JPS58199079A - 金属管内面のモルタルライニング法 - Google Patents

金属管内面のモルタルライニング法

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JPS58199079A
JPS58199079A JP8216082A JP8216082A JPS58199079A JP S58199079 A JPS58199079 A JP S58199079A JP 8216082 A JP8216082 A JP 8216082A JP 8216082 A JP8216082 A JP 8216082A JP S58199079 A JPS58199079 A JP S58199079A
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JP
Japan
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lining
cast iron
pipe
mortar
iron pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP8216082A
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English (en)
Inventor
Torao Ito
伊藤 虎夫
Yukio Saito
斎藤 幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属管、特に鋳鉄管の内面にセメントモルタル
をライニングする方法に関するものである。
鋳鉄管の内面を防食する方法として、鋳鉄管の内面にセ
メントモルタルをライニングし、次いで、このライニン
グ層を蒸気養生等により硬化(セメントの水利反応によ
る硬化)させる方法があるが、硬化によるライニング層
の収縮があり、硬化後のライニング層と鋳鉄管内面との
間での剥離が避けられず、ライニング層を鋳鉄管内面に
充分強固に固着で負ないといった問題がある。
このため、上記セメントモルタルに膨張剤(例えば40
a0.3A1203. so2 )を配合することが公
知であるが、膨張剤の配合量が過剰であれば、モルタル
ライニング層の過大膨張のためにライニング層に大なる
周方陶工縮応力が作用してライニング層にクラック(膨
張破壊)が発生するし、一方、配合量が不足すれば、ラ
イニング層を鋳鉄管内面に充分強固に固着できない。
か\る不利を解消するために、鋳鉄管内面とモルタルラ
イニング層との間を接着性樹脂、例えばエポキシ樹脂で
接着することが考えられる。
しかしながら、鋳鉄管とモルタルライニング層とが直接
接触している場合は、例えば鋳鉄管を水道管として使用
するとき、セメントモルタルライニング層中の遊離石灰
がその浸透水のために鋳鉄管内面に接触し、鋳鉄管内面
をca(OH)2のために不銹化できる利点があるが、
鋳鉄管内面とモルタルライニング層をエポキシ樹脂等の
難透水性層で接着【7てしまりと、上記aa(oH)2
の鋳鉄管内面への接触がその難透水性層で遮断されてし
まい、か\る利点を保持できないといった不利がある。
本発明に係る金属管内面のモルタルライニング法は、上
述の点に鑑みて発明された方法であり、金属管内面に部
分的に硬化性接着剤を塗布し、而るのち、金属管内面の
全面にセメントモルタルをライニングし、次いで該ライ
ニング層を養生すると共に上記接着剤を硬化させること
を特徴とする方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に係るライニング方法の実施対象は金属管中、特
にダクタイル鋳鉄管である。
本発明を実施するには、鋳鉄管を遠心カライニング用の
アンダーロール上に載置し、鋳鉄管を回転させつつスプ
レーガン等により鋳鉄管の内面の一部分に熱硬化性接着
剤、例えばエポキシ樹脂系接着剤を塗布する。このエポ
キシ樹脂系接着剤には、後述するモルタル蒸気養生時間
(35〜55°Cの温度下で約3時間の蒸気養生)で除
硬化するものを用いる。
上記接着剤の塗布箇所は、管側端部(モルタルライニン
グの乾燥収縮の著しい部分)、アンダーロール当り部分
、転当り部分(振動によりライニングの剥離が生じ易い
部分)における管内面部分等とすることが好ましく、そ
の塗布中は通常100〜200闘である。
鋳鉄管内面に熱硬化性接着剤を塗布したのちは、鋳鉄管
内に所定量のセメントモルタルを投入し、上記アンダー
ロールにより鋳鉄管を、重力の約50倍の遠心力を与え
るように高速回転させて、管内面にセメントモルタルを
ライニングする。セメントモルタルには、セメント:砂
比(重量比)がl:1.5〜2.2、水セメント比が約
0.4のものを使用する。
セメン士ライニングの後は、35〜55°Cの温度で3
時間以上蒸気養生を行い、ライニング層を硬化させると
共に上記接着剤を硬化させる。
上記養生後は、ライニング層を布等で覆って撒水し、通
常7日間以上の撒水養生を行う。
本発明に係る金属管内面のモルタルライニング法は上述
した通りの方法であり、口径1500φのダクタイル鋳
鉄管を本発明によりモルタルライニングし、剥離試験を
行ったところ、ライニング層の剥離があったのは0.1
%にすぎなかった。これに対し、接着剤を使用しない場
合の剥離発生率は10.6%であった。
本発明に係る金属管内面のモルタルライニング法は、上
述した通りの方法であり、金属管内面に硬化性接着剤を
塗布したのち、モルタルライニングを行い、このライニ
ングの養生時、その養生熱で硬化性接着剤を硬化させて
いるから、ライニング層と金属管内面とを充分強固に固
着できる。この場合、モルタルに膨張剤を添加する必要
がないか、添加するとしても上記ライニング層と金属管
内面との接着剤による固着のために小量でよいから、ラ
イニング層の過大膨張によるそのクラック発生を回避で
きる。
又、上記硬化性接着剤の塗布を部分的に行っているから
、モルタルライニング層を金属管内面の大部分に接着剤
層を介することなく直接に面接でき、モルタルライニン
グ層のアルシカ9分(石灰分)を水の存在下、この金属
管内面の大部分に接触させ得、その大部分を不銹化でき
る。
更に、モルタルライニング層の養生熱で硬化性接着剤を
硬化させているから、その硬化のための特別の工程を必
要とせず、工程的にも有利である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  金属管内面に部分的に硬化性接着剤を塗布し
    、而るのち、金属管内面の全面にセメントモルタルをラ
    イニングし、次いで該ライニング層を養生すると共に上
    記接着剤を硬化させることを特徴とする金属管内面のモ
    ルタルライニング法。
JP8216082A 1982-05-14 1982-05-14 金属管内面のモルタルライニング法 Pending JPS58199079A (ja)

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