JPS59101266A - 耐食性を有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法 - Google Patents
耐食性を有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法Info
- Publication number
- JPS59101266A JPS59101266A JP21201982A JP21201982A JPS59101266A JP S59101266 A JPS59101266 A JP S59101266A JP 21201982 A JP21201982 A JP 21201982A JP 21201982 A JP21201982 A JP 21201982A JP S59101266 A JPS59101266 A JP S59101266A
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- JP
- Japan
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- powder
- cast iron
- casting
- inside surface
- corrosion resistance
- Prior art date
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D13/00—Centrifugal casting; Casting by using centrifugal force
- B22D13/02—Centrifugal casting; Casting by using centrifugal force of elongated solid or hollow bodies, e.g. pipes, in moulds rotating around their longitudinal axis
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はその外内面に耐食性のあるＳ１富化層を一体に
有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法に関する。
有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法に関する。
ダクタイル鋳鉄管は他の材料に比較すると一般的に耐食
性に優れているため、例えば上下水道、１栗用水、Ｉｔ
業用水、その他ガス、電気関連等の′配管部材として広
く利用されている。そして又、さらに耐食性が必要とさ
れる場合では、内面にはセメントライニング、外面には
適宜塗装を施して使用に供することも実施されている。
性に優れているため、例えば上下水道、１栗用水、Ｉｔ
業用水、その他ガス、電気関連等の′配管部材として広
く利用されている。そして又、さらに耐食性が必要とさ
れる場合では、内面にはセメントライニング、外面には
適宜塗装を施して使用に供することも実施されている。
しかし、近年における用途の拡大に伴い、その埋設土壌
条件などのダクタイル鋳鉄管をとりまく腐食環境がます
ます厳しいものとされ、この苛酷な使用条件にも対応で
きるようその耐食性の一層の改善かもとめられている。
条件などのダクタイル鋳鉄管をとりまく腐食環境がます
ます厳しいものとされ、この苛酷な使用条件にも対応で
きるようその耐食性の一層の改善かもとめられている。
本発明はこのような技術的課題に鑑み、外内面に８１富
化層を一体に有する特に耐食性の優れたダクタイル鋳鉄
管を遠心力ｉ進法により工業的に製造するための好適な
製造方法を提供するものである０ 本発明の方法では、目的とするＳ１富化層を有するダク
タイル鋳鉄管を以下のようにしてＣｊ造する○まず鋳造
に供する遠心力鋳造用金枠＋１１には、第１図に示す如
く、その内面に所要のコーティング（２）を施しておく
とともに、さらにその上（内面）にＦｅ −Ｓｉ粉末（
３）を均一に焼き付けて被覆しておく。
化層を一体に有する特に耐食性の優れたダクタイル鋳鉄
管を遠心力ｉ進法により工業的に製造するための好適な
製造方法を提供するものである０ 本発明の方法では、目的とするＳ１富化層を有するダク
タイル鋳鉄管を以下のようにしてＣｊ造する○まず鋳造
に供する遠心力鋳造用金枠＋１１には、第１図に示す如
く、その内面に所要のコーティング（２）を施しておく
とともに、さらにその上（内面）にＦｅ −Ｓｉ粉末（
３）を均一に焼き付けて被覆しておく。
上記コーティング（２）には通常使用されているレジン
サンドコーティング、珪藻土のウェットスプレーコーテ
ィングのいずれも使用可能である。このコーティング（
２）は断熱作用を果し、金枠（１）を保護するとともに
、鋳造管の凝固を遅らせＦｅ −Ｓｉ粉末（３）の溶解
促進にも寄与する。−なお金枠（１＋のコーティング（
２）は鋳造管の肉厚に反比例して厚くする必要がある。
サンドコーティング、珪藻土のウェットスプレーコーテ
ィングのいずれも使用可能である。このコーティング（
２）は断熱作用を果し、金枠（１）を保護するとともに
、鋳造管の凝固を遅らせＦｅ −Ｓｉ粉末（３）の溶解
促進にも寄与する。−なお金枠（１＋のコーティング（
２）は鋳造管の肉厚に反比例して厚くする必要がある。
一方この上に均一に被覆されるＦｅ −Ｓｉ粉末（３１
