JPS5820036Y2 - 天井点検口の内枠支持装置 - Google Patents

天井点検口の内枠支持装置

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Publication number
JPS5820036Y2
JPS5820036Y2 JP5025378U JP5025378U JPS5820036Y2 JP S5820036 Y2 JPS5820036 Y2 JP S5820036Y2 JP 5025378 U JP5025378 U JP 5025378U JP 5025378 U JP5025378 U JP 5025378U JP S5820036 Y2 JPS5820036 Y2 JP S5820036Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner frame
cam body
rotating piece
edge
protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP5025378U
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English (en)
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JPS54154518U (ja
Inventor
直治 黒田
Original Assignee
株式会社ナカ技術研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカ技術研究所 filed Critical 株式会社ナカ技術研究所
Priority to JP5025378U priority Critical patent/JPS5820036Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、天井に配置され、天井裏側に配設された電
気配線や各種の配管等を後日点検し、修理するための天
井点検口に関し、特に、外枠に対して内枠を開閉自在に
支持するための内枠支持装置に関するものである。
従来の内枠支持装置は、天井の表面側から内枠の開閉操
作ができるように開閉操作用のつまみ等の内枠を表側に
突出させている。
このため、天井面の美感が損なわれたり、又、内枠に取
付けられる天井板にはつまみ等が貫通する穴や切欠等を
正確な位置に設ける必要があった。
この考案は、このような従来の天井点検口の内枠支持装
置における欠点を解消し、簡単な構造でしかも確実に内
枠を支持することができ、更に、開閉操作が容易である
内枠支持装置を提供することを目的とする。
以下に添付図面に基づいてこの考案の実施例を説明する
第1図に示すように、この考案の内枠支持装置が取付け
られる天井点検口は、矩形に形成された外枠1に軸ピン
12で内枠2を開閉自在に軸着してなるもので、内枠支
持装置はこれらの外枠1と内枠2との間の1ケ所又は2
ケ所の適宜位置に取付けられる。
第2図ない“し第8図に′示ず第一の実施例によれば、
内枠支持装置のカム体6は、第2図に示すように、基板
13を介して内枠2の外側面上に取付けられている。
このカム体6は、第3図に示すように、略楔形状に形成
され、その下端部には略逆り字状に切欠かれた係止縁部
3を有すると共に、この係止縁部3の両端から夫々互い
に同じ方向に傾斜して延びる上縁部4と下縁部5が形成
されている。
上記カム体6に対面する外枠1の内側面上には、第2図
及び第4図に示すように、取付板14を介して略三角形
状の回動片7が回動自在に枢着されており、この回動片
7には一端が取付板14に固定された引張スプリング8
の他端が取付けられている。
回動片7にはその枢着点10の下方位置にカム体6に向
けて突出する突起9が設けられており、この突起9は、
引張スプリング8がその死点に位置する状態(即ち、回
動片7の枢着点10と引張スプリング8の固定点15及
び取付点16とが一直線上に位置する状態)で、カム体
6と突起9とが互いに接近した位置にあるときには、上
記回動片7の枢着点10と突起9とを結ぶ仮想線11が
カム体6の上縁部4及び下縁部5と交差するような位置
に設けられており、これによって、カム体6が下方から
突起9に近接したときには上縁部4が、又、上方から突
起9に接近したときには下縁部5が夫々突起9に当接す
るようにされている。
この第一の実施例の内枠支持装置においては、第5図に
示すように、内枠2が閉じた状態において引張スプリン
グ8は幾分引張られ、その取付点16は枢着点10と固
定点15を結ぶ線上から下方にずれている。
内枠2は、このような状態でカム体6の係止縁部3に回
動片7の突起9が圧接することにより、外枠1内に支持
されている。
内枠2を第5図に示す閉じた状態から開放するためには
、第6図に示すように、内枠2を少し押し上げてカム体
6の係止縁部3から突起9を離脱させれば、この突起9
は引張スプリング8によってこの引張スプリング8がそ
の死点に位置するときの突起9の位置まで移動し、この
状態で内枠2を下げると、第7図に示すように、カム体
6の下縁部5が突起9に接触し、更に内枠2を下げると
カム体6の下縁部5は突起9を図面上右方向に押圧しな
がら下降し、突起9はカム体6の上端をまわりこむよう
にしてこのカム体6から離れ、内枠2の開放前端は外枠
1から開放される。
又、開いた状態の内枠2を再び第5図に示す閉じた状態
に支持するためには、内枠2を外枠1に向けて押し上げ
れば、第8図に示すように、カム体6の上縁部4が先ず
回動片7の突起9に当接し、更に内枠2を押し上げるこ
とによって上縁部4は突起9を図面上左方向に押圧しな
がら上昇し、突起9は上縁部4の上端を通過して引張ス
プリング8の引張力で係止縁部3に係止し、このように
して内枠2は外枠1に対して閉じた状態に支持されるも
のである。
次に、第9図に示す第二の実施例によれば、内枠2の外
