JPS6231868Y2 - - Google Patents

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JPS6231868Y2
JPS6231868Y2 JP1980060365U JP6036580U JPS6231868Y2 JP S6231868 Y2 JPS6231868 Y2 JP S6231868Y2 JP 1980060365 U JP1980060365 U JP 1980060365U JP 6036580 U JP6036580 U JP 6036580U JP S6231868 Y2 JPS6231868 Y2 JP S6231868Y2
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JP
Japan
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rod
spring
cylinder
piston
subject
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JP1980060365U
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JPS56161549U (ja
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案は一方端が開口したシリンダ内にばね
が収納され、そのばねの最大圧縮時と自由時との
長さの差等を測定しばね特性などを検査するばね
検査装置に関する。
B 従来技術 例えばコイルばねをシリンダに内蔵させて、そ
のばね圧に抗してピストンを押し込み、流体圧を
送りだすピストンシリンダ等では、シリンダ内壁
面の不具合の外、内蔵ばねの寸法誤差や、誤つた
種類のコイルばねの使用によつて、所期のピスト
ンストロークがえられず所定の流体圧がえられな
い場合がある。従来はピストンを手でシリンダ内
に押し込んでその感触から上記の不具合の有無を
検査していた。
C 考案が解決しようとする問題点 検査者の手の感触による感覚検査では定まつた
精度は期待できず、特に多数の被検体を取扱う場
合には検査ミスを生じるおそれがあり、かつ作業
能率も悪かつた。
D 問題点を解決するための手段 この考案は上記の不都合を解消するためにピス
トンシリンダの検査を機械化するばね検査装置を
提供せんとするものである。
すなわちこの考案は、基台上で直線方向に変位
可能な架台に付設されたチヤツクと基台上に固設
された固定ブラケツトに付設されたチヤツクとに
よつて一方端が開口し検査されるばねおよびこの
ばねの外方に接したピストンが内方に収納された
シリンダをその軸芯を前記直線方向に一致させた
状態で挟持し固定する被検体固定手段と、前記ば
ねの軸線方向に進退可能に保持されシリンダ開口
側の前記チヤツクの通孔を貫通して先端が前記シ
リンダの開口部より挿入されてピストンを介して
ばねの端部に当接される第1のロツドと、同じく
軸線方向に進退可能に保持され先端が前記第1の
ロツドの後端に一定距離を有して対向して設けら
れた第2のロツドと、前記第1のロツドを介して
第2のロツドによつて前記被検体のばねを収縮さ
せる負荷機構と、前記第1のロツドの後端および
第2のロツドの先端がたがいに接したとき電気信
号を出力するよう構成するとともに両ロツドの接
触により電気信号が出力されたとき前記第2ロツ
ドの移動量を電気的検出する検出機構を備える。
そしてこの第2ロツドによる変位置の電気的検出
は、両ロツドが接触した時点から開始されるよう
に構成する。
E 作 用 このような技術的手段によれば、ばねの押し込
みと、それによる変位量は機械的に行なわれ手動
などによる感覚検査は排除されること、および被
検体の大きさ等に関係なく第1ロツドをピストン
を介してばねに当接させその状態で第2ロツドを
第1ロツドに接触させた状態からばねの圧縮変位
を検出するから両ロツドの位置的変動による誤差
が生じないのである。
F 実施例 第1図、第2図はこの考案の一実施例の構成な
らびに動作説明用断面図である。
図において10は基台であつて被検体3を架設
するための架台7および固定ブラケツト11が垂
設されている。架台7は固定ブラケツト11に対
して直線方向に進退変位できるよう基台10上
に、設置されている。被検体3すなわち、ばね体
(コイルスプリング)19とシリンダ20はチヤ
ツク1と4との間にその軸芯方向を両者間方向に
平行にして挟持される。ところでチヤツク1はそ
のロツド部1′が固定ブラケツト11上のシリン
ダ部11Yに挿入されている。2はチヤツク1を
他方のチヤツク4に付勢するばねである。他方チ
ヤツク4は架台7上に固定されている。したがつ
てばね2によつて被検体3が両チヤツク1,4間
に挟持され固定される。5は第1ロツドでその左
方部はチヤツク4の通孔4′を貫通する。被検体
3のシリンダ20には検査されるばね19とこれ
に接触するピストン6が挿入されている。なおこ
の第1ロツド5は架台7のアーム8によつて被検
体3に沿い摺動自在に支承されている。またこの
第1のロツド5の後端部には電気絶縁板17を介
して電気接片18が貼着されていて、この電気接
片18の端面14が第1ロツド5の後端面を形成
している。9は架台7を固定ブラケツト11に対
して進退させるためのエアシリンダで被検体3の
軸芯方向長さによつて必要により架台7を進退さ
せる。
つぎに、12は第2ロツドでガイド21に貫通
して案内され、負荷機構としてのエアシリンダ1
3により第1ロツド5と同軸芯上を軸芯方向に変
位されるよう構成されている。このロツド12の
左方端面が先端面15を形成する。また右方端部
にはこの第2ロツド12の変位量を電気的に検出
する検出手段16,16′が構成されている。検
出手段16′の表面にはスケール(目盛)が付さ
れている。以上のような構成においてつぎにばね
体19の検査の作動を説明する。
図において、まずチヤツク1を図の左方にばね
2に抗して押え、被検体3のシリンダ20をチヤ
ツク4との間に挟持させる。次に第1のロツド5
の先端をチヤツク4の通孔4′を貫通して被検体
3のピストン6の受力面に軽く接触させる。つぎ
にエアシリンダ9により図の左方に架台7を移動
させ、第1のロツド5をピストン6に軽く接触さ
せた状態を保ちながらチヤツク1を基台10に固
設された固定ブラケツト11にばね2を若干収縮
させて押しつけ被検体3を固定保持する。これ
は、ばね2の弾力をシリンダ20に常時作用させ
て両チヤツクによる被検体の挟持を確実ならしめ
