JPS5820705A - 多孔性炭素粒子 - Google Patents
多孔性炭素粒子Info
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- JPS5820705A JPS5820705A JP56118711A JP11871181A JPS5820705A JP S5820705 A JPS5820705 A JP S5820705A JP 56118711 A JP56118711 A JP 56118711A JP 11871181 A JP11871181 A JP 11871181A JP S5820705 A JPS5820705 A JP S5820705A
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- carbon black
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- porous carbon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医療用として望ましい吸着容量と吸着速度を有
する多孔質球状炭素粒子に関する。
する多孔質球状炭素粒子に関する。
詳しくは、カーボンブラックと炭素バインダーから製造
された多孔質炭素からなる吸着剤で医療用、特に肝臓疾
患並びに腎臓疾患の患者のだめの人工臓器充填用として
、優れた特性を備えた多孔質球状炭素粒子に関する。特
に高い破壊強度及び比較的小さい細孔が形成する細孔容
積と、その吸着容積を速かに発揮させることのできる比
較的大きい細孔が形成する表面積が高い値を示す多孔質
球状炭素粒子に関する。
された多孔質炭素からなる吸着剤で医療用、特に肝臓疾
患並びに腎臓疾患の患者のだめの人工臓器充填用として
、優れた特性を備えた多孔質球状炭素粒子に関する。特
に高い破壊強度及び比較的小さい細孔が形成する細孔容
積と、その吸着容積を速かに発揮させることのできる比
較的大きい細孔が形成する表面積が高い値を示す多孔質
球状炭素粒子に関する。
従来より、人工肝臓や人工腎臓などの人工臓器はセルロ
ース系やポリメチル・メタクリレート等の膜を用いて人
工的に面液を透析するもので、広く実用に供せられてい
るが、近年になり透析法の欠点たとえば中分子量の腎i
素や肝性昏睡因子の除去不能等が指摘され、又、透析装
置のコンパクト化さらには透析時間の短縮化等の改善が
望まれて来ている。この−環として多孔質炭素粒子を用
いた吸着剤が透析液、血漿あるいは血液中からの不要物
や老廃物を除去する目的で利用されている。
ース系やポリメチル・メタクリレート等の膜を用いて人
工的に面液を透析するもので、広く実用に供せられてい
るが、近年になり透析法の欠点たとえば中分子量の腎i
素や肝性昏睡因子の除去不能等が指摘され、又、透析装
置のコンパクト化さらには透析時間の短縮化等の改善が
望まれて来ている。この−環として多孔質炭素粒子を用
いた吸着剤が透析液、血漿あるいは血液中からの不要物
や老廃物を除去する目的で利用されている。
これらの多孔質炭素粒子として球状の゛石油系活性炭、
ヤシガラ炭やスチレンおよびアクリロニトリル等の焼成
、賦活品等が用いられている。
ヤシガラ炭やスチレンおよびアクリロニトリル等の焼成
、賦活品等が用いられている。
しかしながら、昨今医療用としては低不純物すなわち低
灰分含有であること、可能な限り粉化による炭塵の発生
が少ない事はもとよりさらに吸着性能面で、より一層優
れたものが要求されている。
灰分含有であること、可能な限り粉化による炭塵の発生
が少ない事はもとよりさらに吸着性能面で、より一層優
れたものが要求されている。
この様な事情に鑑み、本発明者等らは医療用として低不
純物であること、炭塵の発生を可能な限り低減するため
の十分なる破壊強度などの諸性質を損わずに吸着特性の
優れた多孔性炭素粒子を提供すべく鋭意研究を重ねた結
果、効率的に被吸着物質を吸着させるには、比較的小さ
い細孔が形成する細孔容積とこの吸着能力をいかんなく
すばやく発揮する比較的大きな細孔が形成する比表面積
とが大きく関与していることに着目し、比較的小さな細
孔が形成する細孔容積と、比較的大きな細孔が形成する
