JPS58203994A - 新規物質及びその製造法 - Google Patents
新規物質及びその製造法Info
- Publication number
- JPS58203994A JPS58203994A JP57086442A JP8644282A JPS58203994A JP S58203994 A JPS58203994 A JP S58203994A JP 57086442 A JP57086442 A JP 57086442A JP 8644282 A JP8644282 A JP 8644282A JP S58203994 A JPS58203994 A JP S58203994A
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- JP
- Japan
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- benzylidene
- lactone
- glucono
- water
- acid
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- Pending
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規物質4. 6−0 ベンジリデン−D−
グルコノ−δ−ラクトン及びその製造法に関する。
グルコノ−δ−ラクトン及びその製造法に関する。
本発明の4.6−0−ベンジリデン−D−グルー1ノー
δ−ラクトンは下記の構造を有し、新本発明の4.6−
〇−ベンジリデンーD−グルコノーδ−ラクトンの製造
法は一般式をD−グルコノ−δ−ラクトンと反応させる
ことから成る。
δ−ラクトンは下記の構造を有し、新本発明の4.6−
〇−ベンジリデンーD−グルコノーδ−ラクトンの製造
法は一般式をD−グルコノ−δ−ラクトンと反応させる
ことから成る。
式(1)において、R1、R2はそれぞれ低級アルキレ
ン基またはR1とR2とが結合して低級アルキレン基を
示す。低級アルキル基としては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基など、低級アルキレン基と
しては例えばエチレン基、プロピレン基などがあげられ
る。
ン基またはR1とR2とが結合して低級アルキレン基を
示す。低級アルキル基としては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基など、低級アルキレン基と
しては例えばエチレン基、プロピレン基などがあげられ
る。
式(1)の化合物とD−グルコノ−δ ラクトンとの反
応は有機溶媒、好ましくは極性非プロトン性溶媒、例え
ばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルアセトアミド、テトラメチル尿素の存在下に行われ
る。更に、触媒をくわえることが好ましく、例えば、酸
触媒のP−)ルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、燐酸、過
塩素酸、臭化水素、三フフ化ホウ素エーテラート、酢酸
、蓚酸、酸化セレン、陽イオン交換樹脂、塩化アルミニ
ウム、塩化亜鉛などを加えて、30〜150°C1好ま
しくは50〜130″Cにて0.5〜10時間、攪拌し
、反応させることにより4.6−0−ベンジリデン−D
−グルコノ−δ−ラクトンを得ることが出来る。この際
必要に応じて脱水剤を加えることも良い。
応は有機溶媒、好ましくは極性非プロトン性溶媒、例え
ばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルアセトアミド、テトラメチル尿素の存在下に行われ
る。更に、触媒をくわえることが好ましく、例えば、酸
触媒のP−)ルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、燐酸、過
塩素酸、臭化水素、三フフ化ホウ素エーテラート、酢酸
、蓚酸、酸化セレン、陽イオン交換樹脂、塩化アルミニ
ウム、塩化亜鉛などを加えて、30〜150°C1好ま
しくは50〜130″Cにて0.5〜10時間、攪拌し
、反応させることにより4.6−0−ベンジリデン−D
−グルコノ−δ−ラクトンを得ることが出来る。この際
必要に応じて脱水剤を加えることも良い。
本発明の4.6−0−ベンジリデン−D−グルコノ δ
ラクトンは近年、医薬として有用性の著しい化合物と
して注目されている4、60−ベンジリデン−D−グル
コースヲ収率良く製造するに出発物質としてまたは中間
体とし′(有用である。
ラクトンは近年、医薬として有用性の著しい化合物と
して注目されている4、60−ベンジリデン−D−グル
コースヲ収率良く製造するに出発物質としてまたは中間
体とし′(有用である。
次に実施例で本発明を説明するが、この発明を限定する
ものではない。
ものではない。
実施例1
D−グルコノ−δ−ラクト789g1ジメトキシメチル
ベンゼン76g1ジメチルホルムアミl’ 400 m
e及びp−トルエンスルホン酸0゜25gの混合物を
減圧下60〜65°Cにおい−C攪拌しながら加熱還流
を1時間行った後、ジメチルホルムアミドを減圧下で留
去すると油状物が得られる。これを冷エーテルにて洗浄
した後、冷水を2000 m l加えると、結晶が析出
ケる。結晶を濾取し、冷水にて洗浄し、30〜40°C
にて4時間真空乾燥すると85gの粗生成物が得られる
。これをメタノールより再結晶して75g(収率55.
2%)の4.60−ベンジリデン−〇−グルコノーδ−
ラクトンを得た。
ベンゼン76g1ジメチルホルムアミl’ 400 m
e及びp−トルエンスルホン酸0゜25gの混合物を
減圧下60〜65°Cにおい−C攪拌しながら加熱還流
を1時間行った後、ジメチルホルムアミドを減圧下で留
去すると油状物が得られる。これを冷エーテルにて洗浄
した後、冷水を2000 m l加えると、結晶が析出
ケる。結晶を濾取し、冷水にて洗浄し、30〜40°C
にて4時間真空乾燥すると85gの粗生成物が得られる
。これをメタノールより再結晶して75g(収率55.
2%)の4.60−ベンジリデン−〇−グルコノーδ−
ラクトンを得た。
融点:155〜158°C
赤外吸収スペクトル(KBr);
3450.3070.3040.
29180.2860.1755.
1508.1460.1385.
1220.1200.1120゜
1080.1025.975.
