JPS58201634A - 車両用防音断熱材およびその製造方法 - Google Patents

車両用防音断熱材およびその製造方法

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JPS58201634A
JPS58201634A JP57083970A JP8397082A JPS58201634A JP S58201634 A JPS58201634 A JP S58201634A JP 57083970 A JP57083970 A JP 57083970A JP 8397082 A JP8397082 A JP 8397082A JP S58201634 A JPS58201634 A JP S58201634A
Authority
JP
Japan
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glass wool
density
wall portion
insulating material
stuffing
Prior art date
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Pending
Application number
JP57083970A
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English (en)
Inventor
林 勇夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Telempu Corp
Original Assignee
Hayashi Telempu Corp
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Publication date
Application filed by Hayashi Telempu Corp filed Critical Hayashi Telempu Corp
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両のエンジンルーム等に使用される防音断熱
材およびその製造方法に関する。
自動車のエンジンルーム内には防音断熱材としてフード
サイレンサ、エンジンカバー等が使用されている。
まず、従来の防音断熱材について、第1図および第2図
によシ、フードサイレンサを例として説明する。フード
サイレンサ/はボンネットのパネルに沿うように所定形
状に成形され、取付は部。
外周およびパネルの凸部に相当する部位は高密度部コと
して高密度に圧縮成形され、他部(低密度部)3は低密
度に圧縮成形される。このフードサに イレンサ/の材質は一般にグラスラー)薫硬化憔のバイ
ンダを5〜73%混入して7g0−.2.20℃の熱型
により成形される。
上記のグラスウールを主体としたフードサイレンサ/の
密度は以下のようなものである。
面密度:θ乙〜/lIkg/rr? 低密度部(−股部)3の密度:0.02f、=彌・・〜
θ0119A。
高密度部(取付部等)、2の密度:θ/ 乙f /cl
〜θ4tr肩このように、低密度部3と高密度部コとが
存在するのは、一枚の未硬化のグラスウール原反よりフ
ードサイレンサ/を圧縮成形するため面密度がすべての
部位で同一となシ、それ故成形品の厚さによシその体積
密度が異なってくるためである。
低密度部3、すなわちグラスクールの密度が小さな部位
は熱の滲透が小さくなるので、熱硬化性バインダの硬化
が非常に遅くなる。したがって、全体として成形に長時
間が必要になる。
また低密度部3は、圧縮成形の際、その部分のプレス圧
が低くなるため表面の形状がでにくい。
さらに、この表面に不織布を成形と同時に接着する場合
は圧力が不足するため接着力が弱くなる。
このように従来のフードサイレンサでは面密度をすべて
の部位で一定としておシ、体積密度の大きく異なる部材
が存在するが、吸音性および機械的強さの面では、体積
密度を一定にするのが好ましい。
本発明の目的は、上記従来の欠点を克服し、低密度部に
詰め物を内蔵させることにょシ、成形時間が短縮され、
しかも製品の吸音性および機械的強度の優れた防音断熱
材およびその製造方法を提供するにある。
本発明について、実施例にょシ、図面を参照して説明す
る。
第3図は本発明の防音断熱材の断面図であって、この防
音断熱材10の肉厚部//には詰め物/2が内蔵されて
いる。詰め物/2は予め板状に低密度で硬化されたグラ
スウールを所要形状に裁断したものが使用される。これ
ら板状のグラスウールはコンベアで連続的に製造される
ため比較的低価格である。詰め物/コはこのグラスウー
ルから抜型等により裁断されて形成される。その厚さは
g〜lIo簡、密度はθ0/〜θ0 !; f / c
rdである。
肉厚部//の詰め物/2の外側は上下の外層/、?a、
/3bによシ被覆されている。上下の外層/3a、/3
bは共にグラスウールを硬化させたものである。一方の
外層/3aをグラスウールにし、他の外層/3bを有機
質繊維に熱硬化性樹脂を混入したフェルト状材料(一般
にレジンフェルトといわれているもの)を使用すること
もできる。
一方肉薄部/グには詰め物7.2は存在せず、上下の外
層/3a、/3bが直接接合しするように構成されてい
る。肉厚部//および肉薄部/lにおける外層/3a、
/3bそれぞれは成形時における圧縮比が、従来のもの
に比較して差が小さいので、体積密度の差も小さくなり
、従って吸音性および機械的強さの差も極めて小さい。
つぎに1本発明の防音断熱材の製造方法について説明す
る。
詰め物/ノとして予め板状に低密度で硬化されたグラス
ウールから所要形状に裁断したものを所要の間隔を置い
て上下の外層材/3a′、/3b′の間にサンドインチ
状に配置する。上下の外層材/3a′、/3b′は未硬
化のグラスウール原反を使用し、詰め物7.2それぞれ
が上下型/!;、/l、の凹所15a、/乙すに対応す
る位置にくるようにコンベア等により移動させて配置す
る。一方の外層材/3a′の外面に不織布/7を第9図
に示すように積層してもよい。また一方の外層材/3a
′をグラスウールとし、他の外層材/3b′を、前述の
ごとく、有機質繊維に熱硬化性樹脂を混入したフェルト
状材料を使用してもよい。上下型/S、/乙の一方ある
いは両方を上下に移動し、サンドインチ状の上下の外層