表面積等の関係において新規な特性バランスを有する多
孔性炭素粒子を発明するに至った。
純物であること、炭塵の発生を可能な限り低減するため
の十分なる破壊強度などの諸性質を損わずに吸着特性の
優れた多孔性炭素粒子を提供すべく鋭意研究を重ねた結
果、効率的に被吸着物質を吸着させるには、比較的小さ
い細孔が形成する細孔容積とこの吸着能力をいかんなく
すばやく発揮する比較的大きな細孔が形成する比表面積
とが大きく関与していることに着目し、比較的小さな細
孔が形成する細孔容積と、比較的大きな細孔が形成する
表面積等の関係において新規な特性バランスを有する多
孔性炭素粒子を発明するに至った。
すなわち、本発明の目的は粉化による炭塵発生の少ない
、優れた機械強度及び低灰分量をもち、吸着剤として被
吸着物の吸着容量に関与する比較的小さい細孔が瘉成す
る細孔容積と、被吸着物を吸着材内部へ早く、拡散させ
ることのできる比較的大きい細孔が形成する比表面積が
大きい特性を有する医療用炭素粒子を提供することであ
り而して、この目的は、細孔直径/θ〜3ooXのとこ
ろの細孔容積が0.6cc711以上で、且つ細孔直径
/30〜1sooooA のところの比表面積が301
11″/11以上であり、含有灰分がl−以下で、且つ
粒子の破壊強度0 、6 F14/ray2以上である
粒子直径0./ −/、j rmの範囲の球状多孔性炭
素粒子により達成される。
、優れた機械強度及び低灰分量をもち、吸着剤として被
吸着物の吸着容量に関与する比較的小さい細孔が瘉成す
る細孔容積と、被吸着物を吸着材内部へ早く、拡散させ
ることのできる比較的大きい細孔が形成する比表面積が
大きい特性を有する医療用炭素粒子を提供することであ
り而して、この目的は、細孔直径/θ〜3ooXのとこ
ろの細孔容積が0.6cc711以上で、且つ細孔直径
/30〜1sooooA のところの比表面積が301
11″/11以上であり、含有灰分がl−以下で、且つ
粒子の破壊強度0 、6 F14/ray2以上である
粒子直径0./ −/、j rmの範囲の球状多孔性炭
素粒子により達成される。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に於いて一定吸着温度下で、ある濃度の被吸着物
質の最大吸着量は比較的小さい細孔が形成する細孔容積
とよく関係しており細孔容積の増加につれて、その吸着
量は増大する。この細孔容積が少なければ、その吸着剤
の潜在的な最大容量吸着量は低下する。
質の最大吸着量は比較的小さい細孔が形成する細孔容積
とよく関係しており細孔容積の増加につれて、その吸着
量は増大する。この細孔容積が少なければ、その吸着剤
の潜在的な最大容量吸着量は低下する。
本発明の多孔性炭素粒子では0−ACr−11以上、好
ましくはo、7cr、7g以上の細孔容積を有する。
ましくはo、7cr、7g以上の細孔容積を有する。
なお、/ 、 0 (X、7g以上となる表粒子の破壊
強度が減少する傾向がある。
強度が減少する傾向がある。
又、被吸着物質の吸着を速やかにその最大吸着容量にま
で近ずけること、すなわち吸着速度を増大させるには比
較的大きい細孔が形成する表面積を増大させればよいこ
とを見いだした。
で近ずけること、すなわち吸着速度を増大させるには比
較的大きい細孔が形成する表面積を増大させればよいこ
とを見いだした。
本発明の多孔性炭素粒子ではこの表面積が30m″/y
以上、好ましくは33m″/g以上を有する。
以上、好ましくは33m″/g以上を有する。
又、粒子径は医療用吸着剤のモジュール化を実施したと
きの圧損を考慮してθ、l〜八!■へ範囲とする。
きの圧損を考慮してθ、l〜八!■へ範囲とする。
さらに医療用として可能なかぎり不純物を含有しないこ
とが望まれており、灰分含量はへ〇チ以下テあり、粒子
の破壊強度が0.t −jt、OK171m2、好まし
くは/、 0− j、OKg/−の特性を有することに
よって特徴付けられる多孔性炭素粒子である。
とが望まれており、灰分含量はへ〇チ以下テあり、粒子
の破壊強度が0.t −jt、OK171m2、好まし
くは/、 0− j、OKg/−の特性を有することに
よって特徴付けられる多孔性炭素粒子である。
次にこのような多孔性炭素粒子を製造する方法の一例に
