JPS58203999A - グルコ−ス化合物の製造法 - Google Patents
グルコ−ス化合物の製造法Info
- Publication number
- JPS58203999A JPS58203999A JP8644382A JP8644382A JPS58203999A JP S58203999 A JPS58203999 A JP S58203999A JP 8644382 A JP8644382 A JP 8644382A JP 8644382 A JP8644382 A JP 8644382A JP S58203999 A JPS58203999 A JP S58203999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzylidene
- glucono
- lactone
- glucose
- delta
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は4.6−0−ベンジリデン−D−グルコ スの
新規な製造法に関スル。
新規な製造法に関スル。
近年、4.6−0−ベンジリデン−D−グルコ スは医
薬として有用性の著しい化合物としく 11tJされて
いる(特開昭54−70428号番照)。
薬として有用性の著しい化合物としく 11tJされて
いる(特開昭54−70428号番照)。
従来、この化合物の合成法としては、例えば1) グル
コ スを塩化亜鉛の存在下、大過剰の・\ンスアルデヒ
ドと作用させて得る方法など(エル・ゼルパス;ケミソ
シュス・ベリヒテ誌、641.2289頁、1931年
、及びエイチ・ビー・ウッド等;ジャーナル・オブ・ア
メリカン・ケミカル・ソサイエテイ誌、79S、198
6真、1957年)が知られているが、これらの方法で
は、収率が低く、かつ不純物が多くネ^製が困難であっ
た。
コ スを塩化亜鉛の存在下、大過剰の・\ンスアルデヒ
ドと作用させて得る方法など(エル・ゼルパス;ケミソ
シュス・ベリヒテ誌、641.2289頁、1931年
、及びエイチ・ビー・ウッド等;ジャーナル・オブ・ア
メリカン・ケミカル・ソサイエテイ誌、79S、198
6真、1957年)が知られているが、これらの方法で
は、収率が低く、かつ不純物が多くネ^製が困難であっ
た。
本発明者らは4.6−0−ベンジリデン−Dグルコース
を収率良く得るために、鋭意研究の結果、本発明に到っ
た。
を収率良く得るために、鋭意研究の結果、本発明に到っ
た。
本発明の4.6−0−ベンジリデン−D−グルコースの
製造法は一般式 (式中、R+ 、R2はそれぞれ低級アルキル基、ま
たはR+ とR2とが結合して低級アルキレン基を示
す)で表わされる化合物をD−グルコツー−δ−ラクト
ンと反応させ、4.6−0−−\ンジリデンーD−グル
コノーδ−ラクトンを得、次いで還元することから成る
。
製造法は一般式 (式中、R+ 、R2はそれぞれ低級アルキル基、ま
たはR+ とR2とが結合して低級アルキレン基を示
す)で表わされる化合物をD−グルコツー−δ−ラクト
ンと反応させ、4.6−0−−\ンジリデンーD−グル
コノーδ−ラクトンを得、次いで還元することから成る
。
式(1)において、R1、R2はそれぞれ低級アルキル
基または、共に結合して低級アルキレン基を示す。低級
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基など、低級アルキレン基としては例え
ばエチレン基、プロピレン基などがあげられる。
基または、共に結合して低級アルキレン基を示す。低級
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基など、低級アルキレン基としては例え
ばエチレン基、プロピレン基などがあげられる。
式(I)の化合物とD−グルコノ−δ−ラクトンとの反
応は有機溶媒、好ましくは極性非プロトン性溶媒、例え
ばジメチルホルムアミド、ンメチルスルホキシド、ジメ
チルアセトアミド、アトラメチル尿素の存在下に行われ
る。更に、触媒をくわえることが好ましく、例えば、酸
触媒のp トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、燐酸、過
塩素酸、臭化水素、三フッ化ホウ素ニー1シート、酢酸
、蓚酸、酸化セレン、陽イオン交換樹脂、塩化アルミニ
ウム、塩化亜鉛などを加えて、30〜150″C1好ま
しくは50〜130°Cにて0.5〜10時間、攪拌し
、反応させることにより4.6−0−ベンジリデンD−
グルコノーδ−ラクトンを得ることが出来る。この際必
要に応じて脱水剤を加えることも良い。次いで、これを
還元することにより4.60 ベンジリデン−D−グル
コースヲ得ることが出来る。この際4.6−0−ペンジ
リグン D グルコノ−δ−ラクトンは、単離せ遥゛に
次の反応に移行しても良く、好ましくは減圧トに溶媒留
去または単離し、後の反応に移行遥゛るのが良い。4.