920.895.773.755、
1
700 cm
番号例1 (4,6−〇−ベンジリデン D−グルコー
スの製造法) D−グルコノ−δ−ラクトン20g、ジメトキシメチル
ベンゼン17g、p−1−ルエンスルホン酸0.06g
、ジメチルホルムアミド90m7!の混合物を減圧下6
0〜65°Cにおいて攪拌しながら加熱還流を1時間行
った後、ジメチルホルムアミドを減圧下で留去すると油
状物が得られる。これをメタノール300ml!に溶解
し、次いで水300mJを加えて、0〜2°Cに冷却し
ながら、水素化ホウ素ナトリウム4.2gを含む水20
0mlと硫酸5.3g含む水200 rn lを加え、
1時間攪拌を行う。次いで冷却しながら上記反応物にア
ンモニア水を加えてp II 8〜9に調整して、50
°C以下でメタノ ルを減圧下に留去した後、水で全量
的3A’に調整してアンバーライトXAD−2カラノ、
(ローム・アンド・ハース社製)に吸着させる。カラム
を水洗後メタノールで溶出し、その溶出液を減圧濃縮す
ると、粗生成物が20g得られる。これを少量のメタノ
ールに加温溶解し、界アンモニア水70mlを加えて、
冷却すると結晶が析出する。これを濾取し乾燥すること
によって10.5g(収率34.9%)の4゜6−0
ベンジリデン−DI’ルコースヲ得り。
スの製造法) D−グルコノ−δ−ラクトン20g、ジメトキシメチル
ベンゼン17g、p−1−ルエンスルホン酸0.06g
、ジメチルホルムアミド90m7!の混合物を減圧下6
0〜65°Cにおいて攪拌しながら加熱還流を1時間行
った後、ジメチルホルムアミドを減圧下で留去すると油
状物が得られる。これをメタノール300ml!に溶解
し、次いで水300mJを加えて、0〜2°Cに冷却し
ながら、水素化ホウ素ナトリウム4.2gを含む水20
0mlと硫酸5.3g含む水200 rn lを加え、
1時間攪拌を行う。次いで冷却しながら上記反応物にア
ンモニア水を加えてp II 8〜9に調整して、50
°C以下でメタノ ルを減圧下に留去した後、水で全量
的3A’に調整してアンバーライトXAD−2カラノ、
(ローム・アンド・ハース社製)に吸着させる。カラム
を水洗後メタノールで溶出し、その溶出液を減圧濃縮す
ると、粗生成物が20g得られる。これを少量のメタノ
ールに加温溶解し、界アンモニア水70mlを加えて、
冷却すると結晶が析出する。これを濾取し乾燥すること
によって10.5g(収率34.9%)の4゜6−0
ベンジリデン−DI’ルコースヲ得り。
融点:177〜178°C
赤外吸収スペクトル(KBr)
:3400,3075.3040゜
29B0. 1460. 1390゜
1215. 1095. 1030゜
1010、 925. 770゜
760.750,700 cm−’
このものは公知の方法で得られた4、6−0−ベンジリ
デン−D−グルコースと−・致した。
デン−D−グルコースと−・致した。
参考例2 (4,6−0−ベンジリデン−D−グルコー
スの製造法) 4.6−0−ベンジリデン−D−グルコノδ−ラクトン
10gを水500 m lに懸濁し、攪拌しながら、こ
れに水素化ホウ素ナトリウム1.5gを含む水200m
j+と硫酸1.9gを含む水200 m Itを交互に
p H3〜5を保つように0〜5°Cにて加える。同温
度で1時間攪拌を行う。次いで、冷水10100Oを加
えてからアンモニア水にてpH7,5〜8にa整してX
AD−2カラムに吸着させ、水洗後メタノールにて溶出
して、この溶出液を減圧濃縮すると6.5gの粗生成物
が得られる。これを少量のメタノールに加温溶解し、希
アンモニア水5Ornρ加えて冷却することにより結晶
が析出する。 これを濾取し、真空乾燥することにより
4.7g(収率46.6%)の4.6−0−ペンンリデ
ンーD−グルコースを得た。融点及び赤外吸収スペクト
ルは参考例1と一致した。
スの製造法) 4.6−0−ベンジリデン−D−グルコノδ−ラクトン
10gを水500 m lに懸濁し、攪拌しながら、こ
れに水素化ホウ素ナトリウム1.5gを含む水200m
j+と硫酸1.9gを含む水200 m Itを交互に
p H3〜5を保つように0〜5°Cにて加える。同温
度で1時間攪拌を行う。次いで、冷水10100Oを加
えてからアンモニア水にてpH7,5〜8にa整してX
AD−2カラムに吸着させ、水洗後メタノールにて溶出
して、この溶出液を減圧濃縮すると6.5gの粗生成物
が得られる。これを少量のメタノールに加温溶解し、希
アンモニア水5Ornρ加えて冷却することにより結晶
が析出する。 これを濾取し、真空乾燥することにより
4.7g(収率46.6%)の4.6−0−ペンンリデ
ンーD−グルコースを得た。融点及び赤外吸収スペクト
ルは参考例1と一致した。
出願人 科研化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 で表わされる4、6−0−ベンジリデン−D−グルコノ
−δ−ラクトン。 2)一般式 (式中、Rt 、R2はそれぞれ低級アルキル基、また
はR1とR2とが結合して低級アルキレン基を示す)で
表わされる化合物をD−グルノーδ−ラクトンと反応さ
せることを特徴とする4、6−0−ベンジリデン−D−
グルコノ−δ−ラクトンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57086442A JPS58203994A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 新規物質及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57086442A JPS58203994A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 新規物質及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58203994A true JPS58203994A (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=13887027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57086442A Pending JPS58203994A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 新規物質及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58203994A (ja) |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP57086442A patent/JPS58203994A/ja active Pending
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