ついて詳しく説明する。拳法で用いる7つの原料として
100〜3oooX単位の粒子径範囲のカーボンブラッ
クが使用され゛る。
ついて詳しく説明する。拳法で用いる7つの原料として
100〜3oooX単位の粒子径範囲のカーボンブラッ
クが使用され゛る。
カーボンブラックは一般に個々の粒子が凝集して大きな
鎖状高次構造(ストラフチャーといわれる)を形成して
おり、本発明によって得られる多孔性炭素粒子の比較的
大きな細孔が形成する比表面積は、カーボンブラック粒
子径およびストラフチャーの大きさによって大きく影響
される。ストラフチャーの大きさの程度はカーボンブラ
ックの吸油量、例えばり、B、P、吸収量(カーボンブ
ラックtoolに吸収されるジ・ブチル・フタレートの
容量、単位ニー//θOg)によって表わされる。そし
て通常のカーボンブラックでは、そのり、B、P、吸収
量は約Ao〜300d/l o o y。
鎖状高次構造(ストラフチャーといわれる)を形成して
おり、本発明によって得られる多孔性炭素粒子の比較的
大きな細孔が形成する比表面積は、カーボンブラック粒
子径およびストラフチャーの大きさによって大きく影響
される。ストラフチャーの大きさの程度はカーボンブラ
ックの吸油量、例えばり、B、P、吸収量(カーボンブ
ラックtoolに吸収されるジ・ブチル・フタレートの
容量、単位ニー//θOg)によって表わされる。そし
て通常のカーボンブラックでは、そのり、B、P、吸収
量は約Ao〜300d/l o o y。
特殊のものでは300d11009以上もある。
而して、本発明において、粒子径範囲がio。
〜3oooX単位で、D、 B、 P、吸収量がto〜
so。
so。
m7!/ / 00 Elの範囲にあるカーボンブラッ
クを用いることにより、細孔直径がiso〜/zo、o
ooXの範囲にある比表面積が30m″/I以上でちる
多孔性炭素粒子を得ることができる。医療用吸着剤に用
いられる多孔性炭素粒子の望ましい比表面積は細孔直径
iso〜/jo、ooo大の範囲で30m″/g以上で
あり、カーボンブラックの粒子径およびり、B、P、吸
収量は、多孔性炭素粒子の細孔直径/jO〜/jO,0
00Xの範囲の比表面積を考慮して、前記範囲から適宜
決定される。
クを用いることにより、細孔直径がiso〜/zo、o
ooXの範囲にある比表面積が30m″/I以上でちる
多孔性炭素粒子を得ることができる。医療用吸着剤に用
いられる多孔性炭素粒子の望ましい比表面積は細孔直径
iso〜/jo、ooo大の範囲で30m″/g以上で
あり、カーボンブラックの粒子径およびり、B、P、吸
収量は、多孔性炭素粒子の細孔直径/jO〜/jO,0
00Xの範囲の比表面積を考慮して、前記範囲から適宜
決定される。
カーボンブラックの種類については、種々公知のものを
使用することができ、例えば、三菱カーボンブラックφ
100.φb o o、(以上、三菱化成工業株式会社
製品)などのチャンネルブラック(チャンネル法、によ
り製造されるカーボンブラック)、ダイアブラックA1
ダイアブラックL工、ダイアブラックエ、ダイアブラッ
クH1ダイアブラックG(以上、三菱化成工業株式会社
登録商標)などのファーネスブラック(ファーネス法に
より製造されるカーボンブラック)、旭サーマルFT(
旭カーボン株式会社商品名)などのサーマルブラック(
天然ガスまたはコークス炉ガスなどを熱分解することに
より製造されるカーボンブラック)などが好適に使用さ
れる。
使用することができ、例えば、三菱カーボンブラックφ
100.φb o o、(以上、三菱化成工業株式会社
製品)などのチャンネルブラック(チャンネル法、によ
り製造されるカーボンブラック)、ダイアブラックA1
ダイアブラックL工、ダイアブラックエ、ダイアブラッ
クH1ダイアブラックG(以上、三菱化成工業株式会社
登録商標)などのファーネスブラック(ファーネス法に
より製造されるカーボンブラック)、旭サーマルFT(
旭カーボン株式会社商品名)などのサーマルブラック(
天然ガスまたはコークス炉ガスなどを熱分解することに
より製造されるカーボンブラック)などが好適に使用さ
れる。
本発明においては、まず、上記カーボンブラックを球状
体に造粒することが必要である0カーボンブラツクの造
粒は、種々公知の方法に従って、行なうことができるが