6−0−ベンジリデン−Dグル」ノ δ−ラクトンの還
元反応は還元剤、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水素
化アルミニウムリチウム、ナトリウムアマルガム、ジア
ルキルボラン、白金−酸化クロムなどの一般的な還元剤
を用いて、酸性下で行うと好収率で4.6−〇−ベンジ
リデンーD−グルコースヲ得ることが出来る。つぎに実
施例で本発明を説明するが、この発明を限定するもので
はない。
応は有機溶媒、好ましくは極性非プロトン性溶媒、例え
ばジメチルホルムアミド、ンメチルスルホキシド、ジメ
チルアセトアミド、アトラメチル尿素の存在下に行われ
る。更に、触媒をくわえることが好ましく、例えば、酸
触媒のp トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、燐酸、過
塩素酸、臭化水素、三フッ化ホウ素ニー1シート、酢酸
、蓚酸、酸化セレン、陽イオン交換樹脂、塩化アルミニ
ウム、塩化亜鉛などを加えて、30〜150″C1好ま
しくは50〜130°Cにて0.5〜10時間、攪拌し
、反応させることにより4.6−0−ベンジリデンD−
グルコノーδ−ラクトンを得ることが出来る。この際必
要に応じて脱水剤を加えることも良い。次いで、これを
還元することにより4.60 ベンジリデン−D−グル
コースヲ得ることが出来る。この際4.6−0−ペンジ
リグン D グルコノ−δ−ラクトンは、単離せ遥゛に
次の反応に移行しても良く、好ましくは減圧トに溶媒留
去または単離し、後の反応に移行遥゛るのが良い。4.
6−0−ベンジリデン−Dグル」ノ δ−ラクトンの還
元反応は還元剤、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水素
化アルミニウムリチウム、ナトリウムアマルガム、ジア
ルキルボラン、白金−酸化クロムなどの一般的な還元剤
を用いて、酸性下で行うと好収率で4.6−〇−ベンジ
リデンーD−グルコースヲ得ることが出来る。つぎに実
施例で本発明を説明するが、この発明を限定するもので
はない。
実施例I
D−グルコノ−δ−ラクト220g1ジメトキシメチル
ベンゼン17g、p−)ルエンスルホン酸0.06g、
ジメチルホルムアミド901110の混合物を減圧下6
0〜65°Cにおいて攪拌しながら加熱還流を1時間行
った後、ジメチルホルムアミドを減圧下で留去すると油
状物が得られる。これをメタノール300mj!に溶解
し、次いで水300mlを加えて、0〜2°Cに冷却し
ながら、水素化ホウ素ナトリウム4.2gを含む水20
0ml1と硫酸5.3g含む水200m!!を加え、1
時間攪拌を行う。次いで冷却しながら上記反応物にアン
モニア水を加えてp 118〜9に調整して、50°C
以下でメタノ ルを減圧下に留去した後、水で全量的」 3eに調整してアンバーライトXAD−2カラA(u−
ム・アンド・ハース社製)に吸着させる。カラムを水洗
後メタノールで溶出し、その溶出液を減圧濃縮すると、
粗生成物が20g得られる。これを少量のメタノールに
加温溶解し、希アンモニア水70 m 7!を加えて、
冷却すると結晶が析出する。これを濾取し乾燥すること
に。Lっ7”1015g(収率34.9%)の4゜60
ベンジリデン−〇−グルコースをll。
ベンゼン17g、p−)ルエンスルホン酸0.06g、
ジメチルホルムアミド901110の混合物を減圧下6
0〜65°Cにおいて攪拌しながら加熱還流を1時間行
った後、ジメチルホルムアミドを減圧下で留去すると油
状物が得られる。これをメタノール300mj!に溶解
し、次いで水300mlを加えて、0〜2°Cに冷却し
ながら、水素化ホウ素ナトリウム4.2gを含む水20
0ml1と硫酸5.3g含む水200m!!を加え、1
時間攪拌を行う。次いで冷却しながら上記反応物にアン
モニア水を加えてp 118〜9に調整して、50°C
以下でメタノ ルを減圧下に留去した後、水で全量的」 3eに調整してアンバーライトXAD−2カラA(u−
ム・アンド・ハース社製)に吸着させる。カラムを水洗
後メタノールで溶出し、その溶出液を減圧濃縮すると、
粗生成物が20g得られる。これを少量のメタノールに
加温溶解し、希アンモニア水70 m 7!を加えて、
冷却すると結晶が析出する。これを濾取し乾燥すること
に。Lっ7”1015g(収率34.9%)の4゜60
ベンジリデン−〇−グルコースをll。
融点:177〜178°C
赤外吸収スペクトル(KBr)
:3400,3075,3040゜
2980.1460.1390゜
121・5,1095,1030゜
1010.925,770゜
760.750,700 cm
このものはウッド等の方法で得られた4、60・\ンジ
リデンーD−グルコースと一致した。
リデンーD−グルコースと一致した。
実施例2
4.6−0−ベンジリデン−D−グルコノ−δ ラクト
ン10gを水500mnに懸濁し、攪拌しながら、これ
に水素化ホウ素ナトリウム1.5gを含む水200ml
と硫酸1.9gを含む水200mj!を交互にp H3
〜5を保−)ように0〜5°Cにて加える。同温度で1
時間攪拌を行う。次いで、冷水10100Oを加えてか
らアンモニア水にてpH7,5〜8に調整してXAD−
2カラムに吸着させ、水洗後メタツルにて溶出して、こ
の溶出液を減圧濃縮すると6.5gの粗生成物が得られ
る。これを少量のメタノールに加温溶解し、希アンモニ
ア水5Q rn 7!加えて冷却することにより結晶が
析出する。 これを濾取し、真空乾燥することにより4
.7g(収率46.6%)の4.6−0−ベンジリデン
−D−グルコースを得た。融点及び赤外吸収スペクトル
は実、−例1と一致した。
ン10gを水500mnに懸濁し、攪拌しながら、これ
に水素化ホウ素ナトリウム1.5gを含む水200ml
と硫酸1.9gを含む水200mj!を交互にp H3
〜5を保−)ように0〜5°Cにて加える。同温度で1
時間攪拌を行う。次いで、冷水10100Oを加えてか
らアンモニア水にてpH7,5〜8に調整してXAD−
2カラムに吸着させ、水洗後メタツルにて溶出して、こ
の溶出液を減圧濃縮すると6.5gの粗生成物が得られ
る。これを少量のメタノールに加温溶解し、希アンモニ
ア水5Q rn 7!加えて冷却することにより結晶が
析出する。 これを濾取し、真空乾燥することにより4
.7g(収率46.6%)の4.6−0−ベンジリデン
−D−グルコースを得た。融点及び赤外吸収スペクトル
は実、−例1と一致した。