側面上に固着されるカム体6は略断面菱形状に形成され
、その−側から中央部に向けて略逆り字状(つ字状に近
い)に切欠かれた係止縁部3が形成されており、又、外
枠1の内側面上に取付けられる回動片7は略直角三角形
に形成されており、突起9は、引張スプリング8がその
死点の位置にあるときに枢着点10と突起9を結ぶ仮想
線11が枢着点10を通る垂線と一致するように設けら
れ、更に、引張スプリング8がその死点に位置する状態
で突起9が上記カム体6の係止縁部3内に係止するよう
にされている。
従って、この第二の実施例の内枠支持装置によれば、上
記第1の実施例の場合と同様に、内枠2の上下操作によ
ってカム体6の係止縁部3に回動片7の突起9を係脱さ
せることができ、これによって、内枠2を外枠1に対し
て開閉することができるほか、係止縁部3に係止して内
枠2を支える突起9は、回動片7の枢着点10を通過す
る垂線上に位置するもので、外枠1と内枠2との間の軸
ピン12による軸着が長期の使用によって緩んできたり
、あるいは、内枠2の荷重によって、内枠2の開放前端
部が外枠1から垂れ下ってくることもなく、又、引張ス
プリング8は内枠2が閉じた状態でその死点に位置する
ために、この引張スプリング8の疲労を少くすることも
できる。
この考案の内枠支持装置は、以上のように構成されてい
るから、天井面の表側に内枠2を開閉するためのつまみ
等が露出することがなく、天井面の美感を損ねることが
ないほか、内枠2に取付けられる天井板にはつまみ等を
突出させるために必要な穴や切欠等を設ける必要もない
ものである。
更に、この考案の内枠支持装置によれば、その構造が従
来のものと比較して極めて単純であり、取付が容易であ
るばかりでなく廉価に製造することができる。
又、内枠2の開閉操作をする際に、回動片7に突設した
突起9をカム体6に向けて前後に揺動させる必要がなく
、突起9は同一平面内で回動するだけであるから、この
突起9はカム体6の外周縁に沿って移動し、又、係止縁
部3と係合する際に常に同じ深さで係合し、回動片7の
枢着点10に無理な力が加わらず、突起9と係止縁部3
との間に安定した係止関係を得ることができ、内枠2は
外枠1に確実に支持されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の内枠支持装置を適用した天井点検口
の平面図、第2図は第1図のII −II線断面図で第
一の実施例に係る内枠支持装置を示し、第3図は第2図
で使用されているカム体の平面図、第4図は第2図で使
用されている回転体の平面図、第5図は第1図の■−V
線断面図で内枠の一部を切欠いて第一の実施例の内枠支
持装置を示す説明図、第6図ないし第8図は内枠の開閉
動作を示す説明図、第9図は第二の実施例に係る内枠支
持装置を示す説明図である。 1・・・・・・外枠、2・・・・・・内枠、3・・・・
・・係止縁部、4・・・・・・上縁部、5・・・・・・
下縁部、6・・・・・・カム体、7・・・・・・回動片
、8・・・・・・引張スプリング、9・・・・・・突起
、10・・・・・・枢着点、11・・・・・・仮想線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外枠1に内枠2を開閉自在に軸着してなる天井点検口に
    おいて、上記内枠2の外側面上には下端部に略逆り字状
    に切欠かれた係止縁部3を有すると共に、この係止縁部
    3の両端から夫々互いに同じ方向に傾斜して延びる上縁
    部4及び下縁部5を有するカム体6を固着する一方、こ
    のカム体6に対面する外枠1の内側面上には回動片7を
    回動自在に枢着し、回動片7にはこの回動片7を所定方
    向に引張る引張スプリング8を張設すると共にカム体6
    に向けて突出する突起9を設け、引張スプリング8がそ
    の死点に位置し、かつ、突起9とカム体6とが互いに接
    近した位置において、上記回動片7の枢着点10と突起
    9とを結ぶ仮想線11がカム体6の上縁部4及び下縁部
    5と交差するように形成し、内枠2の上下操作によって
    回動片7の突起9がカム体6の係止縁部3に係脱できる
    ようにしたことを特徴とする天井点検口の内枠支持装置
JP5025378U 1978-04-18 1978-04-18 天井点検口の内枠支持装置 Expired JPS5820036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025378U JPS5820036Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 天井点検口の内枠支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025378U JPS5820036Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 天井点検口の内枠支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54154518U JPS54154518U (ja) 1979-10-27
JPS5820036Y2 true JPS5820036Y2 (ja) 1983-04-25

Family

ID=28937375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5025378U Expired JPS5820036Y2 (ja) 1978-04-18 1978-04-18 天井点検口の内枠支持装置

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JPS54154518U (ja) 1979-10-27

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