については、Ｓ１含有量４５〜８０ｑ６、更に好ましく
はＳ１含有景５０−７５ ％のものが使用される。そし
てこのＦｅ−８ｉ粉末（３１は、好ましくはレジン粉末
とともに上記コーティング（２）内面に焼き付けられる
。すなわち、このレジン粉末の配合はＦｅ −Ｓｉ粉末
からＳｌを溶湯に均一に溶解せしめるのに効果がある。
については、Ｓ１含有量４５〜８０ｑ６、更に好ましく
はＳ１含有景５０−７５ ％のものが使用される。そし
てこのＦｅ−８ｉ粉末（３１は、好ましくはレジン粉末
とともに上記コーティング（２）内面に焼き付けられる
。すなわち、このレジン粉末の配合はＦｅ −Ｓｉ粉末
からＳｌを溶湯に均一に溶解せしめるのに効果がある。
またＦｅ −Ｓｉ粉末（３）ＫはＣａ、 Ｂａを含むも
のを使用するのもよい。この場合にはＦｅ −Ｓｉ粉末
の溶は込みを容易にする効果が得られる。なおＦｏ −
Ｓｉ粉末（３）の粒度については３５〜２００メツシュ
程度のものを使用すればよく、またその焼き付は被着量
は通常ｌ−２闘厚もしくは鋳込み溶湯量のｌ俤以上が必
要である。
のを使用するのもよい。この場合にはＦｅ −Ｓｉ粉末
の溶は込みを容易にする効果が得られる。なおＦｏ −
Ｓｉ粉末（３）の粒度については３５〜２００メツシュ
程度のものを使用すればよく、またその焼き付は被着量
は通常ｌ−２闘厚もしくは鋳込み溶湯量のｌ俤以上が必
要である。
しかして上記処理が施された金枠（１）内には、所定の
回転状態の下に鋳鉄溶湯が鋳込まれる。そしてその注湯
作業が完了したならば、直後第２図に示す如く、その鋳
造管（溶湯）（４）内面にＦｅ −Ｓｉ粉末（５）を今
度は均一に散布する。ここで使用するＦｅ−Ｓｉ粉末＋
５１ ｔｉｔ上記外層用のものに比較して若干細粒のも
のを使用する必要がある。このＦｅ −Ｓｉ粉末（５）
の散布方法は、図示の如く専用トラフ（６）を使用し、
鋳造管（４）の内面全長に亘り同時に行なうのが最適で
ある。
回転状態の下に鋳鉄溶湯が鋳込まれる。そしてその注湯
作業が完了したならば、直後第２図に示す如く、その鋳
造管（溶湯）（４）内面にＦｅ −Ｓｉ粉末（５）を今
度は均一に散布する。ここで使用するＦｅ−Ｓｉ粉末＋
５１ ｔｉｔ上記外層用のものに比較して若干細粒のも
のを使用する必要がある。このＦｅ −Ｓｉ粉末（５）
の散布方法は、図示の如く専用トラフ（６）を使用し、
鋳造管（４）の内面全長に亘り同時に行なうのが最適で
ある。
以上のような本発明の方法によると、金枠（１）内に注
入された溶湯（４）は、まずコーティング（２）表面に
焼き付けられたＦｅ −Ｓｉ粉末（３）を溶解しながら
金枠（ｌに近い肉厚部分から順次凝固して行くが、この
さいＦｅ −Ｓｉ粉末（３）の溶解は鋳造管（４１の外
層部のみで行なわれるので、その外層の一定肉厚部分に
所期目的とするＳ１富化層を一体に形成することができ
る。−１鋳造管（４）忙はその鋳込み直後に内面からＦ
ｅ −Ｓｉ粉末（５）が散布されるため、やはりその内
層部にもＳｌの溶解が行なわれ、その内層の一定肉厚部
分にも所期目的とするＳ１富化層を一体に形成すること
ができ°る。なお内層部については、遠心力によるＰ’
ｅ −Ｓｉ粉末（５）の分離作用が現われるため、その
叡布崩は外層部に施す景よシも若干多くする必要がある
。
入された溶湯（４）は、まずコーティング（２）表面に
焼き付けられたＦｅ −Ｓｉ粉末（３）を溶解しながら
金枠（ｌに近い肉厚部分から順次凝固して行くが、この
さいＦｅ −Ｓｉ粉末（３）の溶解は鋳造管（４１の外
層部のみで行なわれるので、その外層の一定肉厚部分に
所期目的とするＳ１富化層を一体に形成することができ
る。−１鋳造管（４）忙はその鋳込み直後に内面からＦ
ｅ −Ｓｉ粉末（５）が散布されるため、やはりその内
層部にもＳｌの溶解が行なわれ、その内層の一定肉厚部
分にも所期目的とするＳ１富化層を一体に形成すること
ができ°る。なお内層部については、遠心力によるＰ’
ｅ −Ｓｉ粉末（５）の分離作用が現われるため、その
叡布崩は外層部に施す景よシも若干多くする必要がある
。
次に本発明の具体的な実施例を掲げて説明する。
〈実施例〉
２５０ ’ ｘ ５ （）（）／の鋳造部寸法を有する
遠心力鋳造用金枠（モールド）を使用し、下記の鋳造条
件の下にＳｉ富化層を外内に一体に有するダクタイル鋳
鉄管を鋳造した。
遠心力鋳造用金枠（モールド）を使用し、下記の鋳造条
件の下にＳｉ富化層を外内に一体に有するダクタイル鋳
鉄管を鋳造した。
鋳造条件
金枠コーティ ング ウェットスプレー ｏ、
ｅ ｗ外層用Ｆｅ −Ｓｉ粉末 ７ｏ０ｆ／ １
．２ｍｍ （溶湯量溶湯鋳込量 ７ＯＫ９ （ダクタイル鋳鉄 。３．５や、Ｓｌ ２．３％ ） 灼込温度 １３５０℃ ＧＮｏ ６０内層
用Ｆｅ −Ｓ１粉末 １０５ｏｇ（１０５ｏ景鋳造
結果 外面層及び内面層共２ ＭＭ厚に亘ｆｉ Ｓｌ ３．０
％以上を含有するＳ１富化層を一体に有する２５０”
Ｘ ５００’×２５′のダクタイル鋳鉄管が鋳造された
。
ｅ ｗ外層用Ｆｅ −Ｓｉ粉末 ７ｏ０ｆ／ １
．２ｍｍ （溶湯量溶湯鋳込量 ７ＯＫ９ （ダクタイル鋳鉄 。３．５や、Ｓｌ ２．３％ ） 灼込温度 １３５０℃ ＧＮｏ ６０内層
用Ｆｅ −Ｓ１粉末 １０５ｏｇ（１０５ｏ景鋳造
結果 外面層及び内面層共２ ＭＭ厚に亘ｆｉ Ｓｌ ３．０
％以上を含有するＳ１富化層を一体に有する２５０”
Ｘ ５００’×２５′のダクタイル鋳鉄管が鋳造された
。
