JPH0361580B2 - - Google Patents
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- JPH0361580B2 JPH0361580B2 JP57105661A JP10566182A JPH0361580B2 JP H0361580 B2 JPH0361580 B2 JP H0361580B2 JP 57105661 A JP57105661 A JP 57105661A JP 10566182 A JP10566182 A JP 10566182A JP H0361580 B2 JPH0361580 B2 JP H0361580B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- cells
- core
- sides
- core body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば建築用の天井板、壁板、床材等
に用いられる堅牢な芯入り繊維ボード並びにその
製造方法に関する。
に用いられる堅牢な芯入り繊維ボード並びにその
製造方法に関する。
従来公知の芯入り繊維ボードは、ハニカム構造
芯体の両面に予め圧縮成形した繊維ボードを単に
接着したものに過ぎないので該芯体と繊維ボード
との接着力が弱く振動や衝撃により比較的容易に
剥離等を生ずる等の不都合を有していた。
芯体の両面に予め圧縮成形した繊維ボードを単に
接着したものに過ぎないので該芯体と繊維ボード
との接着力が弱く振動や衝撃により比較的容易に
剥離等を生ずる等の不都合を有していた。
本発明はかゝる不都合を解消した堅牢な芯入り
繊維ボード或は更に断熱性、吸音性の向上した芯
入り繊維ボードを提供するもので、繊維が充填さ
れる多数個のセルを有する芯体の両面に、該繊維
と一体化されると共に該セルに圧縮による喰い込
み状態の繊維質圧縮成形板を結着形成することを
特徴とする。
繊維ボード或は更に断熱性、吸音性の向上した芯
入り繊維ボードを提供するもので、繊維が充填さ
れる多数個のセルを有する芯体の両面に、該繊維
と一体化されると共に該セルに圧縮による喰い込
み状態の繊維質圧縮成形板を結着形成することを
特徴とする。
更に本発明は上記の芯入り繊維ボードの製造方
法を提供するもので、結合剤を混入含有する繊維
を多数個のセルを有する芯体の両面にこれらセル
内に該繊維を充填するのに十分な量だけ余分に積
層し、次で該両繊維層を加圧して該セル内に繊維
を充填しつつこれと一体に該芯体の両面に喰い込
み状態の繊維質圧縮成形板を結着形成することを
特徴とする。
法を提供するもので、結合剤を混入含有する繊維
を多数個のセルを有する芯体の両面にこれらセル
内に該繊維を充填するのに十分な量だけ余分に積
層し、次で該両繊維層を加圧して該セル内に繊維
を充填しつつこれと一体に該芯体の両面に喰い込
み状態の繊維質圧縮成形板を結着形成することを
特徴とする。
第１図及び第２図は本発明の１実施例を示し、
１は多数個の上下に貫通するセル２を有するハニ
カム構造の剛性を有する適宜高さの芯体を示し、
該芯体１の両面に、フエノール樹脂等の結合剤を
均一に混入され該セル２内に充填するのに十分な
量だけ余分のガラス繊維３を外面から加熱加圧し
て、該セル２内に該繊維３を充填すると共に該充
填された繊維３と一体化され且つ該芯体１の多数
の区劃壁１ａ上下端に喰い込んだ状態の加熱硬化
ガラス繊維圧縮成形板４，４′を結着形成せしめ
て本発明の芯入り繊維ボードを構成する。５，
５′は該各区劃壁１ａの上下端を強固に抱持結着
した成形板４，４′の凹入部を示す。
１は多数個の上下に貫通するセル２を有するハニ
カム構造の剛性を有する適宜高さの芯体を示し、
該芯体１の両面に、フエノール樹脂等の結合剤を
均一に混入され該セル２内に充填するのに十分な
量だけ余分のガラス繊維３を外面から加熱加圧し
て、該セル２内に該繊維３を充填すると共に該充
填された繊維３と一体化され且つ該芯体１の多数
の区劃壁１ａ上下端に喰い込んだ状態の加熱硬化
ガラス繊維圧縮成形板４，４′を結着形成せしめ
て本発明の芯入り繊維ボードを構成する。５，
５′は該各区劃壁１ａの上下端を強固に抱持結着
した成形板４，４′の凹入部を示す。
尚、この場合、両ガラス繊維圧縮成形板４，
４′は、芯体１の外周に延びる部分で互に１体に
積層結着した被包部４ａを形成して芯体１を保護
し更に三者が強固に１体化した堅牢な且つ芯体１
の見えない体裁の良い製品に構成することが出来
る。
４′は、芯体１の外周に延びる部分で互に１体に
積層結着した被包部４ａを形成して芯体１を保護
し更に三者が強固に１体化した堅牢な且つ芯体１
の見えない体裁の良い製品に構成することが出来
る。
尚、図示しないが、上記繊維質圧縮成形板４，
４′の片面又は両面に表面化粧板を貼着してもよ
い。該表面化粧板としては塩化ビニルシート、ガ
ラスクロス、石コウシート等が用いられる。
