動接
    触子の当接圧力と前記平行板ばね6,6のばね力との差
    に基く値を最小値として、該最小値と前記接触圧設定器
    9により加えられる調節可能な抵抗との和に基く値に調
    節することにより、所定の一定測定圧で精密測定できる
    ようにしたことを特徴とする寸法測定装置。
JP1980003808U 1980-01-17 1980-01-17 寸法測定装置 Expired JPS5820881Y2 (ja)

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JPS5597404U JPS5597404U (ja) 1980-07-07
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126803A (ja) * 1984-07-16 1986-02-06 Mitsutoyo Mfg Co Ltd 低定圧装置
CN102997809A (zh) * 2012-12-01 2013-03-27 无锡透平叶片有限公司 汽轮机叶片进、出气侧厚度测量装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1000159B (de) * 1956-03-05 1957-01-03 Oswin Baumgaertel Mikrometer-Messwerk mit nichtrotierender Messspindel
JPS4211821Y1 (ja) * 1965-12-01 1967-07-03

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