材/3a′、/3b′と詰め物/2を押圧して成形する
このように成形した製品は、従来の低密度部3(第2図
)に相当する肉厚部//(第3図)は予め硬化された板
状詰め物/2と上下の外層/3a、/3bとよシなる三
層構造となる。
第S図は本発明による製造において材料を熱型の間に供
給する方法を示した図で、詰め物/2を2枚の未硬化の
グラスウール原反(上下外層材/3a′、/ 3 b’
)の間にサンドインチ状に配置し。
コンベア/gによ多連続的に熱型の間に供給する。
各グラスクールの面密度は一般に200〜!; 00 
f/lr?である。グラスウール/3a′の上面に不織
布/7を積層して供給してもよい。
つぎに本発明の効果について説明する。
(イ)低密度部に相当する部位に予め硬化させたグラス
クールの詰め物を配置して成形時に外層のグラスウール
を硬化させるため、成形時に硬化させる層の厚さが減少
し、その結果成形時間が短縮できる。
(ロ)詰め物をするだめ厚さの厚くなる部分は取付部等
の薄く成形される部位に比較して面密度を多くすること
ができる。それ故各部位の体積密度は比較的均一となる
。その結果製品の機械的な強度、吸音性の点で好結果が
得られる。
(ハ)未硬化のグラスウール(未硬化の熱硬化性樹脂を
含んでいるうと硬化済みのグラスウールを比較してみる
とその圧縮かたさは後者の方が大きくなる。その結果成
形時には未硬化のグラスウールは硬化済みのグラスウー
ル(すなわち詰め物)に比較して、よシ圧縮された状態
で成形される。製品でみると詰め物のグラスウールよシ
もその外側にくるグラスウールあるいはレジンフェルト
の方が高密度に成形される。このことは表皮層に不織布
等を接着する場合には好結果を与える。また外側が高密
度に成形されることは形易が出易すくなる表面強度が向
上する等の利点を生じる。
に)片面にレジンフェルトを用いれば取扱い時のチクチ
クする等の不快感が防止できる。
さらに、本発明の一実施例の従来品の対照例の特性試験
結果について説明する。
◎実施例■ あらかじめ硬化させた板状のグラスウール(厚さ2o簡
面密度乙00り/−)をフードサイレンサの厚肉部(従
来のフードサイレンサの低密度部に相当する部位)の形
状に合せて裁断し、詰め物とし片面に200 f / 
m’の面密度の未硬化のグラスウールマット、他面にも
同様のグラスウールマットを重ねて前記詰め物を未硬化
のグラスウールでサンドイッチにして220℃に調節さ
れた熱型で成形した。表側(エンジンルーム側)にくる
面には309/rr?目付の不織布を重ねて成形と同時
に接着した。この製品の厚肉部の厚さは!;Om、薄肉
部(取付部等)は、2.!;rmの厚さであった。成形
時間は45秒であったが完全に硬化しており問題なかっ
た。
◎実施例■ 実施例■の未硬化のグラスクールのうち裏面(ボンネッ
トフードのパネル側)にくるグラスウールマットを!;
00f/rr?の未硬化のレジンフェルトに置き換えて
同様に成形した。成形時間はs。
秒であったが全体が硬化した。
◎対照例(従来品) 10001/rr?の面密度の未硬化のグラスウールマ
ットを実施例■と同様に表側に3oり/rr?の目付の
不織布を重ねて成形した。成形時間は120秒必要とし
た。これ以下の時間では中心部に未硬化の層が残ってい
た。第1表に上記実施例および対照例の比較データを載
せる。
試験方法 吸音率: JISA  /’10!;r管内法による建
築材料の垂直入射吸音率測定方法」に依る。
曲げ強さ、自重によるたわみ量:  JISA  /’
IOg  r建築用ボード類の曲げ試験方法」に依る。
はく離強さ:23X/!;Ormの大きさの試料を採シ
、引つ張シ試験機によりso■/分の速度で/gO°方
向にはく離し、そのときの荷重を読んだ。
上記結果よシ見て、本発明が、従来の対照例よシ優れて
いることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフードサイレンサ(車両用防音断熱材)の斜視
図、第2図は第1図のI−I断面図で従来品の断面構造
を示し、第3図は第1図のI−I断面で、本発明の断面
構造を示す。第9図は本発明の成形方法の説明断面図、
第S図は本発明の製造時の材料供給方法の説明のための
斜視図である。 10・・防音断熱材 //・・肉厚部 /ユ・・・詰め物 /3a、/3b・上下の外層 /4’・・肉薄部 /汐、/乙・・上下型 特許出願人 林テレンプ株式会社 第  2  図 tM3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 / 肉厚部(1υおよび肉薄部α■が形成された車両用
    防音断熱材において、該肉厚部にはその肉厚中心部に予
    め低密度で硬化されたグラスウール製の詰め物@が配置
    され、該詰め物の上下面および該肉薄部は防音断熱性を
    有する外層材で構成されることを特徴とする車両用防音
    断熱材。 λ 予め低密度で硬化され所定の寸法を有する複数のグ
    ラスウール製詰め物(6)を所要の間隔を置いて防音断
    熱性を有する上下の未硬化の外層材(/ 3a’、  
    / 3 b’)の間にサンドイッチ状に配置し、該サン
    ドインチ状の該詰め物および該上下外層材を熱プレス上
    下型間に移動し、該上下型によシ該詰め物の配置された
    部分を肉厚部に該詰め物の配置されない部分を肉薄部に
    なるように圧縮成形して硬化することを特徴とする車両
    用防音断熱材の製造方法。
JP57083970A 1982-05-20 1982-05-20 車両用防音断熱材およびその製造方法 Pending JPS58201634A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4831920B2 (ja) * 2000-06-30 2011-12-07 オウェンス コーニング インテレクチュアル キャピタル リミテッド ライアビリティ カンパニー 防音兼用断熱材
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WO2016063955A1 (ja) * 2014-10-23 2016-04-28 日東電工株式会社 断熱材およびバッテリーカバー

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