４′の片面又は両面に表面化粧板を貼着してもよ
い。該表面化粧板としては塩化ビニルシート、ガ
ラスクロス、石コウシート等が用いられる。
芯体１の材料は、厚紙、金属、合成樹脂、セラ
ミツク等の無機質等任意であり、又、そのハニカ
ム構造の芯体１は、図示の多数の楕円形状のセル
で構成されるものの他に一般に知られている各種
形状のいわゆるハニカム構造の他、格子状等任意
である。又、繊維としてはガラス繊維の他にロツ
クウール等の無機繊維、動物性繊維、植物性繊
維、合成繊維等の無機繊維等任意で有り、特に無
機繊維の場合は耐熱性等に優れて好ましい。尚、
これに無機質粉体その他の耐熱性物質を混入し耐
熱性を向上し得る。又、結合剤としては熱硬化性
樹脂に限定されることなく熱可塑性樹脂、糊等固
化性の結合剤であれば何でもよい。
ミツク等の無機質等任意であり、又、そのハニカ
ム構造の芯体１は、図示の多数の楕円形状のセル
で構成されるものの他に一般に知られている各種
形状のいわゆるハニカム構造の他、格子状等任意
である。又、繊維としてはガラス繊維の他にロツ
クウール等の無機繊維、動物性繊維、植物性繊
維、合成繊維等の無機繊維等任意で有り、特に無
機繊維の場合は耐熱性等に優れて好ましい。尚、
これに無機質粉体その他の耐熱性物質を混入し耐
熱性を向上し得る。又、結合剤としては熱硬化性
樹脂に限定されることなく熱可塑性樹脂、糊等固
化性の結合剤であれば何でもよい。
以下、本発明の芯入り繊維ボードの製造方法の
実施例を示す。
実施例を示す。
実施例 １
フエノール樹脂を均一に付着したガラス繊維
を、セルサイズ20〜40mm、厚さ５〜15mm、巾500
〜1000mm、長さ1000〜2000mmの厚紙製ハニカム構
造の芯体の全てのセル内並びに芯体の四周に於て
上下ガラス繊維層が１つの層となるように芯体の
面域よりも広い面域に、該芯体の両面から夫々
800〜2000ｇ／m2積層し、次で両繊維層をホツト
プレートで温度200〜250℃、圧力500〜10000Kg／
m2で２〜３分間加熱加圧してセル内部に充填され
たガラス繊維と一体の該芯体の両面に喰い込み状
態のガラス繊維圧縮板を結着形成し、それらの密
度が50〜400Kg／m3のものとして第１図乃至第２
図の製品とした。
を、セルサイズ20〜40mm、厚さ５〜15mm、巾500
〜1000mm、長さ1000〜2000mmの厚紙製ハニカム構
造の芯体の全てのセル内並びに芯体の四周に於て
上下ガラス繊維層が１つの層となるように芯体の
面域よりも広い面域に、該芯体の両面から夫々
800〜2000ｇ／m2積層し、次で両繊維層をホツト
プレートで温度200〜250℃、圧力500〜10000Kg／
m2で２〜３分間加熱加圧してセル内部に充填され
たガラス繊維と一体の該芯体の両面に喰い込み状
態のガラス繊維圧縮板を結着形成し、それらの密
度が50〜400Kg／m3のものとして第１図乃至第２
図の製品とした。
製造方法の他実施例を説明すれば、帯状の多数
のセルをもつ芯体を１方へ移行させ乍ら、その両
面に所要厚さに適当な結合剤を含むガラス繊維を
連続的に積層し、これら帯状積層体を加圧ロール
を含む加熱加圧室を通して１体に加圧結着し、セ
ル内にガラス繊維の充填された或はされない喰い
込み結着状態の帯状の芯入り繊維ボードを製造
し、これを適当な長さに切断し、所定の寸法の製
品を連続的に製造する。
のセルをもつ芯体を１方へ移行させ乍ら、その両
面に所要厚さに適当な結合剤を含むガラス繊維を
連続的に積層し、これら帯状積層体を加圧ロール
を含む加熱加圧室を通して１体に加圧結着し、セ
ル内にガラス繊維の充填された或はされない喰い
込み結着状態の帯状の芯入り繊維ボードを製造
し、これを適当な長さに切断し、所定の寸法の製
品を連続的に製造する。
このように、本発明の芯入り繊維ボードは、芯
体とその両面のガラス繊維圧縮成形板とが互いに
係合状態で強固に結着され、しかも、芯体の各セ
ル内に充填されたガラス繊維を介して上下の圧縮
成形板が一体的に連結されているので、極めて芯
体と繊維質圧縮成形体との結着力が大きく、堅牢
性に優れ、しかも断熱吸音性に優れるという効果
を有する。
体とその両面のガラス繊維圧縮成形板とが互いに
係合状態で強固に結着され、しかも、芯体の各セ
ル内に充填されたガラス繊維を介して上下の圧縮
成形板が一体的に連結されているので、極めて芯
体と繊維質圧縮成形体との結着力が大きく、堅牢
性に優れ、しかも断熱吸音性に優れるという効果
を有する。
また、本発明の芯入り繊維ボードの製造方法に
よれば結合剤を混入含有する繊維を多数個のセル
を有する芯体の両面にこれらセル内に該繊維を充
填するのに十分な量だけ余分に積層し、次で該両
繊維層を加圧して該セル内に繊維を充填しつつこ
れと一体に該芯体の両面に喰い込み状態の繊維質
圧縮成形板を結着形成するようにしたので、極め
て簡単に前記本発明芯入り繊維ボードを製造でき
る効果を有する。
よれば結合剤を混入含有する繊維を多数個のセル