出願人 科研化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式 (式中、RL 、 R2はそれぞれ低級アルキル基、
またはR+ とR2とが結合して低級アルキレン基を
示す)で表わされる化合物をD−グルコノ−δ−ラクト
ンと反応させ、4.60−ベンジリデン−D−グルコノ
−δ−ラクトンを得、次いで還元することを特徴とする
4゜6−0−ベンジリデン−D−1”ルコースの製造法
。 2)4.6−0−ベンジリデン−D−グルコノ−δ−ラ
クトンを還元することを特徴とする4、6−0〜ベンジ
リデン−〇−グルコースの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8644382A JPS58203999A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | グルコ−ス化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8644382A JPS58203999A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | グルコ−ス化合物の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58203999A true JPS58203999A (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=13887056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8644382A Pending JPS58203999A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | グルコ−ス化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58203999A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4824943A (en) * | 1986-03-05 | 1989-04-25 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Inosose derivatives and production thereof |
EP0411624A2 (en) * | 1989-08-02 | 1991-02-06 | Kureha Chemical Industry Co., Ltd. | Saccharide derivatives of protocatechualdehyde |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP8644382A patent/JPS58203999A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4824943A (en) * | 1986-03-05 | 1989-04-25 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Inosose derivatives and production thereof |
EP0411624A2 (en) * | 1989-08-02 | 1991-02-06 | Kureha Chemical Industry Co., Ltd. | Saccharide derivatives of protocatechualdehyde |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN114805314A (zh) | 一种恩赛特韦的合成方法 | |
CN112812107B (zh) | 一种sglt-2抑制剂及中间体的制备方法 | |
CN107652277A (zh) | 一种依帕列净的制备方法 | |
JPH0670048B2 (ja) | ペルゴリド中間体の脱シアン化 | |
JPS58203999A (ja) | グルコ−ス化合物の製造法 | |
JPH01221380A (ja) | 2,3−ジアシルオキシ−4−ヒドロキシ−トペンタナールおよびその製造方法 | |
CN101805339A (zh) | 一种新方法的恩替卡韦化合物 | |
EP0062068B1 (en) | N-phthalidyl-5-fluorouracil derivatives | |
CN114573557B (zh) | 一种奥特康唑的制备方法 | |
JPS58203994A (ja) | 新規物質及びその製造法 | |
JPS60237068A (ja) | 4‐メトキシ‐2,2′‐ビピリジル‐6‐アルドキシム類の製法 | |
CN110156696B (zh) | 一种1,4-二氯酞嗪的制备方法 | |
JPS63250394A (ja) | 3−アシルアミノ−3−デオキシアロ−ス誘導体 | |
EP2540717A1 (en) | Lamivudine oxalate and preparation method thereof | |
CN101845072A (zh) | 2’-脱氧-2’,2’-二氟-3’,5’-双(取代苯甲酸酯基)胞嘧啶及其精制方法 | |
CN107304194A (zh) | 制备达格列净的方法 | |
JP2564141B2 (ja) | アルキルベンゾチアゾール類の製造方法 | |
JPS6144868A (ja) | 新規なフレデリカマイシンa誘導体 | |
JPH03145492A (ja) | ピロロキノリンキノンエステル | |
JP2869745B2 (ja) | 光学活性ジクロルラクトン化合物及びその製造方法、並びにそれを用いた光学活性ジオール化合物の製造方法 | |
WO1994017073A1 (en) | Process for producing bicozamycin benzoate | |
CN111718295A (zh) | 一种高纯度米力农的制备方法 | |
JP2571939B2 (ja) | シクロペンテノン誘導体及びその製造法 | |
JPS5919555B2 (ja) | ニトロソ尿素透導体及びその製法 | |
CN115093399A (zh) | 一种抗痛风药物托匹司他的制备方法 |