JPS58199892A - 高耐食性缶用鋼板 - Google Patents
高耐食性缶用鋼板Info
- Publication number
- JPS58199892A JPS58199892A JP8459182A JP8459182A JPS58199892A JP S58199892 A JPS58199892 A JP S58199892A JP 8459182 A JP8459182 A JP 8459182A JP 8459182 A JP8459182 A JP 8459182A JP S58199892 A JPS58199892 A JP S58199892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion resistance
- steel plate
- plating
- thickness
- cans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高耐食性缶用素材に関するものである。
缶用素材として従来から鋼板に錫めっきを施したブリキ
、薄クロムめっきを施したティンフリースチールなどが
広く利用されていることは周知の通りである。これら缶
用素材は各々すぐれた特性を有しているが、近年製缶方
式が多様化するに至り缶用素材に求められる特性も変化
してきているのが実情である。とりわけ、従来のハンダ
缶のごとき３ピ一ス缶は浴接缶に移行する傾向が強く、
従来の諸物件に／ＪＯえて溶接性をも具備した缶用素材
の提供が強く求められているのが現状である。
、薄クロムめっきを施したティンフリースチールなどが
広く利用されていることは周知の通りである。これら缶
用素材は各々すぐれた特性を有しているが、近年製缶方
式が多様化するに至り缶用素材に求められる特性も変化
してきているのが実情である。とりわけ、従来のハンダ
缶のごとき３ピ一ス缶は浴接缶に移行する傾向が強く、
従来の諸物件に／ＪＯえて溶接性をも具備した缶用素材
の提供が強く求められているのが現状である。
しかるに、従来からの缶用素材は次のごとき問題点を有
している。すなわち、ブリキは高価であるばかりでなく
、錫メッキ層は、塗装耐食性能の観点からは、塗膜下の
腐食抵抗は必ずしも大きいものではない。一方ティンフ
リースチールハ塗膜下の腐食抵抗は大きく、塗装適性を
有するが、マッシ、溶接は極めて困難である。そこで、
本発明者らは高速マツシュ溶接が可能で、しかも高変の
塗装適性も有する高耐食性缶用鋼板の開発をめざし、広
角度から検討した結果、極めてすぐれた性能を有すｂ缶
用鋼板を開発するに至った。すなわち、本発明は０．１
〜５，６．ｌｉｔ／ｍ の錫めっき上に０、０．３〜３
．５１／ｍ２のニッケルめっき層を有し、さらに、その
上層にクロム換算で０，５〜２０ ｍ９／ 〜２のクロ
ム水和酸化物層を形成せしめた高耐食性缶用鋼板を開発
したものである。この場合の下ｒ−錫めっき蓋の下限を
０．１ Ｊｉｌ／ｍ としたのは、これ以下では耐食
性への寄与がほとんどなく、また、５、６１７ｍ２を上
限としたのは、これ以上では、耐食性への寄与がほとん
ど一定となる止に、製造コスト上、不利になるからであ
る。錫めっき層上のニッケルめっき層は耐食性を向上さ
せ、塗膜下の腐食抵抗を高めるが、このニッケルめっき
層の下限を０．０３７７７ｍ としたのは、これ以下
では耐食′ 性向上への寄与が期待できず、また、３．
５ ／ｉ／ｍ２以上の厚みでは耐食性への効果がほとん
ど一定となるばかシでなく、溶接性も低下するようにな
るためである。この錨止のニッケルめっきは上述のよう
な範囲であることが必要であるが、好壕しくはＳｎ緻に
対し、Ｎｉ菫が２層僑以上になるような組成にするのが
良い。これは錫めっき後二、ケルめりきを施した２層め
っきは経時とともに錫−ニッケル合金化が進むためであ
る。従って、前もって通常のりフロー処理により強制的
に合金化をはかって４良い。この場合、重要なことは、
本発明のように錫めっき下層、ニラ；汐ルめっき上層と
し、５、 ニッケル宮童を、表層側で高“めるか、あるいは、合金
化が平衡状−となυ一定組成となった後でもｆｒ・・Ｎ
ｉが残存するような組成にすることである。
している。すなわち、ブリキは高価であるばかりでなく
、錫メッキ層は、塗装耐食性能の観点からは、塗膜下の
腐食抵抗は必ずしも大きいものではない。一方ティンフ
リースチールハ塗膜下の腐食抵抗は大きく、塗装適性を
有するが、マッシ、溶接は極めて困難である。そこで、
本発明者らは高速マツシュ溶接が可能で、しかも高変の