、特に、転勤法又はビングラニユレータ−法等によれば
、流動性の良好な球状体を簡便に得ることができ、有利
である。
体に造粒することが必要である0カーボンブラツクの造
粒は、種々公知の方法に従って、行なうことができるが
、特に、転勤法又はビングラニユレータ−法等によれば
、流動性の良好な球状体を簡便に得ることができ、有利
である。
これらの方法により通常0./ −j mの球径の球状
体が得られる。
体が得られる。
次いで、得られた球状体に、炭化性バインダーを含浸さ
せる。炭化性バインダーを球状体に含浸させるには、通
常、球状体に炭化性バインダーを含む溶媒を含浸するこ
とによって行なう。
せる。炭化性バインダーを球状体に含浸させるには、通
常、球状体に炭化性バインダーを含む溶媒を含浸するこ
とによって行なう。
この含浸処理によって炭化性バインダーがカーボンブラ
ックの粒子間隙に侵入し、この後の焼成処理により各カ
ーボンブラック粒子な、いしはストラフチャーを結合さ
せる作用を有する。
ックの粒子間隙に侵入し、この後の焼成処理により各カ
ーボンブラック粒子な、いしはストラフチャーを結合さ
せる作用を有する。
炭化性パイン・ダーとしては、・カーボンブラックを結
合させる作用を有するとともに、焼成による炭化収率が
、20%以上のものであれば種々任意のものを使用する
ことができ、例えば、フェノールホルムアルデヒド樹脂
、フルフリルアルコール樹脂などが挙げられる。
合させる作用を有するとともに、焼成による炭化収率が
、20%以上のものであれば種々任意のものを使用する
ことができ、例えば、フェノールホルムアルデヒド樹脂
、フルフリルアルコール樹脂などが挙げられる。
また、炭化性バインダーとして重合可能なモノマーを溶
媒に溶解し、この溶媒をカーボンブラック粒子に含浸し
たのち、溶媒を加熱することなどによりモノマーを重合
硬化・させる方法を採用しても良い。
媒に溶解し、この溶媒をカーボンブラック粒子に含浸し
たのち、溶媒を加熱することなどによりモノマーを重合
硬化・させる方法を採用しても良い。
カーボンブラック球状体を炭化イバインダーを含む溶媒
を含浸する時間は、約7〜75分間で十分であり、必要
に応じて緩く攪拌してもよい0 炭化性バインダーはその分子量によって含浸性が異なる
為、破壊強度と細孔直径、200〜/30,0θoXの
範囲の比表面積や細孔直径10〜3qoX の範囲の
細孔容積等との−かね合いから適宜選択する必要がある
。
を含浸する時間は、約7〜75分間で十分であり、必要
に応じて緩く攪拌してもよい0 炭化性バインダーはその分子量によって含浸性が異なる
為、破壊強度と細孔直径、200〜/30,0θoXの
範囲の比表面積や細孔直径10〜3qoX の範囲の
細孔容積等との−かね合いから適宜選択する必要がある
。
炭化性バインダーを含む溶媒をカーボンブラック球状体
に含浸したのちは、溶媒を揮発除去し、次いでこれを不
活性雰囲気下で炭化焼成する。
に含浸したのちは、溶媒を揮発除去し、次いでこれを不
活性雰囲気下で炭化焼成する。
カーボンブラック球状体を不活性雰囲気下で炭化焼成す
るには、電気炉またはロータリーキルン等を用い、窒素
などの不活性ガス雰囲気下で加熱焼成すればよい。
るには、電気炉またはロータリーキルン等を用い、窒素
などの不活性ガス雰囲気下で加熱焼成すればよい。
このとき焼成温度が低ければ、炭化焼成が進行せず、逆
に高すぎても炭化焼成の進行を促進することもないので
、通常SOO〜/、200℃、好ましくはzoo−♂o
o℃である。
に高すぎても炭化焼成の進行を促進することもないので
、通常SOO〜/、200℃、好ましくはzoo−♂o
o℃である。
昇温速度については、lO〜1000℃/時間の範囲が
適尚である。
適尚である。
次に炭化焼成後の炭素粒子の比表面積を増大させるには
、カーボンブラックに水蒸気賦活処理または炭酸ガス賦
活処理を施せばよい。
、カーボンブラックに水蒸気賦活処理または炭酸ガス賦
活処理を施せばよい。
多孔性炭素粒子は水蒸気または炭酸ガスと均一に接触さ
せることが好ましく、このために、本発明における賦活
処理ではたとえば、ロータリーキルン、ヘレショフ型炉
、流動床炉等が好適に用いられる。
せることが好ましく、このために、本発明における賦活
