JP2852802B2 - スタンド型コンプレッソメータ - Google Patents

スタンド型コンプレッソメータ

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JP2852802B2
JP2852802B2 JP28336390A JP28336390A JP2852802B2 JP 2852802 B2 JP2852802 B2 JP 2852802B2 JP 28336390 A JP28336390 A JP 28336390A JP 28336390 A JP28336390 A JP 28336390A JP 2852802 B2 JP2852802 B2 JP 2852802B2
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史紀 友澤
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MARUTO SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は柱状供試体に荷重を加えて縦方向の歪を測定
するコンプレッソメータに関する。
(従来の技術) 従来、柱状供試体のコンプレッソメータとしては、該
供試体の外面に嵌合する2個のリング片と、両リングを
所定の間隔で上下に組合わせて、その組合わせ状態を安
定させるための複数本の連結杆と、その結合用締め捻子
と、両リングに夫々取付けて使用する測定子および両測
定子間に装着する検出器とから成る測定用部材を用い、
測定に際しては、供試体に対しその高さの中間位置に所
定寸法の所定間隔を存させて正確に両リングを上下位置
に結着するよう連結杆で組合わせて、これを試験機台上
の所定位置に搬入して測定していた。更に、これらの検
出器、測定用部材等の締め捻子によって供試体に結着さ
せるため、供試体に相当の圧力を加えねばならず、また
その反力として、リング等に歪を生じさせ、供試体の応
力状態に影響を与え、試験結果の信頼性をそこなう恐れ
があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記、従来手段のように多数の部品から成る測定部材
を供試体に組みつける動作は著しく煩雑で非能率的であ
り、多くの人手と時間を要するばかりでなく、試験に際
して供試体が破壊したときは各組み付け部品は、分散、
また時には損傷し、その収拾または修繕が非常に面倒か
つ不便であり、試験の中断を余儀なくされることがあっ
た。
また、上述の従来形コンプレッソメータでは、その結
着のため、各部品および供試体に横方向の不要の応力お
よび歪が生じ、かつこれら応力および歪は供試体に加え
る試験荷重を増加させるにしたがい、ポアソン効果によ
る供試体の横歪が増大することによって、試験結果に不
測の誤差を生ぜしめる。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記に鑑み。従来手段の不利を排除するた
め、予め所定間隔とした左右対称の上下の測定子をスタ
ンド型とした基台に取込んで、使用取扱いを便利にし、
かつ、従来形コンプレッソメータの各部品および供試体
に生じる不要の応力および歪を無視し得る程に小さく
し、また試験荷重の増加によるこれら応力および歪の変
化をほとんど無にしようとしたもので、基台上の支柱に
沿って上下動し、且つ牽引ばねにより互いに対向して相
寄るよるように牽引させて設けた左右一対の支持腕の各
対向面に夫々上下方向に所定間隔を存した一対の測定子
を設け、左右両側の各上下側定子間に歪検出器を装備し
たことを特徴とする。
(作 用) 本発明によるコンプレッソメータは、図示の実施例で
示すように、例えば高さ20cmの円柱上のコンクリート供
試体(以下単に供試体とする)において上下に各5cmを
残した中間の高さ10cm間隔を歪測定長さとして試験機で
測定する場合において、スタンド型として基台(1)上
の支柱(2)から左右対称的に突設した支持腕(9)
(9)の対向面に設ける各上下一対の測定子(12)(1
2)の間隔を前記10cmに設定した状態で試験機台上の所
定位置に設置しておき、試験に際しては左右の支持腕
(9)(9)を牽引ばね(10)に抗して互いに開いて第
1図矢示bで示すように供試体aを支持腕(9)(9)
間の定位置に置いた後、手を放せば支持腕(9)(9)
はばね力により自動的に相寄って測定子(12)(12)を
供試体aの両側に圧接させて不動にセットさせることが
でき、直ちに加圧操作により上下測定子(12)(12)間
の歪量を歪検出器(16)により検測し得られ、検測を終
わった後は牽引ばね(10)に抗して両支持腕(9)
(9)を左右に開けば簡便に供試体aをスタンドから一
挙に取り出し分離し得る。
なお、測定操作中の荷重負荷の増大による供試体aの
ポアソン効果による横歪の増大に対しても、支持腕
(9)(9)が横方向に変位可能であることから測定子
(12)(12)と供試体a間の圧接圧力に変化は生じず、
そのため不要の測定誤差を排除し得、かつ測定操作中に
荷重負荷により供試体aが最大耐力に達し破壊すること
があっても測定子(12)(12)その他の部材には何等の
影響なく、その位置に保存され、更に有用なことは継続
して変形の測定が可能であることである。
(実施例) 本発明によるコンプレッソメータの実施例を図面につ
いて説明する。
図面において(1)は基台、(2)は該基台上に固定
樹立した2本の支柱で、該支柱に沿って上下動できるよ
うに挿嵌した移動片(3)を、支柱(2)(2)の上端
に固着した支持片(4)を螺挿した螺杆(5)の下端に
回転自在に結着し、該螺杆(5)の回動による上下動に
伴って該移動片(3)の上下動させ、螺杆(5)に施し
た止ナット(6)で上下動位置を規制し、該規制位置で
止螺子(7)により移動片(3)を不動に固定するよう
にした。