て固定するためである。
つぎに第2のロツド12がエアシリンダ13に
よつて第1のロツド5の後端面14に向つて進出
させられる。第1ロツド5の後端面14に第2ロ
ツド12の先端面が接触後さらにエアシリンダ1
3の作動によつて負荷がかけられ第2ロツド12
は左方へ進出する。第2のロツド12の先端面1
5と第1のロツド後端面14とはたがいにその接
触により第2のロツド12に設けられたマグネス
ケール等の電気的変化の検出手段16,16′が
第2図に示すとおり構成される。なお、第2のロ
ツド12により接地されてマグネスケール等の制
御をおこなわれるようになつている。そしてエア
シリンダ13の作動で第2のロツド12が一定の
距離Lを進んで電気接片18が接地されるとマグ
ネスケールの検出出力はリセツトされて信号零と
なる。さらに第2のロツド12がエアシリンダ1
3の作動によつて進んで第1のロツド5を介して
被検体3のピストン6を押し込んで負荷をかけ、
コイルスプリング19を完全に収縮する間、第2
のロツドの移動に対応してマグネスケールはカウ
ント信号を発し、完全に圧縮された際(最大押し
込み時)のカウント値からピストン6が押し込ま
れた距離lが測定できる。この際この測定値は被
検体3の寸法差による距離Lの差異には無関係に
測定できる。すなわち、被検体3に誤つて種類の
異つたコイルばね19を使用したり被検体3のシ
リンダ20内壁の不具合等でピストン6が途中で
切掛つたりした場合はマグネスケールのカウント
による測定値から被検体3の良・不良が判定でき
る。
G 考案の効果 この考案は、上記の実施例のコイルスプリング
19のように一方端は開放されたシリンダ20等
で保持されたばね体がその自由長の差異と無関係
にその自由長から最大収縮時まで変形させられる
際のピストン等の受力部材の移動距離の測定が正
確かつ簡単におこなえるばね検査装置を提供しう
るものである。
特に上記実施例のものではピストンが押し込ま
れた際の排出量がピストン壁の不具合や、使用コ
イルスプリングの誤り等の不具合によつて差異が
生じるおそれがあるピストンシリンダ等の被検体
を多数処理するのに適しており、しかも機械的検
査で精度がよくすぐれた機能のばね検査装置を提
供しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれこの考案の一実施例
のばね検査装置の構成および動作説明用断面図で
ある。 1:チヤツク、3:被検体、4:チヤツク、
4′:通孔、5:第1のロツド、6:ピストン
(受力部材)、7:架台、10:基台、11:固定
ブラケツト、13:エアシリンダ、12:第2の
ロツド、14:後端面、15:先端面、16,1
6′:電気的位置検出手段、18:電気接片、1
9:コイルスプリング(ばね体)、20:シリン
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上で直線方向に変位可能な架台に付設され
    たチヤツクと基台上に固設された固定ブラケツト
    に付設されたチヤツクとによつて一方端が開口し
    検査されるばねおよびこのばねの外方に接したピ
    ストンが内方に収納されたシリンダをその軸芯を
    前記直線方向に一致させた状態で挟持し固定する
    被検体固定手段と、前記ばねの軸線方向に進退可
    能に保持されシリンダ開口側の前記チヤツクの通
    孔を貫通して先端が前記シリンダの開口部より挿
    入されてピストンを介してばねの端部に当接され
    る第1のロツドと、同じく軸線方向に進退可能に
    保持され先端が前記第1のロツドの後端に一定距
    離を有して対向して設けられた第2のロツドと、
    前記第1のロツドを介して第2のロツドによつて
    前記被検体のばねを収縮させる負荷機構と、前記
    第1のロツドの後端および第2のロツドの先端が
    たがいに接したとき電気信号を出力するよう構成
    するとともに両ロツドの接触により電気信号が出
    力されたとき前記第2ロツドの移動量を電気的検
    出する検出機構を備え、ばねの収縮による第2ロ
    ツドの移動距離により被検体を検査するばね検査
    装置。
JP1980060365U 1980-04-30 1980-04-30 Expired JPS6231868Y2 (ja)

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JP1980060365U JPS6231868Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

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JP1980060365U JPS6231868Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161549U JPS56161549U (ja) 1981-12-01
JPS6231868Y2 true JPS6231868Y2 (ja) 1987-08-15

Family

ID=29654807

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JP1980060365U Expired JPS6231868Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4660366B2 (ja) * 2005-11-30 2011-03-30 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ピストンストロークエンド圧測定方法およびその装置
BR112017001546A2 (ja) * 2014-09-11 2018-01-30 Mitsubishi Electric Corporation An inspecting method and an inspection device of the buffer made of resin

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53159354U (ja) * 1977-05-20 1978-12-13

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JPS56161549U (ja) 1981-12-01

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