処理ではたとえば、ロータリーキルン、ヘレショフ型炉
、流動床炉等が好適に用いられる。
以上、詳細に説明したように、得られた多孔性炭素粒子
は、水銀法により細孔直径範囲/jO〜/ jf O,
000^ を測定して、得られる比表面積が30m″/
I!以上であり、又、窒素吸着法により細孔直径範囲1
0〜3ooA を測定して0.tcC7g以上の細孔容
積および0.1〜!、OKq/−の破壊強度と7.0%
以下の灰分含有量を有する。
は、水銀法により細孔直径範囲/jO〜/ jf O,
000^ を測定して、得られる比表面積が30m″/
I!以上であり、又、窒素吸着法により細孔直径範囲1
0〜3ooA を測定して0.tcC7g以上の細孔容
積および0.1〜!、OKq/−の破壊強度と7.0%
以下の灰分含有量を有する。
なお、フェノール樹脂に於いてレゾールタイプを用いた
場合、重合剤としてのアルカリが混入している為、水洗
を行なえば容易に灰分含有量i、o%以下のものが得ら
れる。
場合、重合剤としてのアルカリが混入している為、水洗
を行なえば容易に灰分含有量i、o%以下のものが得ら
れる。
次に、本発明を実施例を挙げて詳細に説明するが、本発
明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。 ゛実施例/ 300X単位の粒子径を有するカーボンブラック(ファ
ーネスブラック)をビングラニユレータ−法により、カ
ーボンブラックにその1)、 El、P。
明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定され
るものではない。 ゛実施例/ 300X単位の粒子径を有するカーボンブラック(ファ
ーネスブラック)をビングラニユレータ−法により、カ
ーボンブラックにその1)、 El、P。
吸収量に相当する量(DjJP、/ 、2 gml//
00 # C!、B。
00 # C!、B。
のカーボンブラック/gに対して水/、−gg)の水を
加えて造粒した。乾燥後、得られた球状体よ。、7.〜
i、o o−0邊径範□よ篩別、、、、。
加えて造粒した。乾燥後、得られた球状体よ。、7.〜
i、o o−0邊径範□よ篩別、、、、。
次いで、レゾール型のフェノール樹脂をメタノールに溶
解して、得た均一溶液を一カーボンブラック球状体に含
浸し、緩やかに攪拌した。
解して、得た均一溶液を一カーボンブラック球状体に含
浸し、緩やかに攪拌した。
その後、カーボンブラックを100℃に加熱して溶媒を
揮発除去した0溶媒除去後、レゾールタイプのフェノー
ル樹脂を含浸したカーボンブラック球状体をロータリー
キルンにより窒素気流中、700℃で一時間炭化焼成し
た。このときの昇温速度はaOO℃/hrである。
揮発除去した0溶媒除去後、レゾールタイプのフェノー
ル樹脂を含浸したカーボンブラック球状体をロータリー
キルンにより窒素気流中、700℃で一時間炭化焼成し
た。このときの昇温速度はaOO℃/hrである。
炭化焼成後の炭素粒子7 K9を1030℃に加熱した
ヘレショフ炉中で水蒸気雰囲気下(水蒸気110体積チ
、炭酸ガス7体積チおよび窒素53体積%)にてpoo
分の賦゛活を施した。
ヘレショフ炉中で水蒸気雰囲気下(水蒸気110体積チ
、炭酸ガス7体積チおよび窒素53体積%)にてpoo
分の賦゛活を施した。
賦活処理後、粒子表面に付着している粉塵と水溶性灰分
を除去する為に水洗を行った。得られた多孔性炭素粒子
の諸物性を測定した。その結果を表/に示す。
を除去する為に水洗を行った。得られた多孔性炭素粒子
の諸物性を測定した。その結果を表/に示す。
実施例コ
実施例/と同一方法で造粒、含浸及び炭化処理を行い、
実施例/と同−装置並びに同−水蒸気雰囲気下でsoO
分賦活処理を施した°0賦活後、粒子表面に付着してい
る粉卑と水溶性灰分を除去する為に水洗を行なった。
実施例/と同−装置並びに同−水蒸気雰囲気下でsoO
分賦活処理を施した°0賦活後、粒子表面に付着してい
る粉卑と水溶性灰分を除去する為に水洗を行なった。
得られた諸物性値を表/に示す。 。
7 なお、比較のために市販品等3例について表 ・
中に併記した。
中に併記した。
なお、これら諸物性のうち、多孔性炭素粒子の破壊強度
は、光学顕微鏡で球状体直径を測定したのち、インスト