以上に述べた如く、本発明の方法によれば遠心力鋳造に
よるダクタイル鋳鉄管の鋳造にさいし、その鋳造工程を
若干改変工夫することにより、簡単に外内面（７Ｓｉ富
化層を一体に有するところの耐食性の優れたダクタイル
鋳鉄管を得ることができる。従って、本発明の方法はダ
クタイル鋳鉄管の耐食性を一層向上するための技術手段
として利用価値大なるものである。
よるダクタイル鋳鉄管の鋳造にさいし、その鋳造工程を
若干改変工夫することにより、簡単に外内面（７Ｓｉ富
化層を一体に有するところの耐食性の優れたダクタイル
鋳鉄管を得ることができる。従って、本発明の方法はダ
クタイル鋳鉄管の耐食性を一層向上するための技術手段
として利用価値大なるものである。
第１図は本発明で使用される遠心力鋳造用金枠の内面処
理状況を示す断面図である。第２図は金枠内における溶
湯鋳込み後のＦｏ −Ｓｉ粉末散布状況を示す断面図で
ある。
理状況を示す断面図である。第２図は金枠内における溶
湯鋳込み後のＦｏ −Ｓｉ粉末散布状況を示す断面図で
ある。
Claims (1)
- １、 ダクタイル傍鉄管を遠心力鋳造するにさいし、内
面に所要のコーティングを施すとともにさらにその上に
Ｆｅ −Ｓｉ粉末を焼き付けした金枠に鋳鉄溶湯を鋳込
み、該溶湯の鋳込み完了後その内面にＦｅ −Ｓｉ粉末
を均一に散布することを特徴とする耐食性を有するダク
タイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21201982A JPS59101266A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 耐食性を有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21201982A JPS59101266A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 耐食性を有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59101266A true JPS59101266A (ja) | 1984-06-11 |
| JPH0245538B2 JPH0245538B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=16615526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21201982A Granted JPS59101266A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 耐食性を有するダクタイル鋳鉄管の遠心力鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59101266A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115430820A (zh) * | 2022-09-28 | 2022-12-06 | 河北津西钢铁集团重工科技有限公司 | 一种离心铸造铸铁辊套的方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825300A (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-02 | ||
| JPS5065418A (ja) * | 1973-10-13 | 1975-06-03 | ||
| JPS5372731A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-28 | Kubota Ltd | Method of coating metal mold for centrifugal casting |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP21201982A patent/JPS59101266A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825300A (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-02 | ||
| JPS5065418A (ja) * | 1973-10-13 | 1975-06-03 | ||
| JPS5372731A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-28 | Kubota Ltd | Method of coating metal mold for centrifugal casting |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115430820A (zh) * | 2022-09-28 | 2022-12-06 | 河北津西钢铁集团重工科技有限公司 | 一种离心铸造铸铁辊套的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0245538B2 (ja) | 1990-10-09 |
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