塗装適性も有する高耐食性缶用鋼板の開発をめざし、広
角度から検討した結果、極めてすぐれた性能を有すｂ缶
用鋼板を開発するに至った。すなわち、本発明は０．１
〜５，６．ｌｉｔ／ｍ の錫めっき上に０、０．３〜３
．５１／ｍ２のニッケルめっき層を有し、さらに、その
上層にクロム換算で０，５〜２０ ｍ９／ 〜２のクロ
ム水和酸化物層を形成せしめた高耐食性缶用鋼板を開発
したものである。この場合の下ｒ−錫めっき蓋の下限を
０．１ Ｊｉｌ／ｍ としたのは、これ以下では耐食
性への寄与がほとんどなく、また、５、６１７ｍ２を上
限としたのは、これ以上では、耐食性への寄与がほとん
ど一定となる止に、製造コスト上、不利になるからであ
る。錫めっき層上のニッケルめっき層は耐食性を向上さ
せ、塗膜下の腐食抵抗を高めるが、このニッケルめっき
層の下限を０．０３７７７ｍ としたのは、これ以下
では耐食′ 性向上への寄与が期待できず、また、３．
５ ／ｉ／ｍ２以上の厚みでは耐食性への効果がほとん
ど一定となるばかシでなく、溶接性も低下するようにな
るためである。この錨止のニッケルめっきは上述のよう
な範囲であることが必要であるが、好壕しくはＳｎ緻に
対し、Ｎｉ菫が２層僑以上になるような組成にするのが
良い。これは錫めっき後二、ケルめりきを施した２層め
っきは経時とともに錫−ニッケル合金化が進むためであ
る。従って、前もって通常のりフロー処理により強制的
に合金化をはかって４良い。この場合、重要なことは、
本発明のように錫めっき下層、ニラ；汐ルめっき上層と
し、５、 ニッケル宮童を、表層側で高“めるか、あるいは、合金
化が平衡状−となυ一定組成となった後でもｆｒ・・Ｎ
ｉが残存するような組成にすることである。
ニッケル下ノーでは、Ｎｉは素地よシ重気化学的に責で
あるため孔食抑制効果がない上、８ｎが上）−にある丸
め、本発明のような塗膜下腐東抑制効釆は期待できない
ことである。ｔた、最上層のクロム水和酸化物ノーは塗
装性、耐食性を高めるが、金属Ｃｒ換真で０５ＩＩ９／
ｍ を下限厚みとしたのは、これ以下の皮膜量では塗
料密着性能、耐食性能が劣化するのである。ｔた、上限
厚みを２０ ｒＪ９／ｍ２としたのは、これ以上の皮膜
量では耐食性への寄与が一定となるばかりでなく、溶接
性も損うなど利点がなくなる丸めである。このクロム水
利酸化物層は公知の電解クロム酸処理法あるいは重クロ
ム酸ソーダ水浴液による陰極処理法によυ容易に形成で
きる。
あるため孔食抑制効果がない上、８ｎが上）−にある丸
め、本発明のような塗膜下腐東抑制効釆は期待できない
ことである。ｔた、最上層のクロム水和酸化物ノーは塗
装性、耐食性を高めるが、金属Ｃｒ換真で０５ＩＩ９／
ｍ を下限厚みとしたのは、これ以下の皮膜量では塗
料密着性能、耐食性能が劣化するのである。ｔた、上限
厚みを２０ ｒＪ９／ｍ２としたのは、これ以上の皮膜
量では耐食性への寄与が一定となるばかりでなく、溶接
性も損うなど利点がなくなる丸めである。このクロム水
利酸化物層は公知の電解クロム酸処理法あるいは重クロ
ム酸ソーダ水浴液による陰極処理法によυ容易に形成で
きる。
上述のごとき皮膜構成の缶用鋼板は塗装耐食性にすぐれ
ているのみならず、溶接性、例えば、スードロニツタ溶
接などのワイヤウェルド方式溶接にもすぐれており、缶
用鋼板としては従来にない特性を有するものである。次
に実施例及び比較例とともに挙げてさらに詳細に説明す
ることとする。
ているのみならず、溶接性、例えば、スードロニツタ溶
接などのワイヤウェルド方式溶接にもすぐれており、缶
用鋼板としては従来にない特性を有するものである。次
に実施例及び比較例とともに挙げてさらに詳細に説明す
ることとする。
ブリキ原板（板厚０．２２１１ｍ１＋、テンノ母−饗Ｔ
−４材）にフェロスタン浴により各種厚みに錫め−）ｉ
を施し、その上に、ワット浴により各種厚みの二、ケル
めっきを施した。さらに、その上にクロム換算で各種厚
みのクロム水利酸化物層を形成せしめたものを評価試験
に供した。クロム水和酸化物層の形成は重クロム酸ソー
ダ２０１／／ｌ を含む浴を用い、１０ Ａ／ ｄｍ
２の電流密度で陰極電解処理によった。浴温は４５℃と
した。溶接性試験は次の方法によった。即ち、スードロ
ニ、タタイプ溶接機を用いて、周波数４００Ｈｚ、溶接
速＠５０ｍ／ｗｉｍ。
−４材）にフェロスタン浴により各種厚みに錫め−）ｉ
を施し、その上に、ワット浴により各種厚みの二、ケル
めっきを施した。さらに、その上にクロム換算で各種厚
みのクロム水利酸化物層を形成せしめたものを評価試験