ロン形の引張りおよび圧縮ン株式会社製)を用いて測定
し、細孔直径/s。
は、光学顕微鏡で球状体直径を測定したのち、インスト
ロン形の引張りおよび圧縮ン株式会社製)を用いて測定
し、細孔直径/s。
だ比表面積および細孔直径10〜300^の範囲て、低
温窒素吸着法により窒素吸着量を測定し、これから、B
、E、T式を用いて多点法により表面直径/θ〜300
Xの範囲のところの細孔容積−を算出した。 − 実施例3 生理食塩水にクレアチニンが、20■/d4の濃度とな
る様に溶解し、これのSO−を三角フラスコに取り、3
7℃に加温しながら実施例1の多孔質炭素粒子をroo
my投入し、投入後7〜30分間を適宜、2jO7lt
ずつサンプリングし、アボツ)VP生化学分析装置(ア
ボット株式会社製)で分析した。その結果は第1図の通
りである。
温窒素吸着法により窒素吸着量を測定し、これから、B
、E、T式を用いて多点法により表面直径/θ〜300
Xの範囲のところの細孔容積−を算出した。 − 実施例3 生理食塩水にクレアチニンが、20■/d4の濃度とな
る様に溶解し、これのSO−を三角フラスコに取り、3
7℃に加温しながら実施例1の多孔質炭素粒子をroo
my投入し、投入後7〜30分間を適宜、2jO7lt
ずつサンプリングし、アボツ)VP生化学分析装置(ア
ボット株式会社製)で分析した。その結果は第1図の通
りである。
なお、比較として表/記載の比較例/、、2゜3の試料
を加えた。第1図より明らかに本発明品のクレアチニン
の吸着速度は速く、最大吸着量が多い。同様に、リン酸
緩衝溶液(,2o′CpH7,+ )に尿酸が、20■
/(1tの濃度となる様に溶解し、これの、!’ Om
lを三角フラスコに取り、37℃に加温しながら実施例
/の多孔性炭素粒子をjQO■投入し、投入後7〜30
分間を適宜260μtずつサンプリングし、アポ7)V
P生化学分析装置(アボット株式会社製)で分析した。
を加えた。第1図より明らかに本発明品のクレアチニン
の吸着速度は速く、最大吸着量が多い。同様に、リン酸
緩衝溶液(,2o′CpH7,+ )に尿酸が、20■
/(1tの濃度となる様に溶解し、これの、!’ Om
lを三角フラスコに取り、37℃に加温しながら実施例
/の多孔性炭素粒子をjQO■投入し、投入後7〜30
分間を適宜260μtずつサンプリングし、アポ7)V
P生化学分析装置(アボット株式会社製)で分析した。
その結果は第2図の通りである。
なお、比較として、比較例/ 、2.3の試料を加えた
。
。
第2図より明らかに本発明品の尿酸の吸着速度は速く、
最大吸着量が多い。
最大吸着量が多い。
実施例グ
微粉末の遊離テストを行なった。実施例2で得られた多
孔性炭素粒子及び比較として比較例/、−を用いた。
孔性炭素粒子及び比較として比較例/、−を用いた。
水307!に100メツシユの網を通さない炭素粒子2
g入れ、振とう器を用いて振巾3C1n/ざO回/分の
速度で30分振とうした後、岬100メツシュの網で濾
過後、F液をミリポアフィルタ−(O,+1μ)で濾過
し、フィルターに付着した微粉末を観察した。
g入れ、振とう器を用いて振巾3C1n/ざO回/分の
速度で30分振とうした後、岬100メツシュの網で濾
過後、F液をミリポアフィルタ−(O,+1μ)で濾過
し、フィルターに付着した微粉末を観察した。
実施例2で得られた本発明品は微粉末の遊離がきわめて
少ない。それに対し比較例のものは遊離量が多く、特に
比較例−のものは遊離が極めて多かった。(参考資料参
照)
少ない。それに対し比較例のものは遊離量が多く、特に
比較例−のものは遊離が極めて多かった。(参考資料参
照)
第1図は本発明実施例/及び3比較例°の多孔性炭素粒
子のクレアチニンの吸着について吸着時間に対するクレ
アチニンの濃度変化を示すグラフである。 第2図は同じく尿素の吸着について吸着時間に対する尿
酸の濃度変化を示すグラフである。 べ 浅 晃1 図 吸1時百(分)
子のクレアチニンの吸着について吸着時間に対するクレ
アチニンの濃度変化を示すグラフである。 第2図は同じく尿素の吸着について吸着時間に対する尿
酸の濃度変化を示すグラフである。 べ 浅 晃1 図 吸1時百(分)
Claims (1)
- (1)細孔直径/so−/5ooooXのところの比表