移動片(3)には案内溝(8)で左右方向に移動し互
いに対向する左右一対のL形支持腕(9)(9)を設け
て、これら左右の支持腕(9)(9)は移動片(3)に
一端を結着した牽引ばね(10)で互いに相寄る方向に付
勢した。両支持腕(9)(9)の対向面には夫々器筐
(11)を固設し、その内部には上下に間隔を存して先端
を例えばニードル又はナイフエッジ(12a)として供試
体aに対向させた一対の測定子(12)(12)を設け、前
記牽引ばね(10)による両側支持腕(9)(9)の付勢
により各測定子(12)のエッジ(12a)を供試体aに圧
設させるようにし、両側における測定子(12)(12)の
間隔を前述した歪検測用の基本長さに設定する。
測ち、測定子(12)を取付けた上下の基片(12b)は
共に器筐(11)内に固設した案内部材(13)に沿って上
下動させるようにすると共に弾発ばね(14)で夫々上下
に付勢し、その上下動を夫々止螺子(15)で支受させ、
該止螺子(15)の進退により前記歪検測用の基本長さを
微細に調整できるようにした。
(16)は上下測定子(12)(12)間に設けた歪検出器
で、図示例の場合は測定子(12)(12)間の移動量即ち
歪量を検出する差動トランス型検出器を示すが、これを
ダイヤル・ゲージ、直動ボテンショメータ型、その他電
気計測式検出器とする場合もある。
尚、左右の支持腕(9)(9)は手動により牽引ばね
(10)に抗して左右に開き、測定子(12)(12)間で供
試体aを挟み、手を放せばばね(10)の付勢によって測
定子(12)(12)を供試体aに圧接するようにしたが、
図示するように支持腕(9)側に設けた押捻子(17)を
移動片(3)に向って進出させることにより両支持腕
(9)(9)を開いて左右の測定子(12)(12)の間隔
を拡げるようにしてもよい。更に支柱(2)を樹立した
基台(1)は馬蹄形として、供試体aを馬蹄形内に抱込
むようにし、該馬蹄形空間内には更に半円状の間片(1
8)を取り付けて供試体aとの間隔を埋めるようにし
た。
以上のように左右対称的に夫々一対の測定子(12)
(12)を両支持腕(9)(9)の対向面に装備させてス
タンド型としたコンプレッソメータは、検測に当り試験
機台上に定置させ、供試体aに対し支持腕(9)(9)
を開いた状態で組合わせて、予め検測寸法の基本長さ位
置に設定した上下の測定子(12)(12)に供試体aをセ
ットさせて直ちに検測し、検測後は両支持腕(9)
(9)を開くことにより供試体aを取り出し得るように
した。
尚、両側支持腕(9)(9)の高さは螺杆(5)の回
動により任意に調節し得られ、また左右対称の上下測定
子(12)(12)の間隔も止捻子(15)により微調整し得
る。
第6図乃至第8図は本発明装置の他の実施例を示すも
ので、左右一対の支持腕(9)(9)は支柱(2)に対
し共に基部(9a)で回動自在に挿嵌してばね(10)で先
端を互いに相寄るように付勢させ、該基部(9a)(9a)
の挿嵌部の上下に夫々止めカラー(2a)を支柱(2)に
嵌着してこれを止螺子(2b)で固着することにより支持
腕(9)(9)を所定高さ位置に保持されるようにして
一対の支持腕(9)(9)を前実施例の水平移動式に対
し回動式としたもので、測定部分は前実施例と何等異な
ることなく且つ作動内容も殆んど変わることはない。
(発明の効果) 本発明によるコンプレッソメータは、スタンド型とし
て左右に開閉し得る支持腕の各対向面に予め所定寸法間
隔にセットした上下の測定子を設け、両支持腕をばね圧
により付勢して各測定子を供試体に圧接させ、従来形の
ように測定器全体を供試体に支持させることによって、
供試体および測定器に不要の応力および歪を生じさせな
くしたもので、該スタンド型メータの両支持腕間で供試
体を挟持させることにより簡便に供試体の歪検測態勢と
なり、供試体に対するメータのセットおよびその取外し
は従来手段に比して著しく簡潔化されて取扱い操作を簡
便にし、また検測中の供試体のポアソン効果による変形
(横歪の発生)に基づく、不要の応力・変形の発生を排
除して、それによる測定誤差を無とし、更に検測中供試
体が最大耐力に達し、破壊した後も、メータ側には何等
の損傷を与えず安全に使用出来るだけでなく、さらに継
続して縦歪の測定を行うことが出来るなどの効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるコンプレッソメータの実施例を示
し、第1図は平面図、第2図は背面図、第3図は中央截
断側面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は
第4図のV−V線断面図、第6図は本発明の他の実施例
を示す平面図、第7図は、同背面図、第8図は同截断側
面図である。 (1)……基台 (2)……支柱 (9)(9)……左右の支持腕 (10)……牽引ばね (12)(12)……上下の測定子 (12a)……測定子の先端エッジ (16)……歪検出器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上の支柱に沿って上下動し且つ牽引ば
    ねにより互いに対向して相寄るように牽引させて設けた
    左右一対の支持腕の各対向面に夫々上下方向に所定間隔
    を存した一対の測定子を設け、左右両側の各上下測定子
    間に歪検出器を装備したことを特徴とするスタンド型コ
    ンプレッソメータ。
JP28336390A 1990-10-23 1990-10-23 スタンド型コンプレッソメータ Expired - Lifetime JP2852802B2 (ja)

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JPH04158240A JPH04158240A (ja) 1992-06-01
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