を有する芯体の両面にこれらセル内に該繊維を充
填するのに十分な量だけ余分に積層し、次で該両
繊維層を加圧して該セル内に繊維を充填しつつこ
れと一体に該芯体の両面に喰い込み状態の繊維質
圧縮成形板を結着形成するようにしたので、極め
て簡単に前記本発明芯入り繊維ボードを製造でき
る効果を有する。
第１図は本発明芯入り繊維ボードの実施例の１
部を截除した斜視図、第２図はその１部の断面図
を示す。 １……芯体、２……セル、３……ガラス繊維、
４，４′……繊維質圧縮成形板。
部を截除した斜視図、第２図はその１部の断面図
を示す。 １……芯体、２……セル、３……ガラス繊維、
４，４′……繊維質圧縮成形板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 繊維が充填される多数個のセルを有する芯体
の両面に、該繊維と一体化されると共に該セルに
圧縮による喰い込み状態の繊維質圧縮成形板を結
着形成して成る芯入り繊維ボード。 ２ 結合剤を混入含有する繊維を多数個のセルを
有する芯体の両面にこれらセル内に該繊維を充填
するのに十分な量だけ余分に積層し、次で該両繊
維層を加圧して該セル内に繊維を充填しつつこれ
と一体に該芯体の両面に喰い込み状態の繊維質圧
縮成形板を結着形成することを特徴とする芯入り
繊維ボードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10566182A JPS58222838A (ja) | 1982-06-19 | 1982-06-19 | 芯入り繊維ボ−ド並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10566182A JPS58222838A (ja) | 1982-06-19 | 1982-06-19 | 芯入り繊維ボ−ド並びにその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58222838A JPS58222838A (ja) | 1983-12-24 |
| JPH0361580B2 true JPH0361580B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=14413616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10566182A Granted JPS58222838A (ja) | 1982-06-19 | 1982-06-19 | 芯入り繊維ボ−ド並びにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58222838A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6463136A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | Dainippon Ink & Chemicals | Sandwiching panel and manufacture thereof |
| JPH062381B2 (ja) * | 1988-06-22 | 1994-01-12 | 日産車体株式会社 | ハニカム構造体の製造方法 |
| US6509081B1 (en) * | 2000-09-28 | 2003-01-21 | The Boeing Company | No-septum acoustic sandwich panel, and apparatus and method for suppressing noise in a nozzle |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5549251A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-09 | Asahi Glass Co Ltd | Sandwich board and its preparation |
-
1982
- 1982-06-19 JP JP10566182A patent/JPS58222838A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5549251A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-09 | Asahi Glass Co Ltd | Sandwich board and its preparation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58222838A (ja) | 1983-12-24 |
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