面積が30th’/1/以上で、細孔直径10〜3oo
Xのところの細孔容積が0.tcC/11以上であり含
有灰分がへ〇S以下で、且つ、粒子破壊強度が0 、6
Kg/−以上である直径0./〜/、jmmの範囲の
多孔性炭素粒子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56118711A JPS5820705A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 多孔性炭素粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56118711A JPS5820705A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 多孔性炭素粒子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5820705A true JPS5820705A (ja) | 1983-02-07 |
JPH0445445B2 JPH0445445B2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=14743215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56118711A Granted JPS5820705A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 多孔性炭素粒子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820705A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021765A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-04 | 株式会社トンボ鉛筆 | 人工臓器用棒状活性炭 |
EP0231105A2 (en) * | 1986-01-24 | 1987-08-05 | Gilbert W. Brassell | Activated composite of high surface area and high compressive strength |
US5100637A (en) * | 1988-07-21 | 1992-03-31 | Tokai Carbon Co., Ltd. | Carbon black for compounding into tire tread rubber |
US5230878A (en) * | 1989-10-02 | 1993-07-27 | Tokai Carbon Co., Ltd. | Carbon black for tire tread rubber |
CN110280241A (zh) * | 2014-04-29 | 2019-09-27 | 阿彻丹尼尔斯米德兰公司 | 炭黑基成型多孔产物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS51116193A (en) * | 1975-03-19 | 1976-10-13 | American Cyanamid Co | Porous carbon granules |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP56118711A patent/JPS5820705A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS51116193A (en) * | 1975-03-19 | 1976-10-13 | American Cyanamid Co | Porous carbon granules |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445445B2 (ja) | 1992-07-24 |
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