に供した。クロム水和酸化物層の形成は重クロム酸ソー
ダ２０１／／ｌ を含む浴を用い、１０ Ａ／ ｄｍ
２の電流密度で陰極電解処理によった。浴温は４５℃と
した。溶接性試験は次の方法によった。即ち、スードロ
ニ、タタイプ溶接機を用いて、周波数４００Ｈｚ、溶接
速＠５０ｍ／ｗｉｍ。
う、デ巾０．６■、加圧力４５ｋＩＩの溶接条件で溶接
を行ない、散り発生がなく、接合部強度が引き裂き試験
によって耐えうる強度の範囲のものを溶接適正範囲とし
た。試験結果を表−１に示す。
を行ない、散り発生がなく、接合部強度が引き裂き試験
によって耐えうる強度の範囲のものを溶接適正範囲とし
た。試験結果を表−１に示す。
愈お、表−１におけるＵＣＣ試験（耐食性試験）とは次
のような方法である。
のような方法である。
ＵＣＣ試験：工Ｉキシフェノール系塗料を５０１１１ｉ
／ｄｍ”の厚みに焼付け（焼付条件２１０℃×１０分）
。
／ｄｍ”の厚みに焼付け（焼付条件２１０℃×１０分）
。
力、ターでクロスカットを入れた後、１．５１食塩。
１．５嗟クエン酸を含む水溶液中に５０℃で３日間浸漬
し、塗膜下腐食の有無を観察した。
し、塗膜下腐食の有無を観察した。
表−１に示す試験結果から明らかなように、０、 ｌ〜
ｓ、６ ｌ／Ｊ厚みの錫めっき上に０．０３〜３．５１
１７ｍ ２厚みのニッケルめっき層を有し、さらに、最
上Ｉ−にクロム換算で０．５〜２０１１ｑｉ１７ｍ’の
クロム水和酸化物層を有するめっき鋼板は耐食性にすぐ
れているのみならず溶接適正をも備えた缶用素材である
といえる。
ｓ、６ ｌ／Ｊ厚みの錫めっき上に０．０３〜３．５１
１７ｍ ２厚みのニッケルめっき層を有し、さらに、最
上Ｉ−にクロム換算で０．５〜２０１１ｑｉ１７ｍ’の
クロム水和酸化物層を有するめっき鋼板は耐食性にすぐ
れているのみならず溶接適正をも備えた缶用素材である
といえる。
Claims (1)
- ０、１〜５．６ ｆｌ ７ｍ”の錫めっき上に０．０３
〜３，５ ｆｉ／ｍ２のニッケルめっき層を有し、さら
に、その上層にクロム換算で０．５〜２０ｍ９７ｍ”の
クロム水和酸化物層を有することを特徴とする高耐食性
缶用鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8459182A JPS58199892A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 高耐食性缶用鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8459182A JPS58199892A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 高耐食性缶用鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58199892A true JPS58199892A (ja) | 1983-11-21 |
Family
ID=13834916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8459182A Pending JPS58199892A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 高耐食性缶用鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58199892A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01230794A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-14 | Toyo Kohan Co Ltd | 塗装絞り加工性に優れた高耐食性錫めっき鋼板 |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP8459182A patent/JPS58199892A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01230794A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-14 | Toyo Kohan Co Ltd | 塗装絞り加工性に優れた高耐食性錫めっき鋼板 |
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